湊かなえのレビュー一覧

  • カケラ
    一気に読んだ。
    湊かなえ作品は文章がすごく読みやすい。
    本当に好きな文章で、登場人物の関係図が完成する瞬間は読んでて気持ちがいい。
    出てくる大人全員が無意識に無神経。
    あとはドーナツがとにかく美味しそう。食べてみたいね。
  • Nのために
    おもしろい!!!!
    手が止まらなかった!!
    読んでくうちに読者にだけわかる
    すれ違い、勘違いのような全てが
    終わった時に
    あー!
    ってなる
  • 花の鎖
    これ、わたしすき!!!!
    三人の女性がそれぞれの視点で話が展開してきます。
    全てが繋がった時!!!!ああ!!!!
    ってなる!
    すきー!!!
  • 告白
    ページをめくる手が止まらないとはまさにこの事だと思った。
    理想や偽善を振りかざしていなくてとても良かった。
  • 夜行観覧車

    読みやすい

    終わり方がモヤァァ;つД`) でもすごく読みやすかった。 どこかで手を施していたらどうにかなっていたのかも、、、なんで当事者じゃないから言えることなのかもしれない。 家族みんなで普通に暮らすって簡単なようでいて、実は脆くて危なっかしくて、家族であろうとお互いの気づかいがあって初めて成り立つのだな、と...続きを読む
  • 母性(新潮文庫)
    『時は流れる。流れるからこそ、母への思いも変化する。それでも愛を求めようとするのが娘であり、自分が求めたものを我が子に捧げたいと思う気持ちが、母性なのではないだろうか。』

    「無償の愛」を知ることなしに無償の愛を注ぐことも、無償の愛を注がれることなしに無償の愛を知ることも、たぶん、難しい。そしてその...続きを読む
  • 母性(新潮文庫)
    読みながらたくさん考えさせられた作品でした。母とは、娘とは、愛とはなにか?さすがは湊かなえ、伏線が序盤から張られまくり、母娘の歪な愛の物語として完成しています。いつか私が親になることがあれば、その時またこの本を開くことでしょう。

    以下少しネタバレです。















    ルミ子は母への...続きを読む
  • 少女
    鬱寸前くらいの脳内の声がぐるぐる回る描写や、そんな人に対して自分の思いを伝えることの難しさがとてもリアルだと感じた。話すのではなく、書くことで勇気づけようとするのが良かった。

    少女2人の友情が微笑ましい良い方向に向かったかと思いきや、最後は「イヤミス」らしい終わり方になった。因果応報の伏線回収か。
  • Nのために
    読み始めたときは頭の隅にNとは誰のことだろうと思いながら読んでいた。
    それぞれのNへの想いが交錯していく。
    一つひとつのピースが揃っていき全体像が見える。
    読者にしか分からない物語の構成に感動した。
  • ユートピア
    それぞれの考えていることが面白い。
    例え心の中で思っていても、はっきりは言語化しない黒い気持ちが文字ではっきりと書かれておりハッとした。
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー
    母と娘の話を中心に描いた短編集。
    後半の『ポイズンドーター』と『ホーリーマザー』は、最初は毒親に苦しめられる娘の話として描かれているが、次の話でその裏側を知れる仕組みとなっており、親子関係のあり方について考えさせられた。
  • 人間標本
    最初、湊かなえ先生の本にしては、なんだか読みにくいなと思っていましたが、
    読み進めていくとどんどんいつもの調子に。
    単なる異常な人間の話で終わらせないところが、さすがだなと思うと同時に
    ぞわっとさせられました。
  • 高校入試
    中学生の時に初めて読んで、湊かなえさんにハマったきっかけの本。
    何度も読み返した。何人もの視点で書かれており、面白い。
  • 告白
    I read the Chinese translation of this book by Shihchia Ting printed in Taipei, with more and more passions during my advance of it, as if I were Yuko...続きを読む
  • 告白
    すごい。すき。
    先生の「告白」から始まるいくつかの事件を、6人(あってるかな)の視点から語っていく物語。
    それぞれに「譲れない核の部分」があり、それぞれに「なかったことにしている自分の愚かさ」があり、それぞれに「悪者にしたい相手」がいる。
    それぞれの「告白」は真っ白な自分と真っ黒な誰か、そして愚かで...続きを読む
  • 告白
    中学校教師がクラスのある生徒達に復讐をする話。
    第1章で、話の核となる事件の概要が語られる。
    各章で語り手が違い、背景が少しずつみえてくる。

    狂気に凶器に、狂喜と、湊かなえさんのデビュー作は、記憶に残る濃厚な作品でした。
    …哀しい話ですが、それも人間という感じです。

    映画も、役者さんが怪演してお...続きを読む
  • 落日
    さすがの湊かなえさん
    すごーい面白かった。
    最後の方は続きが気になって止まらなかった。
    一気読み必須です!
  • 花の鎖
    途中途中であれ?となる部分があり自分の中で人間関係の様子が繋がっていくのが面白かったです。相関図がないと少し頭がこんがらがりますが面白いです。人物名の呼び方などから時代が読み取れて時代がわかるくらい特徴がある日本語(喋り方?)って凄いなって思いました。私はまだまだ未熟なので個人的にはもうちょっとスッ...続きを読む
  • 母性(新潮文庫)
    【愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて信じられません】【私に勇気を与えてくれる人。母こそ私の太陽です】【ママ、赦してください--】 本を捲る手が、文字を追う目が、心に染み込んでくる物事にどっぷりどっぷり。【愛能う限り】この一文でもう心が絡めとられる。
  • ブロードキャスト【電子特典付き】
    高校生の青春というか、部活あるある的な部分から部活を通して成長していく過程が良い。放送部の先輩たちのゴタゴタには少しイラッとするけど、そういうのあったなーみたいなのも感じ、懐かしさもあった。脚本を書くという作業の過程も分かりやすく楽しく読めた。