湊かなえのレビュー一覧

  • 猫が見ていた

    Posted by ブクログ

    映画「朽ちない桜」つながりで、この作品に。
    短編集の中で、気に入ったのはふたつ。

    ・泣く猫 柚月裕子
     17年音信不通であった母が死んで、真紀は母の住処に訪れる。母の同僚サオリが弔問に訪れる。
    母が大切にしていた猫・マキは母のために泣いたという。

    P.76

    (中略) あっけらかんとした人生じゃなかったと思うよい サオリは俯いたまま、自分のことのように語る。
    「男に夢中になると、ほかが見えなくなっちゃう。男と別れたあと、自分がしでかしたことを後悔する。そんときは、もう男なんかいらないって思うけど、好きなやつができ ると、また突っ走る。そして別れて悔いての繰り返し、心底、自分で自分がいやに

    0
    2024年07月03日
  • 時の罠

    Posted by ブクログ

    神様の罠に続いて読んだ4名の作家さんによる時をテーマにしたアンソロジー。
    神様の罠は個人的にいまひとつだったがこちらはどれも面白かった♪
    辻村深月さんは神様の罠も良かったけどこちらも◎
    万城目学さん、米澤穂信さんは"ぶっ飛んだ"お話で面白かった!
    湊かなえさんも読後は暖かい気持ちになる作品。

    ページ数も多くないのであっという間に読み終わりました☆

    0
    2024年05月21日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    過去と現在の回想が混ざり合い、霧の中を歩くような不気味な感覚に終始包まれていました。物語が進み、姉の正体について一つの答えが出た後も、その居心地の悪さは消えることがありません。むしろ、家族だからこそ見落としてしまう、あるいは見て見ぬふりをしてしまう「歪み」が浮き彫りになり、背筋が凍る思いでした。読後も「自分にとっての『ほんもの』とは何か」を問い続けられる、湊かなえさんらしい毒のある傑作です。

    0
    2026年03月27日
  • 猫が見ていた

    Posted by ブクログ

    タイトルに「猫」が付いてると やっぱり手に取ってしまいます。
    しかも 錚々たるメンバーのアンソロジー…の割にパッとしない感じがしました。
    加納朋子さんが良かったかな

    0
    2024年05月01日
  • 境遇

    Posted by ブクログ

    湊かなえさんの未読の作品を読みたいと思い手に取った。
    途中で展開が読めてしまったものの、先が気になり一気読み。
    イヤミスではなく読後感がいい作品だった。
    解説の「人は生まれた環境でその後の人生が決まるのではなく、人生は自分で作っていけるものだというメッセージを込めたい」という湊さんの想いが素敵だなと思った。
    「あおぞらリボン」もとても素敵なお話だった。
    カラーで読んでみたい。

    0
    2026年04月25日
  • 山猫珈琲 下巻

    Posted by ブクログ

    湊かなえが島に暮らしている主婦という、ふんわりした情報は知ってたけど、こんなにアグレッシブな方だとは思っていなかった、、笑

    特にトンガの話は繰り返しあって、余程印象深い経験だったんだなぁって思った。

    特別収録のドラマ脚本「ラスト・エレベーターガール」は、こんなに明るいラブストーリー書いてたんだってなったし、ラジオドラマ脚本の「答えは、昼の月」は、嫁姑関係については小説の感じちょっと出てたけど、それでもかなりライトな内容だった。

    0
    2024年02月16日
  • 時の罠

    Posted by ブクログ

    「タイムカプセルの八年」辻村深月
    ひるま先生なぁー、、、こんな先生、小学生には人気だけど大人になってから考えるとこんな人無理、、ていうタイプの先生いるよね。熱血、金八先生の真似事、、
    ただそれだけじゃない、これは浮世離れした大学教授の父親と小学校教師を目指す息子の話。

    「トシ&シュン」万城目学
    芥川龍之介の杜子春が関係あるかと思ったらたぶんないのかな?それとももう少し深読みすれば関係してるのかな?と。神様の目線の話は畠中恵さんを思い出した。

    「下津山縁起」米澤穂信
    なんとスケールのでかい!!米澤穂信さんがやってくれたなぁって思った。現実を追い越したタイミングあたりでゾクゾクしてきた。

    0
    2024年02月04日
  • 山猫珈琲 下巻

    Posted by ブクログ

    何個か話がかぶる事があったのでなんでだろうと思ったけどいろんなエッセイを集めた本だからかな!?

    賞をとった脚本も原文が載せられていて見てみたいと思っていたのでかけて面白かった。脚本の原本ってあんな感じなんだな。

    0
    2024年01月11日
  • 猫が見ていた

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    登場人物が作家やら出版関係者やらが多くて猫だけじゃなく職業のしばりもあったっけ?と思ってしまった。おそらく書きやすいんだろうけどこうも同じような職業の人がでてくるとちょっと飽きてしまうところはあったかな...。
    三べんまわってニャンと鳴くが一番好みだった。アプリゲームの話からまさか主人公のあんな話が出てくるなんて。青信号渡ってたら急に車突っ込んできた!みたいな衝撃だったけど、ナナちゃんの不幸話で一気にチープになってしまった。あのまま主人公の鬱々とした気持ちを昇華してくれたら...と思うのは完全にわたしの好みです。

    0
    2023年11月14日
  • サファイア

    Posted by ブクログ

    不穏な空気がずっと流れていたのに意外と最後に救いがある話が多くてびっくりした。なんでこんなにずっと不穏な感じを出せるのか。

    0
    2023年09月01日
  • 山猫珈琲 上巻

    Posted by ブクログ

    『告白』のイメージが強い湊かなえ先生のエッセイ。
    淡路島やサイクリング、お子さんのこと、外国での自身の作品の評価についてなど話題が多岐にわたって面白い。
    ものすごく独自の見解があるわけではないが、さらりと読みやすく、気楽に読めた。

    0
    2023年04月19日
  • 猫が見ていた

    Posted by ブクログ

    猫が大好きです。タイトルと企画の面白さに惹かれて購入しました。
    「猫が見ていた」というテーマで、現代の人気作家が執筆された短編小説集です。
    色々な小説家の作品を一気に読むことができたのも良かったです。

    0
    2023年03月26日
  • 母性(新潮文庫)

    購入済み

    さすが

    湊かなえっていう名前だけで読むしかない小説。
    面白かった。

    0
    2023年02月21日
  • 時の罠

    Posted by ブクログ

    辻村深月さん、万城目学さん、米澤穂信さん、湊かなえさんの〈時〉をテーマにしたアンソロジー。辻村さんのタイムカプセルを題材に書かれたもの。私も小6の時、タイムカプセル埋めたけど、あの後どうなったんだろ。何を入れたかも全く覚えてないし、大した物入れてないんだろな。米澤さんのはよくわからなかった。湊さんのは、短編だけどよくできていて、面白かった。

    0
    2023年02月04日
  • 猫が見ていた

    Posted by ブクログ

    『猫が見ていた』
    湊かなえ、有栖川有栖、柚月裕子、北村薫、井上荒野、東山彰良、加納朋子/文春文庫
    .
    猫にまつわる短編集。
    加納朋子さんの「三べんまわってニャンと鳴く」は絶望感からやけになっていても、実はちょっとしたことが周りを勇気づける力を持っていたり、描かれていないけど将来に希望を持てる話でよかった。
    .

    0
    2022年11月11日
  • 境遇

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    『告白』に代表される、なんともいえないとろりとした重苦しさに胸がつまる感覚を勝手に期待していたので、正直読後感は湊かなえっぽくないなと思ってしまった。制限の多いテレビドラマありきで描かれた作品のせいだろうか。
    それでも、限られた登場人物と極めて狭い空間設定にも関わらず、「こうだろうな」という予想をさらにひとひねりで超えていくストーリー性は流石だ。

    新聞記者の晴美はひとつひつ証拠を積み重ねて安易に判断しない慎重さがあるのに、ずいぶんと見通しの甘い計画を立てたものだなと思う。扱いやすい子供だったと自負しているが、陽子に気づいてほしいと願う姿は、まるで構ってほしいと問題行動を起こす子供のようだ。緻

    0
    2026年03月05日
  • 猫が見ていた

    Posted by ブクログ

    猫がお話に出てくるとファンタジー要素が多く、非現実的に感じると思います。
    ですが、ここに出てくるお話は現実とマッチしていてリアリティがあり楽しく読めました。

    0
    2022年09月15日
  • 猫が見ていた

    Posted by ブクログ

    猫好きなのと、割と好きな作家が入ってたので、読んでみた。
    さらっと読めた。
    やっぱり猫は不思議な生き物だな。
    絵になるというか、物語になる。

    0
    2022年09月01日
  • 時の罠

    Posted by ブクログ

    面白かった。複数作家の短編集は良いものだなあ、と思った。一番面白かったのは米澤穂信か。ああいうヘンテコな短編が好きなのかもな。よって万城目学のものも好きだった。湊かなえのものはシンプルに良い物語だと思った。辻村深月の作品はやはり俺の体質に合わない。女性だからか? と思ったが湊かなえもいるので違うらしい。なんというかな、人物が単調で「良い話」を見せられているとだけ。回想形式を交える物語が好きなのかもしれない。短編というのはどれも、それぞれの人生のハイライトを切り取ったような、一人だけの物語という気がした。

    0
    2022年07月25日
  • 時の罠

    Posted by ブクログ

    ”時間“をテーマにした4人の作家たちの競演

    辻村深月「タイムカプセルの八年」
    不器用な父親と息子の物語、ジワリと涙腺がやられるやつです。

    万城目学「トシ&シュン」
    この人の感性は本当に面白い。
    “時間”をテーマにしたとき、よくこの発想へたどりつくなと、感心してしまう。

    米澤穂信「下津山縁起」
    今度の時間は気の遠くなるほどの長さ。
    “時間”という概念について少し前いろいろ本が出ていたけど、”知性“という概念と合わせて編年体にして描く、お上手です。

    湊かなえ「長井優介へ」
    “イヤミスの女王“と言われた作者らしい短篇。でも最後に少し光が見え読後感がいい。

    辻村深月と湊かなえが少しかぶり気味

    0
    2022年07月21日