湊かなえのレビュー一覧
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最後の母性とは、の文のところでめちゃくちゃ感動した。
私のお母さんがまさに私たち娘にしていてくれた愛情をそのまま言葉にされていて、突然涙腺がゆるんだ。
その最後の2行くらいで感情が揺さぶられた。
娘の回想のところで、母に好かれたいと思い行動するところとか共感できるところも多かった。
私の母は親からの愛情を幼少期に受けられなかった、
だけど自分が産んだ子どもにはそんな寂しい思いは絶対にさせたくないという強い思いをもって産み育ててくれて、
本当にその言葉通り、お母さんが自分が子ども時代にしてほしかったであろうことを当たり前のように私たちにたくさんしてくれたことを思い出して、
母からの強い愛情 -
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ネタバレラストの恐ろしさ、、、
「イヤミスの女王」と呼ばれる所以がここに、、、
実写映画での愛美ちゃん役が芦田愛菜ちゃんだったと知ってから愛菜ちゃんの姿で脳内再生されたんだけどなんかもう余計辛くて辛くて仕方なかった
学生時代、特に中学時代は外からの影響を受けやすい繊細な時期だからね、、、
なぜか親目線で色々考えてしまったし、自分の中学時代を思い出したりしてしまった
先生は先生でめちゃくちゃ計算された復讐をしていてすげぇな(軽く引いた)と思いつつ、どこかスッキリした気持ちにもなってしまった
それにしてもすごい復讐の仕方だよね(引)
ウェルテルに関してはどんまいとしか言いようがない -
Posted by ブクログ
ネタバレ表紙を見て「人間も1番美しい時に標本にできればいいのにな」という言葉に驚き、読み始めた。きっと恐ろしい猟奇殺人なんだろうと。
結果そうであったが、その一言では表せない、真実が何重にも隠されている悲しい物語だった。
史朗も至も人思いな優しい人だった。親子なら分かるが自分を犠牲にしてでも、相手を思いやってしまうのは理解し難いところもある。
子どもは、親とは違う1人の人間であることを理解した上で尊重してあげたい。考え方や才能が違って当たり前。「子ども」という枠ではなく、「個」として見てあげることが必要であると思った。杏奈ちゃんはこれからどうやって生きていくのか。この世でこの事件の真相を全て知 -
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「名作を読もうキャンペーン」⑦
湊かなえ『リバース』。珈琲好きにはたまらない。
かなり昔ドラマみたッキリでして
本棚の端にいらっしゃることはわかっちゃいるけど・・・、今なら読める!
読み手の内面えぐりすぎ!そこまで言語化しなくても、いいじゃん。みんなココロの中は弱いのさ!
どんでん返しとしても有名ですが、いやぁ後半のミスリードも流石!ふんふん、犯人はそーよねぇ、繋がってくるのねぇ、とワタシを気持ちよくさせて一気読み!
そして、ラスト!ドン Σ('◉⌓◉’)!
この後どーなるのよ!主人公どーするよ!
美味しい珈琲、濃厚な蜂蜜を添えて・・・。
やはりイヤミスの女王 湊かなえさん -
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美しいままに標本にするというために、自分の息子を含めた少年を人間標本にした、殺人鬼の手記で物語が進みます
人間を標本にするというと、とてつもなくグロく感じますが、グロい表現はそこまでではなく、イラストもありますが、昔のCGみたいなものなので、耐性がなくても大丈夫だと思います(でも、ネットではグロと書かれてるので、耐性がない人にはきついのかもしれません)
私は大丈夫でした
なぜ、人間標本を作ることになったのか、そこに至るまでの主人公の人生に引き込まれていきます。全体的に不穏な空気なのですが、とてつもなく美しいものを生み出していく人たちの話を中心に、人の狂気が生まれていく様子に引き込まれます。
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Posted by ブクログ
---あらすじ---
女子小学生の仲良し5人組のうち1人が、作業服を着た男に性的暴行の末絞殺され、その事後を目撃した4人がその後の人生でこの事件に囚われ、殺人を犯してしまうまでの物語。そして殺された子の母親の物語も描かれる。5人の独白が5章。
---感想---
誰も救われない感じが苦しく、とても好みだった。実際こういう事件ってかなりの数ありそうだけど、同じく罪の意識とかを抱えて生きるものなのだろうかと思った。
あと各キャラクターの設定の解像度が高すぎて、湊かなえさんというか小説家の方って普段どんな感じで生きてるのか気になった。
前に湊かなえさんのインタビューを見たことがあって、初めて顔と声を