湊かなえのレビュー一覧

  • 未来

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    ネタバレ

    久々の一気読み。
    未来への私には、手紙を書くことって子供の頃にはあったけど、未来からの私からの手紙…。その時点で一気に引き込まれた。ラストのエピソード1〜3で謎が回収されて、引き摺り込まれるように読み終えた。
    後味が悪いのを覚悟で構えてたけど、救いがある様なラストでほっと胸を撫で下ろす。
    自分が知らないだけで、影では子供達が犠牲になってるかもしれないと考えさせられる内容だった。

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    2026年01月08日
  • 母性(新潮文庫)

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    ネタバレ

    一気に読み終えた。
    湊かなえ作品の中でかなり好き。

    私に生まれつき母性が備わっていなかったらどうしよう。子どもに「無償の愛」を溢れるように浴びせたいと思うことで、かえってそれで無償の愛じゃなくなってしまうんじゃないかと、足元から崩される不安を感じた。

    母も娘もどちらも「母に愛されたい」、そのせいで歪んでいるけど同じ方向に歪んでいるからこそ、すれ違ってしまうんだなと思った。

    湊かなえ作品はラストの収束がシュルシュルっと早くて、異様なハッピーエンドに感じることがある。以前はそれを、尻切れトンボのように感じていたけど、あとがきを読んで、確かにこれが全部死にゆく娘の幻想だったらと思うとゾッとした

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    2026年01月08日
  • 少女

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    ネタバレ

    下記初めて読んだ時の感想(2019年)

    授業の調べもので知った1冊。
    私はいつもあらすじ(裏表紙)を見てから買います。
    この本はあらすじから衝撃的な言葉「人が死ぬ瞬間を見てみたい」と。
    なにこれ。と思いつつ読む前のワクワクが止まりませんでした。


    読み始めは登場する2人の少女が狂っている。と思ってたのだが、後半ではむしろこの少女らが常識的で周りの大人たちが狂っているのではないかと思うようになりました。
    病気を抱えている子供には「楽しいこと」だけを教える。
    それが優しさだったとしても子供から見ればその優しさが辛かったりすることが1人で納得し、共感しました。
    まだ社会に出てない学生の経験の無さ

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    2026年01月07日
  • Nのために

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    どうしてそうなってしまったんだ?
    という事件から物語は始まった。

    現場にいた人間それぞれの証言から事件の輪郭が語られる。

    しかしそれぞれの視点から語られるて行く内容は
    徐々に輪郭を変えていく

    みんなお互いの気持ちは分かっていないで
    自分の大切な人の為に行動する

    それが現実も同じで世界は回っているんだなって思えた

    人を理解する事は一部出来るかもしれないが
    理解出来ない領域の方が大半を占めていた。

    お姫様さま救出計画が緊迫しないように
    お遊戯のノリで軽くしたというくだりがとても
    好きです。

    ところが計算違いが多々起こり

    あんな事になってしまい

    複雑な気持ちですが

    読み終えて

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    2026年01月07日
  • C線上のアリア

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    嫌ミスの女王である湊かなえさんの作品にしては、最後爽やかな気持ちで読み終えた
    それぞれの道で幸せに笑ってる3人の姿が見えた

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    2026年01月05日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    後味悪〜い短編集。もちろんどんでん返し。
    色んな登場人物の視点から書かれてるから短編なのに読み応えある。
    特に好きなのは「マイディアレスト」。「蚤取り」の改題で、これを知った時ゾクッたな…
    残虐なのに痛快w

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    2026年01月05日
  • 未来

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    こんなにも似た様な不幸を背負った人が繋がるのだろうか,と言うことはさておき無知であることの恐ろしさを痛感した。子供も含め無知でおとなしい人は食い物にされる、弱肉強食の世界。親に恵まれないのはとにかく救いようがなく心が痛んだ。個人的にグッときたのは章子のママのお兄さん。なんだろな、初めはクズでしかないと思ったけど、それだけじゃない。生きていくためにクズになろうとしたけどなりきれないところとか、この子の賢さがよくわかる描写が好きだった。

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    2026年01月04日
  • 山女日記

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    山ガールに憧れていましたが、
    山女がいいです。
    そして、トレッキングが私には向いているかも!と思いました。
    登山靴や、ウェアも買いましたが、
    まだ、実現していません。
    この本で益々
    山に行きたくなりました。

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    2026年01月02日
  • C線上のアリア

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    ずっとヒヤヒヤしながら読んだ。
    嫁姑の問題は、ずっと続いていて最近になってようやく取り上げられ始めたのかもしれない。
    ラストは結構好き。

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    2026年01月01日
  • 未来

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    現実世界って救いようがないなあと思た
    個人で出来ることなんてたかが知れてるけど、ぼくらは個人でしかないからそのちっぽけな助力しかできない

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    2026年01月01日
  • 贖罪

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    止まらない負の連鎖、湊かなえの書く後味の悪い作品マジで大好き。言葉の鋭さも良い
    PTAの回が好きでした

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    2025年12月30日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    衝撃のラストだった。
    ラストスパートのスピード感と裏切られ方が面白かった。
    結衣子はDNA鑑定をした後も一緒に住んでいる万佑子が自分の中にいる万佑子と合致せず、幼少期に一緒に過ごした本当の万佑子を探し続けていたように見えた。その中で、結衣子にとっては幼少期に一緒に過ごしていた万佑子にさえも裏切られた形になってしまったことは飲み込めないことだったと思う。幼少期を一緒に過ごし、血のつながっていた「本もの」の万佑子はどこにもいなかった。万佑子もブランカも失った結衣子は、これから何を拠り所に生きていくのだろうか。

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    2025年12月29日
  • 未来

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    読み続けるのがしんどかったけどいい作品
    不思議と読み返したくなる
    ママは何を思ってたんだろうな
    マドレーヌが食べたくなった

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    2025年12月29日
  • 人間標本

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    半日で読み終えてしまった。

    単行本として出版された頃からずっと面白そう、読んでみたいと気になっていて、今回文庫本が出ているのを書店で見つけて迷わず購入。

    何年経っても、湊かなえさんの小説がいちばん好きだ。
    いったいどんな風に生きていたら、こんな物語が思いつくのだろう。

    今までの湊かなえ作品の中で群を抜いてグロテスクだった気がする。猟奇性があまりにも現実離れしていて、感情移入することはできず、どこか遠いところから彼らの生き様を眺めているような、そんな視点で読み進めていった。

    前半は、榊史朗が人間標本をつくるに至った経緯が、手記のようなかたちで記されている。グロい。私は比較的グロいのに耐性

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    2026年02月03日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    4つの短編から構成されている小説ですが、3話目くらいから涙腺が緩み始め、最後は喫茶店の角でひとり涙していました。
    阪神淡路大震災と南の楽園トンガとそこに出てくる登場人物の人生がギュッと詰まった一冊です。

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    2025年12月25日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    湊かなえさんの青春部活ストーリー。
    交通事故に遭い、道半ばで陸上全国大会出場の夢が叶わなくなってしまった町田くんが、放送部に入って高校一年生の期間を過ごして変わっていく。

    もう一つ収録されていた「ラジオドラマ」は町田くんを放送部に誘った宮本くんの師匠(現パン屋のおばちゃん)との話。同じ短いシーンを小説、テレビドラマの脚本、ラジオドラマの脚本それぞれで書く上でどう違うかわかりやすく教えてもらう場面があって、私自身も勉強になって面白かった。

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    2025年12月24日
  • 落日

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    オーディブルにて。
    北川景子さんの朗読が秀逸でした。
    重い話だなーと感じつつ聴き進めて行ったけど、最後はモヤが晴れるようなスッキリとした終わり方。
    良かったです。

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    2025年12月21日
  • 少女

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    お願いだからバッドエンドにならないで!
    そう念じながらページをめくる手がとまらなかった。
    それほどまでに少女たち、そしておっさん、子供たちに感情移入していた。
    複雑にからみあう糸をほぐしていくように、登場人物たちの関係が伏線回収されながら解き明かされていく。
    本当に美しくて儚い物語だった。

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    2025年12月07日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    美人OLが、メッタ刺しにされ、焼死した状態で見つかった。その真相を、関係者による証言から追う話。犯人だろうと追っていた人と実犯人が全く違っていてええーっとなったが、お話的には面白かった。人がどう思っているのか、心の中はわからないなぁ。怖いですね。

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    2025年12月06日
  • 未来

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    よかった、ハラハラする場面もあった。
    みんな、大切な誰かを守りたくて、守れなくて、人を殺す。
    あとがきに書いてあったように、これが現実にあるなんて思ったことなかったけど、街でバスをみたら、ありさと章子が乗っているかもしれないなって今度から思えるかもしれない。 

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    2025年12月05日