湊かなえのレビュー一覧

  • 少女

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    ほんとに色々繋がっていく物語。
    ただメインの2人の性格が似ていて、交互に語られる物語がどっちの話なのか、慣れるまでゴチャついた(笑)

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    2026年09月18日
  • C線上のアリア

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    昨年、様々なメディアで話題になっていたくらいしか覚えていないけれど、湊さんなら間違いないでしょうということで。

    中学生の時に両親を事故でなくした美佐は、叔母の弥生に引き取られ、高校時代を山間部の田舎町で過ごす。それから約30年、弥生に認知症の症状が見られると役場から連絡があり、懐かしい故郷を訪れる。しかし、かつて『みどり屋敷』と呼ばれ、美しく丁寧に暮らしていた家はごみ屋敷と化していた…

    嫁姑問題や介護をテーマに、リアリティがある描写は、ある意味恐怖を感じるけれど、前半は比較的淡々と進んでいく。

    後半から過去の謎が少しずつ明かされていき、美佐と一緒にドキドキしながら、一気に引き込まれた。

    湊さんにかかれば、嫁姑問題や介護といった一見ミステリっぽくないテーマでも、ちゃんと面白いミステリになるんだな〜

    いつもの読み味とは少し違った、湊さんの作品を読んでみたい人にオススメ。それにしても、弥生さんの日記がかわいすぎる。

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    2026年09月18日
  • 未来

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    子供の貧困。
    目を背けたくなるような現実がある。
    子供の些細な変化やSOSに気付くことができる大人でありたい。
    大学生の頃に読んだ時よりも、よりずっしりと心に残るものがあった。

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    2026年09月18日
  • C線上のアリア

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    ネタバレ

    深い作品でいろいろと考えさせられた。中盤後半からの日記がはじまるあたりで、ぐっと引き込まれた。弥生さんの表側、裏側のギャップには驚いた。ニコニコしている人ほど腹の底知れなさがあるよなぁ…と自分も経験があったりして共感しながら読んだ。たびたび「ノルウェイの森」が登場してくるのも面白い。人間の人生を上巻、下巻と表現しているのも、凄く良かった。大人世代の本好きさんに薦めたい本。

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    2026年09月17日
  • 夜行観覧車

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    近隣トラブル、親子関係、加害者家族…色んな問題が登場し続けた。私も正直、動機はそれだけなのか…と思ってしまった。死んでしまった人だからどんな人物だったのか本当のところは分からないけど、よいお父さんとして描かれてるからこそそう思った。だから結末も納得はいかなかった。
    でも追いつめられてたんだなぁ…。本当に人間だれがどんな時に事件を起こすか分からない。
    加害者家族の問題も、その辛さと苦しさがまざまざと描かれてる。それも隣人による共感も使って。家族が被害者であると同時に加害者であるケースは意外と少なくない。これはみんな知っておいたほうがいいことだと思う。

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    2026年09月16日
  • 母性(新潮文庫)

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    「母性」を湊かなえが描いて、ふわふわ包み込まれるような薄ピンク色の世界になるわけないわな。「母」になる適齢期と言われている「娘」としてはいろいろ思うところがある作品だった。

    母になれば自然と母性が生まれるのではなく、母になったって誰かの娘であることには変わりない。これは娘だった女性が母になり、生まれた娘が母になっていく物語。ここでいう母になるとは子どもを産むことで、女性が母という属性に合わせて変化することは指さない。

    あとがきにあった「信用できない語り手」についての言及も興味深かった。客観的な事実があって、それを主観をもった母と娘の立場で描かれているという、それだけのことだということがわかる。真実なんて主観の数だけあるのだから。

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    2026年09月15日
  • Nのために

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    難しい〜!読み終わって速攻解説読んだ笑登場人物か皆Nさんであることは気づいた。
    登場人物みんながNのために動いていること、Nは登場人物によるということ、登場人物同士の関係が実はつながっていること、は徐々に分かっていく。思いの掛け違いが多発していることも。
    でも読み終わってなおスッキリしきれない。登場人物みんなが優しく温かく感じられる一方で不明だからこその恐怖をまとっている。ドラマを見てみたい

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    2026年09月14日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    短編集でとても読みやすかった。
    似た系統の色々なお話があって、どれも考えさせられるテーマの作品で面白かった。
    物事を色々な角度から見て考えることが大切だと改めて感じさせられた。

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    2026年09月14日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    息子を猟奇殺人者にしないために罪を被る父。
    だけど更なる真相を知って大きな間違いを犯したと知る。史郎の気持ちを考えると残酷すぎる結末でした。

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    2026年09月14日
  • リバース

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    これがイヤミスかーーー…
    映像で見た優しそうでほんわかしたイメージの湊かなえさんからこんな物語がが生まれるなんて
    作家の脳内って一体どうなってるんだろうか

    あんな経験しておいて全然懲りてない谷原がベストオブクズ野郎!!

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    2026年09月13日
  • 落日

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    真実は何なのか。本当のところは俯瞰的に見られない以上分からないけど、限りなく迫ることができる。過去に向き合い、思っていたことと違う展開でも知りたいという想いを大事にして突き進む強さが凄いと思う。

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    2026年09月13日
  • 王国

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    9人の騎士の視点毎に章が分かれていて、違う角度から真相が明かされていく。
    誰が犯人なのか探し当てたいという気持ちよりも、誰も犯人であってほしくないという気持ちにさせるミステリー小説だった。
    最後まで読み終わって第一章の「浜崎朔也」を読むと朔也が抱いていたそれぞれの騎士への思いがより理解できて、一層悲しくなった。私の中では「潮見翔」との友情が一番切なくて好きな章だった。
    湊さんの作品は舞台にところどころ共通点があって、本作を読んで「Nのために」や「絶唱」を読み返したくなった。

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    2026年09月13日
  • Nのために

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    実は再読。
    登場人物たちのそれぞれのNへの思いから来る言動が不気味だったり衝撃だったりしてかなり面白かった。
    3回目も読みたい作品。

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    2026年09月11日
  • Nのために

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    湊かなえ先生の作品を初めて読みました。
    4人それぞれがいちばん大切な人のことを考え行動した結果、真実は隠され相手にその事が知られることもない。真実を知るのは読者だけ。何とも言えない切ない気分になりました。

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    2026年09月11日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    えーー面白かった。
    評価は意外と低いんだナー

    みんなに愛されてる万佑子ちゃん、、不思議な魅力があるのかね。

    赤子取り違え系は読んだことあったけど、
    助産師の立場を利用して自ら取り違えたのは初めて。
    「病弱な姉を守ってもらうために産んだ」と親に言われて頑張ってきた岸田さん
    姉の旦那さんが亡くなった後姉の妊娠が分かったけど、病弱な姉から産まれる子供も病弱な可能性があるから、裕福な家庭で大切に育てられますように…と他人に本物の子を託して、元気そうな子をもらった、と。
    いや、気持ちは分かるけど、亡くなった旦那さんのDNA一切無い他人の子を育てるって、そこに愛はあるんかーって感じなんだよね。

    で、万佑子ちゃん(ほんとは遥)は他人に大切に大切に育てられて(妹とすごく差があるくらい。やっぱり手をかけた万佑子に肩入れしちゃってたのかな)
    妹からも好かれて、
    本物の家に戻っても大切にされて。

    一方本物万佑子ちゃんは物心ついたら遥で、
    大切には育てられただろうけどそこまで裕福ではなくて、
    本物の家に戻っても周りから違う子来た…と思われて居場所なくて、偽物万佑子ちゃんはあんなに好かれてたのに、なぜ?ってなるよね。可哀想に…

    万佑子ちゃん探すシーンがほとんどだったから、
    最後の怒涛の種明かしが面白かった。
    そしてお茶の水大目指してるなっちゃんがまさかの嘘つきコンビニ店員というどんでん返しも個人的な好みでした。やられたw

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    2026年09月11日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ひたすらに結衣子が可哀想で…
    親にも姉にも騙されていたこと、小さい頃から姉との扱いの違いを感じていたこと、ブランカが死んでしまったこと。やるせないな〜

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    2026年09月10日
  • 少女

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    敦子と由紀のキャラクターの違いに気づくまで少し混乱しましたが、そこから面白くなりました。遺書から始まる展開が、どこでつながってくるのか最後の方まで分からないので、そこを含めた伏線回収の仕方はやっぱりすごい。そうつながるんだ~と、イヤミスでも気持ちよさがあります。
    難を言えば、死体を見ることで死を悟り人生観を変えたいという目的だったので、先の展開に興味が持てなかったのと、たっちゃんと昴君に対してどういう感情を持っていけばよいかわからず、ちょっと消化不良を起こしてしまいました。
    ただ、そんなに年取ってるわけでもないのにオッサンと呼ばれ、散々な目に遭ったのにもかかわらずずっと穏やかでいるたかお×2には幸せになってもらいたいと願わずにはいられなかったです。

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    2026年09月10日
  • 贖罪

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    ストーリーおもろかったー!

    罪の意識とか、人から言われた言葉とかって、頭や身体にこびり付いてしまって多かれ少なかれ自分の人生を変えるものになるよね
    結局人と人なんだよな、人生

    イヤミス、好きかも、もっと読みます

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    わたしが東京に来たかったのは、オシャレなお店や遊ぶところがたくさんあるからではありませんでした。
    わたしの過去を知らない人たちに同化して、姿を消してしまいたかったのです。

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    2026年09月10日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    グロテスクは苦手なので耐えられなかったら途中でやめようと思っていたが、血の描写などは少なくさらりと書かれているので案外苦労なく読めた
    湊かなえさんはイヤミスと呼ばれる前から立て続けに読んでいたら辛くなり一時離れていたが、傷口が癒えると読みたくなる
    途中までは少し丸くなったのかしら…と思うほど先生にしてはシンプルな話だと思いきや、やはり今回も最後に先生らしい辛さが待っていた。
    同じ歳の子を持つ親として、もう抱きしめられない、笑い合えない、その辛さ。
    良い関係だったからこそ、余計辛い。
    才能のある息子、けど年相応の純粋さをもっていて…その罪に耐えられるはずがない、と我が子を思い苦しかった
    親が子を思う故の思い違い、すれ違い
    これがただのサイコパスの話では面白くなかった。

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    2026年09月08日
  • 未来

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    聴了。
    湊かなえらしいイヤミス感はそれほどではないけど、描写やストーリー構成はイヤミスらしさがある。

    構成上、オチが見えてしまうのが原因だと思うけど、あとがきを聞いてなるほどねと納得。湊かなえ本人が書いているあとがきまで含めての作品だと思う。

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    2026年09月08日