湊かなえのレビュー一覧

  • 猫が見ていた

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    猫がお話に出てくるとファンタジー要素が多く、非現実的に感じると思います。
    ですが、ここに出てくるお話は現実とマッチしていてリアリティがあり楽しく読めました。

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    2022年09月15日
  • 猫が見ていた

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    猫好きなのと、割と好きな作家が入ってたので、読んでみた。
    さらっと読めた。
    やっぱり猫は不思議な生き物だな。
    絵になるというか、物語になる。

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    2022年09月01日
  • 時の罠

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    面白かった。複数作家の短編集は良いものだなあ、と思った。一番面白かったのは米澤穂信か。ああいうヘンテコな短編が好きなのかもな。よって万城目学のものも好きだった。湊かなえのものはシンプルに良い物語だと思った。辻村深月の作品はやはり俺の体質に合わない。女性だからか? と思ったが湊かなえもいるので違うらしい。なんというかな、人物が単調で「良い話」を見せられているとだけ。回想形式を交える物語が好きなのかもしれない。短編というのはどれも、それぞれの人生のハイライトを切り取ったような、一人だけの物語という気がした。

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    2022年07月25日
  • 時の罠

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    ”時間“をテーマにした4人の作家たちの競演

    辻村深月「タイムカプセルの八年」
    不器用な父親と息子の物語、ジワリと涙腺がやられるやつです。

    万城目学「トシ&シュン」
    この人の感性は本当に面白い。
    “時間”をテーマにしたとき、よくこの発想へたどりつくなと、感心してしまう。

    米澤穂信「下津山縁起」
    今度の時間は気の遠くなるほどの長さ。
    “時間”という概念について少し前いろいろ本が出ていたけど、”知性“という概念と合わせて編年体にして描く、お上手です。

    湊かなえ「長井優介へ」
    “イヤミスの女王“と言われた作者らしい短篇。でも最後に少し光が見え読後感がいい。

    辻村深月と湊かなえが少しかぶり気味

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    2022年07月21日
  • 江戸川乱歩傑作選 鏡

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    はじめての江戸川乱歩作品。短編集だがぐんぐん引き込まれる。古い作品なのにどれも人間心理を上手く利用していて共感、そして驚嘆する。
    殺人を犯す登場人物たちの語り口調も独特。皆に共感を誘い、自分がどれほど愚かなのかを理解しつつも読み手(聞き手)にも理解してほしいと叫んでいるよう。
    なにをしても退屈で仕方ない、というのはわたしも同じだ。だが暇つぶしで殺人トリックを考えたり、ましてや実行したりすることはできない。だから興味深い。ひとつの作品に2つも3つもトリックがあり江戸川乱歩の手数にも驚いた。
    明智小五郎や少年探偵団など他作品も読んでみたい。

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    2022年07月16日
  • 山猫珈琲 下巻

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    等身大の日常、トンガ赴任時、出会った本、デビューするまでの日々等のエピソードが満載で、特別収録の2作も映像やラジオから流れているのを想像しながら楽しく読めた。猫のイラストは...そうだったのね! とビックリ! 次のエッセイは猫中心でお願いします。

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    2022年07月09日
  • 山猫珈琲 上巻

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    上巻は山と珈琲+美味しいものとちょっぴり猫が盛り込まれたエッセイ集。心理戦が盛り込まれた小説とは一線を画した著者の等身大の姿が露わになる...。淡路島に訪れたくなること必至です(笑)
    猫ウエイトが増えることを期待して下巻に突入します。

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    2022年07月07日
  • 山猫珈琲 下巻

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    島での生活の様子、青年海外協力隊でのトンガの暮らし、ニュージーランドの登山の話がとても興味深かった。猫の話がもっとあると良かったなと思うけど、猫のイラストがたくさんありそれを見るのもかわいい。

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    2022年06月21日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

    ネタバレ 購入済み

    そこそこ

    期待して読んだのがいけなかったのか、なかなか進まない展開に少し疲れながら読んだ。だいたいこうだろうなと思ったとおりに話が進みなんの驚きもなかった。湊かなえ先生の本はいろいろと読んだがこれは読まなくてもよかったかなと思った。

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    2022年06月19日
  • 山猫珈琲 上巻

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    いくつかの新聞社に掲載されたエッセイをまとめた物なので、万人受けするよう守りに入った取り留めのない内容で、小説のような毒や伏線は全くありません。とは言っても湊さんのプライベートや人となり(結構アクティブ!)を少し垣間見れるのはファンとしては嬉しいところです。その中でも娘さんの誕生日の話はとても素敵でホロっとなりました。
    下巻は雑誌掲載物と言うことでもう少し肩の力の抜けた内容も読めるのでしょうか?期待したいです。

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    2022年05月30日
  • 猫が見ていた

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    湊かなえ、有栖川有栖、柚月裕子、北村薫、井上荒野、東山彰良、加納朋子の「猫」に関する作品が味わえる短編集。
    作家陣を見て面白そう!と購入しましたが・・楽しめたのは有栖川有栖と柚月裕子、井上荒野でした。
    (北村薫の作は「中野のお父さん」で既読でした)
    中でも柚月裕子がグッときました。この作品を読むだけでも、価値ありです!

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    2022年05月28日
  • 少女 新装版 プチデザ(1)

    ネタバレ 購入済み

    重い…

    ミステリーだから仕方ないのかもしれませんが、重い話ですね。少女二人ともに心に闇をもっていますが、それがどういう方向に向かうのか気になります。でも人の死を見たいがためにボランティアに参加するなんてひどすぎます。

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    2022年02月26日
  • 山猫珈琲 上巻

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    ネタバレ

    神戸新聞、朝日新聞、日本経済新聞に連載されたエッセイ+特別収録の掌編小説1話でまとめられた一冊。読み進めていくうちに因島育ちで淡路島在住と知った。それぞれの島の魅力を在住者だからこその目線で紹介するエッセイもあり、小説家というより一般人の湊さんを垣間見れるように思う。下巻も読んでみよう。

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    2022年02月20日
  • 山猫珈琲 上巻

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    このエッセイを読んだ後、湊かなえさんがすごく身近に感じられるようになりました。湊かなえファンは読んで損はないと思います。

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    2022年01月16日
  • 時の罠

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    〈時〉をテーマにしたアンソロジー。
    辻村さんは父子の人情話、万城目さんは神様が夢を叶えるトリッキーなファンタジー、米澤さんはSF、湊さんはミステリ。
    アプローチも語りも異なった競演。読みやすく楽しかった。タイムカプセルに始まりタイムカプセルに終わったけれど、二つともパンドラの匣にならなくて良かった。
    個人的に意外性No. 1は米澤さん。

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    2022年01月15日
  • 猫が見ていた

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    「「100万回生きたねこ」は絶望の書か」にこういう考え方もあるのかと読む人によって受け取り方が変わるのだということにハッとさせられた。

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    2022年01月13日
  • 山猫珈琲 上巻

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    淡路島、登山、ボランティア…あとは執筆のことや著書のこと。猫や珈琲のことはあまり書かれていなかったので、下巻に掲載されているのでしょう。

    私の中のイヤミス作家像とは違う、良い意味での普通の女性で…どこから物語が生まれるのかな?とむしろ興味が湧いた。

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    2022年01月13日
  • 山猫珈琲 下巻

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    ネタバレ

    湊さんのエッセイ集。下巻。
    ご本人も巻末で触れているが、猫の話題は少なめ。
    が、挿絵で書かれているイラストが本当に猫好きなんだな、を感じさせる。
    特別収録の脚本賞受賞作は名前も凝っていて楽しめる。

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    2021年12月27日
  • 山猫珈琲 上巻

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    ネタバレ

    湊さんのエッセイ集。上巻。
    最初の公募が川柳で、脚本、小説という流れだったのにちょっと意外性を感じた。
    どの作品も構成とキャラ立ちがすごいので、センスの塊みたいな人を想像していただけに、執筆の苦労話は予想外。ご自身の経験を物語として、一つ一つ形にできているところは本当にすごいと思う。

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    2021年12月27日
  • 時の罠

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    どの話も面白かったが、
    特に湊かなえさんの話が良かった。
    耳の障害で、音が3秒遅れて聞こえる主人公の話。

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    2021年11月27日