湊かなえのレビュー一覧

  • 告白

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    10年前に一度読んで再読。ミステリーとしてしっかりしており、読む手が止まらず一気読み。改めて完成度の高い本だと感じた。

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    2026年05月03日
  • 告白

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    傑作。この本に出会わなければ読書の楽しさを知らない大人になっていたかもしれないし私がイヤミス大好き人間に育ってしまったのも元はと言えばこの本のせい。もう一度記憶を消して読みたい。
    2016

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    2026年05月02日
  • 母性(新潮文庫)

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    同じ出来事でも、誰の視点で見るかで意味が変わる。
    その残酷さを静かに突きつけてくる一冊。

    母に認められることに執着する母と
    その母に愛されるために自分を削る娘。

    「私は母の分身なんだから、違う感情を持つなんて許されない」
    その前提が少しずつすべてを歪ませていく。

    お互いへの思いは見事に食い違っていて、母目線は
    「私は愛情を注ぎ、娘を大切に育ててきました」
    「私がどれだけ娘に愛情を注いでいたか」
    と語るのに対し。娘視点では
    「母から殺したいほど憎まれる」
    「胸を切り裂かれそうな言葉を投げつけられる」と描かれる。

    心配をかけまいと涙をこらえる娘の顔は
    母には“愛想のない仏頂面”に映る。

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    2026年05月02日
  • Nのために

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    湊かなえは世界が5D位に見えているのではないかと毎度思わさせられる作品。

    同じ出来事を、仕草、表情を、人にによっては全く違う解釈があって、それぞれの立場から話を聞くと全く別の出来事が起こっていたかのように思わさせる、不思議な二重構造みたいなのをつくる天才。

    作者の頭の中が見てみたい。
    人は自分が経験したこと以上のものを生み出すことは出来ないと、私は思っているので湊かなえがこんなにも人の解釈や立場、感情の引き出しがあることにいつも驚かされる。
    作者本人ならどの立場の解釈なのか?と思うし、
    全く別の解釈をする人がいることを理解することは簡単だけれど、さらにどんな解釈をするのかまではなかなか想像

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    2026年05月01日
  • 人間標本

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    友達に紹介されてどハマり。
    狂気っていろんな形がある、内面的なものもあれば外に向けるものもある。本読むのは遅い方だけどこれは一瞬で終わった。

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    2026年04月29日
  • C線上のアリア

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    ネタバレ

    日記を追うシーンはいつも通り不気味な雰囲気が漂いながらも、終盤は優しい気持ちになれる場面が多く湊かなえさんの少し違った面が見れた1冊。

    本の上下巻を人生に例えてその扱い方で人となりを示す表現がとても面白かった…。この装丁……ノルウェイの森既読でよかったー!

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    2026年04月28日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    やられた!!!
    読み進める中で出ていた違和感を全部拾われて、二重に騙されたあとの慟哭が刺さった。蝶に明るくないので名前をインターネットで調べながら読んで、綺麗だと思いながら怖かった。モチーフがはっきりしている分、映像向きだけど猟奇的で無理だろうと思ったらドラマになっているとのことでまた驚く。インタビュー分もう少し続くと思っていた本編が悲しく終わったのもよかった。信頼できない語り手の使い方がうますぎた。すごい。

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    2026年04月25日
  • 花の鎖

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    「読み進めるにつれて見えてくる人物同士のつながりが面白い。最後には感動もした。」と中学生時代に書いてた読書ノートに感想が書いてあるのでまた読み返したいなと思う作品。細部は忘れてしまったがすごく好きな作品だったことは今でも覚えてる。

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    2026年04月22日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    イヤミスっぽい雰囲気は漂っていたものの、最終的には収まるとこに収まったと言う感じ
    麻子は最後まで自分のことしか考えられない人間で終わってしまった
    作品としてはとても面白い。途中、登場人物や語り手が誰なのか分かりづらくなるので意識して読む必要はある

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    2026年04月22日
  • 山女日記

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    登山したい!
    そう考えるきっかけになりました。
    考えたいことがある時、仲間とうまくいかない時、本当の自分と向き合うために山に行くのはいいのかな。

    オーディブルで1年ぶり2回目でしたが、初めてのように面白かった。

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    2026年04月20日
  • 人間標本

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    うぉーーー!!!!!!

    ラストは。キタ。。。

    さすがイヤミスの女王、ただでは終わらせてくれない。。。。
    一瞬めでたしかと思ったよ。

    そして、これアマプラで配信されてるとか!?
    マジか!どんな標本になってるか気になるんですけど!!!!!!

    早速見たいドラマに書いておいた。

    あーなんてこったい。
    面白すぎるし。うぉーーーーって言葉が迸るほどに、そりゃないょ。

    と、思わせるのに、なんかこのザラりとした心の奥に溜まる澱のようなものを求めて読んじゃうのよ。湊かなえは。
    だから、なんだろ、後味わっる!!!!!!

    ってなるのに。

    待ってました!!!!!!!

    の自分もいるんだよねぇ。
    そして

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    2026年04月20日
  • カケラ

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    ネタバレ

    私は美容整形肯定派。とても考えさせられる考察のし甲斐のある本だった。

    有羽⇒自分自身の容姿に自信があった
       だからそれを失ってしまったことで自信を喪失
    →世間一般からの「美しい」「幸せ」が誰にでも当てはまるわけではない
    →美容整形が誰にでも「幸せ」をもたらすわけではない
    →容姿というものは「自信」の大きな要である

    ⇒でも、健康面で考えると「太っている」のはマイナスなのでは?
    ・気分が落ち込みやすくなる
    ⇒実際に有羽は、結構すぐにちょっとした要因で自殺してしまう
    ・体が動かしずらくなる、生活しずらい
    ⇒けがをする確率が上がる

    有羽の中学の時の担任
    ⇒太っていて、今まで辛い思いをしてきた

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    2026年04月19日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    私がこの子を守らなければいけないという責任感から、娘を束縛したり厳しくしてしまうシングルマザーを毒親だと表現してしまうのはまだ自分が、未熟な子供だからなのだなと思えた。親ガチャや毒親などハズレな親を表現することはあるが、ほんとに親の気持ちをわかるのはきっと自分も親にならならいと分からないから仕方ないのかもしれない。しかし、ほんとに助けを求めている子供はいるし、助けなければいけない子もいるから最後の里穂の発言は納得できた。

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    2026年04月19日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    終始面白かった。さすが湊かなえ、という感想。淡々と一人と人が心情を語るところから物語が始まる、湊かなえらしい始まりで一気に引き込まれる。

    物語は、小学4年生の子ども5人が遊んでいた時に、その中の1人が男に声をかけられ、プールの更衣室で殺害されるという内容だ。そして、4人で亡くなったエミリを見つけ、警察やエミリの家など、手分けして大人を呼びに行った4人の視点から、その時のエピソードやその後の人生が語られる。

    エミリが殺害された後、エミリの母親は4人の少女に、犯人を見つけるか、それに相当する償いをしろと罵る。4人の少女は、償いに葛藤しながら人生を送るという、何ともイヤミスの女王らしいストーリー

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    2026年04月18日
  • 往復書簡

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    全3篇の手紙による物語。読んでいくと、同じ出来事を経験しているはずなのに、登場人物によって全く解釈の異なり、それが彼らの現在や考え方に影響を及ぼしているのが人間の面白いところだなと実感。どの物語も面白かったが、個人的には1篇を読み終わった時の驚き!!最近読んだ本の中で一番好きな本。やっぱり湊かなえすげえ、ってならざるを得ない。

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    2026年04月18日
  • 人間標本

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    湊かなえさん、こんな残虐なミステリーも書けるんだ!という驚き。
    かなり湊かなえさんの作品が好きで、色々読んでるんだけど、その中でも今回は自分が好きなタイプのミステリーだった!
    下手に新しい話題作のミステリーに手を出すより、湊かなえさんの作品の方が面白い。ハズレがない。
    面白すぎてあっという間に読破。
    とにかく、「すごい」という感想しか出てこず、なかなか感想を書く手が止まっていたら、読み終わってからかなり時間が経ってしまい、内容について深く掘り下げる感想が書けない…(私が湊かなえさん作品を読んだ時あるあるです)
    とにかく、面白かった。オススメです♪
    湊かなえさん、好きな作家さんです!!

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    2026年04月18日
  • 境遇

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    犯人が明かされてもそこで終わらないのが湊かなえ小説。
    この小説は、児童養護施設で育った2人の話。お互い自分の本当の親を知らずに生まれ、大人になる。
    誰しも自分のルーツを知りたい、という欲望がきっとある。だが、そこには知らなければ良かったことがあるのも事実。
    真実を知った時、人は果たして受け入れることができるのだろうか。

    親の犯した罪を子どもが償う必要はない。だけれども、被害者の親族からは妬みを買う。
    親の罪とは一体何なのだろうか。家族とは。
    切っても切り離せない、そんな関係が家族にはあるのだろう。それがある種リボンなのかもしれない。

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    2026年04月16日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    姉が行方不明になった女の子の話

    大学生になった主人公(結衣子)が6歳の頃に行方不明になった2歳上の姉(万佑子)のことを、自身が実家に帰省することを切っ掛けに事件の記憶を掘り起こしていく

    行方不明になった姉は2年後に帰ってきたが、大学生になった主人公は今も心の中にわだかまる、微かな違和感を拭いきれずにいた

    「あなたは誰なの?」

    それを回想という形で紐解いていき
    違和感の実態が明らかになっていく

    ラストで問いかけられる
    違和感が明らかになっても心が揺らぐ

    「本ものって、何ですか」


    ネタバレや評価とか読まずに読んだ
    夢中になって読んだ
    ページをめくる手がとめられないくらいおもしろかっ

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    2026年04月16日
  • C線上のアリア

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    嫁姑問題や介護の話かと思い読み進めていくと、途中でミステリーな展開に!後半の家事交換の場面は読んでいると、心がザワザワしました。
    そして、ノルウェーの森を久々に読みたくなりました。もちろん上下巻セットで。

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    2026年04月15日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    榊史郎がサイコ学者と思い込んで読み進めていたら、そこから展開がコロコロと変わって
    ずっと手のひらで転がされてたんだなという感覚になった、先が気になりすぎて秒速で読み終えてしまった

    天才は紙一重なんやなぁと
    何とも言えない不思議な気持ちになってます

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    2026年04月14日