湊かなえのレビュー一覧

  • 夜行観覧車

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    父が母により殺されたエリート一家。
    エリート一家(その子供たち)からの視点と近所の人視点が章ごとに変わり面白さを感じた。
    家庭の事情は当事者しか分からないし、何処で相手の気持ちを逆撫でするか分からない…それを感じさせる本だった。
    エリート一家の母が話にほぼでてこないのも興味深かった

    0
    2025年11月25日
  • 往復書簡

    Posted by ブクログ

    すごく読みやすい、のに、惹きつけられる物語。
    手紙のやり取りの中で、少しずつ明かされていく真実。
    それぞれの思惑が少しずつ露わになっていく感じがぞくっとした。

    0
    2025年11月24日
  • リバース

    Posted by ブクログ

    おもしろかった!!

    内面の描写がリアルで、それを文字にできるのはすごいなー。

    自分の実体験か?となります。

    人の心理をここまでかけるのはすごい!


    オチがまたびっくりです。
    これは想像つきません。

    0
    2025年11月24日
  • カケラ

    Posted by ブクログ

    人はそれぞれパズルのピースであり型にはまらないとその場にいずらい社会であるがそのピースが均等なものではなく複雑なピースで交わっていきたい。

    0
    2025年11月24日
  • ユートピア

    Posted by ブクログ

    この物語は田舎の港町で、3人の女性がさまざまな経験や子どもたちを通して個々の心情や他者との関係の変化をかいている。
    この物語を語る上で「翼」という言葉は欠かすことができない。この言葉の意味は彩也子の書いた作文で述べられている。人はみんな片翼であり誰かと繋がることで一緒にどこまでも遠くへ行ける。この物語ではこの言葉が良い意味でも悪い意味でも表れている。
    田舎と人の繋がりとなると悪い意味で捉える人も多いだろう。当然私も同意見だ。そしてこの物語でも同様に噂や陰口なんかがたびたび表れて不快感があるシーンも多々あった。だがこの本を読んでそれは田舎だからという理由ではないのだろうと思った。それは「都会では

    0
    2025年11月24日
  • 人間標本

    Posted by ブクログ

    描写も綺麗でしたし、それぞれの人物に対して詳細を書くのではなくあくまで論文としてある程度まとまっていたので「事実」として眺めて読めました。
    ただ二転三転以上するので、これを言えば前のことが全部嘘、のようになるのであれれれ、、?と最後はなるかもしれません。ただ全体的に言うのであれば蝶々の綺麗さなど想像できるので面白かったです。

    0
    2025年11月23日
  • 未来

    Posted by ブクログ

    久しぶりに湊かなえ作品を読んだ。告白、夜行観覧車、贖罪は読んだことがあった。
    ストーリーに引き込まれて、夢中になって読んだが…
    気分が悪くなった。

    そっか、湊かなえって、こういう作風だった、と最後まで読んで思い出した。

    私が15年くらいで変わったんだな、と思う。ネガティブなしんどいストーリーは、キツイ。

    でも、うまい。
    毒はうまい、みたいな…。後を引く、うまみw
    しばらく、湊かなえは、読まない。

    0
    2025年11月22日
  • 絶唱(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    人間交差点。(大体の小説がそうだから、1行無駄使い)

    震災や南国の島が舞台。心の窮屈さ=逃げ場となりうる南国の楽園。

    言動の裏に利他があるか利己があるか、、ただ見た目では分からないのが他人の気持ちと過去。(大体の小説がそうだから、全文無駄使い)

    0
    2025年11月22日
  • 告白

    Posted by ブクログ

    ──最後にみんなに聞いてもらいたい話があります。
     
     
     
    2008年度週刊文春ミステリーベスト10第1位。2009年度本屋大賞受賞。2014年ミステリーベスト10(ウォールストリートジャーナル)英訳版でノミネート。2015年アレックス賞と数々の受賞歴に加え、2010年には映画化。
    湊かなえ氏渾身のデビュー作にして、2024年段階で累計発行部数377万部の大ベストセラー。
    作品概要だけでも、かなりの箔ですよね。

    この物語がデビュー作なんだなーと思うと、『イヤミスの女王』と言われる所以がありありと表現されているのを実感。
    そして、僕は文庫版で読んだのですが、文庫版といえば巻末の『あとがき』が

    0
    2025年11月22日
  • Nのために

    Posted by ブクログ

    〜のために私はどれほど捧げられるだろうと思った
    でもそれはその人のためになるとも限らないし。
    難しい人間ってと思わされた作品でした

    0
    2025年11月22日
  • 落日

    Posted by ブクログ

    実際に起こった事柄が事実、そこに感情が乗っかたものが真実
    真実を紡ぎだしていくクリエイターはすごい

    辛い事実から自分や大事な人を救うために、
    自分たちの見たい世界を見たり、
    一方では真実をまっすぐに追い求めたり、
    様々な人の様々な闘い方に触れることができる

    たとえば辛い事実に直面したときに
    私はまっすぐ真実に向かっていけない気がする
    一時間前を創った監督も
    笹塚町一家殺害事件を描けた真尋も
    事実に向き合って真実を紡いでかっこいい

    0
    2025年11月21日
  • リバース

    Posted by ブクログ

    人の劣等感、それぞれの懺悔の仕方、復讐の念、それを超える恋の感情、いろんな一筋縄ではいかない人間の心を書きたくて、主人公に沢山寄り道をさせながら、少しずつ伏線を張りながら真実に辿り着かせた。そこを省いて真実だけ知りたい人には長く間延びして見えるかもしれないけど、思いやりや正義だけが必ず正しくないことを最後に突きつけるためには、その正義を丁寧に書く必要があったのだと思う。
    最初の文をもう一度読むとさらに衝撃。彼自身気付いてなかったとは言え、自分の持つ違和感と罪悪感の出どころを探し求めた深瀬が心から納得できてしまうラストになってるのが面白い。

    0
    2025年11月20日
  • リバース

    Posted by ブクログ

    湊かなえ先生はいい意味でいつも裏切ってくれますね。

    一言言えば、面白い!
    トリックに何もケチはつけれない

    ただし、本編ではもやもやが残ります。
    でも、そこが嫌ミス女王の味ですからね笑

    0
    2025年11月18日
  • C線上のアリア

    Posted by ブクログ

    母の介護を思い出しながら読んだ
    これは、介護の経験や同居して
    自分の意志とは、まったく違うことを押し付けられた事がある人には、心に重たいものが残る作品かもしれない

    読んでいて
    あーそうね そうよね…と思った
    もう、同居や気を遣いながら過ごすのは
    嫌です

    作者も同じような経験があるのだろうか?

    0
    2025年11月18日
  • ドキュメント

    Posted by ブクログ

    『ブロードキャスト』の続編。
    今回は、懸賞で引き当てたドローンを使って、圭祐たち放送部はドキュメント作品を作ろうと奮闘する。
    そのドローンが捉えた映像により、圭祐の親友の良太にある疑いがかかり、前作よりも少しミステリー性を帯びた学園青春小説となっている。
    主人公たちとの同世代ばかりか我々高齢者にも楽しめる作品で、まだ続編がありそうで、刊行を待つとしよう。

    0
    2025年11月18日
  • 白ゆき姫殺人事件

    Posted by ブクログ

    取材形式で物語が進んでいく。
    人から作られた自分と、自分だけの自分での違いが明らかに見えてくる。
    人が話を盛って話すことでどんどん誤解を産む。
    個人の週刊誌などの記事は信ぴょう性にかけるのではないかと思った。
    最後の実際の記事やサイトが乗っているのも面白かった。

    0
    2025年11月18日
  • カケラ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    いじりは相手にとって得があるものをよぶ。それが無ければそれはいじめになる。
    皆がみんな同じ基準を持つ必要は無い。
    いろんな欠片、ピースが上手くハマってひとつのパズルができるように、かけている所があるからこそピッタリとハマる。

    一人の女の子が亡くなった。美容外科似通っていたようだ、そこの先生が自分が原因なのではないか、と有羽ちゃんの死んだ原因を突き止めるためいろいろな人のところを訪れる。昔の同級生や、有羽ちゃんのお母さん、担任など、、。まるで読者が先生の立場になったかのように物語はすすむ。外見で人を判断する醜さが伝わった。太った体型で馬鹿にされ嫌な思いをした横綱さんが、痩せた体型と言うだけで有

    0
    2025年11月18日
  • リバース

    Posted by ブクログ

    3.7
    卑屈陰キャにはみみがいたい。ここまでネチネチ考えることも無いからイライラするけどこのいらいらはこの深瀬の思考にきっと身に覚えがあるから?
    これ誰の言葉?が分からない時がよくあったけど多分読解力が低いせい。
    深瀬はこれからどうやって生きていくんだろうな〜

    0
    2025年11月17日
  • リバース

    Posted by ブクログ

    ラストに鳥肌。
    怖さはなく、常にコーヒーの香りがありいい雰囲気だった。
    けどなにやら不穏な空気ずっとあって。どんな結末になるのかと思ったら。めっちゃぞくぞくした。

    0
    2025年11月16日
  • リバース

    Posted by ブクログ

    実家にあったので拝借
    人間標本ぶりだったので、ビビっていましたが、全然これは大丈夫
    美味しい珈琲の香りを感じたくなりました

    0
    2025年11月16日