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亡き夫への後悔を抱く女性と、人生の選択に迷う会社員。失踪した仲間と、共に登る仲間への、特別な思いを胸に秘める音大生。娘の夢を応援できない母親と、母を説得したい山岳部の女子大生。……日々の思いを嚙み締めながら、一歩一歩山を登る女たち。山頂から見える景色は、苦くつらかった過去を肯定し、これから行くべき道を教えてくれる。
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Posted by ブクログ
Audibleで聴きましたが、情景が目の前に広がって山をやる私としてはとても楽しかったです。加えて、それぞれのストーリーに異なる人生があって、それぞれ異なる形で山と結びついている。ちょっと切なくなったり、ああ、私もこんなふうに登ってみようと思ったりで、最後まで楽しめました。
前作で登場する山よりさらにレベルの高い山が舞台となっている。 自分の人生の一部に山があってよかったと思える小説でした。頂上でコーヒーと和菓子食べたい。
前作よりもずっしりした印象でした。 前作では、同じ山ですれ違ったあの人の人生も垣間見れて、人ってやっぱり見かけだけじゃ分からないなぁ、みんな色んな悩みがあるんだなぁ、という連作短編集でしたが、今作はそれぞれの短編がずっしりとしていて、それぞれの物語を長編で読んでみたいと思わせられるものばかり。 今作...続きを読むは、今現在悩んでいるというよりは、長年の心の中の澱のようなもの、ずっと心に引っかかっているけれど、相手に確かめることもできないまま何年も経ってしまった心残りを山に登ることで見つめ直し、前に進んで行くようなお話が多かったと思います。 それと連動するように、山も険しいものばかりで、楽しく登るというよりは命懸けで登るような印象のものが多かったような。 大人の一冊、といった印象でした。 唯一、タイトルにもなっている『残照の頂』に関連するお話は若い人達の痛みのお話でした。胸が締め付けられるような物語だったなぁ。これは映画にしてもらいたい。 大人の登山も、若い人達の登山も、どれも良かった!
山岳小説の続編。新田次郎のようなミステリー仕立てではなく、日常の延長としての登山で、様々な岐路に立つ人たちの人生を山に絡めての話です。今回は短編同士のつながりは全くなく、独立したお話ですね。解説も含めて読んで山に行きたくなりました。
4編の山歩き物語。 後立山連峰、北アルプス表銀座、立山・剱岳と山好きにはお馴染みの名コース。 私も歩いた事があるので、その時の景色が甦りました。 剱岳の鎖場を登りながら、主人公の夏樹が語る。 「岩場を前にすると、ワクワクする。手や足の置き場を想像する」「試してみたい、ただ、それだけだ」 そう、その時...続きを読むには恐怖など無い。 そんな山好きの作者の語るひとつひとつにうなずきながら読み進めました。
自分も山に登るが自分と向き合えていない。本書の登場人物達は自分と向き合い、次の一歩を踏み出そうとしている。その違いは、彼女達が自分以外の誰かを思っているからなのか。自分もそんな登山をしてみたいと思える一冊、前作も読み直したい。
最近山登りをゆっくり始めた。だからこの本を手に取ったのもある。正直始めた理由は山を登ってる人かっこいいから自分もやろかなくらいのしょうもない理由。 山を登る行為は正直自分にとって特別ななにかではないけど、お父さんが週末に山に籠もって登りに行く姿はなんか小さいながらにいいなと思ってた。帰ってきて見せて...続きを読むくれる景色と山飯とたまにサムズアップしたお父さんの写真。 お気に入りの石を一個持って帰ってきて部屋に飾るお父さんの部屋が好きだったな〜、とか思いながら読んだ。 3つ目の話が好きだった。読みながらいつかお父さんと山に登りたいとも思った。その時がくる時にはお父さんはおじいさんで登れなくなってるかも…なんて思ってはやく山の道具買って登る練習をしよっと、と思って一旦お父さんとお母さんにハガキを書いたのだよ〜☆
登山と女の一生、女の生き方が絡まって不自然ではないストーリー進行はさすがと言ったところ。ただ山の難所が多すぎる気がして、読んだだけなのに疲れてしまった感もある。装備の必要な本格的登山には憧れるけど、自分には無理だなぁと。 それでも山ではあれこれ話せるとか、大声で歌う場面には共感できるし、天候に振り回...続きを読むされ、人生に振り回されて、それでも進んでいく女性は強い。どんな人生にも価値があると改めて思わされた。
前作より物語が難しいかったけど。 女性の登山とは?何で?色々考えました。 私自身また登山がしたくなりました。
あまりピンとこなかったので、ほとんどとばしながら読んだ。 ただ最後の安達太良山は良かった。 大学卒業後50年間、年賀状のやりとりだけですませていた2人が、今までの年月を振り返り、長い手紙で心のうちを書きつづった短編は良かった。 誰にでもこのような想いはあるのではないでしょうか。
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