湊かなえのレビュー一覧

  • 贖罪

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    4名の告白、殺された少女の母親それぞれの独白、関連する人の死、全てが一つの殺人から。。複雑ながら関係性も上手く描かれている。すごい。

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    2026年02月21日
  • 落日

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    ネタバレ

    振り返ると事件としてはシンプル。
    家族の中で黙殺されていた兄が、妹の企みにより大切な人が命を落としたと知り、衝動的に妹を刺し殺した。
    そしてクリスマスケーキの蝋燭の火が全てを焼き去った。という事件。

    早い段階で真尋の姉の死因や、リキトの存在が解明されていたとしても、線は繋がるけど着地点はそこではない。

    父の死の真相に触れる香や、父と共に姉の墓参りに出向く真尋の描写が鮮明に描かれている。

    それぞれの点が結びついていく様が、フィクションながらに現実味を帯びて感じられるのが作者の真髄のように感じられた。

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    2026年02月21日
  • 少女

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    ネタバレ

    読みやすかった。
    実は小学生の頃に読んだ本。(だと思う)
    湊かなえさんの本ということは確かで、タイトルを見たときにこれだった気がする!となった。
    全く内容は記憶になかった、というか当時は理解してなかったのだと思うけれど。

    自殺した2人の少女は罪があったのだから仕方ない。ただ敦子と由紀によってこの2人の少女は自殺したのだと考えると、敦子と由紀も罪を背負って生きていくのだということ。

    3人のおじさんと4人の女子高生を中心に、世界は広いようで狭かったと感じた。ただ、それぞれの友情は羨ましくもある。

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    2026年02月20日
  • 贖罪

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    初めて読んだ湊かなえさんの作品です。
    少女の暴行殺人事件、現場に居合わせた同級生の少女たち。
    なぜ自分の子供だけが殺されたのか、と怒りを子供たちに向ける母親。
    一つの事件をきっかけに、関係者の子供たちが何十年も呪縛に囚われ続けていく作品です。誰が悪いのか、どうすれば良かったのか。題名通り「贖罪」の意味に翻弄されていく成長した少女たちの姿は読んでいて何とも言えない気持ちになります。
    フィクションとして読むというより、これぞ人間のリアルだ、と少し恐怖心すら感じながら読みましたが最後まで楽しめる作品でした。

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    2026年02月19日
  • 山女日記

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    登山を通して振り返る人生のあれこれ。

    ここにあるのは決してハッピーで愉快な仲間たちとの山行記録ではなく、なんか少し関係性が微妙で曖昧な人たちの話。

    山は誰かと登ってても独りなの。
    なぜなら身体と感覚は自分だけのものだから。
    そしてそんな孤独の中で、いま目の前の歩いている人のことを思い考える。この人はどういう人なんだろうと。
    そうして今までの言動や行動からレッテル貼りをする。その時どうしてもマイナス面が目についてしまって、だから大体、微妙な気持ちになる。

    でもこの物語では、山でのその人の違う一面から、少しずつ誤解を紐解いていく。
    そんな風に上手くいって分かり合えるのは、あくまでも物語だから

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    2026年02月16日
  • 往復書簡

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    手紙のやり取りだけである時のある出来事の真相が解明される。
    良いこと悪いこと、人の気持ちなど手紙ならではのやり取りにスリルを感じました。

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    2026年02月15日
  • 夜行観覧車

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    ネタバレ

    高級住宅街・ひばりが丘で起きた殺人事件。
    エリート一家の主人がその妻に撲殺された。遺された三人の子どもたち、向かいの家に住む母娘、近所のおせっかいなおば様…様々な人の視点から事件を紐解いた先には、、、

    うーん、面白かった。
    とりたてて派手さはないし、深い感動やスリリングな展開もないのだが、先が気になってさくさくさくと読破。なんというか、後を引くような面白さがあって、やめ時が分からなくなる作品だった。明確に章立てがあるので、きりの良いタイミングは定期的に訪れるのだが、なんとなく先が気になって、ついつい夜ふかししてしまった。

    遠藤真弓にものすっっっっごくイライラした。
    娘・彩花に酷い暴言を吐か

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    2026年02月14日
  • 未来

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    面白すぎて久しぶりにまた小説を読み出そうと思った作品。
    イヤミスというが、逆にその方が深く考えさせられるなと思う。
    血は争えないじゃないけど、自分のした事ってやっぱり子供も同じ事を繰り返してしまう。
    だからこそ、私が胸を張って生きる人生を選ばないといけない。子育てまっしぐらな私はそう感じました。

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    2026年02月13日
  • 贖罪

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    おもしろい
    それぞれの人の情景を書くのがうますぎる
    そことそこがつながるんだ、みたいな驚きもよかった

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    2026年02月13日
  • 母性(新潮文庫)

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    映画観て、本もほしくなりました
    初湊かなえさん、おもしろすぎました

    母←娘(母)←娘というかんじ。

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    2026年02月12日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    300ページあまりとは思えない
    鋭く突き刺さる
    湊かなえ、素晴らしい小説家、存在してくれてありがとう

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    2026年02月11日
  • 贖罪

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    これぞ湊かなえ。

    学校の校庭で遊んでいた仲良しの5人。

    その中の1人が、無惨な姿で発見された殺人事件。

    犯人と会話をし、顔を見ているはずなのに、4人は思い出せない。

    やがて中学生になり、被害者の母親から浴びせられた罵倒と理不尽な約束。
    変わり果てた友の亡骸の記憶とともに、呪いのように皆の心を蝕み続けた。

    贖罪という名の呪縛。

    やがて大人になり、それぞれの償いを成し遂げる時、事件の予想外の真実に辿り着く。

    衝撃のラスト。
    ページをめくる手が止まりませんでした。

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    2026年02月10日
  • 落日

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    小さな町での幼い頃の記憶には、冷たく悲しいベランダでの思い出が。

    それを救ってくれたお隣の同じ境遇で顔の見えない柵の下の小さなあたたかい手。

    それが何故、兄に滅多刺しにされ放火までされたのか。

    新進気鋭の映画監督となり、その記憶を元に映画を作ろうと、同郷の新人脚本家と共に、その殺人事件を調べるにつれ見えてきた真実が切なすぎました。


    2人にとって、これから生きていく先を照らしてくれるような、希望を感じさせる作品でした。

    切ないけれどモヤモヤな気持ちで終わらないので、とても驚きました。

    一気読みでした!

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    2026年02月09日
  • 落日

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    普段、ミステリー小説はあまり読まない。
    それでもこの作品を手に取ったのは、Xで見かけた読書投稿をきっかけに、
    「読んでみたらどうだろう」という小さな声が、心のどこかで響いたからだった。
    特に気になったのが、湊かなえさんの作品だった。

    物語の中心に描かれるのは、
    新進気鋭の映画監督と、まだ世に出ていない脚本家の二人。
    世間からの評価や立場は対照的だが、
    どちらもそれぞれの人生に課題を抱え、それと向き合おうとしている。

    印象的だったのは、
    映画監督が「過去」を辿り続けているのに対し、
    脚本家は「現在」を生きながら、
    どこかで「見ないふり」をしている、という対比だった。

    監督の一貫した「知りた

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    2026年02月08日
  • 境遇

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    最後の最後でひっくり返るとは。繋がってるようで繋がってなかったものが最後の最後で繋がった。真実を公表するという自分にとって苦しいことを覚悟をもって行う勇気も凄い。しかし、あのようなことがなければ本当に正しい真実も隠れたままであったことも事実。この境遇はどう受け止めればよいのだろう。

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    2026年02月08日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    湊かなえさんの作品は、リバースとC線上のアリアを読んだ事あるものの、どちらも真ん中くらいで読む気力が湧いてこなくて断念した経験あり。
    なのでちょっと苦手意識あったけど、今作は面白くて一気読みでした。

    10年以上前の作品だけど古く感じない。掲示板の所が今だったらSNSかな。ドキュメンタリーっぽい構成演出も今ではよく見るけど当時は斬新だったのでは?

    前半中盤が関係者へのインタビュー形式で、終盤が事件の関連資料。この情報出す順番が上手いなあと思いました。また最初から読み直したくなった。

    しっかりとしたイヤミスですわ。読後は物凄く嫌な気持ちになったもん。人間不信になるよ。
    解説も良かった。無自覚

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    2026年02月04日
  • カケラ

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    現代ぽい話でとてもよかった。
    太っている痩せている、かわいい可愛く無い..
    そこへの執着が比較的強い方なので、今は小学生の子でもオシャレするのが当たり前の世界なのが楽しくもあり、疲弊もしそうな時代

    話は1人の女の子へ対する印象などがさまざまで、だんだんとその子がどういう子なのか浮かんでくるのが読んでいてたのしかった

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    2026年02月03日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    湊かなえさん作品…どんなドロドロなイヤミスが待っているんかな??と覚悟しつつ、前情報も入れず挑んだ。

    いやー、本当に面白かった!!
    文字通りの一気読みだった。しかも覚悟したのも良い意味で裏切られる位のスッキリ感。
    3人の女性たちがどのように絡んでくるのか…気になって止まらなかったです。
    特にラストの章、他の方がおっしゃる通り、登場人物を整理しつつ読まないとですね。そして2回目読まないとですね。

    そう言えば最近お花買ってないな〜と思ったので、一輪、お家に飾りたい。人と人が繋がっている、とても素敵な作品。

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    2026年02月01日
  • Nのために

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    ネタバレ

    前に見たドラマ「Nのために」がすごく良かった。
    でも細かい展開や結末は忘れてしまっていたので、小説を読むことにした。

    登場人物が語っていく形式で始まる。
    場面も変わって行くけど、ドラマをみていたから、記憶が蘇ってきて、どんどん読み進めていける。

    希美のお母さんが壊れていく場面はとても辛かった。
    希美と成瀬くんのシーンは、榮倉奈々と窪田正孝の2人が完全に頭の中に再現されて、すごく良かった。

    西崎の灼熱バード、過去の自分の体験を文学にしたもので、内容は酷くて読むのもしんどくなる。

    最後、希美の告白、安藤のためだったんだ。
    安藤は何も知らず、世界へ。

    またドラマ見たくもなったけど、
    小説で

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    2026年02月01日
  • 花の鎖

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    面白かった。3人の女性主人公がコロコロ変わって、進んでいくんだけど、段々と繋がっていく!点と点が繋がる感覚が楽しい〜 夜寝る前に、自分で関係地を考察してメモして、眠れなくなったりもした。笑

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    2026年01月31日