湊かなえのレビュー一覧

  • 贖罪

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    ネタバレ

    10年前くらいに初めて読んだ時はすごく衝撃を受けました。今再読しても、やっぱり面白いなと。
    何度読んでも被害者の母親が、被害者の友だち達に放った言葉えぐいなあと。そして元凶は母親にあるのに、、、という感じです。
    巻き込まれた友だち達が本当に可哀想だし、それぞれがトラウマを背負ったまま成長してしまったが故、起こってしまう事件たち。
    読む手が止まらないイヤミスという感じで本当に面白いです。

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    2026年02月17日
  • C線上のアリア

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    一時期一緒に暮らした叔母に問題があると行政から連絡を受けて尋ねると、ゴミ屋敷の中で認知症のような状態で暮らしてした。
    片付けをする中で叔母の過去があきらかになっていくが、それはかなりキツく悲しい話だった。

    嫁姑問題や、介護は女に押し付けられているという件が何層にも重なって濃く描かれている。
    こんな立場にない自分は幸せだなとしみじみ感じた。

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    2026年02月15日
  • ユートピア

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    ユートピア
    湊かなえ

    湊かなえ19作目
    山本周五郎賞受賞作品
    交通事故に遭い車椅子となった久美子
    彼女を支えて、他の不自由な人たちをも支えるため
    母親3人はボランティア団体「クララの翼」を立ち上げる
    最初は評判が良く、たくさんの支援金が集まり、雑誌のインタビューも受ける
    しかしある噂はネットを介して広がり悪意に満ちていく
    そして大きな事件が起きる…

    同じ集英社刊行の「白雪姫殺人事件」のように噂がネットを介して広がり、徐々に悪意に満たされていく過程が詳らかに書かれています
    そこは人間の奥底に潜んでいるドロドロとして真っ黒なものに溢れています
    やはり湊先生はそういうものを描かせると日本一です

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    2026年02月15日
  • 少女

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    ネタバレ

    最後まで気が抜けない
    やはり湊先生は上手い、
    もう終わりかなと思った途端
    最後の際のでぶっ込んできた(笑)

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    2026年02月15日
  • C線上のアリア

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    介護に関する本と聞いて読み始めたけど、介護そのものというより、いま目の前にいる高齢者がこれまでどう生きてきたかを振り返り、追体験していくような一冊でした。

    両親を不慮の事故で亡くした自分を引き取ってくれた叔母。
    優しくて温かい叔母と生活したものの、成人してからは故郷に帰る機会が減りその間に叔母のことで市役所から連絡が入る。
    自分が連絡をとっていなかった間、叔母はどんなふうに時間を過ごしたのか。
    残されたゴミ屋敷を整理しながら、忘れかけた記憶を繋いでいく。

    叔母の人生がどうだったかなんて、いま目の前にある状態だけを見て他人が判断することはできない。
    一つの出来事には、たくさんの人の視点があっ

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    2026年02月15日
  • 未来

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    読んでいて結構しんどかったけど読んで良かった。
    貧困問題についてあまり考えた事が無かったけど、考えるきっかけになった。
    以外と身直にある事なのかも知れない。

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    2026年02月15日
  • Nのために

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    ネタバレ

    10年後に明らかになる事件の渦中にいた人たちは、みんな同じ「N」というイニシャルを持っていて、パズル感覚で読んだ。 「望郷」以後、湊さんをもう少し読んでみたい気持になった。

    杉下は瀬戸内の小さな島から進学のために東京に出て、ボロアパートの一階に住んでいる。たまたまとなりに作家志望の西崎が居た。台風が来て床上浸水のため世話になった二階の部屋に、安藤が住んでいた。

    暫くぶりに島に帰省して同窓会に出た。そこで成瀬に出会う。彼はアパート近くのレストランでアルバイトをしていた。

    殺人事件が起きるのだが「N」がつく野口夫妻が死ぬ。
    主要な人物の名前には姓か名に「N」が付いているので、「N」のためにと

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    2026年02月14日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    確かにありきたりな初期設定。
    子どもが神隠しに会い、その時の記憶がない、後に分かるという話。
    ただ、編の最初からしっかりとラストに向けた作り込みがあって、読み返しても面白いと思えるようなトリックが書かれている。
    暗い気持ちに、暗澹たる気持ちになることもなく最後まで小説っていいなと思えるような作品でした。

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    2026年02月14日
  • 未来

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    次から次へと最悪な展開が続いて何度も泣きそうになりつつ、それが面白くて一気読みしてしまいました。湊かなえ作品の毒々しさには毎回驚かされます。
    告白 と比べるとラストシーンの鮮烈さは少し弱いような気はしますが、傑作だとは思いました。
    人は選びそうですね。私は大好きです。

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    2026年02月13日
  • 夜行観覧車

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    湊かなえさんの作品の中でこの本が一番好きです。
    めっちゃ分かる⋯と共感するところが多すぎます。
    まだ読んだことない人にはぜひ読んでほしい。

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    2026年02月12日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    母と娘にまつわる殺意までに変わるほどの関係を書いた6個の短編集。
    胸が苦しくて涙が出そうだった。視点が変わるだけで愛にも憎しみにも変わる、共感したはずなのに次の編では敵視した側に共感してしまう湊かなえの人間の書き方。

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    2026年02月12日
  • 人間標本

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    こうなるとは…
    湊かなえ、さすがです。
    娘も春から美大へ進むのですが、作品のために、自己の表現のために、自分を救うために、ここまで命をかけられるのだろうか…
    芸術って、際どいところをバランスをとりながら歩いてゆくことなんだなと思った。

    後から思ったこと…蝶の目線から書いて欲しい

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    2026年02月12日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    家族ってなんだろう
    血が繋がっているってなんだろう本物ってなんだろう
    なんとなく予想がつく結果だけど、とても面白かった
    でも妹は振り回されて自分を犠牲にしたことが多かったから最後はモヤモヤした

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    2026年02月11日
  • 贖罪

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    それぞれの視点で話を聞くとどんどんまた違う情景が見えてきて面白かった。読み進めるにつれてだんだん面白くなってきた。

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    2026年02月10日
  • C線上のアリア

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    湊かなえさんの本なのになかなか事件が起きないなと思いながら読んでしまった。昔も今も嫁に家事や介護を押し付けがち。女性は一家の家政婦ではない。古い考えは脱ぎ捨てて、社会のシステムとして介護を行う時代へ変わっていこう。

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    2026年02月10日
  • C線上のアリア

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    ネタバレ

    最初は「介護のリアルを語る小説?うーん…」って感じだったけど、後半にかけてミステリー要素が増えてきて、物語に惹き込まれたので結果良かった。
    意外な展開になったし。。

    嫁姑問題についての話でもあるから読んでて疲れるは疲れる。

    色もよく出てくるね。
    この表紙になってる理由も本を読み進めていくと納得。

    頻出するキーワードは
    #命の水#スカーフ#金庫#ノルウェイの森

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    2026年02月09日
  • 山女日記

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    ありきたりな山歩きかもしれないが、柔らかい言葉に沿って辿って行きながら、主人公の心境に共感を覚える。
    湊さんは山好き花好きでした、この本を読んで知ったのだが、日記という題名は本人のものではなく、参加して登山情報を得ているSNSの名前でした。

    8つの題名のように登った8か所の山にまつわる話で。薄ぅく繋がっている。
    主人公はアラサー女子。

    もう遠くなったが、軽々と峰を超えていた頃を思い出す。あの頃の穂高や白馬を、足が追いつかなくなってからも未練たっぷりに麓から仰いだことも何度かある。

    ガレ場を歩く感じや鎖場の感触など懐かしいシーンに、うら悲しいような気持でメンバーの顔を思いだした。

    アラサ

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    2026年02月08日
  • 母性(新潮文庫)

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    ネタバレ

    登場人物の8割に苛立ちを覚えた。
    あまりにも歪んだマザコンの「母」、
    これまた「母」に愛されたいマザコンの「娘」、
    「母」をこれでもかとこき使う田所家の人たち、
    それに対してなーんにもしない「母」の旦那。
    それぞれの登場人物を見てみると、男は自分が1番で、女は誰かに依存している。それが母性にも繋がる女の特性なのだと思った。

    同じ場面を2つの視点からみる小説は初めてだったが、面白かった。受け取る側の精神状態によって、有る事無い事、記憶を盛ったりして。また忘れた頃に読もうと思う。

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    2026年02月08日
  • 往復書簡

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    ネタバレ

    手紙でのやり取りを小説にするという斬新な作品でした。
    また作品自体は短編集で、一つ一つに小さなどんでん返しがあり、サクサクと読むことができました。
    手紙だからこその嘘や表現というものが散りばめられており、普段の小説とは違った面白さがありました。
    短編の中では、20年後の宿題が1番好きでした。
    6人それぞれの事件に対する思い、先生が依頼した真意など、物語として引き込まれていきました。

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    2026年02月08日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    だらだら進んでいる感は否めない。
    風香ちゃんが嫌われていると思いきや(なっちゃんにそう吹き込まれた)実はなっちゃんが大嘘つきのやばい奴だったとは、驚いた。

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    2026年02月08日