湊かなえのレビュー一覧

  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ずーっと回収されない謎が一気に最後で回収されていく感じ。主人公と一緒ですぐ飲み込むことは出来なかったけど、ちゃんと噛み砕けると辻褄が合うのにすっきりした。現実的ではないのもまた本だからいい。

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    2026年08月06日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    面白かった。しかし最後に明かされる事実だけ現実味があまりなくてモヤり。それはネタバレになるから後ほど。その設定はあまり受け入れられないけど、湊さんの作品は事実が判明するまでの登場人物たちの揺れる心情がすごくうまく描かれているから、その部分がとてもよかったので満足ではある。最後はとっても、これぞイヤミスな終わり方。

    我が子を探すためならなんでもしたいという必死な母親の気持ちも分かるし、それを主人公である子供目線から描くことで母親の狂気と愛の対比を感じさせられる。苦しい。
    そして母親に利用されていると分かりながらも協力する結衣子の痛々しさや、大人の意図を全て理解してるわけではないけど敏感に感じ取

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    2026年08月05日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    ネタバレ

    ポイズンドーター、ホーリーマザーは新米母親の私が読んでも毒親なのではないかと思った。
    子供にある程度の導きは必要だと思うが、自分の願望を娘に押し付けるのは違う気がする。
    自分の子供を信じているから、その子の選ぶ選択を尊重してあげたいし、そうできる親になりたいと思う。
    湊かなえさんは「信頼関係がうまく構築できなかった母娘」の心の闇を書き出す天才だ。

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    2026年08月04日
  • 未来

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    あとがきにあったように、現実にいる社会課題や環境やそこにいる人物を描き、無理のない希望を残した最後だった。確かにハッピーエンドではない。章子と文乃が幸せに生きていけるかは、むしろ可能性が低い。けど柔らかい、窓にかかったカーテンから差し込む春の陽の光のような雰囲気を残した。
    その小さな希望が誰かの生きる力になっていると思う。

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    2026年08月04日
  • 母性(新潮文庫)

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    ネタバレ

    真綿で首を絞められているような感覚を覚える作品でした。

    作品の中で心に残ったセリフは「女は2種類ある。母か娘か」
    母として庇護する側になれる女性、いつまでも娘のように庇護されたい女性…。
    この母娘は母が娘、娘が母のように逆転してしまっているように思いました。

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    2026年08月02日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    親と子、主観と客観のギャップを湊かなえらしさ全開で綴った短編集。

    自分の親は毒親ではない。そう思えている私は幸せだ。
    自分もそんな親でありたい。

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    2026年08月02日
  • 人間標本

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    プライムビデオで話題

    今まで読んだ湊かなえさんの本の中でもかなり猟奇的。湊かなえさん大好きな私でも若干の胸焼け。

    6人の美しい少年たちが、蝶のように装飾されて標本となって見つかるという衝撃的な事件のお話。
    中盤までかなり気味が悪い。
    ・主人公の生物学を研究する男が蝶にのめり込んでいく様子
    ・6人の人間標本の作り方

    ここでら読むのをやめないでほしい。
    後半になってガラっと雰囲気が変わる
    やっときた、これが湊かなえさんだってなる

    私は中盤まではあまり進まず、時間がかかっていたけどそれ以降はすぐに読み終わった。

    ただ、湊かなえさんの中でも不気味という印象は変わらない。

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    2026年08月02日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    涙が止まらなかったです。この親子をそっとしておいて欲しかった。至の心情を想像すると辛くて感情引き摺られます。親子愛です。

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    2026年08月01日
  • 夜行観覧車

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    事件を通してそれぞれの家族が良い方向に成長していく。話し合って理解し合うことは大切だと思った。
    キャラクターはそれぞれ個性的な人たちで現実にいたらきっとやな人たちだろうなと思う。だけどそんな人たちでもいろいろ思いを抱えていたりいい面ももあったり嫌な面がたまたま相手を救うこともあって面白いなあと思った。

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    2026年08月01日
  • 未来

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    私には苦手な描写が多くてしんどかった。
    重くて重くて読み切るのに時間がかかりました。

    苦しみから解放され幸せになれるといいなと思いました。

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    2026年07月31日
  • 母性(新潮文庫)

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    母性という題名を見て、勝手に子供を愛しすぎて過保護になる母と、親に反抗する娘の話と想像してしまいましたが、結果は全然違うかったです。

    今の私に想像できる母性とは、構いたい欲、愛おしい気持ちです。
    祖母が1番母性に溢れた人だったと思いますが、母の成長過程に違和感を感じることはなかったのでしょうか。自分に執着しすぎているとか。
    愛情が注がれていない娘が母からの愛情に飢えるのであれば、愛情をたくさんもらえた母は祖母に執着しなくなるものだと思っていました。

    祖母視点で話を見ると、母親と祖母の関係は全く違うものになるのかもしれない…

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    2026年07月31日
  • 花の鎖

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    おもしろい。最初は3つの話を整理するのに大変だったけど、だんだんと繋がっていく感じが楽しい。湊かなえらしい作品

    終わり方はもうちょっとあってもいいかな?と少し物足りなかった

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    2026年07月31日
  • 未来

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    自分が見ている景色がすごく表面だけなんだなと感じた。近くに苦しんでいる子どもたちはたくさんいるかもしれない…そう感じた作品。

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    2026年07月31日
  • 人間標本

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    ネタバレ

    2026/07/20 - 2026/07/25

    湊かなえ氏の作品を読むのは、自分の記憶が正しければ初めてな気がした。
    これも、人にお勧めされて読んだ。

    まず、文章で世界観に読者を引き込むのが上手い、と思った。
    完全に榊史朗の書いた、とされる最初の作品を齧り付くように読んだ。それこそ、あの世界でweb小説に触れた読者たちのように。
    しかし、この時点で、私はいくつか違和感を持つことになった。
    というのも、蝶と少年たちを重ねている、という割に、また、少し性的な部分を匂わせている割に、「随分と女性的な感性を持っている」男なのだな、と思っていた。
    特に、「切断」があるかないか、というのがその少年が加

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    2026年07月30日
  • 贖罪

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    子供の純粋さ故にエミリちゃんの死が母親にきちんと伝わらず、その純粋さを直視せずにダイレクトにエミリちゃんの母親が切り込んだ(復讐した)から深く傷が残ってしまった。麻子さんが持つ卑しさによって起こされた罪が、自分の娘を奪い、更にほかの子供たちを4人も巻き込んでしまう。誰も救われない、最悪の巻き込み事件。
    どこの歯車がうまく回れば、彼女たちは救われたのだろう。秋恵さんが頑張ってくれれば良かったのだろうか…。

    トラウマは、人間を混乱させてしまう、恐ろしいものだと心底思う。

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    2026年07月30日
  • 未来

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    あとがきまで全ての人に読んで欲しい。
    自分が経験してきたことや、目にしていることが全てではないし、当たり前ではないと改めて痛感させられました。

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    2026年07月30日
  • 人間標本

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    蝶の研究者・榊史朗が少年を標本にした手記から始まるミステリー。

    論理的に間違っていたとしても、人間の欲求はなんて強烈な魅力があるのだろう。

    「人間を標本にする」という悍ましい事を、色鮮やかで美しいアートとして描く描写には、想像力を掻き立てられる。

    物語自体は、著者が想定したであろう読者の思考をまんまと辿ってしまった。

    提示される情報に合わせて自分の脳が物語を補正していくのは、気持ち悪くも面白くもあった。

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    2026年07月30日
  • 少女

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    ネタバレ

    かなり昔に読んで、面白かった記憶はあったけど、その後見た映画は全然ダメで、何となくその後は断片的な記憶が残って、全体的にはボヤけていたケド確か、タッチーと翼くんが逆だったんだよなと言う一番乗りネタバレがわかってたからか、再読をしてなかった。
    久々に読んだら、止まらなかったなー。
    それぞれの視点からモノローグ形式は、みなとかなえさん!って感じだけど、いろんな登場人物が全部絡んでいって流石だ!
    と改めて感服!!

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    2026年07月29日
  • カケラ

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    ネタバレ

    ダイエット中の身の私からすると結構キツイ言葉が沢山出てくる作品。
    でも湊かなえ節は変わらず良かった。散りばめられた情報が最後は1つになって謎は解けるけど誰も報われない。幸せな9年間のまま生きられたら良かったのに…………。

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    2026年07月29日
  • C線上のアリア

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    嫁姑関係、介護、経験した人にしかわからない複雑な思いがあるんだろうな、と。年齢や立場を重ねた人ほど頷ける部分が多いのではないでしょうか。
    「荷物」を「宝箱」と言い換える視点は、優しく、残酷でもあると思います。子どもと過ごす時間は宝物。でも、一人で背負うには計り知れない責任とプレッシャーがあります。それが育児でもあり、介護でもあり、誰にも弱音を吐けない状況に繋がることも。私が育児を楽しめているのは、「たまたまいま分担できている状態にいる」ということに尽きるのかも。そんな風に静かに感謝の気持ちが湧きました。

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    2026年07月27日