湊かなえのレビュー一覧

  • 母性(新潮文庫)

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    ネタバレ

    常にルミ子にイライラした。
    自分の母親のために子供を愛する、虐待以前にそんな考えをする人が現実にもいるのかもしれないと考えると恐怖。火事が起きても、自分の子供より先が短い自分の親を助けようとするんだよ?
    しかも田所も頭おかしい、あの幼馴染に捨てられて結局家に帰ってくるし清佳は最後幸せそうだから良かったけど、、、
    湊かなえのハッピーエンド初めて読んだ。

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    2026年03月02日
  • 少女

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    ネタバレ

    2人の高校生の夏休みの出来事。
    途中で淳子はおっさんにバックハグしたのが衝撃的であった。あれは恋なのか、、おっさんに対して施設で色目を使っている職員に対して嫌な顔をしていたから恋かと思われる(私の考え)。
    そして、お父さんに会えた‼️でJK2人のこころのすれ違いもなくなり仲が深まった‼️で終わると思いきや、まさかの息子がそっちで、なんなら恨んでたから刺した?!流石湊かなえの物語は一筋縄ではいかないなと思った。

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    2026年03月02日
  • Nのために

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    物語が複数の登場自分視点で描かれているため、少し混乱するものの、展開がスムーズで、非常に楽しく読めた。人とのコミュニケーションはちょっとしたズレが当たり前ように発生し、それぞれの解釈の違いに発展するまでの軌跡は、現実世界でも常に発生するよな〜と、ついつい思い返せざるえなくなった。

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    2026年02月28日
  • 時の罠

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    ネタバレ

    時の流れをテーマにした短編で面白かった。女性二人はタイムカプセルの話だったが、作風のように優しい読後感が残っている。万城目学さん、米澤さんは才能かなぁ着想が面白かった。
    ※ネタバレ注意! 以下の文には結末や犯人など重要な内容が含まれている場合があります。

    読書は甘辛で行く。ソフトとハード。刺激と慰撫、頭とハート。その他いろいろで、ほろりとしたり、背筋が凍ったり、一日の出来事だったり何世代にもわたる大河が流れていたりする。でも日常の読書の味付けは甘辛が気分転換にいい。

    この短編集は、甘辛がミックスされそれもいい塩梅な配合で出来がよく、読後のレビューも書きやすくて、ありがとうと一礼をした。時の

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    2026年02月28日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    山と人生を重ねながら綴られる登山小説の続編。
    生きてると色々なことがあるけれど、その間山はずっと存在していている。同じ山でもその時の登る人の気分や誰と登るかなどで感じ方は変わるよなぁと自分の登山の経験を思い出しながらじっくり読みました。

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    2026年02月26日
  • 少女

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    ずっと面白かった。
    物語がちょっとずつ立体的になっていく構造に魅了されながら過ごした素敵な時間。

    仕掛けにまんまとやられた、ちょっとの悔しさもありながら。

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    2026年02月26日
  • 未来

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    読んで本当に良かった イヤミスというよりノンフィクションドキュメンタリーやルポルタージュのように読める 構成が6つに分かれているが登場人物を四方面から角度を変えてより深く見えてきた あとがきまで感動した 自分は今このような子どもたちにどんな手をさし伸べることができるかはわからない けれど子どもの社会問題をここまで知ることができたのでこれからはもっと意識して目と耳を傾けていきたい 

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    2026年02月25日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    親の狂気 子供に向けちゃダメだけど
    私は理解できる。その子たちはトラウマレベルで
    一生背負って生きて欲しい、

    その子たちはそうされても仕方ないとも、思ってしまう自分が黒いのか、、

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    2026年02月23日
  • C線上のアリア

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    嫁と姑との関係。
    女性の社会的立場の低さ。
    時代が変わってきたとはいえ、現代でも残っている光景ではあると思います。

    金庫の中身の意味が分かった時は、なるほどな〜…となりました。金庫に入れる意味が無いものを、ボケて入れちゃってたと思っていました。

    思い込みや勘違いからすれ違い、関係性が拗れてしまうこと、実際にもあると思います。認知症が進んでいるとはいえ、真実が分かって良かったですね。

    湊さんといえばイヤミスですが、この作品は後味が悪くない終わり方でした。

    良いラストだったと思います。

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    2026年02月23日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    今までに無い本のあり方だと思う。
    記者目線で話が進むだけあって、本の後ろ側にはSNSの様子と記事がまとめられてるから是非それも読みながら読み進めていって欲しい。
    湊かなえさんならではの裏切りが最後に書かれてるけど、事件の真相は全部普通の文章ではなく記事から知るところも素敵

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    2026年02月22日
  • カケラ

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    ネタバレ

    それぞれの視点で話すので、登場人物の印象が変わっていき面白かった。
    本編では主人公に否定的な声が多かったけれど、それはその人から見た人物像で、主人公は悪い人ではないのだろうと思う。天然で気に障る言動をすることがあるだけで。
    八重子と有羽や、星夜と有羽、主人公と堀口(父)など、互いを思い合っていたのにカケラがぴったりはまれなかったのが切ない。両思いってだけで上手くいかないのはリアルなのかも。

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    2026年02月21日
  • 贖罪

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    4名の告白、殺された少女の母親それぞれの独白、関連する人の死、全てが一つの殺人から。。複雑ながら関係性も上手く描かれている。すごい。

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    2026年02月21日
  • 落日

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    ネタバレ

    振り返ると事件としてはシンプル。
    家族の中で黙殺されていた兄が、妹の企みにより大切な人が命を落としたと知り、衝動的に妹を刺し殺した。
    そしてクリスマスケーキの蝋燭の火が全てを焼き去った。という事件。

    早い段階で真尋の姉の死因や、リキトの存在が解明されていたとしても、線は繋がるけど着地点はそこではない。

    父の死の真相に触れる香や、父と共に姉の墓参りに出向く真尋の描写が鮮明に描かれている。

    それぞれの点が結びついていく様が、フィクションながらに現実味を帯びて感じられるのが作者の真髄のように感じられた。

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    2026年02月21日
  • 少女

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    ネタバレ

    読みやすかった。
    実は小学生の頃に読んだ本。(だと思う)
    湊かなえさんの本ということは確かで、タイトルを見たときにこれだった気がする!となった。
    全く内容は記憶になかった、というか当時は理解してなかったのだと思うけれど。

    自殺した2人の少女は罪があったのだから仕方ない。ただ敦子と由紀によってこの2人の少女は自殺したのだと考えると、敦子と由紀も罪を背負って生きていくのだということ。

    3人のおじさんと4人の女子高生を中心に、世界は広いようで狭かったと感じた。ただ、それぞれの友情は羨ましくもある。

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    2026年02月20日
  • 贖罪

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    初めて読んだ湊かなえさんの作品です。
    少女の暴行殺人事件、現場に居合わせた同級生の少女たち。
    なぜ自分の子供だけが殺されたのか、と怒りを子供たちに向ける母親。
    一つの事件をきっかけに、関係者の子供たちが何十年も呪縛に囚われ続けていく作品です。誰が悪いのか、どうすれば良かったのか。題名通り「贖罪」の意味に翻弄されていく成長した少女たちの姿は読んでいて何とも言えない気持ちになります。
    フィクションとして読むというより、これぞ人間のリアルだ、と少し恐怖心すら感じながら読みましたが最後まで楽しめる作品でした。

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    2026年02月19日
  • 暁星

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    湊かなえさんの作品は今までミステリーが主なものだと思っていたけれど、今回これを読んで湊さんは「愛の作品の人」なんだなと思った。
    どこかNのために、のようなものを感じた作品。
    ノンフィクションの手記とフィクションの手記から成るこの本は、読んでいく中で辻褄が合って、真実を理解した時に涙が止まらなかった。
    誰かのために自分を犠牲にできるのはこんなにも美しいことなんだなと。
    私も守りたい人ができたらいいなと、とてもそう思いました。

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    2026年04月19日
  • 山女日記

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    登山を通して振り返る人生のあれこれ。

    ここにあるのは決してハッピーで愉快な仲間たちとの山行記録ではなく、なんか少し関係性が微妙で曖昧な人たちの話。

    山は誰かと登ってても独りなの。
    なぜなら身体と感覚は自分だけのものだから。
    そしてそんな孤独の中で、いま目の前の歩いている人のことを思い考える。この人はどういう人なんだろうと。
    そうして今までの言動や行動からレッテル貼りをする。その時どうしてもマイナス面が目についてしまって、だから大体、微妙な気持ちになる。

    でもこの物語では、山でのその人の違う一面から、少しずつ誤解を紐解いていく。
    そんな風に上手くいって分かり合えるのは、あくまでも物語だから

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    2026年02月16日
  • 往復書簡

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    手紙のやり取りだけである時のある出来事の真相が解明される。
    良いこと悪いこと、人の気持ちなど手紙ならではのやり取りにスリルを感じました。

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    2026年02月15日
  • 夜行観覧車

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    ネタバレ

    高級住宅街・ひばりが丘で起きた殺人事件。
    エリート一家の主人がその妻に撲殺された。遺された三人の子どもたち、向かいの家に住む母娘、近所のおせっかいなおば様…様々な人の視点から事件を紐解いた先には、、、

    うーん、面白かった。
    とりたてて派手さはないし、深い感動やスリリングな展開もないのだが、先が気になってさくさくさくと読破。なんというか、後を引くような面白さがあって、やめ時が分からなくなる作品だった。明確に章立てがあるので、きりの良いタイミングは定期的に訪れるのだが、なんとなく先が気になって、ついつい夜ふかししてしまった。

    遠藤真弓にものすっっっっごくイライラした。
    娘・彩花に酷い暴言を吐か

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    2026年02月14日
  • 未来

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    面白すぎて久しぶりにまた小説を読み出そうと思った作品。
    イヤミスというが、逆にその方が深く考えさせられるなと思う。
    血は争えないじゃないけど、自分のした事ってやっぱり子供も同じ事を繰り返してしまう。
    だからこそ、私が胸を張って生きる人生を選ばないといけない。子育てまっしぐらな私はそう感じました。

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    2026年02月13日