湊かなえのレビュー一覧

  • カケラ

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    ずっと語りかけてくる文調が苦手だった。
    ずっと聞き役に回らなければいけないので、集中力が必要で、ほっと一息つけるような場面もなかった。
    内容自体は面白く、整形とかルッキズムの現代ぽいテーマで描かれていたのが印象的だった。

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    2026年07月07日
  • 時の罠

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    ネタバレ

    タイムカプセルに少し憧れる思いもあったが、いざ開けてみると、自分の稚拙さに唖然としそう。それをきっかけとした再開に、醍醐味があるのだろうと思う。
    最後の話が、1番楽しめた。家庭教師の先生ナイス!
    途中まで、湊ワールドに入ると想像したので、少しの意外性も含め楽しめた。

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    2026年07月04日
  • 往復書簡

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    手紙のやり取りによって明かされる連作ミステリ。あの頃の真相は、と手紙が交わされる度に混ざる不穏さが気になる。後日談まで楽しめるし、ここでこの人が繋がってると見つけるのも楽しい。手紙とか長らくしてないし文明が発達した今やからこそあらゆる含みを持ってて良き。

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    2026年07月03日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    城野の周囲の人たちに対するインタビュー形式で進む話。城野が犯人なのかどうか終盤までわからず、周りのひとの話す城野の人物像もバラバラで掴みきれずに読んでいた。
    結局犯人は城野ではなかったし、被害者のネチネチした部分も最後に明かされるのだが人のうける印象やそれを元にした会話がひとり歩きしがちで信用できないことが書かれてる話だった。

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    2026年07月02日
  • 往復書簡

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    手紙のやりとりで話しが進んでいく。
    ここ数日物語を読んでて思うのは、登場人物が増えると情報に追いつけない感じがあって、シンプルな話しが好きなのかもしれない。
    もしくは慣れるかな。

    イヤミス、でも救いがないわけではないので読後感が悪いものでもないけど、感動とかはしなかった。

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    2026年06月30日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    インタビューされた側の台詞で容疑者について語られていく。
    無責任に勝手な事を言う人々の悪意がよく表現されていてとても嫌な気持ちになった。
    表面的な付き合いしかしていない人たちと深い付き合いのある人たちとでは語られる主の印象が違うのは実際にあるだろうなと思った。
    残り1/3は事件関係の資料や勝手な憶測をSNSでやり取りしている部分が載っている。
    変わった手法の作品で一気に読めたけど好みではない・・。

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    2026年06月26日
  • ユートピア

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    海辺の美しい、鼻先町という地方の町で
    出会う、3人の女性、
    古くから続く、商店街の仏具屋の妻、
    堂場菜々子、娘の久美香は幼稚園時代の
    交通事故が原因で車椅子を使用している。
    夫の転勤がきっかけで社宅住まいをしている
    相葉光稀、移住してきた陶芸家の星川すみれ。
    3人は祭りの実行委員として出会い、
    祭りで起きた事件をきっかけに、すみれが作る
    ストラップを使ったボランティア基金、
    「クララの翼」を立ち上げる。

    初めは確かに、善意から始まった「クララの翼」
    それがしだいに周囲から妬まれるようになり、
    噂を流され、悪意へと変わっていく。
    この辺り、田舎の閉塞感あるあるだ。
    3人の女性たちの、表面上は仲良く見えるのに、
    その下に潜む嫉妬や価値観のズレ。
    お互いにかなりの不満を持ちながらの
    微妙な関係がリアル。だが、そんな彼女達の
    関係は、すみれの工房の火災によって、呆気なく
    終わってしまう。

    二人は町を去り、一人残された菜々子は、
    いつか健吾が戻ってきて、金(きん)と一緒に
    町から連れ出してくれないかと想像して希望を
    持つ‥(怖っ)
    姑から習ったという、花のモチーフをひたすら
    編み、鬱憤を晴らす菜々子の姿がなかなか怖い。

    結局、健吾は何者だったのだろう、
    もう少し彼のサイド側からも描いて欲しかった。
    そして、最後の子どもたちの告白の手紙に
    唖然‥そうだったんだ‥

    物語全体を覆う不穏な空気、
    さすがイヤミスの女王の、湊かなえさん、
    読み終わった後の、このモヤモヤ感、
    さすがです笑

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    2026年06月25日
  • 落日

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    湊かなえあるあるだけど、主要な登場人物が複数人いて、章ごとに視点が変わるから「いま誰の話⁉︎」「この話、事件に関係ある〜⁉︎」と思いながら読んだ。全ての話を回収して、一つの真実が出来上がるからすごい。イヤミスというよりは、何が真実なのかというテーマの作品だった。

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    2026年06月24日
  • カケラ

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    有利新とルッキズム 整形美容外科医が自身の周りで起きたルッキズムな出来事をインタビューする形。文字数がすごいので一章読むにも大変だったけど、だんだん回収が進むとワクワク感も増して面白かったです。

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    2026年06月23日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    いくら憎い人の血縁とはいえ、その人は何も悪くない。だけど、その存在を許せはしないと思いました。
    自分が同じような立場になった時、絶対に助けてあげられないと思いました。
    絶対に助けてあげるべき人のはずなのに、その人のことを愛していたはずなのに。

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    2026年06月22日
  • 往復書簡

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    電話でもなくメールでもない、手紙だからこそ言えることがある。
    手紙のやりとりを通して見えてくる真実とは…

    「十年後の卒業文集」
    これぞまさに“手紙ならでは”。
    ちょっとした違和感までもが伏線になっているとは。

    「十五年後の補習」
    イヤミスの女王の真髄見たり。
    最後の最後まで気が抜けない。
    “15年後”というところもミソ。
    (これ、ドラマになってたなーと終盤で気づいた。)

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    2026年06月21日
  • 母性(新潮文庫)

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    サクサク読み進めて、あっという間に読み終わった記憶があります。

    湊かなえさんの作品を読むたびに思うけれど、人間の奥底にあるドロドロした感情や、普段は見ないふりをしているような部分の描き方がやっぱりすごい。

    「母性」というものを軸に、親子それぞれの感情や認識の違いが描かれていて、読み進めるのがしんどくなるところもあった。

    人間ってこんなにも自分本位で、愛情さえも自分の都合のいい形にしてしまうのかと思ったり。

    しんどさはありつつも、やっぱり湊かなえさんのこういう作品が好きだなと思えた一冊でした。

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    2026年06月19日
  • サファイア

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    説明せずに始まるから、どういうシーンでこの人たちの関係性は?って思いながら読み進めて、思わずほお。ってなった上手いなぁ。
    ちょっとダークなオチもあれば、ほっこりするのもあるし、悲しい話もあるし、宝石がテーマではあるけど雰囲気が違った色んなストーリーが詰まってておもしろい。
    特にサファイアからのガーネットはよかったなぁ。短編だからサクッと読めるのもいい。

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    2026年06月19日
  • 境遇

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    ネタバレ

    他の湊かなえさん作品に比べて
    サクッとというか、とても読みやすい
    ドラマのために書き下ろしたもの?だから?

    犯人はすぐわかるし、
    ワクワクとかドキドキとかはないけど、
    陽子の気持ちよりになってしまって
    最後の絵本もなんとも言えない気持ちで読みました

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    2026年06月18日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    自分の聞いてない、周りからの情報だけで決めてしまうSNSの時代を見事に描いている作品。
    少し前の作品だが、今の時代を本当に示しており、怖いなと改めて思わせてくれる。

    犯人ほんまにずっとわからんかった、笑

    軽く読める湊かなえさん!よき!

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    2026年06月16日
  • 境遇

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    幼い頃に出会った晴美と陽子。境遇の似た二人の絆と、ある誘拐事件を軸に物語は進んでいく。

    序盤から登場人物それぞれに違和感があり、「誰が何を隠しているのか」を考えながら読める作品だった。

    ただ、真相や展開については比較的予想しやすく、個人的には大きな驚きはなかった。誘拐事件の真相についても途中である程度見えてしまった印象。

    決してつまらないわけではない。最後まで一気に読めるし、物語としてもよくまとまっている。

    ただ、湊かなえ作品として読むと少し物足りなかった。自分がこの作者に期待する「人間の闇」や嫌な感情のぶつかり合いがやや控えめで、読後の衝撃も少なかった。

    面白かったが、評価としては星3。

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    2026年06月14日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    容疑者について色んな視点で話されてて実際の容疑者の人物像が最後までわからなかったのが面白かった。犯人は予想外だった。みんなの証言が週刊誌にすごい形でまとめられてて、実際の証言と文脈が違ったりして違った形で本人に伝わってるのは可哀想だった

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    2026年06月14日
  • 花の鎖

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    3世代の物語が少しずつ繋がっていく。話があちらこちらへ行くので、少しずつこんがらがってしまったので、もう1度読んで、頭を整理したい!!!!

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    2026年06月13日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    湊かなえさんの短編集

    短いけど、湊かなえさんの物語をお腹いっぱい味わえる作品!

    その中でも『罪深き女』これだけで一冊書けそうなストーリーだし、
    最後のポイズンドーター、ホーリーマザーも『毒親』の意味について改めて考えさせられる、、

    自分が親になる時に読んでおきたいな!

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    2026年06月10日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    独特な構成の推理小説。
    化粧品会社の美人社員が殺害され、記者が取材する関係者の話から事件真相に迫る。

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    2026年06月06日