湊かなえのレビュー一覧
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面白い!
幼児を中学生に殺された教師の復讐の物語です。読み終わり、じっくりと考えると荒唐無稽的な処があるのですが、読んでいる間は、一切そのようなことを考えさせない迫力のある筆力です。一気に読み終わりました。
これが、デビュー作とは思えません。
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ラストに向けて止まらない
タイトルの通り、花の鎖がストーリーをつないでいきます。つながり始めると、涙なしには読めません。初めての湊かなえ作品ですが、大ファンになりました。。
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サクラチル
もともとがドラマの脚本だっただけあって、小説にした時の読みやすさがちょっと欠けているというか、
登場人物が〇〇先生ばかりで誰が誰だか覚えるのが大変でした。
性別や年齢を覚えられず、若い男性だと思っていたのに成人した娘を持つ女の先生だったりして、
戻って読み返したりしたのですが、ドラマの出演者一覧を検索して覚えたら一気に集中できました。
湊さんらしい複雑さと面白さ。
伏線が美しく回収される喜びを感じます。
そして最後、ネット上のすべての誹謗中傷にこの仕掛けがあればいいのにと思わされます。 -
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宗教二世の永瀬暁が文部科学大臣を刺殺することから始まる。
この話を読み始めると、過去の実際に起きた事件を彷彿とさせる人がほとんどだと思うが、中身は別物だ。
本作品は、以下2つの要素から構成されている。フィクションとノンフィクションの世界が『暁闇』、『金星』それをつなぐ一連の『暁星』として行き来しながら進んでいく。いわゆる『暁星』としてのセリフや描写がほとんどなく、獄中手記と作中作によって物語が進んでいくのは特徴的だと思う。
①永瀬暁による獄中手記『暁闇』
②白金星賀(金谷灯里)による小説『金星』
◆壮大さ
暁と星賀がそれぞれ「星を守ること」「物語る星であり続けること」の決意と世界に立ち向 -
Posted by ブクログ
某事件を彷彿とさせる題材なので社会派モノなのかと思って読み始めたけど、宗教二世たちが絶望の中から一縷の光を見出していく話で予想と違った。愛の物語という方が近いでしょうか。
もちろん泣きましたが、お話として綺麗すぎ(特に後半パートが絡んでくると)、殺人犯の男が聖人すぎて、ダークな少女漫画を読んだような読後感。
「二本の糸が交差していたんじゃなく、細い二本が撚られて、やっと一本の糸に戻れたってことか」
まさに作中で表現されていた主人公二人の人生と同じく、本の構成も前後半に分かれる二人の物語が合わさってようやく一つの物語となるようになっていた。狙っている感がありありでちょい萎えではあるが、見事。
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湊かなえ『人間標本』。
映像化されることから、手に取る。
画家・榊一郎の息子であり、幼い頃に蝶に魅せられた榊史郎。
『蝶博士』となり、蝶を求めて、世界を飛び回っていた…
父・榊一郎は、『人間の標本を作りたい』と発言し、画壇から追われていた…
『人間も一番美しい時に標本にできれば…』
最初はただの蝶に魅せられた男が、美少年の標本を作っただけかと…
二転三転…
そうだったのかと…
すべては史郎が幼い頃に作った、蝶の標本から始まっていたのか…
史郎は死刑を待つしかないのか…
至を殺めたことから死を覚悟しているのだが…
至の告白から、真実は明らかになるのか…
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Posted by ブクログ
ネタバレ初めて湊かなえさんの作品を読んだ
なんか少し読みにくいというか難しかった気がする
由紀と敦子、2人の視点で描写が変わるのが少し難しくて最初は今はどっちの話?ってなってた
私も死を見れば何か変わるというか大人になれるのかなと思っていたけどそうでもないらしい
読んでいる途中の時は由紀の方が強くて敦子の方が弱い印象があったが敦子も由紀もお互いがお互いを求め、成長してると思った
敦子と由紀の2人の友情に感動した
物語に出てくる人が後々繋がってきて物語に関係してくるのが面白かった
昴とタッチーの頭のいい計画にもハッとさせられた
小学生なのに高校生の私よりも頭が良さそうで嫌だ
1番のお気に入りのシーンは由