誉田哲也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ヒトリシズカ
著者: 誉田哲也
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あらすじ:
連作形式の警察小説。子どもの姿を見たいがために現れるであろう犯人を張り込む「俺」。思惑通り現れた犯人を逮捕し、取調べに向かう途中、庁舎の廊下である刑事に声をかけられる。連れて行かれた部屋で明かされたのは、ひとつの事件の裏に潜む、ある女の存在だった。そこから浮かび上がるのは、17年にも及ぶ、警察と“彼女”の執念の追走劇。点と点が徐々に線になり、やがて一つの真実にたどり着く構成が光る、緻密で濃密な警察小説。
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感想:
姫川玲子シリーズで知られる誉田哲也さんですが、本作でもその筆致は健在で、警察小説ならではのリアリティと緊張感が見事に描かれて -
Posted by ブクログ
日本に馴染まず、日本の法規を守らず、国籍すら不明で日本を侵食する「不法滞在外国人」を「異人」と呼ぶ。その無法と裏に潜む「巨悪」に立ち向かう謎の武装団。
おお、そこまでいうか、よくこんな思い切った設定出版出来たなとまず思った。
左の人権派の方々が一斉に発狂しそうである。
実際に日本で起こっていること、起こる可能性のあることを、問題意識を持って警鐘するために敢えてエンタメで、荒唐無稽な展開にしたのかと思って読んでたんだが。
いや、もしかしてただ、面白滑稽小説厨二的な、安普請の機龍警察みたいなものを思いついたんで適当に設定持ってきただけかもと思い直した。
人物設定も関係も掘り下げが希薄。薄い -
Posted by ブクログ
読書録「プラージュ」3
著者 誉田哲也
出版 幻冬舎文庫
p104より引用
“ 人は誰しも自己顕示欲というもの
を持っている。それは警察官とて例外
ではない。相手の持っていない情報を
与え、感謝されたい。凄い仕事をして
いるんですねと感心されたい。ほんの
少額の現金が同じ役割を果たす場合も
ある。そもそも人間にとって秘密と
は、明かすためにあるものだ。”
目次より抜粋引用
“貴生の事情
記者の眼差
紫織の気持
通彦の傷痕
潤子の休息”
シェアハウスを舞台とした、訳アリ
の住人たちが織りなす群像劇。
同社刊行作文庫版。
火事でアパートから焼け出されてし
まった吉村貴生、新しい