湊かなえのレビュー一覧

  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ラストで一気に真相が分かるので理解するのに必死でした!あらすじを見た感じちょっとホラーよりのミステリなのかな?と思っていたのですが、真相はもっと奥が深いものでなんだか切ないような気持ちになりました。

    娘を探すのに必死なあまり、善悪の区別がつかなくなっている母親の様子がなんだかリアルだなあと思いました。ゆいこちゃんがどんどん皆から嫌われていく流れ、読んでいて心が痛かったです。
    まゆこちゃん探しの理由にするために猫を飼ったのだと分かった時は鳥肌モノでした。

    流石イヤミスの女王!とても面白かったです!

    0
    2026年02月08日
  • 未来

    Posted by ブクログ

    久しぶりの著者でしたが、流石、続きが気になってほぼ一気読みでした。あとがきも含めて私は読んでよかったと思いましたが、イヤミスなので、苦手な方はいると思います。

    0
    2026年02月05日
  • C線上のアリア

    Posted by ブクログ

    ゴミ屋敷の片付け、認知症、介護、戦争を体験した人のトラウマ、嫁姑問題と理解のない夫、昔の専業主婦が題材の介護ミステリー。

    この本がミステリー小説だとは知らず読み始めた私は、主人公の言動にイライラするしあまり面白くないしで、どうこの物語が展開していくのか分からなかった。
    20代の業者の男がお母さんと呼ぶことを許可したり、一緒に晩ご飯食べに行ったりする姿に、そんなだから旦那にも大事にされないんだよ。とイライラするし、
    お世話になった叔母さんのゴミ屋敷を片付けるなんて大変だなと思っていたら、勝手に金庫開けちゃうし(しかも業者を呼んで!)、元彼の奥さんとの場面もお節介すぎてうんざり。

    それでも読み

    0
    2026年02月05日
  • 夜行観覧車

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    オーディブルで聴きました。
    安田章大さんの朗読が聴きたかったのと、ドラマが衝撃的だったことを覚えていたので。
    ドラマで感じた怖さと、小説での怖さが全然違っていた。
    まわりからは幸せそうにしか見えなかった家庭で起こる殺人の、その理由がとても怖いと思った。小さな傷が積み重なっていて、最後の一押しは些細なことなのに。
    人間の嫌なところを見せつけてくるようなストーリーだけど、我が家で娘が大暴れしてるのに妻を助けようとせず逃げてしまう夫がいちばん許せなかった。

    0
    2026年02月04日
  • 母性(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    母親になれる人間となれない人間がいる。

    母との関係にヒントを得たくて読んだ本。三宅香帆の本に紹介されていたのだったか。

    自身が素敵な母に施されてきた子育てを娘にも同様に施そうとする「母」。人はある程度自分がされてきたようにしか子育てできないという言説があるが、これはその極地だろう。ただ、自分と子供は別人だという観点がそこには必須であることを忘れてはならない。
    ラストの展開について、やや急展開で呆気なかった節があるので、解説の文章が腑に落ちた。

    しかし読んで数ヶ月経った今これを書いているが、すぐ明瞭に思い出せるかというと怪しい。頑張って記憶を手繰り寄せながら書いている。似たような印象の本を

    0
    2026年02月04日
  • Nのために

    Posted by ブクログ

    おもしろい。
    湊かなえさんの作品、全部毒親出てくる笑
    暗い笑笑
    でも、いろんな目線からのひとの描写緻密で面白い。すごく好き。
    父がたくさん湊かなえさんの作品買ってきたので、読んでる。

    0
    2026年02月04日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    4話分入っていて、短編なので飽きずにサクサク読めた。
    1つ目の話は小説家を目指す3人の話
    スタート地点は一緒だったはずなのに、自分もこんなに頑張っているはずなのに、、と相手の活躍を見て妬んだり羨んだり。はたまた自分の方が格上だと思っているうちは相手を下に見てばかにしていたり。
    ほんとは他人と比べることなんて無いはずなのにどうしてもそう思ってしまうことはあるよなと自分にも心当たりがありました。ただ、一概に妬み嫉みが悪くはなく、それをバネに自分も頑張ろうと思えるかどうかが人間の成長への繋がることを再認識しました。

    2つ目の話は同じアパートに住む子どもたちの話
    ほとんど最後まで女の子視点から語られ

    0
    2026年02月03日
  • 山女日記

    Posted by ブクログ

    山に登りたくなった!

    私はまだまだビギナーですが、後書きの「山にいる時間は濃い」っていうのはよくわかる気がする。
    多少なりとも命をかける遊びだから、チームとして連帯して関係性も濃くなる感じがあるのかな

    0
    2026年02月03日
  • 母性(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

     『母性』というタイトルにもある通り、母とその娘を語り手とした一家族の物語です。
     読み進めるのがつらい作品でした。物語中盤から終盤にかけて、母と娘の間で「愛する愛されない」のすれ違いが起こるからです。母は愛を与えてきたというけれど、娘はその逆と捉えている。語り手が二人いるからこそ発生するすれ違いです。
     湊かなえさんらしく(?)、ハッピーエンドで終わるわけでない少しモヤモヤが残るようなエンディングでしたが、読み終わった後も二人の関係を考えられる余韻が残りました。

    0
    2026年02月02日
  • 夜行観覧車

    Posted by ブクログ

    事件の真相を知りたかったなあとモヤモヤして読み終わったのが正直な感想。だけど逆に全部明らかにさせないのも奥深さを演出してる。
    ドロドロな奥様方のやり取りがあったが、終盤にかけて少しずつ良くなっていき、後味は割と良い!
    10話完結だけど、一夜で観切っちゃうドラマを観たような満足感。

    0
    2026年02月02日
  • 母性(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    自殺か事故か分からなかった事件の真実が、母の手記と娘の回想により明らかにされていく物語。

    母親になれなかった母親と、母親からの愛を望む娘の、全く噛み合わない感情が読んでいて本当に切なかった。
    子どもを産んだ女が全員母親になれるわけではなく、母性なんて備わってなくても子供は産めるんだ、というような台詞は、まさにこの母親のことを指していると思った。

    母親自身、自分の母親が大好きで、母親によくしてもらっていたからこそ、その現実をいつまでも引きずってしまうのは分かるけれど、母親によくして貰ったから同じように娘を大事にしようと思うのではなく、娘をきちんと育てたら母親に喜んで貰えるという思考に走ったり

    0
    2026年02月02日
  • C線上のアリア

    Posted by ブクログ

    いやーやっぱり湊かなえさんって文章が綺麗でどんどん入ってくるのでどんどん感情移入ができて面白かったです。ミステリーなのか?とか介護がテーマは重そうだな、とか思ってたけどちゃんと湊かなえ流の感情の絡み合いがあり、登場人物みんな変なやつだなーと思いつつ、主人公がポジティブに強くなっていくのが良かった。

    0
    2026年02月01日
  • ユートピア

    Posted by ブクログ

    初めは登場人物の数が多く感じ、混乱してしまったがそれぞれの登場人物の主観を丁寧に描かれていたので何が起きているのかをしっかりと捉えることができた。小さなコミュニティで起きがちな人間模様に加えて外部からやってきた人と織りなされる複雑な化学反応が現実的でぞくぞくした。どんなに仲良くなったと思っていても、大人になると相手の行動を深読みし善意をそのまま受け止めるのが難しくなることが描かれている。それに対して二人の少女が織りなす友情は誰にも邪魔されない眩しいものとして描かれている。自分が真っ正面からぶつかっていったとしても自分の思い通りに受け取ってもらえないもどかしさを感じることはこれから私にもたくさん

    0
    2026年02月01日
  • 母性(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    「愛能う限り…」がキーワードのこの作品、娘から見る母、母から見る娘の視点の歪みが描かれており、こんな家庭もあるよなとリアルに想像できてしまう。母はずっと「母」にはならずあくまでも「娘」の立場を享受したいという感情が文章から滲み出ており、不気味である。子育てはきっとすれ違いの連続で誰1人同じ「母性」を持っていないからこそ引き起こす親子関係があるよなあと改めて感じさせられた作品。

    0
    2026年02月01日
  • サファイア

    Posted by ブクログ

    読みながら、「短編集もイケるな!」と思いました。
    一話読み切りタイプですが、読みやすいのに、しっかりミステリーを織り込んでくるので、かなり満足感の高い1冊でした。

    0
    2026年01月31日
  • C線上のアリア

    Posted by ブクログ

    湊かなえさんの作品にしては、イヤミスではなく。
    でもあんな事件?事故?はおこらなくても、昔の田舎では介護問題はすべて嫁の仕事であり、姑にいびられるのなんて当たり前だったのかもしれないが、読んでいていたたまれない。
    他人には優しくなれても嫁にはツラくあたる。何のための結婚なんだろう…と思ってしまう。
    邦彦も家で食事をしなくなり、一人森へにげる。菜穂さんはつらかっただろうなー。
    邦彦にとって弥生さんは本当に恋愛対象だったのかな?年齢が離れすぎていて、ちょっとイメージが湧かなかった。
    新聞に連載されていた作品のようです。

    0
    2026年01月31日
  • 贖罪

    Posted by ブクログ

    主要人物それぞれの視点から1つの事件について語られていて真相に繋がっていく流れが面白かった。出てくる男達の気持ち悪さに鳥肌が立った。

    0
    2026年01月30日
  • 母性(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    「湊かなえ」が「母性」という題名で小説を書いたのであれば、これはまた一筋縄ではいかない話なのだろうと思い、表紙を開く。転落した女子高生の新聞記事から始まる物語。「母」と「娘」が交互に独白していく。双方の視点の違い。「愛能う限り・・」とはどのように受け止めていけばいいのか。母となった娘という二重の意味は、なかなか興味深かった。

    0
    2026年01月30日
  • ドキュメント

    Posted by ブクログ

    前作のブロードキャストがある事を知らずに読んだ。 放送部が部の機材獲得のためにマラソン大会に出るところから始まり獲得した景品がきっかけで物語が動き出す。 解説にも記載されてるが読者を傍観者ではなく当事者と同じ目線にさせられる。続編から読んでも楽しめた

    0
    2026年01月30日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

    Posted by ブクログ

    よかった、自分は優しくない。と思った。

    あなたは優しくない。
    まさにその通り。
    優しい人なんて本当に滅多にいない。
    優しいと言われる人の大体は、人に興味がなくて無害、無関心で、気が弱く多くのことを押し付けられる人のことを言う。

    そんな人を、『押し付けてもいい人』と表すと、その人を利用しているのがバレてしまうから、うまく誤魔化すように『優しい人』って表現する。

    そうやって、押し付けて利用する人が大半なんだろうけど、たまにその優しい様を勘違いして本当に優しくて素敵な人だと思って近付かれることがある。
    でも近付けば化けの皮が剥がれて、ただの無関心で偽りの優しさだったと気付く。
    その時に裏切られ

    0
    2026年01月29日