湊かなえのレビュー一覧
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登山を通して振り返る人生のあれこれ。
ここにあるのは決してハッピーで愉快な仲間たちとの山行記録ではなく、なんか少し関係性が微妙で曖昧な人たちの話。
山は誰かと登ってても独りなの。
なぜなら身体と感覚は自分だけのものだから。
そしてそんな孤独の中で、いま目の前の歩いている人のことを思い考える。この人はどういう人なんだろうと。
そうして今までの言動や行動からレッテル貼りをする。その時どうしてもマイナス面が目についてしまって、だから大体、微妙な気持ちになる。
でもこの物語では、山でのその人の違う一面から、少しずつ誤解を紐解いていく。
そんな風に上手くいって分かり合えるのは、あくまでも物語だから -
Posted by ブクログ
家族の問題がどんどん明らかになる。
素敵な人だって何か勘違いや思い込み。人の汚さが絡むと悪魔に変異してしまう。
でも、人は良い時を知っているからその情から本当のことは話せないまま時は流れてしまう。
表面上では、誰もが幸せに生きてるのかなと勘違いしてるけど、それは見えていないだけ。
頭の中は誰もが真っ暗の中で生きていて何か傷を抱えている。何か失ったり無くした時にそれは気づくのだと思う。
親の介護とか、何かを言われたとしても私は女性だからとかそんな理由で諦めたくない。
自分のことを知らない人に私のことを何か言われてもどうでも良いと感じる。世間の評価とかだって環境が違う土台が違う。そしたら結局何が良 -
Posted by ブクログ
ネタバレ高級住宅街・ひばりが丘で起きた殺人事件。
エリート一家の主人がその妻に撲殺された。遺された三人の子どもたち、向かいの家に住む母娘、近所のおせっかいなおば様…様々な人の視点から事件を紐解いた先には、、、
うーん、面白かった。
とりたてて派手さはないし、深い感動やスリリングな展開もないのだが、先が気になってさくさくさくと読破。なんというか、後を引くような面白さがあって、やめ時が分からなくなる作品だった。明確に章立てがあるので、きりの良いタイミングは定期的に訪れるのだが、なんとなく先が気になって、ついつい夜ふかししてしまった。
遠藤真弓にものすっっっっごくイライラした。
娘・彩花に酷い暴言を吐か