湊かなえのレビュー一覧

  • 暁星

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    救いの物語

    救いとはなんなのか、狂気を孕んだ行為には必ず他者への思いがあって、なぜなら自分を救うだけなら自分勝手に死ねばいいだけだから。

    だからこそその行為は肯定されるべきではないけど尊重されるべきである。みたいなかんじかな。わかんないけど

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    2026年04月20日
  • 暁星

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    読み終えてしばらく放心状態になった。
    面白いじゃ片付けられないような本はそうそう出会えない。

    伏線回収がさすが湊かなえさん…。

    心の整理がついたらもう一度最初から読みたい。

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    2026年04月20日
  • カケラ

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    ネタバレ

    私は美容整形肯定派。とても考えさせられる考察のし甲斐のある本だった。

    有羽⇒自分自身の容姿に自信があった
       だからそれを失ってしまったことで自信を喪失
    →世間一般からの「美しい」「幸せ」が誰にでも当てはまるわけではない
    →美容整形が誰にでも「幸せ」をもたらすわけではない
    →容姿というものは「自信」の大きな要である

    ⇒でも、健康面で考えると「太っている」のはマイナスなのでは?
    ・気分が落ち込みやすくなる
    ⇒実際に有羽は、結構すぐにちょっとした要因で自殺してしまう
    ・体が動かしずらくなる、生活しずらい
    ⇒けがをする確率が上がる

    有羽の中学の時の担任
    ⇒太っていて、今まで辛い思いをしてきた

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    2026年04月19日
  • 暁星

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    わたしの家は祈りの家と呼ばれると書いてある。それなのに、おまえたちはそれを『強盗の巣』にしている。
    - マタイの福音書21:13

    イエスキリストが神殿で商売をしていた人々にブチギレた理由がわかる。
    (信仰を金儲けの道具に利用することが最終形態まで行くと、どんな悲惨な結果を生むか。この本に出てくる偽の宗教のように。)

    小説としてシンプルに面白かったです。

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    2026年04月19日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    私がこの子を守らなければいけないという責任感から、娘を束縛したり厳しくしてしまうシングルマザーを毒親だと表現してしまうのはまだ自分が、未熟な子供だからなのだなと思えた。親ガチャや毒親などハズレな親を表現することはあるが、ほんとに親の気持ちをわかるのはきっと自分も親にならならいと分からないから仕方ないのかもしれない。しかし、ほんとに助けを求めている子供はいるし、助けなければいけない子もいるから最後の里穂の発言は納得できた。

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    2026年04月19日
  • 暁星

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    物語の内容と構成が素晴らしい。無駄のない緻密な物語の展開により、読み進めるほどに引き込まれ、後半は驚きと切なさで胸がいっぱいになる。必ずもう一度最初から読みたくなる。私は我慢できずに、途中で何度も戻りながら読み進めた。

    モデルであろう実際の事件については、様々な意見や憶測があるために、非常に扱いが難しいテーマだったと思う。そこにこの小説を書くことに決めた湊かなえさんの信念の強さを感じた。これはあくまで物語。でも読んだ人が社会やその日陰で生きる弱者について考えが至るきっかけになればいいという願いがあるのだと思う。
    また、単に宗教を悪としていないのも公平で、読者に考えさせる余地を与えているのもい

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    2026年04月19日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    終始面白かった。さすが湊かなえ、という感想。淡々と一人と人が心情を語るところから物語が始まる、湊かなえらしい始まりで一気に引き込まれる。

    物語は、小学4年生の子ども5人が遊んでいた時に、その中の1人が男に声をかけられ、プールの更衣室で殺害されるという内容だ。そして、4人で亡くなったエミリを見つけ、警察やエミリの家など、手分けして大人を呼びに行った4人の視点から、その時のエピソードやその後の人生が語られる。

    エミリが殺害された後、エミリの母親は4人の少女に、犯人を見つけるか、それに相当する償いをしろと罵る。4人の少女は、償いに葛藤しながら人生を送るという、何ともイヤミスの女王らしいストーリー

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    2026年04月18日
  • 暁星

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    あまりの読解力のなさに一番大切なラストが理解できずに不完全燃焼だったけど、解説を読んで驚いた。フィクションとノンフィクションが交わることで真相が明らかになった瞬間、単なる一人の復讐劇が全く別の見え方になってそういうことだったのかと…
    二等分と半分この違いに凄まじい愛を感じた。

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    2026年04月18日
  • 暁星

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    久々にハードカバーを買いました。
    忙しく読むのに時間がかかってしまいましたが
    買ってよかったと思う作品でした。

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    2026年04月18日
  • 暁星

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    ネタバレ

    オーディブルで視聴しました
    面白かった、良い本を読んだなーと満足感に満たされました

    読み始めはあの、あの事件のやつだ…と恐る恐る読んでいましたがどんどん展開が変わってきて最後に本当に衝撃を受けました

    物語前半は暁の独白で進むのですが読めば読むほどなぜこんな事件を?と不思議になるほど暁本人は熟慮の人で短気を起こす人間に見えなくて不思議な気持ちでした。
    また叔父さんへのインタビューで「暁自身が自分のことで怒った事を幼少期から1度も見たことない」というような事を言っていて余計に不思議でした

    しかし物語後半、白金星華の視点で描かれた物語で話が一気に逆転します
    ここで本当に衝撃を受けで実際に声がで

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    2026年04月18日
  • 暁星

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    オーディブルで二度繰り返し聴いた後、さらに紙の本でも読んだ。
    半分こと2等分は違う。
    このような愛のカタチはあまりにも切なく、胸が締め付けられるような作品だった。

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    2026年04月18日
  • 往復書簡

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    全3篇の手紙による物語。読んでいくと、同じ出来事を経験しているはずなのに、登場人物によって全く解釈の異なり、それが彼らの現在や考え方に影響を及ぼしているのが人間の面白いところだなと実感。どの物語も面白かったが、個人的には1篇を読み終わった時の驚き!!最近読んだ本の中で一番好きな本。やっぱり湊かなえすげえ、ってならざるを得ない。

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    2026年04月18日
  • 人間標本

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    湊かなえさん、こんな残虐なミステリーも書けるんだ!という驚き。
    かなり湊かなえさんの作品が好きで、色々読んでるんだけど、その中でも今回は自分が好きなタイプのミステリーだった!
    下手に新しい話題作のミステリーに手を出すより、湊かなえさんの作品の方が面白い。ハズレがない。
    面白すぎてあっという間に読破。
    とにかく、「すごい」という感想しか出てこず、なかなか感想を書く手が止まっていたら、読み終わってからかなり時間が経ってしまい、内容について深く掘り下げる感想が書けない…(私が湊かなえさん作品を読んだ時あるあるです)
    とにかく、面白かった。オススメです♪
    湊かなえさん、好きな作家さんです!!

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    2026年04月18日
  • 暁星

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    こんなにも人は一途に人を愛することができるのか、と感動と衝撃が同時にくるようなラストでした。
    動機が必ずしも目的となることはないのだなと改めて考えさせられました。

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    2026年04月17日
  • 告白

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    5章に分かれているが、1章目だけ読んでも短編として素晴らしく面白い。
    文章も読みやすく久しぶりに一気読みした。

    恥ずかしながら大人になった今ですら消し去れない彼らと似た傲りが私にもあるため、
    自己嫌悪のスパイスにより爽快に読むことができた。

    みんなみんな心の奥底では自分が可愛いからそれっぽいことを言ったり認知が都合よく他者と解離するなかで行動していくよね。ピュアだと言えば聞こえはいいのかもしれないし、自戒にもなった。

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    2026年04月17日
  • 暁星

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    最後まで見終わってないのに、もう一度読み返そうと思ったくらいしっかり読みたくなった。単なる宗教の話かと思ったがそうではなかった。前半、後半と縦軸、横軸が絡み合うようにたくさんの話がひとつになって、ふたつの話が繋がった。又、読み返してひとつひとつの意味を探りたい。

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    2026年04月17日
  • 暁星

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    audibleにて★★★★★本当に湊かなえさんは素晴らしい作品を書きますね。

    物語は前半と後半に分かれていて視点が違う。後半を読み始めるとあれあなたは誰?となり、あぁそうなんだと解釈が変わっていく。 

    縦方向しかなかった糸に横方向の糸が組み込まれていくような感じ。

    ストーリーは全く違うけど、昔読んだ東野圭吾の白夜行を思い出した。

    しかし、湊かなえの書く母親像は読んだもの全て辛いな…母親として娘として、いつも苦しくなる。

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    2026年04月17日
  • 暁星

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    ネタバレ

    とっても面白かった!
    これから空を見る時、金星を探してしまいそう

    タイトル回収とても良かった
    ずっと、「宵の明星」は使われてたのに、最後の最後に別称の「暁星」を使ってきたの、鳥肌たった。
    「暁闇」と「金星」の物語は、「暁星」となり完結する。


    夜明け前が一番暗い。だが、必ず陽は昇る。そこには希望の星が輝いている。

    夜空に虹を探すのは、星を探すより難しい。そもそも、夜に虹が出ることも多くの人が知らない。だけど、見つけられる可能性は低くても、それが存在することを知っていれば、生きる目標へと変わる。夢は必ずしも叶えるためにあるんじゃない。生涯叶うことはなくとも、その存在が自分と同じ世界にあるこ

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    2026年04月18日
  • リバース

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    ネタバレ

    今まで読んだ湊かなえ作品の中で1番好き
    好きというか衝撃を受けた
    「嘘だ、違う、こんな真実は辛すぎるからやめてくれ」と思いながら最後の1ページを読み進めた
    これこそ至高のイヤミス作品
    衝撃の真実が分かったところでこの小説は終わったが、その後主人公はどうしたんだろう
    彼女に真実を明かすのか、それとも真実を自分の胸だけに秘めて生きていくのか
    私だったらその真実は墓場まで持っていく

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    2026年04月17日
  • 告白

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    最高。続きが気になってさくさく読めた。
    初めに犯人を答えてから経緯や動機、復讐に進んでいく展開に目が離せなかった。人間の心情をここまで深く掘って言語化していることがすごい。

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    2026年04月16日