湊かなえのレビュー一覧

  • 山女日記

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    山に登りたくなった!というか山にハマりたくなった笑

    過酷で、壮大で、美しい。寛大で何でも受け止めてくれるけど静かで他人事な、山。その道中で人と出会ったり、ぶつかったりしながら、前に進んでいく。

    山って確かに歩く以外何もすることないから、誰かとや自分と向き合うにはもってこいかも。ちょうど山登り好きになってきたところだったから、背中を押してくれる良いタイミングだった。

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    2026年10月08日
  • リバース

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    後書をを読んで特殊な書き方をしていたことを知って、読み終わった後の驚きに納得した。
    ミステリーは久しぶりだったけど、徐々にわかってく人物像や真相に惹きつけられて一瞬で読んでしまった。

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    2026年10月08日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    それぞれの人物が赤星と話している言葉でそのまま物語が進み、巻末には資料として週刊誌の記事やSNSが載っており、新鮮で面白かった。続きが気になって一気に最後まで読んだ。しかし、結末が面白くないわけではないのだが、もうひとひねり欲しかったような、そうではないような。結局美人は……というオチ。

    SNSも週刊誌も、書き手が都合のいいように解釈して、事実よりもエンターテインメントが優先されている。これは、現代社会で実際に起こっていることなんだろうな、と複雑な気持ちになる。

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    2026年10月08日
  • リバース

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    男性主人公だからか、ややライトめな内面描写でさらさら読めた。この小説の組み立て方を知ったことで価値が上がっているような気もした。

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    2026年10月07日
  • リバース

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    ネタバレ

    深瀬くんや古川くんの感情に共感できるところが少しあった
    色んなところで繋がっていて読んでいて面白かった
    車は落ちていなかったのに隠蔽で落としたんだろうかとか色々考えていたからアレルギーは想定外で最後ゾッとした
    蕎麦アレルギーの情報を知っておかないと想定外の所でこういうことが起こってしまうんだな自分が深瀬くんの立場だったら今後どうしていくだろう
    人間関係についても飲酒についても深く考えさせられたいくら楽しくても緊急事態でもダメなことはしっかり考えて止めないと

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    2026年10月08日
  • リバース

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    ドラマ版をみてからの読書でした。
    ドラマ版はうーん。って感じでしたが、終わり方がやはりイヤミス、そして色々考える作品になっていてよかったです。
    原作を超えるのは何に関しても難しいですね。

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    2026年10月06日
  • リバース

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    自宅アパート近くのコーヒー豆専門店に通うことを日課としている会社員(深瀬和久)はコーヒーが好きでコーヒーを上手にいれることが得意。それ以外はパッとしない、何の取り柄のないと自認している。そして、そこで出会った女性と恋をする。順調かと思っていた矢先、彼女の職場に1通の手紙が届く。「深瀬和久は人殺しだ」ーーー

    ・自分は大事な人のことを本当に知っているだらうか
    ・自分にとっての大事な人は、自分のことを大事な人として認識してくれているだろうか
    ・大事な人はどのような人なのか
    ・自分にとって大事な人は、自分と同じようにその人のことを大事にしている人がいるのではないか

    人の見方は人によって違うが、いろんな人から見るとその人の人柄が浮き彫りになってくる。その過程で自分の知らない面が見れたり、時には見たくないものも見えるかもしれない。それを受け入れて整理していく。

    深瀬は1通の手紙をきっかけに大事な友人を失った過去の事件と向き合うこととなる。その中で上記のような気づきを得ていく。
    そして、衝撃の真実に辿り着く。。。

    最後の1ページで今までの時間をひっくり返される。悲しく、行き場のない喪失感が読後に残る、そんな一冊でした。


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    2026年10月06日
  • 未来

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    読みたくないのに読み進めてしまう、最強ミステリー。The 湊かなえ。
    人間の欲望と弱さが恐ろしい描かれ方をしている。
    報われて欲しいと願いながら読むけど、期待を裏切らない胸糞悪い展開に憤りすら覚えてしまう。
    それでも悩みながら生き抜く姿に勇気をもらう場面もあるから、不思議。

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    2026年10月05日
  • カケラ

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    ネタバレ

    有羽が自殺をしたのは、ちょっといき過ぎた完結だったと思う。
    痩せた有羽に八重子が拒絶を示した、有羽の性格なら、その先どうしようと考え、生き続け得るはずだと思った。
    八重子は、見間違えたと言えば済むはずだし、有羽も、八重子を守るために脂肪吸引をしてきたと告げれば、話し合うことができた二人だと思った。
    ただ、この時点で、有羽は父親と同居していて、八重子が虐待したと認定させ、離婚し、有羽は八重子と離れて暮らさなければならないことに、絶望していたと思う。方法は脂肪吸引しかないと、若い子どもながらに考えて実行したのだから、そこに切羽詰まった思考回路であることはある。

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    2026年10月05日
  • C線上のアリア

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    自分の物差しで相手をおしはかることで、誤解や矛盾が生まれる。そして、その物差しで相手を見ているつもりが、実は自分自身を苦しめているのかもしれないと思った。
    でも、人を思う気持ちもまた、「自分だったら」と自分の物差しを使うことから始まる。「良かれと思って」という気持ちも、結局は自分の基準なのかもしれない。
    物差しを持つことは必要。でも、それが自分だけの物差しだと忘れないこと。
    そんなことを考えさせられた一冊だった

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    2026年10月05日
  • C線上のアリア

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    片付けをしながら過去の出来事も振り返る。あぁ、そういうことだったのか、とわかると少しはスッキリするだろうか。

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    2026年10月04日
  • 母性(新潮文庫)

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    人への愛の向け方、自分への愛の向け方がよくわかるような本だった。愛なんかエゴとエゴのぶつかり合いなんじゃないだろうか(文庫p269より)

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    2026年10月04日
  • C線上のアリア

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    介護の現実とか湊先生のいわゆるイヤミス系なのかなと思ったけど、どちらかというと三世代にわたる伏線回収系の人間ドラマだった。

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    2026年10月03日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    中盤くらいまで、独立し過ぎていてそれぞれの話なんの関係があるんだろうって思っていた。少しずつ、よく読むと昔すぎない?って時系列がズレていることに気がついて、ピースが埋まっていく感じが楽しかった。

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    2026年10月03日
  • Nのために

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    証言と実際に起こったこととの答え合わせは勿論、そこに至るまでの登場人物一人一人の過去と未来の境遇から伏線の回収まで最後まで楽しめた。繰り返し読みたくなるような作品。

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    2026年10月03日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    「本物」を布団を重ねた下にあるえんどう豆に例え、限りなく見つけることが難しいがなんとなく違うと違和感を感じ「本物」は何なのかを人生をかけて探していくところが、自分にとって正解の道は何なのか、どこに就職すれば、誰と付き合い結婚すれば、幸せになれるのかを探していくことと近いように感じた。
    豆ような小さな違和感だが、豆こそが本物であり自分が探しているものであって、自分が今選んでいる道が正解とは限らず、その豆を探し出すことを心の中で求めている気がする。ただ、それを探すことは今までの常識や生きてきた人生が崩れ、ひっくり返る可能性も秘めている。その中で生きていくことはとてつもなく苦しいもののように思う。
    このストーリーを読んで、自分が納得のいく未来を探し当てることは布団の下のえんどう豆を感じること、いや、砂漠で一粒の金を見つけるほどに難しいことかもしれないと思ったりした。

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    2026年10月03日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    基本的にほっこりする本が好きなのですが、ダークサイドに落ちたい時に湊さんの本を手に取ってしまいます。展開が心地よくオチが強烈なのが多く、ストーリーに没頭できてなんとも言えない読後感に侵されます。母と娘。みんなが抱える難しいテーマですよね。どの家庭もきっと抱えてる。感情がむき出しで、こっちも移入しやすかったです。

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    2026年10月02日
  • C線上のアリア

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    主人公と年齢も近く若い頃の流行りに懐かしく振り返りながら、現在抱えている介護まで共感や気付きにあっという間に読んだ本でした。
    本の読み方の新たな発見に、私も上巻から読むし、なんなら面白くなくてもムリに読み切るけど、あえて下巻から読んでみるのも楽しいかも?

    ノルウェーの森は読んだはずだけど、全く思い出せなくてびっくりした。
    ま、だからこそ下巻から読んでみるかー笑笑

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    2026年10月02日
  • Nのために

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    ドラマがめちゃくちゃ好きだったので原作も。もちろん原作もすごく好きで、心の中の表現が地の文でできるのが本のいいところだと思った。

    でも正直それ以上に、これをあんな構成でドラマにしたことにあっぱれ!という気持ち。原作では警察官の視点なんて一切ないのね。
    原作では各登場人物の視点をある程度まとめて進めるけど、ドラマでは場面がたくさん切り替わるイメージ。島でのつらい描写は原作よりドラマのほうがずっと伝わった。

    湊かなえ原作、奥寺佐渡子脚本は他にもあるからぜひ楽しみたい。

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    2026年10月02日
  • 少女

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    人の死を見たいというある意味純粋すぎる気持ちを持った二人の少女が、別々の行動をとり、なぜかつながっていくのが、どんどん先を読みたくさせた。
    解説にもあっと思わされ、もう一度初めから読みたくなった。

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    2026年10月01日