湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
介護ミステリーとのことだが
ミステリー要素は薄い。
それでもどんどん読んでしまう。
引き込まれました。
老いは誰にでも平等に訪れるのに
本著だけでなく、一般的に介護は女性が担う。
主人公の元カレのセリフ
「男に母親の下の世話はできないよ」
が酷いけど現実。
遠くない将来、そんな状況になったら、、と思うとおびえます。。
主人公の叔母、弥生さんの日記を読み解くあたりからページをめくる手が止まらず、一気読み。
現在では介護が必要な弥生さんも
元カレの母親もかつては姑に
苦労させられた嫁であったのです。
下巻を読んでから
上巻を読んだような気持ちになりました。
でも、この小説のキーアイテムで -
Posted by ブクログ
海辺の美しい、鼻先町という地方の町で
出会う、3人の女性、
古くから続く、商店街の仏具屋の妻、
堂場菜々子、娘の久美香は幼稚園時代の
交通事故が原因で車椅子を使用している。
夫の転勤がきっかけで社宅住まいをしている
相葉光稀、移住してきた陶芸家の星川すみれ。
3人は祭りの実行委員として出会い、
祭りで起きた事件をきっかけに、すみれが作る
ストラップを使ったボランティア基金、
「クララの翼」を立ち上げる。
初めは確かに、善意から始まった「クララの翼」
それがしだいに周囲から妬まれるようになり、
噂を流され、悪意へと変わっていく。
この辺り、田舎の閉塞感あるあるだ。
3人の女性たちの、表面上は仲 -
Posted by ブクログ
幼い頃に出会った晴美と陽子。境遇の似た二人の絆と、ある誘拐事件を軸に物語は進んでいく。
序盤から登場人物それぞれに違和感があり、「誰が何を隠しているのか」を考えながら読める作品だった。
ただ、真相や展開については比較的予想しやすく、個人的には大きな驚きはなかった。誘拐事件の真相についても途中である程度見えてしまった印象。
決してつまらないわけではない。最後まで一気に読めるし、物語としてもよくまとまっている。
ただ、湊かなえ作品として読むと少し物足りなかった。自分がこの作者に期待する「人間の闇」や嫌な感情のぶつかり合いがやや控えめで、読後の衝撃も少なかった。
面白かったが、評価としては