誉田哲也のレビュー一覧
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吉原で起きる花魁殺しを追う同心と元花魁のくノ一が活躍する時代エンタメ。重さより“読みやすさ”が前に出ていて、疲れていた自分にはちょうどよかったです。
誉田哲也さんが吉原を舞台に描くとなれば、もっと刺激的な展開を想像していたのですが、意外にも控えめで、その“初期作品らしさ”がむしろ新鮮でした。あとがきを読んで納得。
物語の中で「これは伏線?」と思った部分がそのまま流れていったり、動機がふわっとしているところもありつつ、ストーリー自体はあっさりしていて、深く構えずに読める心地よさがありました。お疲れモードの日に、分かりやすい作品をすっと読みたい時にぴったりのタイプ。
そして何より、貧乏同心・ -
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すごいことなってきたな
そういうことやんな
そういうことで間違ってないわな
本作は誉田哲也さんの代表作のひとつ『ジウサーガシリーズ』の最新巻になるわけですな
第一巻にあたる『ジウⅠ特殊犯捜査係』が刊行されたのが2005年なのでそれから20年あまり、リアルタイムで追ってきたわたくしといたしましては感慨深いものがあります
まさかこんなことになるとは想像してませんでした
いやそうなって欲しいという気持ちも多少ありましたけどね
誉田哲也さん
今やすっかり大御所やないか!( ゚д゚ )クワッ!!
そやろが!こんなもん大御所じゃなきゃ成立せんわ!
そうでしょうよ!
こんな今までのシリーズをちょっと -
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首なし死体が
すべての
始まりだった。
殺人事件×宗教×アウトロー!
疑いなき信仰心に警鐘を鳴らす長編。
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こちらもナツイチで。
あらすじだけ読むと登場人物多そう?だし、
内容もダークで重たそうだから
ちゃんと読めるかな?と不安になりましたが。
ちゃんと読めました!
キックボクシングを引退した潤平が
勤め先のあんこ工場で恋した美祈。
彼女は新興宗教「サダイの家」に関係していた。
展開が怖くてハラハラして、
読み進める手が止まらず。
450ページほど -
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ジウXの終わり方があんな感じだったので、その後日談が読めると思ったのに、歌舞伎町セブンのメンバーのその後は全く分からず、暗躍するNWOの話が描かれる。
前作から歌舞伎町セブンがジウにタイトルを変えた時点で話の主軸がそっちにいくと、気づいてなかった私も悪いけど、やっぱり新キャラのテンとかより、元からいるキャラの話が読みたいの。
東も出てるけど、陣内たちの心配をしているうちに、自宅を荒らされたり、巻き込まれてしまっているけど、理由がイマイチ分からない。
繋ぎの一作なのか、話がまとまってない感じが強い。
ラストにようやく陣内を出すあたり、また次作が出たら、我慢出来ずにすぐ読んでしまいそう。
そろそろ -
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誉田哲也らしい、多視点が少しずつ一本に収束していく構成を楽しめた一冊。
序盤は現代なのか過去なのか、現実なのか小説なのか、さらに語り手の正体まで分からず、あちこちに散りばめられた違和感を拾いながら読み進めた。レモンスカッシュのような小さな共通点が少しずつ繋がっていく過程は面白かった。
ただ、最後まで「全部疑って読もう」という気持ちで進めていたこともあり、「結局現代で全員集まるんだ」「やっぱりあの人物は女性だったか」と、驚きより確認に近い読後感になってしまったのは少し惜しい。
また、終盤になって各キャラの魅力がしっかり伝わってきたものの、その分、中盤まではキャラクターへの感情移入がやや難し -
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今作の主役は玲子ではなく、ガンテツ、倉田、葉山といった脇を固める男たち。
15年前の薬害事件をはじめ、路上殺人、将棋仲間のお爺さん同士の争い、強制わいせつ、官僚の汚職、さらには年金問題まで浮上(ちょっとこじつけが過ぎる気もするけれど)。一見バラバラに見えた小さな点が、大きな闇へと繋がっていく展開の見せ方は秀逸です。
何より見どころは、警察を辞めて行き場もなく彷徨う元刑事・倉田と、息子・英樹の切ないドラマ。玲子から英樹の犯行の真相を聞かされた倉田の辛い決断と、その後の行動には胸が締め付けられました。
……と、ミステリーとしてのスケール感もさることながら、読み進めるほどに「事件の謎解き以上に、 -
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中田三都のギャグ・センスは玄人級
刑事にしておくのはもったいない お化けがでるぞ~
佐久間龍平の娘、詩月は父を蔑んでいる
親父、今日は飲まないで帰ってこいよ
こんな指導ができる高校生はいないっ!
久和秀昭はかなりの経済通
今の世に彼がいれば日本のGDPはうなぎ上りだったろう
三:へえ、マジで そりゃビックリだわ
水:真面目に話聞いてもらっていいですか
水沢後輩は三都の冗談を受け入れない
朕も彼に懐の深さを求める
電話の最後にお礼を言うと好感度が爆上がり
三都の定説に首肯する
谷口次官は罪に問われる可能性大
ふざけた税制をやってきた役人に鉄槌を…
佐久間の部下三人はよってたかって酒を -
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前作同様、本作もプロローグに伏線が張られている。一見、本編と無関係に思える「ある情念」や「過去の記憶」が、中盤以降、工務店主の過去と不気味に重なり合っていく。なぜ手首だけが残されていたのか。その答えが序章と繋がった瞬間、すべてのパズルが腑に落ちるカタルシスがある。
一見、チームを率いるヒロインである姫川玲子だが、本作を読んでいると、彼女にはいわゆる「圧倒的なカリスマ性」は感じられない。むしろ、周りを取り囲む強烈な個性を放つ男たちを引き立てる「狂言回し」として機能している。
だからこそ、読者は彼女の目線を通じて、警視庁捜査一課という「プロの化け物たちの巣窟」を、圧倒的なリアリティと臨場感をもっ