湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ新年最初の本として、タイトルのイメージから選んだ。
読み始める前には全く想像できなかった展開と余韻がここにあった。
何という衝撃だろう。
帯「フィクションとノンフィクション、2つの物語がつながったとに見える景色とは」とは、どういうことなのか。
あらすじから「宗教二世による襲撃事件」の話のはずなのに、「星を守りたかっただけ」という言葉に結び付く理由は??と。
暁闇=容疑者による手記
その罪は許されない。
けれど、奪われたもの、憎しみ、絶望を感じつつ、なぜその道を選ばなければいけなかったのか、遺された者が人生を捨てる必要はなかったはずだと憐れみを感じ、寄せられる辛辣なコメントに怒りを覚えるこ -
Posted by ブクログ
新興宗教と癒着のあった大臣が刺殺される事件。
物語は2部構成で、前半は犯人の手記、後半は事件当時、現場に居合わせた作家によりノンフィクションの小説。同じ事件が2人の視点で書かれていることは珍しくないが、フィクションとノンフィクションになっているのが目新しく感じた。最後の一文、読み終わると、思わず感嘆の声が…。
そして、すぐに最初のページに戻って、読み返したくなる小説。めちゃくちゃ面白い。
おそらく現実に起こった事件からインスピレーションを受けて書かれた物語だと思うが、作家さんの想像力、いくつかのピースで、こんなにも心に残る物語を作りあげていく力に圧倒される。 -
Posted by ブクログ
明けましておめでとうございます♪
今年もよろしくお願いします(*^^*)
こちらは 昨年読み終わってたけど、レビュー間に合わなかった作品(-。-;
どうもレビュー溜めがちで。。
今年はもうちょっとチャチャっと出来るようにしたいなぁ~←(きっとムリ~)
これなんか凄かった〜!
読んですぐ まだ記憶に新しいあの銃撃事件が頭をよぎった。
母親が新興宗教にのめり込んでしまった、いわゆる宗教二世のお話。
ちょうど山上被告の裁判員裁判も始まったとこで、すごいタイミングで読んでしまった。
あの事件をモチーフにしてるのは明らかだけど、もちろんこれはフィクション。
ごっちゃにしちゃいけないよな〜 -
Posted by ブクログ
15年前に映画を見て衝撃のあまり文庫本を買った、そのことすらすっかり忘れて、結末も覚えていない状態で再読。湊かなえの原点にして最高傑作、衝撃の結末に思わずうなってしまった。結末は覚えていなかったものの、所謂どんでん返しものとしての衝撃の感覚は残っていて、再読でも当時と同じ衝撃を味わえなんだか得をした気持ちになった。ただ、最新作の暁星を読んだ後、この物語を読むとまた一味違った感想になる。単なるどんでん返しでもイヤミスでもない、全ては愛に翻弄される人間の物語であり、それこそがデビュー作から最新作まで一貫して描かれているテーマなんだと、改めてそう感じた。