湊かなえのレビュー一覧

  • 暁星

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    「僕はただ星を守りたかっただけ」

    「暁闇」(ノンフィクション)→「金星」(フィクション)の構成となっていて、作者のおすすめ通り、金星まで全部読んでから暁闇の終章を読んだ。
    金星のラストに痺れた後、主人公のこの思いを読み、心が震えた。
    ノンフィクションとフィクションの交錯が美しかった。

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    2026年06月29日
  • 暁星

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    ネタバレ

    オーディブル読書。
    本屋大賞作品だったのと、ナレーターが櫻井孝宏と早見沙織だったので聴いてみた。
    オーディブル始めて間もない時に、暁星を聴いて小説ってすげぇええってなった。
    最初は淡々としてて、あまり面白くなかったけど後半!なぁあああるほど〜〜〜
    後半から気持ちがギュンギュン揺さぶられましたよ。
    もうほんと!半分こじゃないじゃん!!!
    アカリと弟で暁をベタ褒めし合ってる世界観が見たかったー…

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    2026年06月29日
  • 暁星

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    ネタバレ

    あの元首相銃撃事件がベースとなっているのだけれど、壮大な愛の物語だったなあ。

    手記と、その後の小説と。
    ノンフィクションとフィクションが入り混じる巧みな構成に本から手を離せない。そしてラストの「星子」を見て、ああなんて美しい物語だったのかと、しみじみ本を閉じた。

    二人の壮絶な人生はフィクションなのに、二人が出会ったことを心から喜ばしく思う。
    フィクションだから思っていいよね、暁には刑期を全うしてまたこの世界に戻ってきてほしい。二人の希望の芽を二人で大切に育ててほしい。

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    2026年06月29日
  • 夜行観覧車

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    最初から鷲掴みにされる文体。

    全体的に暗ーい話だけど、
    次の展開はどうなるんだろう…?!と
    読む手が止まりませんでした笑

    ドラマ化されましたよね。
    ドラマが結構前なので、「内容忘れちゃったよー」って方はぜひ!

    そしてラストが衝撃的。

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    2026年06月28日
  • 告白

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    章ごとに異なる登場人物の視点で描かれているが故に、事件の捉え方や抱いている心情にも違いがあり、そこからそれぞれの人間性が見て取れるのが非常に面白くどんどん読み進めることができた。

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    2026年06月27日
  • 告白

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    中学生の頃、母が買って来た告白の小説の最終ページだけを先に見るという愚行に及びました。そのページに衝撃を受けて読み始めましたが、読み進める手が止まらなくなった小説です。

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    2026年06月27日
  • 山猫珈琲 下巻

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    湊かなえ作品は、素晴らしいのですが心を削るものが多く、元気な時でないと読むのがきついと思ったりするのですが、こちらはエッセイなので...あと表紙や時々載っている絵が可愛いと、楽しく読むことができました。さすがエッセイもすごく面白かったです。
    デビュー前の公募作品が2篇載っているのですが、まんまと感動してしまいました笑 この素晴らしい才能が世に出て多くの人を唸らせている事、生意気にも心から嬉しく思います。

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    2026年06月27日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    これまでに読んだ湊かなえさんの作品の中で、私にとっては最高傑作だった。
    途中からは父の息子を愛する想いに反し、ボタンの掛け違いで全てを失った現実が苦しすぎて涙が出そうになってしまった。
    蝶に魅了されすぎた結果、最愛の人を失い、蝶ではなく、人として生を終える。グロテスクな話なのに、蝶によって美しい物語に感じる奇妙さもあったせいか読み進めやすく、読後の気持ち悪さもなかった。
    湊かなえさんのことなので後々どんでん返しが来ることはわかっていながら、後半に明かされる真実に結局驚かされてしまう。
    真犯人が史郎→至→杏奈→留美と移り変わってゆくにも関わらず、その全てに違和感がなく騙されてしまう構成は流石だっ

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    2026年06月27日
  • 告白

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    不登校の息子に対して過度な正義感を振りかざす母親がサイコパスに感じたが、その息子の奇妙な行動はすべて母親に迷惑をかけないためだった、というところ1番面白かった。
    一つの殺人事件を数人の視点から克明にリアルに臨場感とスピード感を備えて書かれていて、おもろしろすぎて止まらなかった。
    犯罪を犯す少年がいかにして作り上げられていくのかが現実味を感じさせるか書き方だった。家庭環境がなによりも幼少期の人格形成に絶大な影響を及ぼしているのだと感じた。
    森口の娘を殺した2人の少年うちの1人である渡辺はさまざまな複雑な環境に託けて殺人を正当化しているようにみえたが、母親に裏切られたと感じた際に渡辺の復讐の矛先が

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    2026年06月26日
  • 母性(新潮文庫)

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    ネタバレ

    母性が湧かなかったなりに愛そうとしたのはわかるけどやっぱり間違っていると思うし、それでもお母さんのことが大好きで愛を求めてしまう娘の気持ちが痛いほどわかってしんどかった。ただ頭を撫でて手を握って抱き締めて話を聞いてほしかっただけなんだよね

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    2026年06月26日
  • 告白

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    ひとつの事件を複数の人物の視点で書かれており、それぞれの登場人物に感情移入できる。
    数時間であっというまに読み終えた。

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    2026年06月25日
  • 暁星

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    ネタバレ

    オーディブルで聴了。事前情報から宗教をテーマにした難しい話だと思っていたが、実際は切なくて素敵な恋愛小説だった。
    報道される情報だけをそのまま信じることの怖さや、人を一面だけで判断することの危うさを感じた。善悪だけでは語れない人間の複雑さを考えさせられる作品。現実の事件を連想させる内容だけに、加害者を美化しているようにも感じたが、実際の本人のことは何も知らないため、簡単に善悪を決めつけることの難しさも感じた。伏線も多そうなので、文庫化されたら購入して再読したい。

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    2026年06月25日
  • 落日

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    面白かったー!これは映画を先に観てはいけないやつだった。。本で読んだ方がラストに向けて点と点が繋がっていく感じがもっと楽しめただろうな。

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    2026年06月24日
  • 告白

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    ネタバレ

    おもろいおもろいおもろーーーーい!!!
    えええこんなおもろい本結構ひさびさやねーーーん。

    巡り巡って最後は爆発で終わらせるのが全ての終わりを意味してるのかしら。拍手。

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    2026年06月24日
  • 告白

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    先生の娘が殺された事件を境に、その前後の出来事を様々な登場人物の視点で語られていく作品。
    登場人物それぞれの心理描写が細やかで闇も深い。湊かなえの作品を読むのは初めてだったけど、映画は何作か観たことがあってずっと気になってました。
    そんな中でこの作品に出会い、いきなり事件のことをまくしたてる森口先生の語りに圧倒され、今まで出会ったことのない作風に度肝を抜かれました。

    最後もびっくり!

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    2026年06月24日
  • 告白

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    始まりから終わりまでずっと衝撃的でした。自身の思春期の頃と重なる部分もあり、苦しくなりながら読みました。繊細で、自分勝手で、心が締め付けられる作品でした。

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    2026年06月23日
  • 暁星

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    久しぶりに湊作品。別人が書いたような作品。作者も本気で賞を取りに来たと感じた。主人公の視点は見る方向で、こうも違うのかと思ったけどどちらの視点も正直で真っ直ぐ。

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    2026年06月23日
  • 往復書簡

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    手紙だからつける嘘や罪の告白ができるのだろう。
    手紙だけで構成された3話の短編小説だが微妙に全話繋がってるところがあるそうな。
    にしても、小説家様が書いてるからかなんと綺麗な文章!
    「よっす〜元気〜?」から始まる私の手紙とは大違いw

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    2026年06月22日
  • 暁星

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    読み終えて、タイトル「暁星」がこの1冊を物語っていると感じた
    どこまでがフィクションで、どこからがノンフィクションなのか
    1度読んだだけでは理解できず、すぐさままた冒頭に戻る

    「暁闇」と「金星」2つの物語で構成されている
    暁なのか暁生なのか
    星賀なのか星子なのか
    どちらの物語が物語なのか

    余白を残した状態で、また読み始めたくなる

    ―――――――――
    文部科学大臣 清水が、総文祭の会場で刺殺される
    刺したのは、永瀬暁
    母親が多額の献金をしていた宗教団体に恨みがあり、教団と深い関わりのある清水を襲撃した
    ―――――――――

    安倍元首相の襲撃事件をきっかけに生まれた作品
    宗教2世が抱える苦し

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    2026年06月22日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    序盤から終盤までずーっと陰鬱で中々読むのに時間がかかったが、ミステリとしても面白かったし、「本ものとはなにか」と問うラストも終わり方として非常にいいものだった。また結衣子がかなり不憫で残酷で、キャラへの没入が非常にしやすかった。結衣子結構好き。

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    2026年06月21日