湊かなえのレビュー一覧

  • C線上のアリア

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    ネタバレ

    湊かなえさんの「上品な人」はある程度のテンプレートがある気がする。
    弥生さんはその良性の方に位置する「上品な人」。

    こんなに集中する?ていうくらいに毒姑の連鎖。
    判を押したような毒姑ばかりでどれがどの姑か途中で混乱した。
    弥生さんがその連鎖に繋がらず上品な人のままでいられたのは子供に恵まれなかったおかげで、と皮肉な説も浮上する程に。
    久雄さんですらそこで人生の幕引きをしていなければ、母親の下の世話を妻に丸投げする夫になる可能性だってゼロではなかったかも。

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    2026年07月05日
  • C線上のアリア

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    予備知識なく読み始めて介護の話で、まさに親の介護が身近な分、親の面倒を見るのは当たり前という考えにとらわれ、親やきょうだいとの距離感に悩んでいる私には、かなり刺さるものがあった。
    湊作品なので、どんなふうに終着するのか、ドキドキしたけど、ミステリー要素は少なかった。

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    2026年07月04日
  • 告白

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    小さい子供いるから胸糞悪すぎてきつくて夜寝れそうだから1日で読破してゆっくり寝れた
    でも後味悪い、それが良い

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    2026年07月03日
  • 少女

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    2人の少女の周りで運命が交錯×2。お互いがリスペクトしているとわかったとき、安堵でいっぱいになった。どんでん返しも怒涛の伏線回収も気持ちよく、読み応えがある作品。湊かなえはやっぱり面白い。

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    2026年07月03日
  • 告白

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    最高。誰も救われない結末だけど、何故かスカッとする自分がいて不思議。個人的には、犯人の中学生の語りが大層な物言いで、転生ものの主人公のようなキャラなのに、動機なんかは年相応に小物なのが良い。

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    2026年07月12日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    (後立山連峰)
    なんだろう、なぜかスッと物語が入ってこなくて。
    相性みたいなのがあるのだろうか。
    でも、山の景色や土の蒸れた匂い、風の轟きや葉の擦れ合う音、鳥の鳴き声、遠くのパーティの話し声、喧騒、熊鈴の音、いろんなものが一気に記憶から湧き出てきて、それがもう物語以上に物語で……記憶の情景と感覚と、物語が交差する、滅多に得られない読書体験でした。

    夢は逃げない、なんてことはなく。
    別に今急がなくたって、何年か後でもできる。
    でもそのときが訪れることはもうなかったこと……

    いま動かなきゃ追えない夢があったり、登れない山があったり。
    人生あまりに長くて、つい計画的に物差しで測りながら計算して物

    0
    2026年07月02日
  • リバース

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    ネタバレ

    伏線か、ただの情景描写か、わからないような伏線がたくさんあって、疑いながら、先を想像しながら読み進める。途中で予想がつくものもあるが、最後の最後の結末には誰もが驚くのではないか。
    コーヒー、カレー、蜂蜜、トースト、パンケーキ、蕎麦など…やたら色んな食べ物が出てくるのも少し不思議に思っていたら、どれもトリックの構成要素になっていた。

    深瀬が卑屈でネガティブな性格ゆえに、ストーリーにも入り込みやすいのかもしれない。

    解説も含めて面白かった!

    0
    2026年07月01日
  • 告白

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    16年前も読んだこの本、買い戻して再読。
    昔と変わらない衝撃。
    読み終わり茫然とした。
    湊かなえさんすごい。
    なんだこの本。すごすぎる。
    圧倒的な読みやすさと、人間の残酷さ。 
    普段読書しない人にも勧めたい。

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    2026年07月01日
  • リバース

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    スクールカーストやそれによって形成される人格、性格について考えさせられる内容だった。
    人間関係の難しさを感じた。
    大学生ならではの、誰にでも起こり得る事件だと思った。自分も羽目を外しすぎる部分があるので気をつけないといけないと思った。

    0
    2026年07月01日
  • Nのために

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    学生の頃ドラマで見た。そして今不意に原作を読んでみたくなった。やはり大人になると感じ方も考え方も変わる。今読んで良かったと思った。誰かのためにというパズル面白かった。

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    2026年06月30日
  • 人間標本

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    最後の最後まで結末がわからずハラハラさせられた。蝶の世界に魅せられた人物たちが人間を標本にしたらと考え実行したが、蝶と登場人物をリンクさせていたのが印象的だった。

    0
    2026年06月30日
  • 夜行観覧車

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    最初から鷲掴みにされる文体。

    全体的に暗ーい話だけど、
    次の展開はどうなるんだろう…?!と
    読む手が止まりませんでした笑

    ドラマ化されましたよね。
    ドラマが結構前なので、「内容忘れちゃったよー」って方はぜひ!

    そしてラストが衝撃的。

    0
    2026年06月28日
  • 山猫珈琲 下巻

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    湊かなえ作品は、素晴らしいのですが心を削るものが多く、元気な時でないと読むのがきついと思ったりするのですが、こちらはエッセイなので...あと表紙や時々載っている絵が可愛いと、楽しく読むことができました。さすがエッセイもすごく面白かったです。
    デビュー前の公募作品が2篇載っているのですが、まんまと感動してしまいました笑 この素晴らしい才能が世に出て多くの人を唸らせている事、生意気にも心から嬉しく思います。

    0
    2026年06月27日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    これまでに読んだ湊かなえさんの作品の中で、私にとっては最高傑作だった。
    途中からは父の息子を愛する想いに反し、ボタンの掛け違いで全てを失った現実が苦しすぎて涙が出そうになってしまった。
    蝶に魅了されすぎた結果、最愛の人を失い、蝶ではなく、人として生を終える。グロテスクな話なのに、蝶によって美しい物語に感じる奇妙さもあったせいか読み進めやすく、読後の気持ち悪さもなかった。
    湊かなえさんのことなので後々どんでん返しが来ることはわかっていながら、後半に明かされる真実に結局驚かされてしまう。
    真犯人が史郎→至→杏奈→留美と移り変わってゆくにも関わらず、その全てに違和感がなく騙されてしまう構成は流石だっ

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    2026年06月27日
  • 母性(新潮文庫)

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    ネタバレ

    母性が湧かなかったなりに愛そうとしたのはわかるけどやっぱり間違っていると思うし、それでもお母さんのことが大好きで愛を求めてしまう娘の気持ちが痛いほどわかってしんどかった。ただ頭を撫でて手を握って抱き締めて話を聞いてほしかっただけなんだよね

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    2026年06月26日
  • 落日

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    面白かったー!これは映画を先に観てはいけないやつだった。。本で読んだ方がラストに向けて点と点が繋がっていく感じがもっと楽しめただろうな。

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    2026年06月24日
  • 往復書簡

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    手紙だからつける嘘や罪の告白ができるのだろう。
    手紙だけで構成された3話の短編小説だが微妙に全話繋がってるところがあるそうな。
    にしても、小説家様が書いてるからかなんと綺麗な文章!
    「よっす〜元気〜?」から始まる私の手紙とは大違いw

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    2026年06月22日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    序盤から終盤までずーっと陰鬱で中々読むのに時間がかかったが、ミステリとしても面白かったし、「本ものとはなにか」と問うラストも終わり方として非常にいいものだった。また結衣子がかなり不憫で残酷で、キャラへの没入が非常にしやすかった。結衣子結構好き。

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    2026年06月21日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    (実は)時代の違う3人の登場人物の三視点から進んでいく構成の物語。
    一つ一つが繋がっているような、全部を繋いで謎を解くような、繋がる瞬間が本当に気持ちよくて好き。

    私はここ!ここで気づいたよ!!!っていうのを誰かに言いたい。

    “雪月花“
    誰が誰だっけって言うのを、何度もページをめくって見ていたけど、この言葉を聞いた瞬間に雲が晴れたように頭の中がスッキリして読みやすくなった。

    花の鎖というタイトルの伏線回収もすっきり。
    親と子の美しい鎖という名のつながり。

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    2026年06月21日
  • 未来

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    私は教育現場で働いており、そういう視点でも読み進めました。あとがきにもあったように、貧困家庭、または家庭にいわゆる一般的な家庭とは違う事情を抱えた子どもたちがいることについては、ひしひしと感じています。自分はいわゆるごく普通の家庭に生まれ育ち、両親や祖父母たちの愛をたくさんもらって育ってきたこと。同じように私も自分の子供にそうすることが当たり前だと日々思い、過ごしていること。このような自分が、どこまで、事情を抱えた子らに気づきアクションができるのだろうか。これはずっと以前から、難しいことだと思いながらここまで来たような感覚があります。溱かなえさんが、貧困やいじめ、家庭の問題についてこのような形

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    2026年06月21日