湊かなえのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
中盤までどこにミステリ要素があるのかわからずに読み進めていたけど、終盤の日記の後半の過去と現実での登場人物の発言や言動の擦り合わせは楽しみながら読めた。
男の人の介護に対しての意欲が低いこととか、女はこうあるべきみたいな考え方が作中で所々垣間見えてくるから、女性だと少し不快に感じると思う。
ただ、みどり屋敷を掃除する中で変わっていく主人公の考え方とか、価値観には最後は感動した。介護業界の職種を目指すことに感動してしまうのは自分にとっては仕方ないかな。
個人的に最後の菊枝さんの告白はこの人に対しての味方が変わった場面でもあったから印象的だった。
延長コードに込められている気持ちや秘密が最後に種明 -
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叔母の家がごみ屋敷になっており、痴呆もはじまっているかもしれないと、役所からの電話が来た美佐(50代)
美佐は中三の時に事故で両親を亡くし、その美佐を引き取ってくれ、我が子のように可愛がってくれたのが母方の叔母の弥生さんだった。
弥生さんを施設に入れ、ごみ屋敷を片付けていると厳重な金庫が……しとやかな弥生さんに番号を聞くと血相を変えて怒り過呼吸を起こした…「私が帰るまで、見張っていて、約束よ。」担架に乗せられ運ばれる時に、美佐にささやいた弥生さん。
しかし美佐には義母と夫がいる家もあるし、ずっと側にはいられない…とりあえず、中身を移動しようと業者に頼み開けてもらう。そこには黒の延長コードが入っ -
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ネタバレきもっっちわるかった〜〜。
というのが、正直な感想。
湊かなえ作品は2作目で、前回読んだのが『落日』だったこともあってイヤミスの女王に初めて触れた気がしている。
(『落日』はそんなにイヤミス感なかったと感じた)
気持ち悪さの正体が解説を読んで「信用出来ない語り手」が語っている、というのがすごく腑に落ちた。
無意識に地の文(語り手)のことを信用してしまっているし、自分自身が「母にとっての娘」である事実がある分余計に娘が語り手の時に共感にちかい読みやすさがあった。
だからこそ、最終章で冒頭の事件の記事と結びつかなくなった時混乱した。
地の文が信用ならない場合があるということは別の作品でも経験したの -
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ネタバレ敦子が周りの目を気にしてしまう自分に悩んで死を悟ることを目的に動いていたのがラストにいくにつれてどんどん敦子という我が強くなっていくのが見ていて気持ちよかった。おっさん視点から見たら敦子の存在が怖いな笑。いい意味で死を軽く表現している本のような感覚。牧瀬が現実にいたら特殊な癖をもった人物なのにほとんど動じない由紀やパパを殺そうとした昴くんとパパがその後にあっさりとお見舞いのエピソードが描かれている部分からそう感じた。因果応報という単語は、通してのキーワードのように感じた。由紀のおばあさんが放った一言から始まり、タッチーと昴、紫織と星羅のエピソードまで意識させられる。終盤につれて由紀が敦子のこと