湊かなえのレビュー一覧

  • 暁星

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    ネタバレ

    真っ暗な人生の中に、最後には光を感じた。人とのつながりで救われることがたくさんある。ただ、人とのつながりで落ちていくこともある。どんどんお金を絞られてしまうところに、宗教の恐ろしさを感じた。何を信じるかはそれぞれだが信者が不幸になるような悪徳宗教は世の中からなくなればいいと思った。

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    2025年12月05日
  • 告白

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    映画も小説も読んだ上で、どちらもいい! という感想が出てくる珍しい作品。読みやすい。また読み直したいし人に勧めたい。

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    2025年12月04日
  • ユートピア

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    湊かなえの小説初めて読んだ。ミステリーっぽい小説読んだの初めてで、これが湊かなえのトリックか!!ってなった

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    2025年12月04日
  • 暁星

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    宗教二世の辛さをこの小説を通して感じることができた。前半の伏線を後半に次々と回収していくストーリー性も見事だった。

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    2025年12月04日
  • 人間標本

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    もちろんグロテスクだけれど、それを超えて、芸術的で美しく、その裏にあるドラマは悲しく、苦しくて憎く、儚くて、寂しい。
    今まで読んだイヤミスの中で一番、心揺さぶられました。

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    2025年12月04日
  • 人間標本

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    おもしろいです。この本を面白いと口にする人とは友達になりたくないのですが、ページをめくる手が止まりませんでした。

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    2025年12月05日
  • 告白

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    面白かった。
    人気な理由がよくわかりました。

    最愛の娘を殺された教師の復讐の物語。
    AとBの罪を犯した際の心の対比がとてもまく表現されていて良かったです。
    特にAの少し人間離れした冷め切った考え方に怖さと不気味さを感じました。

    最後の終わり方もとても考えられていて、
    とても心に残る作品でした。

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    2025年12月04日
  • 暁星

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    ネタバレ

    激重作品だったが、いつもの湊かなえ作品のようなダークさではなく、かすかな暖かさも感じれる作品でした。
    宗教2世の話で前編が政治家を殺した暁の手記、後半が宗教2世の環境で苦しみながら作家となった星賀の話。
    不遇な家庭環境で孤独を感じていた二人だが、お互いの同じ境遇に共通の想いを抱え、暗い世界の中にある一筋の光に縋って生きていく。
    宗教自体は、人々の心の拠り所としてあって然るべきものではあるが、人の弱みに漬け込んで搾取する団体と化すると、本当に当事者が幸福なのか。
    本当は星賀が、宗教団体からの解放と自分の人生を取り戻すために政治家を殺そうとしていたが、暁は星賀は生きるべき、希望の星という想いを抱え

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    2025年12月03日
  • 人間標本

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    美学と狂気はお隣さんですね
    表紙に惹かれて初めて手に取った湊かなえでしたが大正解!と満足しました
    まもなく実写化が見られるそうですね 楽しみ

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    2025年12月03日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    湊かなえさんの作品で1番心理描写が美しい作品だと思ってます!!。お姉ちゃんとのDNAのくだりはとても面白かったです!!母親が猫を使ってまで探す描写から自分よりもお姉ちゃんを大切にしているのが伝わってきて辛かった泣。

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    2025年12月03日
  • 告白

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    ネタバレ

    あらすじを読んで買った本!!ミステリや湊かなえさんにハマったきっかけになった本でとにかく面白い。娘を殺した犯人を自分の手でなく、犯人の手で親を殺させて復習するという仕組みはすごく驚いたしめちゃくちゃ面白いと思った。心理描写が好きな私にとってすごく影響があった本

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    2025年12月02日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    雪月花、お話だけじゃなく登場人物の名前までも繋がりが! 構成が丁寧でちゃんと回収してくれるのですっきりした。2度目だけれど読んでて楽しかったそういえばこれがこうでーここが繋がっててと、本は一度しか読まないことが多いけれど何度も読みたい本のひとつ。きんつば食べたりなどしてみました^_^

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    2025年12月02日
  • リバース

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    ネタバレ

    いくつも張り巡らされた伏線、最後にどんでん返しがあるとわかっていても、まさかの結末は想像だにしないものだった。リバース、それはまさに深瀬の立場が逆転した瞬間、物語の終わりを告げる言葉だった。

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    2025年12月01日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    同じ状況に立ち入っていても感じることや思うことは全く違う事が言語化されていて面白かった。
    真実は一つだけど事実は複数。という誰かの言葉を思い出した。

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    2025年11月30日
  • 贖罪

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    ネタバレ


    出てくる男性が絶妙に気持ち悪い

    犯人もこの人が!?みたいなこともないけど、あぁ気持ち悪いなっていう結末で、一貫してたのが好きだった

    大人になると人目を気にするようになってしまうとかいうけど、子どもの頃は子どもなりにまた、人目や大人からの評価、友達からの言葉や役割などをかなり意識していて、

    実は子どもらしく天真爛漫なんてことはないんだよな
    必死で自分の社会の役割を担ってるんだよな、と思った

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    2025年11月30日
  • リバース

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    衝撃の読書体験。
    すべてが判明したとき、えっ!と声が出てしまった。
    なんと不幸な。何かの罪なるのだろうか。
    罪になるならそうするのだろう。
    湊かなえさんの本をもっと読みたくなる。

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    2025年11月30日
  • 人間標本

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    榊史朗…西島秀俊
    一之瀬佐和子…公彦…留美…宮沢りえ
    一郎
    一之瀬杏奈…伊東蒼
    深沢蒼
    石岡翔
    赤羽輝
    白瀬透
    黒岩大
    ビーダブル
    榊至…市川染五郎
    ジョン
    前田コウセイ
    マエダ恵麻

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    2025年11月29日
  • 夜行観覧車

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    ・土地に狂わされた(あるいは狂わされたと思っている)人たちの話
    ・彩花の描写を読んでいると、タワマン文学のキャラ造形(特に麻布競馬場の)には湊かなえイズムが流れているように思う
    ・ピエロ的な立ち回りをする小島サトコを筆頭に、単一の価値観では一概に善悪を判断できないというか……その複雑さゆえに対立が生まれているんだろうけど、二項対立で生まれる分断とは毛色が違うとはっきり感じた。単純な対立の方が意外にも解決の糸口がないというか。

    個人的な感想としては、彩花の暴力描写になるたびに胸がひゅっとした。腹が立って死にそうなときに思いきっきり物を投げれたら、と思ったことがあるけど、それを実行している人を見

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    2025年11月29日
  • 高校入試

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    イヤミスの女王によるイヤミス小説を読んでイヤな気持ちになるのは、全くもって誉められたことである。はず。

    うわぁ、感じ悪い自分さえ良ければ教師。
    自分の子供可愛さのあまり完全自己中のモンスターペアレンツ。
    自分の向き合うべき方向性が間違っている生徒。

    いやぁ、実社会もこんなんだろうか?
    おそろしや。
    もしかしたらもっとなのかな?

    でも、意外や、意外な結末で、
    終わったらなんだかちょっと気持ちいい。

    とはいえ、すぐに同じ作家のものは手に取れないくらいにはヤられたのだが。

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    2025年11月29日
  • 少女

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    2025.10

    2人の少女がメインで切り替わりながら話が進んでいく。
    2人とも危ない思想を持っているし、その考え方に共感できはしないものの、女子高生の不安定さのようなものが感じられる。
    2人の少女が体験していく話が段々交差していく点がとても先を読ませたくさせる。
    エピローグを読んだ時の衝撃も凄く、構成のまとまりと読みやすさから星5。おもしろかった!

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    2025年11月28日