湊かなえのレビュー一覧

  • リバース

    Posted by ブクログ

    もう一度読み直したいと思います!
    めちゃくちゃ面白かった。
    他の作品も読んでみよ〜!
    まだ告白だけしか読んだことないけど、こっちの方が好み!

    0
    2025年11月11日
  • カケラ

    Posted by ブクログ

    面白かったです。
    外見からその人の背景や環境を想像できても本当のことはわからないし、何が良くて何が悪いのか、現在に至るまでの原因がいつの何なのか、向き合うというのは難しいなと思いました。

    0
    2025年11月10日
  • 落日

    Posted by ブクログ

    おもしろかった。湊かなえさんがこういう作風も得意なのは知らなかった。
    複数人の思いと事象がすれすれで交錯し合っていて、描き方が丁寧。
    読んでいて胸が苦しくなるシーンも多かったが、読後感はすっきり晴れ晴れとしており、タイトルの「落日」のもたらすイメージ(仄暗さ、切なさ、静けさ、すこしの安心感…)にぴったりだなぁという感想。

    0
    2025年11月08日
  • 山女日記

    Posted by ブクログ

    山女日記
    山ガールでなくて、山女。
    いいじゃないか。
    読むしかあるまい。と手に取った。

    一度読みして、連作ということで
    これは二度読みしないといけない。と再度読み耽る…

    連作は個人的に好きだ。
    ちょろっと出てたあの人が、今回の主人公か。
    そうか、こんな目線で見てたのか。
    ああ、あの2人がこうなったのか。
    この人がこんな風に成長したのか。
    ふむふむそうか。
    なんて、勝手に親心で読んでしまう。

    みんな色々あるねんな。
    山が全てを変えてくれるわけでもないけど、
    一歩踏み出せたらそれでええやん。
    登っても降りても道は続くもんね。



    0
    2025年11月07日
  • C線上のアリア

    Posted by ブクログ

    今回の作品はイヤミス感は低めの作品だった。叔母の弥生に育てられた主人公の美佐が、認知症を患いごみ屋敷化した弥生の家を片付けるうちに弥生の過去、自分と元恋人との繋がり等を知っていく。
    後半は点と点が線になり伏線回収していく流れが読むスピードに拍車をかけた。
    またこの話は介護問題が柱になっていて、決して他人事ではないなと思いながら読んだ。

    0
    2025年11月04日
  • Nのために

    Posted by ブクログ

    序盤の登場人物の印象と、最後読み切った後の印象がまったく異なって面白かった。

    表面上の言葉ではその人の本質は見極められないことをより理解できた。

    0
    2025年11月04日
  • 未来

    Posted by ブクログ

    衝撃。衝撃的な読書体験をした。ここ一年で読んだ小説の中で最も印象的だった。
    読んでいる最中、とても、ずっと辛かった。けれど、この物語を読み進めたいという衝動は、この「読んでいて辛い、という状況から早く抜け出したい」という焦燥感よりは、「あなたたちの行く末を見届けたい。たとえその結末がどんなものであろうとも」と、祈るような、願うような、そんな感情から来ていたものであったと思う。
    まさに「未来」というタイトルがぴたりと似合う作品だと思った。

    0
    2025年11月02日
  • カケラ

    Posted by ブクログ

    自分が本当にルッキズムに囚われているからこそ、客観的に考えられる良い機会になった。湊さんの美容への価値観は分からないけど、ここまで深ぼって、気持ちを捉えられる作家という仕事は想像を絶する程すごいと感動した。読んでよかった

    0
    2025年11月01日
  • 母性(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    多分何度も読んだはず、でも今の自分にフィットしすぎて辛くなった。【私】【母】【娘】三世代の話で、自分自身が【私】の立場とおなじでカウンセラーに通っていたときのことを思い出した。同じ事実も視点を変えれば違う話になる、まさにこれ。母に必要な子だと思われたくて褒められたくて頑張る、頑張れば愛してもらえる。なのに母からそう思われない。みんな一方通行の愛というより欲望。途中で【私】は【娘】が母からの愛を求める気持ちに気づき、相互通行になれたらよかったね…と思うが読んでる時期や立場により感じ方は異なるだろうな。永遠に解決しない母娘、近すぎても遠すぎてもうまくいかないし、私自身は娘を愛する気持ちに理由は無い

    0
    2025年11月01日
  • C線上のアリア

    Posted by ブクログ

    幼い頃に両親を亡くした美佐、快く引き受けてくれた叔母の弥生。美佐は大学で上京、就職も結婚もし、弥生の家に戻ることはほとんどなかったが、役所からみどりの屋敷に戻ってきてほしいという連絡があり、帰ることに。弥生は認知症が始まっており、屋敷もボロボロ。弥生を施設に預け、屋敷の掃除をしていきながら、弥生の過去、元彼邦彦との過去、邦彦の母菊枝の過去などが明らかになっていく。美佐が子供の頃見ていた弥生の姿から家の中で見つけたモノたちが全て繋がる物語。介護の内容だが、ミステリー要素があり、点と点が全て線となり、読み終えた後の充実度が高い。屋敷を荊の家にしたのも、直接は言及されていないが、弥生の過去の影響でな

    0
    2025年11月01日
  • 少女

    Posted by ブクログ

    なんか読み終わった後告白みたいにやばいのかなと思ったら結構爽快に終わって気持ちいい。
    視点が2人の主人公で細かく変わり、お互いの場面が近寄ったり、、離れたり、、、、
    *の意味も深い!

    0
    2025年10月28日
  • Nのために

    Posted by ブクログ

    読み飛ばすことなく、終始引き込まれた。
    それぞれの視点がある群像劇のような構成。
    「野バラ荘」に住む、様々な傷を抱えた登場人物たちがとても魅力的で、作中作の「灼熱バード」が何より刺さった。

    0
    2025年10月27日
  • 母性(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    視点が変わることで答え合わせのような感覚で読める。

    「さぞかし愛されて育ったんだな」「円満な家庭で育ったんだな」「可愛がられて育ったんだな」
    他人に対してそういった印象を抱くことがある。決まって性格は真っ直ぐで素直。そこにいるだけで幸せを振り撒くような存在。
    愛情いっぱいに育てることがそのような子を生み、理想的な育児だと考えていたが、そうではないことを知った。
    母親が、母親をいつまでも崇拝していることが心苦しかった。なにがあっても世界の中心は「母と私」なのだと。娘の愛情がずっと空回りしているだけなのもつらい。報われてほしい、救ってあげたい…ただただその繰り返しで読んでた。

    母性を持つことが

    0
    2025年10月26日
  • 花の鎖

    Posted by ブクログ

    物語が進むにつれ話がつながっていく、これまでのものが回収されていくの良すぎる。
    ちょっと複雑だから図とか書くのオススメ、私は書いた。
    2周目もっと面白いんだろうな。すばらしい本でした。ありがとう。

    0
    2025年10月25日
  • 山女日記

    Posted by ブクログ

    怖目ミステリーのイメージだったけど、違う方向性のを読めて嬉しい。続編あるの楽しみ。
    山登りは無理だけどトレッキングとか行きたくなる。

    0
    2025年10月20日
  • 未来

    購入済み

    やっぱり凄い

    何が凄いって、伏線が見事に綺麗に回収される、凄いです。

    0
    2025年10月18日
  • 山女日記

    Posted by ブクログ

    面白かった!!私も地元の山を登ることがあるので楽しみながら読むことができた。山の描写はもちろんだが、登っている女性達の様々な生き方にも触れる事ができた。人生の岐路に差し掛かる年齢になり、今後の身の振り方に悩む事もあるが、こんな生き方もあるし深く考えなくていいか〜って思えた。

    0
    2025年10月18日
  • 花の鎖

    Posted by ブクログ

    構成すごい!
    ミステリー読み慣れてないからかもしれないけど、伏線の回収が素晴らしくて感動…
    胸糞シーンもあったけど最初から最後まで続きが気になりまくる話で一気に読めました
    あときんつば食べたくなって買いました笑

    0
    2025年10月13日
  • 夜行観覧車

    Posted by ブクログ

    死ぬほど読み返し過ぎて、何回読んだか記憶にないくらい読んでいます。私の学生時代の思い出。

    この作品で湊かなえを好きになったし、
    私の大好きな人がドラマに出演して、
    オーディブルの朗読にまで、、、
    作品をなぞり過ぎて、台詞を聞きながら覚えている自分にビビり倒したレベル。

    結末よりもこの作品は過程が遥かに面白い。
    なんなら2回目が一番おもしろい。大好き。

    0
    2025年10月12日
  • 落日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    イヤミスではなくラストまでどこに着地するのか分からず、物語の中に入り込める作品。これも湊かなえらしい作品だと思う。
    過去何度も読んでいる作品だけどその度に違う人物に共感する。見たい世界を書く駆け出しの脚本家、映画を通して真実を知りたい監督、そのふたりの出身地が夕陽の美しい街。
    真尋は脚本を書き、香は映画を作ることで昇華できる。千穂と力輝斗の恋が切なかった。

    0
    2025年10月12日