湊かなえのレビュー一覧

  • 残照の頂 続・山女日記

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    山と人生を重ねながら綴られる登山小説の続編。
    生きてると色々なことがあるけれど、その間山はずっと存在していている。同じ山でもその時の登る人の気分や誰と登るかなどで感じ方は変わるよなぁと自分の登山の経験を思い出しながらじっくり読みました。

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    2026年02月26日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    親の狂気 子供に向けちゃダメだけど
    私は理解できる。その子たちはトラウマレベルで
    一生背負って生きて欲しい、

    その子たちはそうされても仕方ないとも、思ってしまう自分が黒いのか、、

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    2026年02月23日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    今までに無い本のあり方だと思う。
    記者目線で話が進むだけあって、本の後ろ側にはSNSの様子と記事がまとめられてるから是非それも読みながら読み進めていって欲しい。
    湊かなえさんならではの裏切りが最後に書かれてるけど、事件の真相は全部普通の文章ではなく記事から知るところも素敵

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    2026年02月22日
  • カケラ

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    ネタバレ

    それぞれの視点で話すので、登場人物の印象が変わっていき面白かった。
    本編では主人公に否定的な声が多かったけれど、それはその人から見た人物像で、主人公は悪い人ではないのだろうと思う。天然で気に障る言動をすることがあるだけで。
    八重子と有羽や、星夜と有羽、主人公と堀口(父)など、互いを思い合っていたのにカケラがぴったりはまれなかったのが切ない。両思いってだけで上手くいかないのはリアルなのかも。

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    2026年02月21日
  • 落日

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    ネタバレ

    振り返ると事件としてはシンプル。
    家族の中で黙殺されていた兄が、妹の企みにより大切な人が命を落としたと知り、衝動的に妹を刺し殺した。
    そしてクリスマスケーキの蝋燭の火が全てを焼き去った。という事件。

    早い段階で真尋の姉の死因や、リキトの存在が解明されていたとしても、線は繋がるけど着地点はそこではない。

    父の死の真相に触れる香や、父と共に姉の墓参りに出向く真尋の描写が鮮明に描かれている。

    それぞれの点が結びついていく様が、フィクションながらに現実味を帯びて感じられるのが作者の真髄のように感じられた。

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    2026年02月21日
  • 山女日記

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    登山を通して振り返る人生のあれこれ。

    ここにあるのは決してハッピーで愉快な仲間たちとの山行記録ではなく、なんか少し関係性が微妙で曖昧な人たちの話。

    山は誰かと登ってても独りなの。
    なぜなら身体と感覚は自分だけのものだから。
    そしてそんな孤独の中で、いま目の前の歩いている人のことを思い考える。この人はどういう人なんだろうと。
    そうして今までの言動や行動からレッテル貼りをする。その時どうしてもマイナス面が目についてしまって、だから大体、微妙な気持ちになる。

    でもこの物語では、山でのその人の違う一面から、少しずつ誤解を紐解いていく。
    そんな風に上手くいって分かり合えるのは、あくまでも物語だから

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    2026年02月16日
  • 往復書簡

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    手紙のやり取りだけである時のある出来事の真相が解明される。
    良いこと悪いこと、人の気持ちなど手紙ならではのやり取りにスリルを感じました。

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    2026年02月15日
  • 夜行観覧車

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    ネタバレ

    高級住宅街・ひばりが丘で起きた殺人事件。
    エリート一家の主人がその妻に撲殺された。遺された三人の子どもたち、向かいの家に住む母娘、近所のおせっかいなおば様…様々な人の視点から事件を紐解いた先には、、、

    うーん、面白かった。
    とりたてて派手さはないし、深い感動やスリリングな展開もないのだが、先が気になってさくさくさくと読破。なんというか、後を引くような面白さがあって、やめ時が分からなくなる作品だった。明確に章立てがあるので、きりの良いタイミングは定期的に訪れるのだが、なんとなく先が気になって、ついつい夜ふかししてしまった。

    遠藤真弓にものすっっっっごくイライラした。
    娘・彩花に酷い暴言を吐か

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    2026年02月14日
  • 落日

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    小さな町での幼い頃の記憶には、冷たく悲しいベランダでの思い出が。

    それを救ってくれたお隣の同じ境遇で顔の見えない柵の下の小さなあたたかい手。

    それが何故、兄に滅多刺しにされ放火までされたのか。

    新進気鋭の映画監督となり、その記憶を元に映画を作ろうと、同郷の新人脚本家と共に、その殺人事件を調べるにつれ見えてきた真実が切なすぎました。


    2人にとって、これから生きていく先を照らしてくれるような、希望を感じさせる作品でした。

    切ないけれどモヤモヤな気持ちで終わらないので、とても驚きました。

    一気読みでした!

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    2026年02月09日
  • 落日

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    普段、ミステリー小説はあまり読まない。
    それでもこの作品を手に取ったのは、Xで見かけた読書投稿をきっかけに、
    「読んでみたらどうだろう」という小さな声が、心のどこかで響いたからだった。
    特に気になったのが、湊かなえさんの作品だった。

    物語の中心に描かれるのは、
    新進気鋭の映画監督と、まだ世に出ていない脚本家の二人。
    世間からの評価や立場は対照的だが、
    どちらもそれぞれの人生に課題を抱え、それと向き合おうとしている。

    印象的だったのは、
    映画監督が「過去」を辿り続けているのに対し、
    脚本家は「現在」を生きながら、
    どこかで「見ないふり」をしている、という対比だった。

    監督の一貫した「知りた

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    2026年02月08日
  • 境遇

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    最後の最後でひっくり返るとは。繋がってるようで繋がってなかったものが最後の最後で繋がった。真実を公表するという自分にとって苦しいことを覚悟をもって行う勇気も凄い。しかし、あのようなことがなければ本当に正しい真実も隠れたままであったことも事実。この境遇はどう受け止めればよいのだろう。

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    2026年02月08日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    湊かなえさんの作品は、リバースとC線上のアリアを読んだ事あるものの、どちらも真ん中くらいで読む気力が湧いてこなくて断念した経験あり。
    なのでちょっと苦手意識あったけど、今作は面白くて一気読みでした。

    10年以上前の作品だけど古く感じない。掲示板の所が今だったらSNSかな。ドキュメンタリーっぽい構成演出も今ではよく見るけど当時は斬新だったのでは?

    前半中盤が関係者へのインタビュー形式で、終盤が事件の関連資料。この情報出す順番が上手いなあと思いました。また最初から読み直したくなった。

    しっかりとしたイヤミスですわ。読後は物凄く嫌な気持ちになったもん。人間不信になるよ。
    解説も良かった。無自覚

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    2026年02月04日
  • カケラ

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    現代ぽい話でとてもよかった。
    太っている痩せている、かわいい可愛く無い..
    そこへの執着が比較的強い方なので、今は小学生の子でもオシャレするのが当たり前の世界なのが楽しくもあり、疲弊もしそうな時代

    話は1人の女の子へ対する印象などがさまざまで、だんだんとその子がどういう子なのか浮かんでくるのが読んでいてたのしかった

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    2026年02月03日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    湊かなえさん作品…どんなドロドロなイヤミスが待っているんかな??と覚悟しつつ、前情報も入れず挑んだ。

    いやー、本当に面白かった!!
    文字通りの一気読みだった。しかも覚悟したのも良い意味で裏切られる位のスッキリ感。
    3人の女性たちがどのように絡んでくるのか…気になって止まらなかったです。
    特にラストの章、他の方がおっしゃる通り、登場人物を整理しつつ読まないとですね。そして2回目読まないとですね。

    そう言えば最近お花買ってないな〜と思ったので、一輪、お家に飾りたい。人と人が繋がっている、とても素敵な作品。

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    2026年02月01日
  • 花の鎖

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    面白かった。3人の女性主人公がコロコロ変わって、進んでいくんだけど、段々と繋がっていく!点と点が繋がる感覚が楽しい〜 夜寝る前に、自分で関係地を考察してメモして、眠れなくなったりもした。笑

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    2026年01月31日
  • 境遇

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    一気読みしてしまった。湊かなえさんやっぱり大好き。この作品、読んだような読んでないような気がしたけど、全然先が読めず楽しめた。いつもの湊かなえさんのイヤミス感はあまりなかったけど、ラストのどんどんでん返しには驚いた。昔読んだにしても、あまり印象に残った記憶はないから、あまり刺さらなかったんだろう。でも今は、とても刺さった。数年違えば刺さるものも違う、それが読書のおもしろいところ。最近ほんとに湊かなえにハマっているので、しばらく湊かなえ連続で読もうかと思っている

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    2026年01月24日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    雑誌の取材者が取材した形で話が進む。

    誰が白ゆき姫を殺したのか。

    大げさに盛られた話、真偽が曖昧な話が飛び交っており、それを取材が面白いところだけ切り抜く……

    よくありそうな話だなと感じた。自分の事取材されたら周りの人、何て話すんだろう。人間の本性がでそうだな…自分自身が友達のこと取材されたら、面白かった事とか大げさに話しちゃいそうだから人のこと言えないか……

    取材とsns・新聞記事を順番に見るという構成は他の本にはあまりなくて面白かった!

    犯人が自分が予測していたのと違い、取材聞いて思い込んでしまうよう感じた。つまり、取材が間違えてもおかしくないなと。

    でも、疑いをかけられた人っ

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    2026年01月20日
  • 夜行観覧車

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    読みやすかった。殺人事件そのものにフォーカスが無くて、起こった殺人事件の周りの人間達の話だったので、新鮮に感じた。
    最後の方は気になってどんどん読み進めてしまい、一気に読んだ。
    感想に、登場人物の性格が悪すぎて気分が悪い、ようなことが多々書かれていたが、人間の奥底はみなこんな感じのこと思ってるのではないかなぁ~と思いながら私は読んだ。

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    2026年01月16日
  • C線上のアリア

    購入済み

    絆という呪縛

    介護といった問題を題材としたミステリー。人との絆が、本来なら尊いものであるはずが、絆を理由に家族や愛するものが縛りつけられる理不尽さに真っ向から挑んだ小説。私も主人公と同年代なので切実に伝わってきた。氷河期世代はただでさえ割に合わない人生を歩んできたのに、そこへ押しつけられるおやqの介護。団塊世代の親達は古い考え方の人達なので、色々な衝突が起こる。この小説の主人公のように生きれたらいいのに。

    #共感する #切ない #深い

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    2026年01月14日
  • サファイア

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    湊かなえさんの短編集は初めて読んだかもしれません
    長編の魅力とはちがい、短編集の斬れ味は使い心地のいい果物ナイフのようで
    直ぐに心をリフレッシュしたい時に読みたいと思った(私はミステリーやサスペンスものが気分転換になるので)
    後味も悪くなかったのが良かったです

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    2026年01月09日