湊かなえのレビュー一覧

  • 母性(新潮文庫)

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    ネタバレ

    ずっとつらくてしんどかった。
    何かあれば娘が悪い。母から娘のことを守ってあげたいという感じの言葉が1度も出てこなくて悲しかった。子供を産んでも自分が守ってもらう立場にいたがって母親になれない人。極度のマザコンは子供を作らない方がいい気がする。
    ”‬母に嫌われる自分が嫌いだった‪”‬
    私が代わりに抱きしめてあげたい。
    最後に娘の名前を呼ぶ場面は心臓がギュッとなってそれまで張っていた糸が一気に切れたような気持ちになった。
    子供から親への片思いって1番つらい。

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    2026年06月15日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    ネタバレ

    阪神・淡路大震災とトンガという国に共通点を持つ女性たちの物語。
    双子の片方が死んで、生き残ったのが「なんであんたなの」と言われて育ったマリエの話にぐっと来た。
    マリエの話に出てきた、子供を放置する母親キョウコは、ひどいやつだと思ったのに、
    キョウコ目線のストーリーになると、共感してしまった。

    震災のときになにもできずに、友達が死んでもすぐには駆けつけなかった自分。震災がきっかけで何かをした、となると、罪悪感を抱いてしまう、サバイバーギルド的なものを抱えていた、この物語の「著者」とされる人物で締めくくられるのも良かった。

    震災の外側にいた人が、分かったようなことを言ってはいけないこと。でも、

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    2026年06月14日
  • 暁星

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    2026/06/14
    暁星Akeboshi
    湊かなえさん

    面白かった

    読み始めは、安倍元首相の襲撃事件のことかなー?と思って、
    あまり読む気にならなかったけれど、
    金星を読み始めたら、どっぷりハマった。
    涙が出た。
    もう一度、最初の暁闇を読み直してみよう。そう思った。

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    2026年06月14日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    久々にぐいぐい読まされる作品に出会いました。結局、勝手な大人のいざこざに子どもたちが巻き込まれただけでしたね…。我々大人は子どもに対して発する言葉を慎重に選ばないといけないなという教訓が得られました。

    犯人が何故そのような事件を起こしたのか、何故血の繋がりがあると知らなかったのにエミリを選んだのか( 単純に可愛かった?発育が良かった? )が最後に明かされるかと思ってたのでそこがモヤモヤしています。また、赤の他人ならまだしも,血の繋がりがあったなら精液からDNAを調べれば一気に犯人特定までいけそうだなとも思いました。

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    2026年06月14日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    やっぱりかっこいいなぁ!!
    大きな山に登れる人を尊敬します。
    かなりの高所恐怖症なので、唐松岳に登る途中の八方池の付近で足が出なくなって下山をしてから、もう登山は無理だと諦めていたけれど。登れる山を探してみたいなという気持ちになりました。安達太良山には登ったことがあったので、思い出の道を思い返しながら読みました。本当にかっこいい小説。続編がまた出ますように!この本に出てくる女性みんなが幸せで暮らせていますように。

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    2026年06月13日
  • 母性(新潮文庫)

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    『母性』この言葉について改めて考えさせられる作品。

    大枠は母と娘の食い違う認識を描いていくが、その中で『母性』は生まれつきか、後から出てくるのか
    この意味でどちらが正解なのか本当に考えてしまう

    自分は後から出てくると思う
    生まれた環境、育ち方、見てきた物、受けてきた愛情
    これに寄って培われていくものなのではないか

    自分が親になった時子供には愛を注いであげたいと再認識させてくれた作品!!

    お子様いるかた、もしくはこれから生まれる方におすすめ!!

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    2026年06月13日
  • カケラ

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    読むの3回目です。
    ルッキズムという割と身近なテーマを扱っていたり、なかなか癖つよキャラが出てくるのでやっぱり面白い

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    2026年06月13日
  • 暁星

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    宗教二世問題を背景にした大臣殺害事件を描く物語。手記と私小説という二つの視点から真相が少しずつ浮かび上がる構成が巧みで、終盤で明かされる壮大で悲しい真実には、愛の深さを感じさせられる一冊でした。

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    2026年06月13日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    結衣子だけでなく登場人物みんなの気持ちがわかる作品。
    その時、それぞれがその方法を選ぶのが「最善」だと思ってやっていたことだろうから、誰が悪いとは一意に言えない。悪意がないからこそ、やりきれない。
    前半は話のテンポが遅く、たくさん離脱してしまったけど後半の畳み掛けがすごかった。
    今回もイヤミスだな〜やっぱり面白い〜

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    2026年06月13日
  • 未来

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    未来からの手紙をもらった少女が虐待など家族の問題に向き合う話し。いじめや複雑な家庭環境、さまざまな問題が少女に降りかかる。未来の自分に手紙を書くことで、首の皮一枚つながる。少女の未来が明るくあって欲しいと願う。

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    2026年06月14日
  • 暁星

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    ネタバレ

    読み始めて最初の十ページほどで、私は「元総理大臣が銃殺された事件」をベースにしているのではないかと感じた。
    実際の事件とは細部が異なるものの、物語全体を通してその影が色濃く反映されており、現実との接点があることで理解しやすく、物語への没入感も高まった。

    物語の中心には、母親が愛光協会に入信し、子どもたちまで巻き込まれてしまう二組の親子が描かれる。
    彼女らの子どもたちが、巨大化し歪んでいく宗教団体に抗い、長い時間をかけて必死に立ち向かう姿は胸を打つものがあった。
    特に、大人になった二人が「自分の人生を取り戻そう」とする意志の強さは、読んでいて痛切でありながらも希望を感じさせる。

    愛光協会は、

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    2026年06月13日
  • 未来

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    子供たちの貧困問題や虐待問題がこれでもかと続くので、楽しい読書ではない。
    しかし、文章がきれいで流れるようで読みやすい。
    ある日、突然20年後の私からの手紙が届く。
    未来に何があるのか?
    また、3つのエピソードがどのようにつながるのか?
    最終章で希望に満ちた結末になって欲しいと思いながらの読書でした。

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    2026年06月13日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    カラーの人間標本のイラストがとても記憶に残った。
    フィクションとはいえ、よくこんなものを思いつくなと感心。
    序盤は人間標本を造る猟奇的な思考や過程の表現が興味を引いた。中盤から終盤にかけては、物語が二転三転し、ミステリー好きにも楽しく読める事ができた。

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    2026年06月13日
  • Nのために

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    なんか好き
    みんな必死に愛に縋ってて想像したくないけどしてしまう感じ
    初めての湊かなえさん作品でしたが
    他も読んでみたい
    読みやすいとゆうか飽きずにすらすら読める

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    2026年06月12日
  • Nのために

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    都心の超高層マンションで、42歳夫と29歳妻の夫婦が殺された。現場に居合わせたのは20代の男女4人。物語は4人それぞれの証言からはじまる。
    杉下希美、成瀬慎司、西崎真人、安藤望、全員がイニシャルに“N”をもち、各々が“Nのため”に真実を隠した証言をしている。
    その後は、章ごとに4人それぞれの目線での、事件から10年後と、事件当時の語りで構成されている。

    まず証言シーンで、杉下と親友である安藤望を女性だと思い込んでいたから、その後の章で男性だとわかってからは、だいぶ印象が変わった。これは作者のミスリードだと思っているけど、ほかの読者はどうだったのだろう。杉下はどこにでもいる女子大生として描かれ

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    2026年06月12日
  • 未来

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    ネタバレ

    良かったけど、個人的には「もう終わり?」となりました。篠宮先生と今の章子との絡みはないんだ、未来からの手紙の回収はないのか、と。映画の予告でもの凄い絡んでるっぽかったから期待したのに。。
    でも、これが良いのかなぁ。

    この作品はAudibleの二冊目として聴きました。
    これが良かった!
    前半の大人章子に書く手紙のパートがAudibleの朗読には最適。ナレーションはのんさんでしたが、声のトーンも最適でかなり没入しました。

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    2026年06月12日
  • C線上のアリア

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    ネタバレ

    実は何となく避けてきていた、初めての湊かなえ作品
    ページを捲る手が止められなくて一気読み
    いや〜…とにかくすごいものを読んでしまったという感じ
    でもこれは「介護ミステリー」ではないと思う
    もっとこう何と言うか人間の本質に迫った再生の物語

    「男ってのは」なんてカテゴライズした言い方はあまり好きではないけれど、それでもやっぱり「息子って母親の老いを受け入れられない生物」説はあるなぁ〜と改めて思った

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    2026年06月10日
  • 暁星

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    ネタバレ

    どでかい愛の物語でした。この手の物語をよむと、愛ってなんだろうと毎度のように同じ疑問に立ち返ります。

    「俺の前から消えた幸せは、金星のところに行ったって思えばいいんだ」

    この上ない愛の形かもしれないが、とても切ない。

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    2026年06月10日
  • 暁星

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    なるほどー。そうかー。
    あの事件が脳裏を掠めながら、気づいたら引き込まれていた。確かに前半と後半で受ける印象が違う。結局は愛の物語なんだろう、、私の読解力が乏しいので、もう一度読んでみよう。

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    2026年06月09日
  • 絶唱(新潮文庫)

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    号泣ミステリーって事。

    一滴も涙は出なかったなー。

    魅力的な尚美さんや、憎めない杏子さんなど、
    登場人物が個性的で、目が離せない。

    人が人を責める時って、一方向で考えているのではないか。後付けの話しも気になる→泰代よ。あなたの結論は、それでいいのかー。

    考えるって事は、物事をいろんな視点で想像してみる事なんだ。だから、わたしは、本を読もう。


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    2026年06月08日