湊かなえのレビュー一覧

  • 贖罪

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    久々の湊かなえ。何気なく手に取ったが、「読後感の良いイヤミス」という矛盾に溢れた物を書かせたら右に出るものはいない。最高だった。
    一つの事件と、それにまつわる少女達、そして1人の大人の主観で進む話。誰かにとっては記憶にも残らないような事が、何気ないメッセージが、誰かの人生を狂わすトラウマになる。最後に贖罪の本当の知った時は頭を抱えてしまった。

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    2026年03月10日
  • 未来

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    ネタバレ

    親ガチャという言葉が世の中でも一般化されつつあるが、まさに象徴的なストーリー出会った。
    物語の前半は、章子という小学生が未来の自分から手紙をもらい、そのあとはひたすら、章子が未来の自分に当てて書いた手紙の内容が続く。
    最初のシーンは10歳の章子の書いた手紙が続くため、漢字とひらがなが入り混じった読みにくい文章であり、これがいつまで続くのだろうという気持ちになる。しかし、物語が進むにつれ、手紙を書く章子も成長していくため、文章もきちんと漢字で書かれ、文体も変わってくる。
    章子は、父を亡くし、精神を病んだ母と2人で生きていくが、担任教師が母のストーカーとなったり、疎遠だった父方の祖母から「母親は人

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    2026年03月08日
  • 夜行観覧車

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    再読です。

    イヤミス、イヤミス言われてますが、イヤなだけでした。タイトル回収する場面で、読者のほとんどが虫の息だったのではないでしょうか。

    よく肥えた土の上には良い野菜が育つと言いますが、高い金を払って土に贅を費やした愚か者たちに野菜の程度など分かるはずもない。
    そんなアメリカンジョークみたいな感想が出てきてしまうくらい、イヤな物語でした。きつぅ。

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    2026年03月08日
  • C線上のアリア

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    ネタバレ

    読み終えた後スッキリする気もあれば、どこか引っ掛かる点もあり、後味の悪さがほんのり残る感じが良かった。主人公を呼び寄せるために叔母はわざとゴミ屋敷にしたのか?認知症も演技?なんて考えてしまった。

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    2026年03月08日
  • Nのために

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    一つの何気ない事件から、各登場人物の生い立ちや生き様まで深掘られ、最後に全てが交わる小説。誰もが、自分の愛するNのために行動した結果、報われない結末となってしまった、、

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    2026年03月04日
  • Nのために

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    ネタバレ

    読んでる途中にNってもしかしてみんなのイニシャルじゃんと気づき衝撃。
    のぞみの境遇に胸が苦しく、弟のためにもあの女に頭を下げてるのが悔しかった。
    わたしは成瀬派です。

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    2026年03月02日
  • 贖罪

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    いやーーーグロいし、人間の闇というかそれぞれの告白も怖かった。
    読み終わったあとも後味の悪い余韻があって最高に良かったと思う。
    イヤミスが好きな私にとっては非常に楽しく読めた。
    ここから湊かなえにどハマりした

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    2026年03月02日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    どんでん返しすぎておもしろかった。
    まさかの故意的な子供入れ違いか。
    万佑子はあっさり弘恵の話(本当の話だが)を信じて、8年間も育ててくれた親から離れる決断をしたのがなんかなぁ、結局子供ってそんなもんかぁと思いました。
    実際に自分がその立場になって、産んでくれた母親に抱きしめられたらやっぱり気持ちは動いちゃうもんなのかな、。
    そして、最後の最後でのなっちゃんからの告白も、はいっ?!!ってなりました笑

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    2026年03月02日
  • 母性(新潮文庫)

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    ネタバレ

    常にルミ子にイライラした。
    自分の母親のために子供を愛する、虐待以前にそんな考えをする人が現実にもいるのかもしれないと考えると恐怖。火事が起きても、自分の子供より先が短い自分の親を助けようとするんだよ?
    しかも田所も頭おかしい、あの幼馴染に捨てられて結局家に帰ってくるし清佳は最後幸せそうだから良かったけど、、、
    湊かなえのハッピーエンド初めて読んだ。

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    2026年03月02日
  • 少女

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    ネタバレ

    2人の高校生の夏休みの出来事。
    途中で淳子はおっさんにバックハグしたのが衝撃的であった。あれは恋なのか、、おっさんに対して施設で色目を使っている職員に対して嫌な顔をしていたから恋かと思われる(私の考え)。
    そして、お父さんに会えた‼️でJK2人のこころのすれ違いもなくなり仲が深まった‼️で終わると思いきや、まさかの息子がそっちで、なんなら恨んでたから刺した?!流石湊かなえの物語は一筋縄ではいかないなと思った。

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    2026年03月02日
  • Nのために

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    物語が複数の登場自分視点で描かれているため、少し混乱するものの、展開がスムーズで、非常に楽しく読めた。人とのコミュニケーションはちょっとしたズレが当たり前ように発生し、それぞれの解釈の違いに発展するまでの軌跡は、現実世界でも常に発生するよな〜と、ついつい思い返せざるえなくなった。

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    2026年02月28日
  • 時の罠

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    時の流れをテーマにした短編で面白かった。女性二人はタイムカプセルの話だったが、作風のように優しい読後感が残っている。万城目学さん、米澤さんは才能かなぁ着想が面白かった。
    ※ネタバレ注意! 以下の文には結末や犯人など重要な内容が含まれている場合があります。

    読書は甘辛で行く。ソフトとハード。刺激と慰撫、頭とハート。その他いろいろで、ほろりとしたり、背筋が凍ったり、一日の出来事だったり何世代にもわたる大河が流れていたりする。でも日常の読書の味付けは甘辛が気分転換にいい。

    この短編集は、甘辛がミックスされそれもいい塩梅な配合で出来がよく、読後のレビューも書きやすくて、ありがとうと一礼をした。時の

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    2026年02月28日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    山と人生を重ねながら綴られる登山小説の続編。
    生きてると色々なことがあるけれど、その間山はずっと存在していている。同じ山でもその時の登る人の気分や誰と登るかなどで感じ方は変わるよなぁと自分の登山の経験を思い出しながらじっくり読みました。

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    2026年02月26日
  • 少女

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    ずっと面白かった。
    物語がちょっとずつ立体的になっていく構造に魅了されながら過ごした素敵な時間。

    仕掛けにまんまとやられた、ちょっとの悔しさもありながら。

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    2026年02月26日
  • 未来

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    読んで本当に良かった イヤミスというよりノンフィクションドキュメンタリーやルポルタージュのように読める 構成が6つに分かれているが登場人物を四方面から角度を変えてより深く見えてきた あとがきまで感動した 自分は今このような子どもたちにどんな手をさし伸べることができるかはわからない けれど子どもの社会問題をここまで知ることができたのでこれからはもっと意識して目と耳を傾けていきたい 

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    2026年02月25日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    親の狂気 子供に向けちゃダメだけど
    私は理解できる。その子たちはトラウマレベルで
    一生背負って生きて欲しい、

    その子たちはそうされても仕方ないとも、思ってしまう自分が黒いのか、、

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    2026年02月23日
  • C線上のアリア

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    嫁と姑との関係。
    女性の社会的立場の低さ。
    時代が変わってきたとはいえ、現代でも残っている光景ではあると思います。

    金庫の中身の意味が分かった時は、なるほどな〜…となりました。金庫に入れる意味が無いものを、ボケて入れちゃってたと思っていました。

    思い込みや勘違いからすれ違い、関係性が拗れてしまうこと、実際にもあると思います。認知症が進んでいるとはいえ、真実が分かって良かったですね。

    湊さんといえばイヤミスですが、この作品は後味が悪くない終わり方でした。

    良いラストだったと思います。

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    2026年02月23日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    今までに無い本のあり方だと思う。
    記者目線で話が進むだけあって、本の後ろ側にはSNSの様子と記事がまとめられてるから是非それも読みながら読み進めていって欲しい。
    湊かなえさんならではの裏切りが最後に書かれてるけど、事件の真相は全部普通の文章ではなく記事から知るところも素敵

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    2026年02月22日
  • リバース

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    ネタバレ

    思っていたより衝撃の展開ではないな…?と思っていたら、最後のどんでん返しで鳥肌立った。さすがイヤミスの女王、湊かなえ…。これからお蕎麦と蜂蜜食べる時、ドキッとしそう。

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    2026年02月22日
  • カケラ

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    ネタバレ

    それぞれの視点で話すので、登場人物の印象が変わっていき面白かった。
    本編では主人公に否定的な声が多かったけれど、それはその人から見た人物像で、主人公は悪い人ではないのだろうと思う。天然で気に障る言動をすることがあるだけで。
    八重子と有羽や、星夜と有羽、主人公と堀口(父)など、互いを思い合っていたのにカケラがぴったりはまれなかったのが切ない。両思いってだけで上手くいかないのはリアルなのかも。

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    2026年02月21日