あらすじ
父親が被害者で、母親が容疑者―――。エリート一家・高橋家で起きた殺人事件。しかし、事件当時、家にいたはずの次男は、その日を境に失踪する。警察も、高橋家の残された子供たちも、高橋家の騒ぎに耳をそばだてていた遠藤家や自治会婦人部会長の小島さと子も真犯人は次男ではないかと考えはじめる…。果たして事件の真相は!?
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Posted by ブクログ
殺人事件は自分達のすぐそばにあっていつ自分が加害者になってもおかしくないと思う一冊。
ひばりヶ丘を舞台に殺人事件がおこる。
被害者は高橋家の父、加害者は母。残された子供達のそれぞれの心の動きがリアルで面白い。小島家や遠藤家はごく一般的な家庭だが、それぞれの家庭の根の深いところにある闇を書いていて、3家族それぞれの描写が面白い。