湊かなえのレビュー一覧

  • 白ゆき姫殺人事件

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     ミステリー世界への没入感が多分にあった。ページを行ったり来たりするのが少々手間に感じた部分はあった。真相が徐々に明らかになるというよりは、あっちこっちに振り回され他人を信用できなくなるようなミステリー。

     自分の言動への責任のなさを考えさせられました。

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    2026年08月01日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    この何とも言えない読後感は流石湊かなえというべきか。前半3章はそれぞれ異なる立場の女性達のお話、最終章がそれをつなぐ立場の目線でのお話。トンガ王国というあまり耳慣れない土地を舞台に、阪神淡路大震災で人生が変わった女性達のお話ですが、どうもスッキリしない。なんせ登場人物に感情移入が出来ないのでどうも上滑りをしてしまう感覚で没頭できなかった。

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    2026年07月31日
  • 未来

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    2度読んだ。1度目読んだが、人と人とのつながりが複雑で隙間時間の読書では経緯がわからず…落ち着いた環境で章ごとに読めばよかったと悔いた。
    フィクションだからこんなできごとがあるんだろうと思いたくなるようなエピソードがたくさん出てくる。フィクションだから脚色されてはいると思うが、このようなことは現実に起きていることも伝わってくる。何気ない日常の隣で思いもよらないことはある。
    でも、助けを他者から申し出ることは難しい。主人公の章子も、その友人も、そのことがよくわかっている。
    周囲は見守るしかできない。助けて、といえる技術はとても大切。

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    2026年07月31日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    人の噂話は怖い
    言われたことそのまま信じる癖があるので、読み進めるたびに「そうなんだ」と間に受けてしまった

    もっと本当の犯人について掘り下げて欲しかった

    最後の方の、新聞記事やSNSの切り抜きなどをそのまま載せるのは新しくてとても面白かった

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    2026年07月29日
  • 高校入試

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    登場人物が多く、掲示板の書き込みが文の切れ目に差し込まれているため読むのに時間がかかった。
    湊かなえにしては読後感がいい方の作品な気がする。

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    2026年07月27日
  • 夜行観覧車

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    ネタバレ

    ドラマ化もされていて気になり読みました。

    夜行観覧車という題名だけでは高級住宅地の家族2組の話とは考えつかない。
    観覧車がどのゴンドラに乗っても同じ回り方をするように、どの家族も同じような事が起こる可能性があるという意味か、子供をそのゴンドラに押し込めると(プレッシャーをかける)同じことが起こるという意味合いもあるのか?

    将来子供ができても押し付けないことが大事だなと思いました

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    2026年07月26日
  • カケラ

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    関係者とのカウンセリングの中でなぜ彼女が自殺したのかが徐々に明らかになっていく構成は面白いなと思いました。
    しかし、主人公が終始聞き役に徹するため、殆どカウンセリング相手の話が続くことになり、他のミステリーと比較してスラスラと読み進めていくことが出来なかったです。

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    2026年07月26日
  • カケラ

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    大学生の頃に本屋さんに行って買った本です。

    あれから何年かかけて読み進めました笑
    時間はかかりましたがカケラ読んでよかったなあ

    最後に伏線回収。
    なるほどと思ってました。

    ルッキズム、太ってる

    私も青年期に悩んで
    過度なダイエットやメイク、化粧にとりつかれたようにはまっていました。

    大人になった今、全ての人が同じではなく、個々それぞれに認められる世界がいいなと思いました。
    それほどまでに日本はルッキズムがひどいと思います。

    有羽ちゃんもきっと認められたかったんだなと思います。
    周りに認めるというよりかは包んでくれる?そんな人がいたら未来は変わってたのかなと思いました。

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    2026年07月24日
  • 夜行観覧車

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    それぞれの家族にしか分からない大変さとか悩みはどこの家庭にもきっとあって、それは第三者がどうこう言うべきではない。

    でも、第三者が入ってこそ解決できる問題もあるし、風通しがよくなったりすることも絶対にある。

    物語の中で、虐待の原因は家族の縮小化によるものだと書いてあった。
    喧嘩をしても誰も間に入る人がいない…それは家庭が閉鎖的な空間で一方通行なやりとりになりやすいから。小島さと子はそんな遠藤家を救ってくれた救世主とも言えるけれど、小島家にも闇があることは読んでいくうちに分かった。

    他人を非難する人ほど満たされていないし、きっと同じことで悩んでいる人なんだろうな。

    そして、湊かなえの母子関係には毎度リアルなものを感じて心苦しくなるんだけど
    子どもを自分の分身のように感じたり、希望を投影してしまう母親には絶対になりたくないと改めて感じたな、、。

    また、どんな感情を持っていても家族であり続けないといけない、という日奈子の言葉。
    それは前向きな言葉でもあるし、人によっては絶望的な言葉になり得るかもしれない。
    日奈子の言葉は、あの3人兄妹にとっては前向きなものであったと信じたい。

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    2026年07月24日
  • カケラ

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    相手の喋りだけで展開されていくのが新鮮だったが、それに慣れるまでちょっと大変だった。
    相手によって主人公の呼び方が違うのも(当たり前だけど)前記の事も相まって慣れるまでちょっと。
    でも最後の方全てが繋がっていくワクワクは相変わらず湊かなえバンザイ
    名前忘れちゃったけど途中出てきたオバサンがウザすぎたな

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    2026年07月22日
  • 少女

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    同時進行していた物語が最終的に繋がるのが面白い。
    由紀も敦子も死への好奇心がすごく、死の瞬間に立ち会いたいという願いから夏休みにそれぞれ老人ホームと小児科病棟へ行く。そこでの物語の伏線回収や、最後の最後で紫織のストーリーとも繋がる点が読んでいて気持ちいい。

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    2026年07月21日
  • 往復書簡

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    三つのお話から構成されている。「10年後の卒業文集」は、イマイチ。6人の放送部の中で、なりすましの手紙から始まり、一つの事故の真実がだんだんと明らかになっていった。終わりがスッキリとしなかった、
    「20年後の宿題」は、旦那か、クラスの生徒を助けるかという、選択に対して旦那を選択した教師はどうなのかと思っていたが、当時関わっていた6人目線の心情を手紙で知っていくうちに、納得できた様な気もする。世間の目を気にするか、愛する人を救うか究極な選択だと感じた。
    「15年後のの補習」が一番面白い!!淳一が、万里子を守るために、中学生の時に起きた事故に関する嘘を何年も貫き通していたのは衝撃。万里子が記憶を取り戻していくことで当時のことを思い出していく、場面は感動した。

    それぞれの話がつながっているのかと思ったが、つながりはなかった。

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    2026年07月21日
  • 夜行観覧車

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    鳥肌が立つようなイヤミスではなく、殺人事件をきっかけにそれを取り巻く人間の物語。

    人間の嫌なところを誇張したようなキャラクターたちそれぞれの視点で、すれ違いを感じたり、感情移入したりしながら、どういう結論に至るのかを楽しみたい方におすすめ。

    私はドラマの方が真実が語られていておもしろかったかな。

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    2026年07月22日
  • C線上のアリア

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    イヤミスの女王 湊かなえ氏にしてはイヤミス度低めの作品。
    とはいえ、嫁姑問題、介護問題といった現代が抱える問題をからめた内容は他人事とは思えない。
    各章Cではじまる構成は凝っており、また読みやすさ抜群で2日で完読できました。

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    2026年07月19日
  • 往復書簡

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    それぞれのキャラクターの感情、過去の昇華の仕方や人との関わり方へフォーカスされていて心の中が何ともいえないもので溢れた。幸せとは何か。

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    2026年07月18日
  • 贖罪

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    絵画が5回重ね塗りされながら完成に至る様子を鑑賞する気分で読んだ。全ての発端となった事件については被害者側の視点から客観的に描かれているので、もう少し加害者の視点から、どんな思いで犯行に至ったのか、どうやって計画を練ったのかなどの説明が欲しかった。

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    2026年07月15日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    噂、偏向報道、印象操作の恐ろしさを感じた。
    人は見たいものを見たい時に見たいように見るものなのかもしれない。

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    2026年07月14日
  • 少女

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    無関係だと思っていた登場人物たちが終盤で芋づる式にするすると繋がっていく様子が気持ち良い。人が死ぬところを見てみたいという動機への違和感であったり、その動機のために高校生がこんなにモチベーション高く行動できるのかという違和感は消えなかったが、映画「ソウ3」を彷彿とさせる怒涛の伏線回収を体験するだけでも読む価値がある一冊だと思った。

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    2026年07月12日
  • ユートピア

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    ネタバレ

    女性陣3名と心情はすごく丁寧に書いてあるのに、健吾の考えが最後まで分からない。
    目的は金を手に入れること?埋めた遺体を隠し続けること?

    だったら、誘拐まがいの事なんてすべきじゃない。
    湊かなえらしいが、何だかモヤッとする終わり方でした。

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    2026年07月10日
  • 山女日記

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    2026.07.10

    湊かなえさん=イヤミス
    のイメージが自分の中で定着していたので、ドロドロとしたものを期待してしまったが、後味の悪くない短編集もなかなかよかった。

    それぞれの想いを抱えて山に向かう人々の心情の変化が描かれており、登山の楽しさも垣間見えるので
    読書しながら登山している気分にもなれる一石二鳥(?)な作品。

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    2026年07月10日