湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
愛されるとは、愛するとは、何なのか...っということと同時に
母親から愛されるということ、母親から我が子への愛についても改めて深く考えさせられた。
湊かなえ独特の文章構成の中進むにつれて
タイトルの"Nのために"の伏線回収や
事件の真相が明らかになっていく展開が
それぞれの繊細な心理描写も相まって
とても面白くて引き込まれた。
色々な形の愛があるけれど
明らかに愛ではないようなものでも
人によってはそれを愛だと疑わない、その根本的な心理は
強い恐怖心や孤独感から来るものなのではないかなと...
特に野口夫妻と西崎さんの過去と現在の言動から感じた。
人は似たような経験をしてい -
Posted by ブクログ
ネタバレ暁(あかつき)の手記を読むのは辛かった。
こんなに辛いことばかりの人生があるのだろうかと。
後半の星賀(せいか)(ペンネーム・金谷灯里)の小説『金星』
こちらで暁はちゃんと恋をしていたんだと、短い時間でも幸せな時間はあったんだとわかり、辛さの塊が少し解かれた。
暁の手記と金星の間に終章が挟まれてて、洒落た仕掛けだなと思った。金星を読んだ後で読むことをお勧めしますと記載があったので素直に従う。
宗教団体の政界や出版社、芸能界まで権力を持っていることに驚愕。
星賀がその「目」から逃れられない様が心底恐ろしかった。
新興宗教に洗脳されたまま亡くなった星賀の母。信じて疑わず亡くなったのなら本人は