湊かなえのレビュー一覧

  • ポイズンドーター・ホーリーマザー

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    自分本位な考えの人(主に女性)を書かせたら、右に出る人はいないだろうなと思わせる内容でした。

    結局、主人公達は自分の考え方に囚われ続けているだけに思えたし、同調も同情も出来なかったですね。

    内容に反して読みやすいけど、読んでいるとだんだんと気が重くなってきました。

    本当に後味の悪い読後、それでも星4にしたのは、読みやすかったからなのです。

    この作者の作品は、これで2作目となります。
    普段は自分では好んで選ばないような内容だけど、知人が貸してくれた本の中に、作者の本が数冊含まれていたので、読んでみました。

    あと1冊あるんだけど、前回読んだ本といい今回の本といい、読みやすいけど気が重くな

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    2026年02月26日
  • 山女日記

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    自然の中で大人達が静かに成長していく姿が丁寧に描かれる。山の描写と心理描写が温かく、前向きな余韻が残りました。

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    2026年02月25日
  • 少女

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    主人公は二人の高校の同級生、敦子と由紀。
    物語は二人の視点が交互になって進んでいく。
    表向きは友達だが胸の内では毒を持った感情を持ち、湊かなえさん得意のパターン?

    夏休みに別々の行動をする事で徐々に二人の好感度が上がっていくのは意外の展開ではあったがこれはこれで個人的にはよかったかと思います。

    ラストは一回では気づかず読み直しでやっとなるほどと納得でした(≧∀≦)

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    2026年02月24日
  • 落日

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    久しぶりに湊かなえさんの著書を読んだ。湊さんのイヤミスはクセになりますが、メンタルが弱っている時に読んだらさらに弱ってしまったことがあったので。今は健康なので何でもオッケーと思ったら、毒は少なかった。心情に訴えるミステリーで、こういうのも好きです。

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    2026年02月23日
  • 夜行観覧車

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    ネタバレ

    地域住民との人間関係や謎ルール、他人の家の事情も知らずに誹謗中傷をする人達がリアルに描かれており、現実世界に似たどす黒い感情を抱かされる作品だったと思う。前向きな作品では無いため苦手な人も多いと思うが、この何とも言えない思い作風が個人的には非常に面白かった。自分自身は田舎の謎ルールや人付き合いなどが嫌いで他人の目など全く気にしないが、普通の人達の感情ってこんな感じで、色々と大変なんだろうなーと少し俯瞰しながら読んだ。殺人事件はあるが、あまりミステリー要素は無かった。

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    2026年02月21日
  • Nのために

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    (2026/02/21 3h)
    先にドラマを視聴済み。
    これをあのドラマシリーズに再構築した手腕に驚く。話数を重ねることによって、より登場人物の愛の深さが際立っていた。原作を読んで、改めていい実写化だったんだなあと思う。

    杉下の身長は原作だと低いことにも驚き(実写では背の高い女優だったため)。

    ドラマのほうではもっと親密に見えた成瀬との距離が、小説では存外ドライというか、あっさりと描写されていた。この描写だけではわたしは成瀬のキャラクターを好きになってはいなかった。

    ドラマでは成瀬推しだったけど、小説のほうに先に出会っていたら、西崎と夫妻推しになっていただろうなと思う。

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    2026年02月21日
  • サファイア

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    短い物語の中に内容がぎゅーっと詰まっていて濃い。しかも伏線が回収され、思わぬ結末になることも。びっくりするような展開なのに実際に起こりそうなところがさらに怖い。
    湊かなえさんの本には毎回驚かされます。怖いけど読み始めると途中で止められなくなります。

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    2026年02月20日
  • 少女

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    人が死ぬところを見てみたい2人の少女のお話。
    死の瞬間を求める2人は、それぞれに老人ホームと小児病棟に赴く。

    サスペンス要素もあり、友情もあり、伏線回収もあり、読み応えのある作品でした。

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    2026年02月20日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    めちゃくちゃ面白い。
    「えんとうまめの上にねたおひめさま」のお話の要素が、物語中に何度も出てくる。豆の上に寝た違和感。それを感じたと言ったところで、果たしてホンモノのおひめさまと断定できるものなのか?
    見事に本編の話と絡み合う絵本の内容を、その一文を、良くこんなにタイミング良く、配置よく表現出来るなぁと感心した。

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    2026年02月20日
  • 未来

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    ネタバレ

    冒頭130ページは章子の手紙形式で物語が進む。大人である小説家が書く子供の独白形式は、文章がわざとらしくなりがちなので、あまり好きじゃない。中弛みもあり、ここまでで挫折しそうになった。

    だが、その部分が終わると、そこからラストまでどんどん目を背けたくなるような事実が明らかになり、ページをめくる手を止められなくなった。
    最初から不穏な空気が漂っていたが、これほどとは…。

    救いのない悪意の連続で、暗い展開が進むほど、冒頭の「未来からの手紙」だけがファンタジーで、浮いて見えた。この設定必要だった?とも感じた。
    が、手紙の謎も不自然じゃない形で回収されたのはさすが。

    「告白」でも感じたが、構成が

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    2026年02月20日
  • 白ゆき姫殺人事件

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    一言で言うと人間の怖さを描いた、現代の闇を描いた作品。構成も斬新で、どんどんこの世界観に引き込まれていく。いかにもありそうで、いつこうなっても不思議ではないと思ってしまう恐ろしさ。まさにイヤミス。でも面白かった。

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    2026年02月19日
  • Nのために

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    超高層マンションで暮らしていた夫婦2人が亡くなった。

    そこに居合わせた4人の男女の心理状態を書いていくお話。

    最初の方は「ちょっと微妙かも…」って思ってたのに、最後の方でどんでん返し!

    人間の心は分からない。

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    2026年02月19日
  • 夜行観覧車

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    【短評】
    皆が憧れる高級住宅街・ひばりヶ丘において突如として発生した殺人事件。母親が父親を撲殺し、息子は行方不明となった。真相は杳として知れない。
    本作は「殺人事件」により揺り動かされる複数の家族の物語である。
    娘の「発作」に悩む家族。ひばりヶ丘の「伝統」を守りたい家族。そして、殺人事件という非日常の当事者となった家族。各人の思惑と行動が複雑に絡み合いながら、どこか歪な家族の在り方が変化が起こっていくー…

    至極読み易かった。構造的にはかなり変な物語なのだが、そこは歴戦の作家・湊かなえである、癖の無い平易で率直な文章で以てして、するりと脳内にインプットされていく。何だかんだと二日程で読み終わっ

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    2026年02月18日
  • 贖罪

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    ネタバレ

    10年前くらいに初めて読んだ時はすごく衝撃を受けました。今再読しても、やっぱり面白いなと。
    何度読んでも被害者の母親が、被害者の友だち達に放った言葉えぐいなあと。そして元凶は母親にあるのに、、、という感じです。
    巻き込まれた友だち達が本当に可哀想だし、それぞれがトラウマを背負ったまま成長してしまったが故、起こってしまう事件たち。
    読む手が止まらないイヤミスという感じで本当に面白いです。

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    2026年02月17日
  • ユートピア

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    ユートピア
    湊かなえ

    湊かなえ19作目
    山本周五郎賞受賞作品
    交通事故に遭い車椅子となった久美子
    彼女を支えて、他の不自由な人たちをも支えるため
    母親3人はボランティア団体「クララの翼」を立ち上げる
    最初は評判が良く、たくさんの支援金が集まり、雑誌のインタビューも受ける
    しかしある噂はネットを介して広がり悪意に満ちていく
    そして大きな事件が起きる…

    同じ集英社刊行の「白雪姫殺人事件」のように噂がネットを介して広がり、徐々に悪意に満たされていく過程が詳らかに書かれています
    そこは人間の奥底に潜んでいるドロドロとして真っ黒なものに溢れています
    やはり湊先生はそういうものを描かせると日本一です

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    2026年02月15日
  • 未来

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    読んでいて結構しんどかったけど読んで良かった。
    貧困問題についてあまり考えた事が無かったけど、考えるきっかけになった。
    以外と身直にある事なのかも知れない。

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    2026年02月15日
  • Nのために

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    ネタバレ

    10年後に明らかになる事件の渦中にいた人たちは、みんな同じ「N」というイニシャルを持っていて、パズル感覚で読んだ。 「望郷」以後、湊さんをもう少し読んでみたい気持になった。

    杉下は瀬戸内の小さな島から進学のために東京に出て、ボロアパートの一階に住んでいる。たまたまとなりに作家志望の西崎が居た。台風が来て床上浸水のため世話になった二階の部屋に、安藤が住んでいた。

    暫くぶりに島に帰省して同窓会に出た。そこで成瀬に出会う。彼はアパート近くのレストランでアルバイトをしていた。

    殺人事件が起きるのだが「N」がつく野口夫妻が死ぬ。
    主要な人物の名前には姓か名に「N」が付いているので、「N」のためにと

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    2026年02月14日
  • 豆の上で眠る(新潮文庫)

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    確かにありきたりな初期設定。
    子どもが神隠しに会い、その時の記憶がない、後に分かるという話。
    ただ、編の最初からしっかりとラストに向けた作り込みがあって、読み返しても面白いと思えるようなトリックが書かれている。
    暗い気持ちに、暗澹たる気持ちになることもなく最後まで小説っていいなと思えるような作品でした。

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    2026年02月14日
  • 未来

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    次から次へと最悪な展開が続いて何度も泣きそうになりつつ、それが面白くて一気読みしてしまいました。湊かなえ作品の毒々しさには毎回驚かされます。
    告白 と比べるとラストシーンの鮮烈さは少し弱いような気はしますが、傑作だとは思いました。
    人は選びそうですね。私は大好きです。

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    2026年02月13日
  • 夜行観覧車

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    湊かなえさんの作品の中でこの本が一番好きです。
    めっちゃ分かる⋯と共感するところが多すぎます。
    まだ読んだことない人にはぜひ読んでほしい。

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    2026年02月12日