湊かなえのレビュー一覧

  • 少女

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    ネタバレ

    読みながら抱く違和感や疑問が、次第に回収され、人物が繋がっていく部分は、さすが湊かなえだなと思った。また、解説を読んで、アスタリスクの数で視点が描かれているなど、気づかなかった細かな仕掛けも知る。確かに読みながら、「これはどっちの視点だ?」と冒頭を何度か読み返すことになったが、細かい配慮がなされていたことに気づかなかったことが悔しい。

    物語は、「死を見てみたい」と考える2人の少女、敦子と由紀を中心に描かれる。2人はそれぞれ、老人ホームと小児病棟という、死を身近に感じられる場所での手伝いをして夏休みを過ごす。その過程の中で、さまざまな人との関係構築を通じて、本当の友情を取り戻す。

    しかし、た

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    2026年05月06日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    あらすじと帯の言葉の
    「本ものって、なんですか」
    に惹かれて購入した1冊。

    自分は1人の人間であり家族であったとしても違う考えを持つ人間になってしまう。

    思い出を優先するか血縁関係を優先するかは実際にその立場になった時に答えは出せないと感じながら読んでしまった。

    ただ、同情の気持ちで今までの時間を無碍にはできないと思ってしまったのが自身の答えなのかもしれない。

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    2026年05月05日
  • Nのために

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    それぞれが訳ありな重い過去を抱えていた…

    守りたい人、愛したい人、愛されたい人のために歪んだ愛であるとわかっていてもそれを信じてきていた。愛の表現がどんな形であっても…

    愛する、愛されるってどういうこと?って考えさせられた作品だった。

    登場人物それぞれの視点や警察に語っていること、実際のところと色んな情報があってややこしいのでまた映像でもみて理解を深めたいなって感じた!

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    2026年05月05日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    本ものってなんですか?

    登場人物の視点からいろいろ考えさせられた。
    万祐子でも結衣子でも、父母、祖父母でも、私も同じ行動したであろうな。。
    愛する人を守る為に。

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    2026年05月04日
  • 母性(新潮文庫)

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    ネタバレ


    デトロイト行きの飛行機に、ラスト1章というところで置き忘れるという思い出の本。

    母性に限らず人それぞれに在るべき姿、つまるところの"常識"や"正義"があるからこそ対立も起きるし、誰かに対して我慢することもある。みんな自分の世界がおかしいなんて思わんから、他人から見ればおかしい奴になることもあるわけで。まあ総括すると日頃から自分を俯瞰に見る癖はつけておきたいねって話。

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    2026年05月02日
  • 母性(新潮文庫)

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    この作品は固定概念が強いかもしれないが個人的には好きな作品だった 読んでいて主人公の立場に立って読んでみると苦しい部分もあるがその主人公達がどのように道を歩んで生きていくのか読んでいるうちに気になり始めた 母親が子どもを愛する 子どもが親を愛するということはどうゆうことなのだろうか
    愛情がすべてだけではないのか その中に過酷さもありそれでも愛情というものを注いでいく 環境が変わっても貫き通していくそれぞれの感情がはっきりしていてわかりやすかった この作品は家族 家庭の大切さを教えてくれる本当に素晴らしい内容になっていると思う

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    2026年05月02日
  • 往復書簡

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    珍しく娘が持っていた小説。好きなアイドルが勧めていたそうだ。

    「錦繍」と同じくすべて手紙のやり取りだけで構成されたもので、3つの作品プラス後日談一編。

    最初の結婚式の話がゾワゾワする話だったので、そのトーンの話かと思ったがそんなことはなく、楽しめた。

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    2026年05月02日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    読んでる途中、失踪したって状況からやばい結末を想定しながら読んでいたが、そのイメージが覆された。同じ時を過ごしていたからこそ感じる姉への違和感と、"血縁関係"という切っても切れないもの、ホンモノとはなにか。何をもってホンモノとして捉えるのか。。。
    誰しもが自分がもしかして違う家の子ではないのか‥?と考えたことはあると思う。その中で、何か確固たる自身を持ってこの家の子であると確証づけるものはあるのだろうか。
    人の繋がりなんて不明瞭であるし、だからこそ簡単に切れてしまう。
    過ごした時間の長さで家族と見做すのか。それとも、血の繋がりで捉えるのか。もし、この本と自身が同じ状況になっ

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    2026年05月01日
  • ユートピア

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    読み始めはあんまりのめり込めないかも…と思いましたが、どんどん面白くなって一気読みでした。
    女性3人の腹黒い部分というか、誰もが奥底にあるであろう汚い部分というか、そういう表現がすごく人間味を感じました。

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    2026年05月01日
  • 母性(新潮文庫)

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    一人称視点で書かれているのでとても読みやすい。
    母親目線だと娘を愛そうという努力が感じられるが、娘目線からは狂った母親としか感じられない。母親に認められるためだけに子どもを産むという行為が気持ち悪い。そして責任を持って愛せないのも。
    母性をもたない母親から生まれる以上に辛いことはないのかもしれない。この小説を読んでからすべての家族が苦悩を抱え、偽りで成り立っているようにしかみえない。こわ(^-^)/

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    2026年04月30日
  • 母性(新潮文庫)

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    一気に読んでしまった。
    「子を思わない親はいない」という言葉があるけれど、実態はその逆で、「親を思わない子はいない」が正しい。自分を一番に認め、守り、愛してくれる。そんな存在が子供には必要だから。
    一方で、これからこの者に無償の愛と奉仕を。あなたの一番を、生涯を、捧げなさい。と言われて「はい、全てを。」は相当"人間ができて"いないと無理だ。断言するが、誰しもが出来ることでは無い。子を欲して、親になったからといっても、自分のそれまでの生き方を変える事は難しい。ほぼ不可能だ。それでも、頑張る。失敗しながらも。すれ違いながらも。
    そんな芸当を簡単にやっているようにみせて、「当然す

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    2026年04月28日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    最後に全ての伏線が回収されていって綺麗だった。
    麻子さんによって4人の小学生の人生が翻弄されたが、その根本原因は麻子さんの過去そのものにあったと。贖罪を終えた2人がバレーボールを100回繋ぎ、エミリちゃんに花を備える描写で終わった点は湊かなえの中では少し救いのあるエンディングだったと思った。

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    2026年04月26日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    読んでて辛かった。現時点では娘のほうに同情しちゃうが、いつか自分が親になったら母のほうに感情移入してしまうのかな。時間が経っても、この小説は黒いオーラを放ちながらいつまでも心の中の抽斗の奧からこちらを監視し続けるのかもしれない。表題の2作を読んでどっちがどっちと結論づけることはできないが、唯一言えることは、自分が人より不幸だと思い込まないようにしよう、ということだけかな。

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    2026年04月26日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    ネタバレ

    意味ありげな前出し情報があるから、最初の方から気になって入り込んだ。
    これから嫌な展開になるのが分かりきる所とか読んでて辛かった。途中で読むのやめようと思った時もあったけど、結局読み終わった。
    最後まで読むとお姉ちゃんが可哀想で。。個人的には風美ちゃんとなっちゃんの所がが好き。

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    2026年04月26日
  • カケラ

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    語り手が変わるたびに、印象が変わって行った。
    それは第一人者目線でしか物事を見れていなかったり、客観視すると印象が変わったりすることを示している気がした。

    それと、相手の思考回路はやはり分かるものではないから、自分の考えに当てはめてしまって信じ込むことで、すれ違っていくんだと感じた。
    実際、お母さんは有羽のことが大切だし、逆も然りなのに、お母さんの勘違い?で家を飛び出した。

    美容の先生は堀口と好き好き同士だったのになんで顔っていわれたのか、なぜ顔が嫌なのかそれを確認せずに離れた。

    やっぱり、言葉や行動に対しては「なんで?」が必要。理由を聞くことか必要。それでもすれ違いは起こる。
    その人に

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    2026年05月20日
  • 少女

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    それぞれの「少女」たちの冷たくて時にねちねちとしている感情や子供っぽさが抜けていない身勝手な思想に引きながらも続きが気になってあっというまに読んだ。

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    2026年04月25日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    贖罪=罪を贖うということはどういうことなのか考えさせられました。刑事裁判で有罪になって服役することは「贖う」とは少し違うと思います。こんなに誤解やすれ違いが多い世の中で誰が贖われるべき罪を決めて、何をもって赦す、赦せないを判断できるのか。罪人とそれを赦す立場が逆転する様を見て、人が人の罪を裁くことの限界を見た気分になりました。

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    2026年04月25日
  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    こわいこわい!人の狂気じみた部分がすごく出てる。よくこんな話思いつくな、と思う。でもその怖さに虜になってる自分もいた。

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    2026年04月22日
  • 高校入試

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    ネタバレ

    当時の私には語り手というか主役というか、、が犯人である展開が新鮮だったので面白い!と感じた記憶がある!!

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    2026年04月22日
  • 少女

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    「毎回、毎回、真相がわかった!と思ってもそれを超えてくる真相が明らかになるので飽きず、とても楽しめた!」と中学生時代の私は感想を書いていた。たしかに最後びっくりしたような記憶はある!

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    2026年04月22日