誉田哲也のレビュー一覧

  • ボーダレス

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    高校生が書いている小説からの展開と思いきや、現実世界の話で完結している。題名以外に小説の内容をちらつかせる意図が伝わらなかったのは、自分が不明なせいか??

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    2025年07月04日
  • 暗黒戦鬼グランダイヴァー

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    日本に馴染まず、日本の法規を守らず、国籍すら不明で日本を侵食する「不法滞在外国人」を「異人」と呼ぶ。その無法と裏に潜む「巨悪」に立ち向かう謎の武装団。

    おお、そこまでいうか、よくこんな思い切った設定出版出来たなとまず思った。

    左の人権派の方々が一斉に発狂しそうである。

    実際に日本で起こっていること、起こる可能性のあることを、問題意識を持って警鐘するために敢えてエンタメで、荒唐無稽な展開にしたのかと思って読んでたんだが。

    いや、もしかしてただ、面白滑稽小説厨二的な、安普請の機龍警察みたいなものを思いついたんで適当に設定持ってきただけかもと思い直した。
    人物設定も関係も掘り下げが希薄。薄い

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    2025年07月01日
  • 背中の蜘蛛

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    現代の監視社会に一石を投じる作品。プライバシーは権利として尊重して欲しい一方で、監視社会によって守られているという実態もある。これまで考えたことも無かったけど、何が社会にとって自分にとって有益なのか考えられる作品だった。小説としては第一部、第二部と実態の見えない気味悪さがあって、自分の中では結構盛り上がってたんだけど、第三部後半でテーマとストーリーが分離してしまった気がして失速。とはいえ600ページ弱あっという間でしたので、ほどほどに面白い作品でした。

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    2025年06月23日
  • インビジブルレイン

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    姫川玲子の恋の行方が気になる、、といういつもとはちょっと違った読み方でした。
    最後の和田課長格好よかった!

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    2025年06月22日
  • 警官の貌

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    面白かった。どの作家さんもはずれなしだろうと思って読んだ。1番楽しみにしていた貫井さんの作品が読んだことあったやつで残念だった。

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    2025年06月22日
  • 新装版 国境事変 〈ジウ〉サーガ4

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    なかなか噛み合わなくてもどかしい刑事と公安、北朝鮮の存在から考えさせられる日本の現状。
    終盤にかけての熱量は面白かったけど、ちょっと消化不良。

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    2025年06月20日
  • プラージュ

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    読書録「プラージュ」3

    著者 誉田哲也
    出版 幻冬舎文庫

    p104より引用
    “ 人は誰しも自己顕示欲というもの
    を持っている。それは警察官とて例外
    ではない。相手の持っていない情報を
    与え、感謝されたい。凄い仕事をして
    いるんですねと感心されたい。ほんの
    少額の現金が同じ役割を果たす場合も
    ある。そもそも人間にとって秘密と
    は、明かすためにあるものだ。”

    目次より抜粋引用
    “貴生の事情
     記者の眼差
     紫織の気持
     通彦の傷痕
     潤子の休息”

     シェアハウスを舞台とした、訳アリ
    の住人たちが織りなす群像劇。
    同社刊行作文庫版。
     火事でアパートから焼け出されてし
    まった吉村貴生、新しい

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    2025年06月17日
  • ストロベリーナイト

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    前半こそ個性豊かな刑事たちが次々に登場し、殺人事件も以外な展開を見せて魅せるものの、後半、急激に現実味が失なわれていくとともに、グロい記述が目立つようになり、興冷め。見せ場のサスペンスも今一盛り上がらず。トリックのプロットは成立しているのだかしていないのだかよく判らないが、謎の情報屋のハッキングで犯人が言い当てられるという展開はちょっと酷いのではないだろうか。

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    2025年06月16日
  • Jミステリー2024~SPRING~

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    アンソロジーなので、どうしても好きな作品も嫌いな作品も出てしまうが、全体的には面白い!
    『心のお話』は、姫川さんの独り言(思ってること)がなんとも言えない面白さ。
    こういうアンソロジーで読んでみたい作家さんの作品を開拓していくのもアリだとおもいます。

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    2025年06月10日
  • アクセス

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    あれ?なんか、いつもの誉田さんと違う?と思ったら初期の作品なんですね。
    ホラー?仮想現世界に突入してしまいました。ビックリ。
    でも、読みやすかった。犯人どうなった!!

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    2025年06月10日
  • 黒い羽

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    サスペンス・ホラーだそうだが中途半端な感じあり。誉田さんの初期の作品だそうで、そのためだろうか。
    右肩にアザのような皮膚病があり、どんな治療法でも効果が無かったものが、医師の勧めで遺伝子治療をする事になった。他の患者達と施設に向かう途中に車が事故となる。
    次々と事故や他殺で出てくる死体。死体を横目で見て、他殺の真相を探る新規の患者達。怖いようであまり怖く無い。犯人に辿り着くが、これが良く分からない。犯人の最後も簡単に終わったような気がする。最後もブラックのスパイスが効いたようなハッピーエンド。多数読んだ誉田作品だが、色々混ぜ込んだような不思議な内容だった。

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    2025年06月09日
  • 春を嫌いになった理由 新装版

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    誉田哲也は
    バイオレンスなイメージでずっと敬遠してたᐠ( ᐝ̱ )ᐟ

    途中やっぱ重くてつらかったけど( ›ω‹ )
    それでも比較的軽い方な気がする、、

    どうなるのか気になってサクッと読めた✩︎⡱

    最後は鳥肌みたいなすごくびっくりな結末!
    オカルトチックな話で
    現実感がちょっと微妙だけど
    細々した疑問もちょっと残るし、、

    でもハッピーエンドでよかった*⸜( •ᴗ• )⸝*

    普通に面白かった✩︎⡱
    ただタイトルと内容が
    あんまり一致してないような( ˘-˘ )

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    2025年06月05日
  • ストロベリーナイト

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    読書録「ストロベリーナイト」3

    著者 誉田哲也
    出版 光文社文庫

    p144より引用
    “結局、人は勉強しなくなった時点で
    成長が止まるのだ。勉強好きには敵わ
    ない。”

     ノンキャリアの腕利き警察官を主人
    公とした、長編ミステリサスペンス小
    説。同社刊行作文庫版。
     昼食を日本蕎麦屋で仲良く一緒に食
    べる、監察医・國奥と主人公・姫川玲
    子。美味しい蕎麦を食べているにもか
    かわらず、二人が話題としているの
    は、死体の焼却処理の大変さについて
    で…。

     上記の引用は、元公安の刑事の自ら
    の現状についての心理描写の一文。
    子供のうちに、勉強が好きになるよう
    に教えてもらえれば、生きていきやす

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    2025年06月03日
  • プラージュ

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    1階はカフェバー、2階はシェアハウスな建物プラージュに住まう人たちのお話。
    このハウスはいわゆる更生保護施設で、住人は皆が何かしらの過去を持つ。
    プラージュは海辺という意味で、海と陸を分けるように、善と悪、過去と未來のように物事を隔てる象徴として描かれる。
    本格社会派小説というわけではないので、サラッと読めます。

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    2025年06月02日
  • ストロベリーナイト

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    ネタバレ

    竹内結子のドラマやってる時、絶対面白いからドラマ見るより先に原作読もう!…と思って早15年。やっと読破。

    変死体から始まる連続猟奇殺人事件という展開にワクワクし、中盤辺りで犯人の目星はついたものの最後まで一気に読み終えることができた。
    ただ、個人的には大塚殉職した辺りがピークだった。

    それ以降の展開は姫川+姫川班活躍してなくない…?のまま終わった印象。
    今川の言う通りガンテツに全部持ってかれてた。

    姫川、ガンテツ、井川はキャラ立ってたけど、大塚以外の姫川班は影薄すぎないか。
    そのせいか同僚が死んでもあれ、こんなあっさり終わるの、と感じてしまった。弔い合戦してほしかったなぁ。

    ただストー

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    2025年06月02日
  • シンメトリー

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    ネタバレ

    内容濃い短編集。
    解説読んで目次を見返して驚き。全く気がつかなかったです。
    『過ぎた正義』はドラマの印象が強くて、ここで終わるのかと驚きました。
    『右では殴らない』が良かったです。取調室でのやり取りも圧巻。姫川がかっこいい。そしてオチが最高でした。

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    2025年05月30日
  • 首木の民

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    私が知っているこれまでの作品とは、毛色が違いました。経済やお金の話が、ずっと続き煙に巻かれ「ムズカシイな」と感じていたら、途中から急に動き出した。結果事件としては、拍子抜けしたが、日本経済や国債の話は興味深い。

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    2025年05月29日
  • ブルーマーダー

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    誉田哲也は初読で、もちろん姫川玲子シリーズも初読。聞けば、処世作は「ストロベリーナイト」だそうで、そっちから読めば良かった。ブルーマーダーが徐々にその正体を見せる辺りからが面白いが、前半は昔語りが冗長だし、後半も収束スピードを欠いて今一つ。まあ、「ストロベリーナイト」を読んでから判断するか。

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    2025年05月26日
  • オムニバス

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    短編集ではあるが前作からの続きの為引っ張り出して読み返すことに… ついでに自分の好きなシーンまで遡り結果的に一冊半分読むことに。各パートで目線は違うが話(事件)は繋がっているのが面白い。 最終章にまでもつれ込むかと期待した事件は何処へやら…。 デートシーンの覗き見かと思いきやまだそこまでの関係では無かったのね。 次の新メンバーで別の作品へ誘導されるとは… 本屋へ行くか。

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    2025年05月24日
  • Jミステリー2025~SPRING~

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    「私を見ないで/誉田哲也」
    「微笑みに死す/三上延」
    「名もない男/長岡弘樹」
    「死を招く蝶/紺野天龍」
    「薬師川家のあやとり/青柳碧人」
    「廃墟で○○してみた/織守きょうや」
    全編書き下ろしが嬉しいJミステリーシリーズ第7弾。

    お目当てにしていたのは、長岡弘樹さんと織守きょうやさん。

    長岡さんは短編の名手と言われるだけあって、リーダビリティが高く切れ味抜群。
    オチもいい。

    織守さんの作品はホラーミステリー。
    バズり目的で廃墟へ行ったばかりにとんでもない目に遭った男性の話。
    後悔先に立たず。
    自業自得と言うには恐ろし過ぎる結末。

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    2025年05月23日