湊かなえのレビュー一覧

  • 少女

    Posted by ブクログ

    伏線回収が気持ちよすぎる。自殺現場を見たという発言をある種の自慢と受け取ったり、死ぬ瞬間に立ち会わせた事を誇りのように思い羨望を求めたりする場面が大人っぽい2人の少女を思春期の幼い女の子と見せていて良かった。全てのピースを嵌めるように、ゾクゾクしながら話を追えて楽しかった。一緒に波乱な夏休みを過ごしたようだ。

    0
    2026年05月19日
  • リバース

    Posted by ブクログ

    小説を読んでいてえっと本当に声が出たのは初めてだった。自分が予想していた人物が終盤出てきて、やっぱこのオチか…こういう事情があったんだ感動するな…と思っていたところ、まさかの展開。あまりにも呆気なく物事が終わってしまい、ただただ衝撃を受けました。読み終えたあとも、このあとどうするのだろうか……という思いが頭を離れません。人生はそう上手くはいかないというか、空回りすることだらけだなと強く感じさせられました。綺麗事だけでは終わらない、とても現実味のある作品です。

    0
    2026年05月16日
  • 人間標本

    Posted by ブクログ

    淡々と紡がれる描写に手が震えました。
    小説を読んで現実に吐き気を催したのは初めての経験です。
    先が気になりながらも、一つ一つの蝶々を調べながら読み進めました。そのような現実の行動まで誘導されているようで、結果、より小説の中身をリアルに感じ、余計に胸がざわざわしました。

    思い込みや勘違い、事実と真正面から向き合えない、受け止められない気持ち、こうあって欲しいという願望、それらが人間を間違った行動に誘導する道筋を、頭ではなく、心と感情にわからせてもらった気持ちです。そっと目を背けた瞬間に悪魔が入り込むような感じでしょうか。思い返せば、「その時は勘違いしちゃったんだから仕様がないじゃないか」と、何

    0
    2026年05月15日
  • 未来

    Posted by ブクログ


    複数の視点で物語が段々とひとつに繋がっていく面白さ。誰でも登場人物のような状況に陥る可能性を秘めているが、他人事のように捉えてしまう。

    0
    2026年05月26日
  • リバース

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まさにフィニッシング・ストローク!!

    驚愕のラストに開いた口がしばらく閉じなかったし、ゾワゾワっと鳥肌立った、、、
     告発文から始まり、犯人探しからの広沢という人間についても知っていくという、積み重ねてきた時間はなんだったんだ…。まさに"リバース"
     イヤミスが大好きな身として、その種で話題になっていた今作をようやく読むことができた。もう大満足で想像以上に衝撃的な読後感だった!

    イヤミスの女王と称されるだけある。
    恐ろしい…!

     実際にカフェへと出向いて、今作を読んでいたため、物語の雰囲気にどっぷりと浸ることができて良かった。自分もコーヒーは好きなので、物語に出てくる

    0
    2026年05月14日
  • 少女

    Posted by ブクログ

    登場人物ほぼ全員の一挙手一投足が、どこかで誰かを追い詰めて、そして誰かに追い詰められる。複雑そうに見えつつもスッと入ってくる読み易さも読み応えもある。怒涛の後半は驚かされっぱなしで、すごいものを見せられて感動したまである。
    これは湊かなえ作品で1,2を争う名作だろうと思って調べてみると、そういう訳でもないらしい。ハマる人にはハマるのかもしれない。個人的には1,2を争う名作だと思った。

    0
    2026年05月13日
  • 人間標本

    Posted by ブクログ

    練りに練りまくった伏線がじわじわと回収されていく快感がたまらなかった!アートを文章に落とし込む文章力と語彙力も圧巻。

    0
    2026年05月12日
  • リバース

    Posted by ブクログ

    リバースを読み終えたとき、鳥肌が立つような衝撃的なオチだったので、目が冴えてしまい寝る前に読んだのを後悔しました笑

    0
    2026年05月12日
  • 夜行観覧車

    Posted by ブクログ

    『告白』『贖罪』に続いてこの作品を読んだことで、すっかり湊かなえさんの虜になってしまった。今でも大好きな作品。

    0
    2026年05月12日
  • 山女日記

    Posted by ブクログ

    今の自分にささる本。同じような気持ちになったことあるし、そんなことも起こるだろうと思うような現実味あふれる本。

    0
    2026年05月10日
  • C線上のアリア

    Posted by ブクログ

    全ての章がC線上で繋がっていて、タイトルとのリンクも良かった。

    介護や家庭の悩みが出てくる。男性ならではの悩みも見てみたいなー。

    0
    2026年05月08日
  • 花の鎖

    Posted by ブクログ

    祖母、母、娘の判断は最適だったのでしょう皆が後悔せず真っ直ぐに生きて来た証に最後に一時の幸せが訪れだったのでしょう

    0
    2026年05月07日
  • C線上のアリア

    Posted by ブクログ

    湊かなえさんらしいミステリー。湊かなえさんらしさってのが上手く言えないんだけど、他の著作を読んだ時の読後感と似た感じ。後半は途中で読む手が止められない感覚でした。

    0
    2026年05月07日
  • C線上のアリア

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    湊かなえってガッツリ重いイメージだったけど、思ったよりも読みやすくてサクサク読めた。
    嫁姑問題や、時代特有の独特な女世界を感じさせる部分は読んでいて若干鬱々となったけど、それでも心情の描写が綺麗。
    老いるって怖いなと思うけど、それも受け入れて前に進めるといいなと思った。

    0
    2026年05月06日
  • 母性(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    結局娘も母と似たような内面を持っていたのだが、
    そこがうまく伝わらない、気付かない、
    というすれ違いで進んでいき、
    序盤の流れに繋がっていくところが面白かった。

    0
    2026年05月06日
  • 母性(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    同じ出来事でも、誰の視点で見るかで意味が変わる。
    その残酷さを静かに突きつけてくる一冊。

    母に認められることに執着する母と
    その母に愛されるために自分を削る娘。

    「私は母の分身なんだから、違う感情を持つなんて許されない」
    その前提が少しずつすべてを歪ませていく。

    お互いへの思いは見事に食い違っていて、母目線は
    「私は愛情を注ぎ、娘を大切に育ててきました」
    「私がどれだけ娘に愛情を注いでいたか」
    と語るのに対し。娘視点では
    「母から殺したいほど憎まれる」
    「胸を切り裂かれそうな言葉を投げつけられる」と描かれる。

    心配をかけまいと涙をこらえる娘の顔は
    母には“愛想のない仏頂面”に映る。

    0
    2026年05月02日
  • Nのために

    Posted by ブクログ

    湊かなえは世界が5D位に見えているのではないかと毎度思わさせられる作品。

    同じ出来事を、仕草、表情を、人にによっては全く違う解釈があって、それぞれの立場から話を聞くと全く別の出来事が起こっていたかのように思わさせる、不思議な二重構造みたいなのをつくる天才。

    作者の頭の中が見てみたい。
    人は自分が経験したこと以上のものを生み出すことは出来ないと、私は思っているので湊かなえがこんなにも人の解釈や立場、感情の引き出しがあることにいつも驚かされる。
    作者本人ならどの立場の解釈なのか?と思うし、
    全く別の解釈をする人がいることを理解することは簡単だけれど、さらにどんな解釈をするのかまではなかなか想像

    0
    2026年05月01日
  • C線上のアリア

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日記を追うシーンはいつも通り不気味な雰囲気が漂いながらも、終盤は優しい気持ちになれる場面が多く湊かなえさんの少し違った面が見れた1冊。

    本の上下巻を人生に例えてその扱い方で人となりを示す表現がとても面白かった…。この装丁……ノルウェイの森既読でよかったー!

    0
    2026年04月28日
  • 花の鎖

    Posted by ブクログ

    「読み進めるにつれて見えてくる人物同士のつながりが面白い。最後には感動もした。」と中学生時代に書いてた読書ノートに感想が書いてあるのでまた読み返したいなと思う作品。細部は忘れてしまったがすごく好きな作品だったことは今でも覚えてる。

    0
    2026年04月22日
  • 贖罪

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    イヤミスっぽい雰囲気は漂っていたものの、最終的には収まるとこに収まったと言う感じ
    麻子は最後まで自分のことしか考えられない人間で終わってしまった
    作品としてはとても面白い。途中、登場人物や語り手が誰なのか分かりづらくなるので意識して読む必要はある

    0
    2026年04月22日