湊かなえのレビュー一覧

  • 贖罪

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    ネタバレ

    過去の事件について、それぞれの描写が描かれていて、読みやすかった。おもしろい作品ではあったけど、エミリちゃんの衣服?になにか液体がついていたとあったのに事件が迷宮入りなんて、あり得るのかなと思った。時代背景によるものなのか、警察の犯罪歴データベースに情報がないと見つけきれないものなのか、素人目にはわからないけど少し疑問に思った。

    追記/調べてみたけどやっぱり過去に犯罪歴やDNA採取歴がないと特定は難しいみたいですね。時代背景もあるだろうけど、何かひとつが違っていたらみんなこうはならなかったのでは...と思わずにはいられない。

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    2026年08月19日
  • 母性(新潮文庫)

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    ずっとつらくてしんどかった。
    子供から親への片思いって1番つらい。
    最後母がやっと娘の名前を呼んだ瞬間、それまで張ってた糸が一気に切れたような気持ちになって心臓がギュ߹ ߹
    映画より小説の方が断然おもしろい。極度のマザコンは子供を作らない方がいい。

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    2026年08月18日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    ネタバレ

    城野さんが犯人ではないとわかってたけど、犯人は最後まで予想できなかった
    殺した理由はあまり納得できなかったな
    あんな殺し方をするならもっと恨みとかを持ってるのかと思ったけど

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    2026年08月17日
  • C線上のアリア

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    ある女性がかつて自身が住んでいた叔母の家を訪れるところから始まる物語。
    優しい思い出が詰まった場所がゴミ屋敷となり、そこを片付けるうちに知らなかった叔母の秘密が明らかになって行く過程はさすが湊かなえ作品だった。介護や嫁姑問題、時代の閉塞感、女性が生きて行くのに足かせとなってきた事柄にも向き合わされる。
    意外な事実が明らかになり、ラストは風が吹き抜けるような爽やかな余韻が残った。
    自分の生き方を振り返るきっかけにもなる素敵な作品だった。

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    2026年08月17日
  • C線上のアリア

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    ネタバレ

    なんだろう,だめ亭主としておこられている感がとってもあって,反省しきり.反省になれたころ,突然ミステリで,おぉっ!ってなった.

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    2026年08月17日
  • 母性(新潮文庫)

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    親離れが出来ない母親。
    幼少期から親から暴力を受け、現実逃避をする父親。
    そんな二人の間に産まれ、親から→特に母親からの愛情を渇望する娘。
    簡単に書くとこんなお話ですが内容が圧倒すぎます。
    母娘、嫁姑『小姑』、家族の女同士の負が全面に著された傑作だと思います。
    娘の自殺の時に始めて娘の名を呼ぶ!確かにここまで名前が出てなかった。これもうまいなと感心しました。

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    2026年08月17日
  • 落日

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    ネタバレ

    イヤミスな感じでずっと進むのに最後はちゃんとみんなのきもちが昇華されて終わった。文章量は多いのに読み進めたくなるのは流石で、いつもなら2週間くらいかかりそうなのに5日くらいで読み終わった。
    お姉さんの存在絶対怪しいと思ってたけど途中でネタあかしして、さらにもう一段伏線がある。
    あとあの子の嫌な性格ぷりが凄い。人生狂わされた同級生男子たち可哀想…結局どちらの事件も元凶はあの子ってことか…って思ったけど、あんまりフォーカスされてないあの両親も大概だな。最後は酒飲んで寝たまま死んでるし。

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    2026年08月17日
  • C線上のアリア

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    あまり湊かなえっぽさはないが、読む手が止まらない。
    金庫から出てきた「アレ」が何を意味するのか気になって読み進めてしまう。

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    2026年08月16日
  • Nのために

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    ドラマは何回も観たけど、原作は初めて。
    時間軸が前後してて、ドラマ観てないとわからなくなるところだった。
    ドラマ同様、切ない

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    2026年08月16日
  • 母性(新潮文庫)

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    さすがに面白かったし、危機感を持った。「愛能う限り」育ててきたと言っても、娘と母はすれ違い続け…父の家庭環境が死ぬほど問題で…せめて愛情を口に出していたら変わっていたのかな?おばあちゃんが生きていたら良かったのかな?なんて思わずにはいられない。ハッピーエンドかも分からない

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    2026年08月16日
  • 花の鎖

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    ネタバレ

    『花の鎖』は、梨花、美雪、紗月の3人の視点で物語が進んでいく。最初は、それぞれの物語が同じ時系列で進んでいると思っていたが、読み進めるうちに、3人には親子関係があることに気付かされる。
    また、山岳部、きんつば、香西路夫など、3人の物語をつなぐ共通点が少しずつ増えていき、それまで謎だったことが徐々に明らかになっていく展開が面白かった。
    一度読み終えた後に、もう一度読み返すことで、新たな発見や気付かなかった伏線を見つけられそうな作品だと思った。また時間を置いて読み直してみたい。

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    2026年08月16日
  • 往復書簡

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    手紙形式で展開される短編ミステリー。
    手紙のやり取りが重なるにつれ、過去の事件の真相がじわじわと明らかになっていくのが怖くもあり楽しいミステリー。
    同じ出来事なのに、人によって見方や言い分が違う。人によって"真相"が異なっていることもある。
    同じ形式でもっと色々な話を読んでみたくなった。

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    2026年08月15日
  • 暁星

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    ネタバレ

    前半と後半で視点が異なっていて、読む順番の指定もあり、読んでいくにつれてそういうことか!と読んだ部分の読み返しが止まらなかった。
    前半を読むと復讐の物語かと思ったが、後半を読むとこれは深い愛の物語であることがわかる。前半は金星の存在が全くなかったから、それも含めて愛だなと感じた。
    後半の愛を表す文章がちょっとくどくて読み疲れてしまったけど、言ってしまえば他人のことをこんなにも深く想えるようになるものかと、暁と金星の絆に感動した。
    宗教がなければ愛する人と結ばれる幸せな人生だったかもしれない。宗教がなくても同じ人生だったかもしれない。それでももう、復讐の意思は変えられないところまで固まってしまっていた。
    幸せの二等分は、相手に多くなるよう、苦しみの二等分は、自分に多くなるよう。「半分こ」の意味を考えさせられたし、私もそんなふうに誰かと分け合いたい。
    前半はノンフィクション、後半はフィクションとされていて、後半の偽名が前半でいうところの誰なのか結びつけるとさらに感動が深まる。私はそもそも後半が偽名で書かれていると気付くのに時間がかかったけど…最後の文章の前に「これはノンフィクションです」とひっくり返されたところが一番心を動かされた。暁闇も金星も、終章の最後にお互いを想い合う気持ちが溢れていた。
    「俺はただ、星を守りたかっただけ。」

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    2026年09月30日
  • 夜行観覧車

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    憧れの高級住宅地に家を建てた主婦。家庭内暴力を伴う癇癪を起こす反抗期の娘。我関せずな父親。お節介な隣人。セレブ一家の向かいの家で起きる殺人。
    湊かなえさんの文章は妙にリアリティがあり、事件に巻き込まれたかのように臨場感があり、スラスラ読み進めてしまった。
    ただ、人物描写が素晴らしい分、ミステリーとしてはもっと複雑なストーリーを期待した。個人的に、あれもこれも伏線だったのか!繋がっていたのか!という話が面白いと感じるので、そういった意味では物足りなさがあった。

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    2026年08月15日
  • 残照の頂 続・山女日記

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    イヤミスの女王として名高い著者ですが、本シリーズは読後感が良く誰が読んでも楽しめる作品だと思います。
    そして登山がしたくなります笑
    登山なんて子どもの頃は辛くて苦しくて絶対やりたくないことでしたが、大人になると何故か魅力的に見えてきます。
    美しい景色や雄大な自然を目の当たりにできる登山、すごく素敵です。
    私は登山をしない人間ですが、登山をする人に憧れます。
    本作を読むと登山の疑似体験ができるので楽しいです。
    山を前にした時、人間は素直になれるのですね。
    そういう瞬間を私も味わってみたいです。
    本作は、人として生きることと山を登ることを上手く織り交ぜた作品です。
    とても好きなシリーズです。
    続編が出たらまた読みたいです。

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    2026年08月12日
  • 母性(新潮文庫)

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    人の解釈の違い、違和感の正体、色々考えさせられました。
    母と娘、近いようで遠い。遠いようで近い。
    『娘』は『母』に愛されていたい。
    『母』は『娘』を愛している。
    この単純なことで複雑になっていく様が、
    細かい人間関係における難しさというものを
    表現されている。
    血の繋がった親子でも、何を考えているかはわからない。

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    2026年08月12日
  • 贖罪

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    マジで読みやすくて面白かった。ただ星5つには1歩及ばずの評価といったところ笑
    少女たちが十字架を背負って生き、不幸の連鎖が止まらない描写がものすごく良かった。
    また読みたい。

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    2026年08月11日
  • 母性(新潮文庫)

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    感想は色々あれど、なんと表現したら良いのやら。
    書き方がとても面白く、すぐに物語に引き込まれていった。
    この小説で描かれていることが母性なら、私は持ち合わせていないかもしれない。
    でもそれもこの親子たちとは違う歪んだ親子関係の産物だ。決して良いものでは無い。

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    2026年08月10日
  • 夜行観覧車

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    【父親が被害者で、母親が加害者ー。高級住宅街に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されてこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と、向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。】

    高級住宅街に住んでなくて良かった。プライドとか見栄の張り合いとか心労が絶えなそう。お金持ちじゃなくても、高学歴エリートじゃなくてもいいから、家族仲良く生活できるのが一番だと感じた。

    2026.8.10

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    2026年08月10日
  • カケラ

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    自分と誰かとを比べて考えることは、誰しもが一度ならずたくさん経験していることだと思う。女性にとっては美、体型は結局生きるどの時点でも重要な比較ポイントであり、その美に翻弄される人生をうまく表現している。やはり、湊かなえはすごい。

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    2026年08月10日