湊かなえのレビュー一覧

  • 少女

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    有名だから読んでみた。ありきたりそうでありきたりじゃなかった。人の本心に触れてしまった感覚が抜けない。ころころ視点が変わる所が今の若者に対して飽きさせないいい書き方だと感じた。やっぱり3人組の悲しさが滲み出ている。3日ほどでスラスラ空いた時間に読んだが面白い。評価されている理由がわかった気がする。

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    2025年10月29日
  • サファイア

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    久しぶりの湊かなえ作品。短編集。

    この人の作品は、普通の台詞回しのように見えてどこかしらに闇が隠れてるような表現がとにかく上手い。珍しくファンタジー的な話もあり、最後のサファイアとガーネットは驚きと感動が混ざりあって感想が難しい。

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    2025年10月29日
  • 花の鎖

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    自分に都合のよいことばかり考える人たち
    地位や繋がりにこだわっている、人間の嫌な部分を
    描くのが本当に上手すぎて、、読んでいる間ずっと雨が降っているようなじめじめ感

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    2025年10月27日
  • 贖罪

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    これがイヤミスってやつなのかなあ。
    負の連鎖、そして全ては繋がってる。。
    また読み返したい作品のひとつです。

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    2025年10月27日
  • Nのために

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    なんというか全員不幸。
    きっともう少し爽快感や救いや恋愛的な甘さがあればもっと万人受けしたのだろう。(既に十分有名だが評価が若干低い気がして)
    作者が書きたいものを貫いている感じは良いと思う。
    視点と時代が頻繁に入れ替わるので理解がちょっと大変だった。日をあけて読んだらたぶん分からなくなってた。特に最後のネタばらしのシーンは誰が何をしたか分かりにくい。
    安藤が会いに行ったのは西崎の義両親のはずだが、「認めた」って表現されたのがどういう意味だったのか。
    謎が残った。

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    2025年10月26日
  • 落日

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    物語の中心人物は一体誰なんだ、と分かりづらい書き方だけど、読み終えたとき、この人たちの物語を書きたかったのかと思った。私は誰に感情移入して読んでいたのだろうか?多分、誰でもないな。

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    2025年10月25日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    ネタバレ

    バイト先の後輩から借りました!·͜·ᰔ短編だったから読みやすかった!

    話自体は短く完結するものばかりだったけど、それらの1個1個で展開がひっくり返って、ちょっとモヤモヤするような読後感があって、短編でもしっかり湊かなえを感じました。

    特に最後のポイズンドーターとホーリーマザーが印象に残った。

    昨今、毒親や親ガチャという言葉が増えてきた。SNSの発展に伴って皆周りと比べてしまう様になって、自分の置かれた環境を嘆く人が増えているんだろうけど、この2つの短編はそれに一石を投じる内容だと思った。どこかで自分もポイズンドーターになっていないか、ヒヤヒヤさせられました。

    私は辛さを感じる基準は人そ

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    2025年10月25日
  • 落日

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    おもしろいのだけど、自分の趣味ではない
    読みごたえもあって、各章・各エピソードおもしろかった。だけど、読み終わって全体を振り返ったときに、なんとなく好きじゃないかなーって思ってしまった。もう一度読むとまた違った感覚になりそうな気もするけど。

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    2025年12月05日
  • ブロードキャスト【電子特典付き】

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    ネタバレ

    やはりこの方は女の書き方がすごい上手いし、こんな人いるってなる。3年生の先輩たちに既視感しかなかった。正直、部活内のゴタゴタとかは、先輩たちに対してなんでこんなこと言うの、するのと思うような描写ばかりだったけど、すごくリアルだし、主人公の行動は理解できるものばかりだったので面白く読めた。十八番のイヤミスではない青春ものを書いているところはさすが。私は、パン屋のおばさんの人生を描いた小説を読みたいです。

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    2025年10月23日
  • ドキュメント

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    青春小説が好き
    それは今も変わらないと思ってる

    でもこの本だからでは無くて、何か読んでいて違和感があるような…感じがした。
    そうか…もう青春小説の舞台から離れて、長くなったから、イメージが掴めないと言うか、遠い世界のような感じがしているのかもしれない。
    忘れたと言う表現とも違う、不思議な感覚

    それらを文字にできる作家というのはやはりすごいな。俺より多分離れて長いはず、なのに文字が具体化してる。だからプロなのだろうけど…


    ・仕事前と昼休憩に少しずつ小説を読むようにしている。小学校や中学校でも読書習慣があるというし、自分も同じように

    確かに仕事の時、うまく行く行かないは置いておいて、余計

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    2025年10月23日
  • 落日

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    新人脚本家と話題の映画監督。引きこもり兄による一家殺害事件といういわばシンプルな凶悪事件が、2人の目線で掘り下げられ徐々に真実が明らかに。登場人物それぞらの憂いがふんだんに散りばめられ、切なくも納得感のある結末。

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    2025年10月21日
  • 湊かなえのことば結び(上)

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    淡路島いきたくなった
    小説家ってこんなふうに暮らしてるんだなあってことが
    少しみえるのがとてもよかった

    コロナの頃の放送だから既に懐かしいと感じ始めてるけど
    50年後くらいにまた読んだらどんな風に感じるんだろうかとふと思った

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    2025年10月20日
  • Nのために

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    その人のためならどんな嘘もつける。その人のためなら何でもできる。それぞれがNのために、それぞれの立場から行動した事実が徐々に明らかになっていくのが面白い。

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    2025年10月20日
  • Nのために

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    ちょうどTverの再放送と合わせて読み進めたので、キャストと俳優が綺麗にイメージと重なった。
    本当に他人罪を被って服役することなんてあり得るのか、とは毎回思う。
    これまで対して恵まれた人生ではなかった望みが短い人生を終えるのが切なすぎた。

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    2025年10月19日
  • 未来

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    ネタバレ

    なんだか悲しい話。
    子供達がそんな可哀想な事になるのはとても悲しい。
    でも先生が送った未来の手紙が善意の塊でよかった。
    親を殺したり、子供を売ったり、嫌な話だった。
    でもこう言う事ってほんとにあるのかもしれないと思うと、嫌だ嫌だと言ってられないな…

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    2025年10月19日
  • Nのために

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    ネタバレ

    ページをめくるたびにそういうことだったのか!と納得できる話でした。みんながNのためを思い行動し、希望ある終わり方だったのではないかと思います。しかし安藤がなぜチェーンをかけたのかいまいちよくわかりませんでした。、

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    2025年10月19日
  • 花の鎖

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    2週目
    やっぱり読みにくいなと...思いながら
    私も赤岳3回登ったな...と思いながら
    あっという間に読み終えてしまう
    面白い
    また告白でも読んでみようかな
    別の作品も読んでみたくなる

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    2025年10月19日
  • 夜行観覧車

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    ネタバレ

    昔小説を読んだ気がしたけど忘れてしまっていたので再読。
    湊さんらしい人間描写で、人の醜い部分が複雑に絡まりあっていた。
    終わり方も別に希望がある訳ではないけど、このままここで生きていくというメッセージを感じて好き。

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    2025年10月18日
  • 少女

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    2025/10/17 オーディブル
    淡々としており今誰視点なのか分からなくなった。少し戻してまた聞く、少し戻してまた聞くの繰り返し。物語的には面白かったです。おっさん可哀想。

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    2025年10月17日
  • 山女日記

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    珍しくイヤミスでない作風。山登りにより浄化され次段階へ背中を押すような作品。どれも妙な力を感じる山だった。短編のようで所々繋がる人物のそれがあるのが粋。

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    2025年10月17日