湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
湊かなえさんの本を初めて読みました。
感想を書くのがすごーーく難しいのですが、本当に面白い作品でした。
まるで自分がその場にいるような臨場感を感じて、次はどんな告白がくるのかとページをめくる手が止まらなかったです。第1章のホームルームでの告白は、自分も生徒として席に座って話を聞いているような感覚でした。
続きが気になりすぎて一気読みしたのは久しぶりでした。
「教師の娘がプールで溺死した。しかし実は生徒による殺人事件だった。」このひとつの物語を軸に、いろんな人物の目線から語られています。登場人物が全員なかなかに狂っていました。
第6章の森口先生の正論パンチ炸裂が最高に好きでした。知性と狂気 -
Posted by ブクログ
湊かなえさんの作品は、リバースとC線上のアリアを読んだ事あるものの、どちらも真ん中くらいで読む気力が湧いてこなくて断念した経験あり。
なのでちょっと苦手意識あったけど、今作は面白くて一気読みでした。
10年以上前の作品だけど古く感じない。掲示板の所が今だったらSNSかな。ドキュメンタリーっぽい構成演出も今ではよく見るけど当時は斬新だったのでは?
前半中盤が関係者へのインタビュー形式で、終盤が事件の関連資料。この情報出す順番が上手いなあと思いました。また最初から読み直したくなった。
しっかりとしたイヤミスですわ。読後は物凄く嫌な気持ちになったもん。人間不信になるよ。
解説も良かった。無自覚 -
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面白かった、と言っていいのか、悲惨さ、人間の業…
ニアミス湊かなえ、久々に読んだが文句なしの星5つ
この想像力はどこから来るのだろうか?
怖いし、どんでん返しに次ぐどんでん返し…
最後は涙が出てくる
それを映像化したアマプラ、絶対観なくては!
蝶博士の榊史郎の手記から始まり、至の自由研究、その間には読者に寄り添うようにSNSより抜粋、と構成もとてもにくい!すっかり騙され最後は涙がでてきた
一気読み、久々の湊かなえは、裏切らなかった!
『ただの殺人が、究極の芸術のための必然な行為となる思考の変化を「人間標本」に綴っていたじゃないですか。実際には至のしか作ってないのに。画家でもないのに -
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何度読んでも、惹きこまれる素晴らしい作品
湊かなえさんの作品はたくさんふれさせてもらっているけれど、この作品がわたしの中では最高傑作
(いろんな意見があるのも分かっていますし、今後の作品で出逢えるかもしれない♡とは思ってはいます)
だから
何度も読んじゃってるワタシ(笑)
登場人物がそれぞれの主観で語る「モノローグ(独白)形式」であることで、自分も作中の世界にいるような感覚が襲ってきます…
フィクションとは思えない感情に訴えかけてくるものがあります…
作品がすばらしいのは言わずもがなんですが
各章のタイトルが秀逸でわたしの心を鷲掴みしている…
第一章「聖職者」
第二章「殉教者」
第三 -
Posted by ブクログ
ネタバレ前に見たドラマ「Nのために」がすごく良かった。
でも細かい展開や結末は忘れてしまっていたので、小説を読むことにした。
登場人物が語っていく形式で始まる。
場面も変わって行くけど、ドラマをみていたから、記憶が蘇ってきて、どんどん読み進めていける。
希美のお母さんが壊れていく場面はとても辛かった。
希美と成瀬くんのシーンは、榮倉奈々と窪田正孝の2人が完全に頭の中に再現されて、すごく良かった。
西崎の灼熱バード、過去の自分の体験を文学にしたもので、内容は酷くて読むのもしんどくなる。
最後、希美の告白、安藤のためだったんだ。
安藤は何も知らず、世界へ。
またドラマ見たくもなったけど、
小説で -
Posted by ブクログ
ネタバレ中学校教師の森口悠子は、終業式の場で、自身の娘が事故ではなく生徒二人によって殺されたこと、そしてその犯人がこのクラスにいることを淡々と告白します。物語はその「告白」を皮切りに、関係者それぞれの視点から語られていきます。
犯人の少年たち、クラスメイト、母親など、複数の「告白」を通して事件の真相と人間関係が少しずつ明らかになり、登場人物それぞれの歪んだ心理や正義感が浮き彫りになります。特に森口先生の復讐は非常に冷酷で計算されており、読み進めるほどに恐怖と緊張感が増していきます。
復讐の是非、加害者と被害者の境界、そして「正しさ」とは何かを考えさせられる作品で、読後も強烈な余韻が残りました。単な