誉田哲也のレビュー一覧

  • たとえば孤独という名の噓

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    誉田哲也さんの新刊楽しみにしていました〜!

    数々の警察ミステリーやサスペンスのヒット作を
    生み出してきた誉田さんらしい
    人間の心の闇と切なさが幾重にも絡み合う
    息をのむようなダークミステリー



    嘘の上に築かれた関係、そしてそれぞれが抱える
    孤独という名の深い闇…

    登場人物たちの心理が複雑に交錯し
    張り詰めた糸の上を歩くようなスリルに
    ページをめくる手が止まりませんでした!



    誉田さんの真骨頂ともいえる
    人間の生々しいエゴや脆さの描写が
    とにかく秀逸!!

    謎が解き明かされていく面白さはもちろんですが
    その奥底に潜む
    「誰かに認められたい、愛されたい」と
    もがく魂の叫びが痛いほど

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    2026年07月09日
  • 疾風ガール

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    ネタバレ

    ・宮原祐司→バンドマンだったが
           26歳で見切りをつけ
           芸能事務所マネージャーになる
    ・夏美  →ペルソナパラノイアていうバンドの
          ギター 
           ・薫→ヴォーカル
           ・真島塔子→薫の恋人同棲相手

    宮原が夏美をスカウトしたくて
    夏美のバンドの練習スタジオに通う
    その時 薫が自殺したと刑事が訪ねてくる
    薫は偽名で 故郷 両親 等わからない状況
    かつての会話で
    薫の故郷が北陸ではと考え
    祐司と夏美で新潟へ向かう

    祐司 夏美もバンドをやっている(た)ので
    音楽や曲の詳しい話し出てくる

    話に一つも関係ないけれど…
    読んでい

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    2026年07月08日
  • Qros(キュロス)の女

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    全体としては「まぁこんなもんでしょう」という読後感。

    芸能界を描いた作品というより、SNSで自己顕示欲や承認欲求が大きく取り上げられていた時代を背景にした、誉田哲也なりの皮肉小説という印象を受けた。

    ただ、自分自身は当時からそうしたニュースを「だから?」という距離感で見ていたこともあり、作品のテーマが強く刺さることはなかった。

    芸能ジャーナリストやネット上の噂話、ゴシップを軸にした人間模様は描かれていたものの、読後に残ったのはミステリーや人物よりも、現代社会への風刺だった。

    「ちょっと下品」くらいなら嫌いではない。でも「下世話」な方向へ寄りすぎると、自分にはあまり響かない。そんな好みも

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    2026年07月05日
  • たとえば孤独という名の噓

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    ネタバレ

    「もう一山」
    スパイものだなーどれくらい重たい話なんかなーって読んでたら、「決済サービス」!?凄いんか凄くないんか分からんが、とりあえず読み進める。
    途中警察内部に焦点が当たるが、そこからまさかの恋愛モノへ。嫉妬の連鎖は本当の愛ではなかった、ということで最後タネ明かしとなったが、急すぎるやろ、あとやっつけ!佐島どうしたって感じで尻すぼみでした。
    できればもう一山、実は佐島の作戦でしたー
    っつー展開が痺れる。惜しかった。

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    2026年07月04日
  • たとえば孤独という名の噓

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    公安とかスパイとか日常では幸いにも縁がない
    裏社会怖っ!!と思って読みはじめて
    中盤、え?!ありゃりゃ、複雑になり
    最後は人の業が一番厄介だな、という着地かな

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    2026年07月02日
  • ヒトリシズカ

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    売春を強要した暴力団員、コンビニ店員に付きまといをした男、彼等を恨む者が起こした殺人事件、構図は単純なのに何故かシズカという女性がいつも関わっている…
    17年にも及ぶ警察とシズカの攻防、シズカの生い立ちが切ない。

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    2026年06月28日
  • もう、聞こえない

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    なるべくネタバレを含まない感想。

    一人の女性を中心に、事件と過去、そして現実では説明しきれない出来事が少しずつ交差していく作品。

    終盤には意外性のある展開も用意されており、最後まで飽きずに読むことはできた。ただ、誉田哲也作品をある程度読んできた身としては、「この作者ならでは」の展開やミスリードに少し慣れてしまっていたこともあり、驚きは控えめだった。

    作品単体としては十分楽しめたが、「誉田哲也を初めて読むならまずこれ」と薦める一冊ではない、というのが正直な感想。

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    2026年06月27日
  • あの夏、二人のルカ

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    ネタバレ

    ザ、青春活劇。なんだけども、色々と深い要素があった。

    ☆楽器好きに向けた要素
    楽器修復を生業とする人が出てきたり、かなり楽器、特にギターについての細かい描写が多い。
    全く知識のない人でも読めるが、詳しい人が読むともっと楽しいんだろうなと思う。

    ☆夢を追いかけていた人たちに向けた要素
    恥ずかしながら私個人は何かの夢を追い求めて必死に努力した、みたいな経験があまりない。
    今作では主題がバンドだが、テーマが異なっても必死にチームで何かをしていた(部活なども含めて)経験がある方には刺さる部分が多いと思う。

    私個人としては、チームの中での気持ちのズレ、みたいなものが深いテーマだなと感じた。
    幼い頃

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    2026年06月20日
  • フェイクフィクション

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    ネタバレ

    誉田哲也はわりと好きだけど、もう少しシリアスな方が好み。
    これはややコメディタッチで描かれている部分とハードな部分とある。

    オープニングは、首無し死体が発見されるという衝撃的な事件から始めるが、謎解きというほどのものはなく、どんでん返しもない。

    ハッピーエンド(と言えるかは分からないが)で終わるのが良いのか悪いのか。。

    アクションシーンは面白く、映像にしたら良いかもしれない。

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    2026年06月20日
  • 感染遊戯

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    読みはじめて真ん中くらいまでは、短編集だと思って読んでいたので、
    読み終えて、もう一回読み直したくなりました。おもしろかった。

    単行本が出版されたのは、2011年
    当時の外務省はこんな感じだったのですか…?
    それとも完全にフィクションなの?

    日々、税金を納めているけれど、その恩恵が十分に還元されている実感がないから
    行政を担う官僚に対して、怨みの感情が向けられることは全然あるだろうな。
    15年ほど前の作品ですが、リアルに感じました。

    前情報としてガンテツが活躍する回とは知っていたので、
    ガンテツの株が上がると期待して読みましたが、
    ガンテツの下ネタが結構本当にいやで、株はあまり上がりませ

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    2026年06月16日
  • たとえば孤独という名の噓

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    第一話「レイン」の幕開けから、一気に設定に引き込まれる。
    公安警察官の佐島が、かつての友・稲澤の取調べに駆り出される。ハニートラップという罠のなかで、過去に「友に勝てなかった」という一人の男の悲哀と孤独が、雨の情景と共に印象的に描かれていく。

    そして第二章からは、なんと「佐島を監視する刑事たち」の視点へとカメラが切り替わるという、非常に面白い構成をとっている。

    刑事と公安の対立、そして「同じ場面が別の視点からリフレインされる」という多角的なプロットによって、物語の構造がガラリと裏返っていく面白さがある。出てくる刑事は多いが、名前を必死に覚えなくても全体の構図がすんなり頭に入ってくるため、テ

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    2026年06月14日
  • ストロベリーナイト

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    グロテスクな描写があるとは聞いていたが想定していたよりもグロテスクだった…。ただそれを差し置いても本作は肌には合わなかったなという印象。
    作中でも言及されるが主人公の勘働きが突飛的で、中には理解出来るものもあるが、どうしてそういう発想に至るのかがピンと来ないものも多い。黒幕だって主人公には警察関係者かもという情報は行ってなかったのに、いきなりそこ繋げちゃうんだと驚いた。クローズドサークルのような容疑者が限られている状況でもないのだから、なんだか視野が狭いような気もする。本人には本人なりの理屈があるのかも知れないが、どうもピンと来ない。
    またガンテツも作中で大分フォローされてはいるが、ライン超え

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    2026年06月14日
  • Jミステリー2025~FALL~

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    全体的に意外と単純だったり、予想通りの話が多く上質なミステリーかと聞かれると疑問。
    ただ面白い話もあり個人的には「コンカフェ探偵ロゼ」と「万藤の灯火」が良かった。あと単純だけど秋山善吉も好き。
    コンカフェ探偵ロゼは世界観がぶっ飛んでおりその時点で良かったが一見猟奇的な殺人のイメージを覆すのが良い。(ただ序盤の世界観とはほぼ関係ない事件が本筋なのは?だった。)

    万藤はキャラがいい。頭の中では九条先生がずっとイメージだった。

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    2026年06月13日
  • ボーダレス

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    何人かの少女のそれぞれの物語が展開していくが、最後に繋がった。ただ、つながり方が強引な気がして、意外性も無かった。ただ、女の子の心情を書くのは、誉田哲也はうまいと思う。

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    2026年06月13日
  • インビジブルレイン

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    映画の原作はこちらだったんだ。雨が印象的なのに、映画の題名とあってない。それは置いといて、刑事って、こんな仕事のしかたなんだ。

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    2026年06月11日
  • 新装版 歌舞伎町セブン 〈ジウ〉サーガ6

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    新生歌舞伎町セブンの物語とでも言ったらいいのだろうか?
    新旧の歌舞伎町セブンの争いとでも言ったらいいのだろうか?
    誉田哲也氏の筆力で今回も一気読みさせてもらいました
    読んでいて、以前読んだことがあるような内容な…と思って読み進めていましたが、過去の話などは重複していて当たり前だし、、、
    とりあえず新鮮な気持ちで読み終わりました
    やはりドラマの仕置人シリーズも感じつつ、やっぱり日本人は弱者救済、勧善懲悪な話が好きだよなと感じております はい私はどっぷり日本人です

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    2026年06月10日
  • ヒトリシズカ

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    誉田作品の中では、グロさはほぼ無し。珍しく最後の伏線回収が強引でした。然しながら、1人頑張って生きていく主人公の強さは圧巻。読後にジワっとくる感じです。

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    2026年06月02日
  • インデックス

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    ネタバレ

    一度読んだことがあるからか、短編集だからか分からないけど、いつもの姫川玲子シリーズに比べ、一冊を通してだと面白さに欠ける気がした。

    最後の「夢の中」「闇の色」はとっても面白かった。
    姫川が同じ班の53歳の女性を「オバチャン」とよんでいて、姫川の人間性に対する理解が少し深まった気がする。
    本作は被害者に過去、ネグレクトの結果、息子を死なせてしまった女性を置いている。
    姫川と同じく、全く同情することもないし、犯した罪に対して真っ当な罪で裁かれるのかすら疑問に思う。
    また、自分は、姫川と同じように、社会イメージの女に対する「家族」に対する意識よりも自己が抱く「家族」への想いが薄いように感じる。

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    2026年05月31日
  • オムニバス

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    ネタバレ

    ・姫川玲子→警視庁の警察官
           (殺人班11係 35歳)
    ・小幡  →姫川部下
    ・武見諒太→東京地検の検事(44歳)

    初作家さん
    サクサク話が進んで
    余計な説明とか無く 知りたい情報が
    勿体ぶらず出てきて 凄く読みやすかった
    会話のテンポが良くて
    暴言も含め楽しかった
    姫川玲子シリーズは
    読んだ事無かったけれど 面白かった

    最近小説を買う時 左の活動家ぽい人や
    グローバリストぽい人の本を
    うっかり買わないように
    気をつけているけれど
    SNSをタマタマ見て
    多分大丈夫だろうと思い
    購入してみた

    姫川の部下目線の話とか
    幾つかの話 オムニバス
    "赤い靴 ”と "青い腕“が
    繋がって

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    2026年05月31日
  • ストロベリーナイト

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    ネタバレ

    死体遺棄事件があったと思ったら実は池に沈める予定だった死体らしく、池を探したらもりもり出てきて連続殺人事件だった。若い女性刑事がチームを率いて犯人捜し出すぜ!って話。

    犯人側の犯行方法はよかったが、捜査方法がミステリーとしてはイマイチ。
    証拠や仮説をもとに真相を暴いていくのではなく、ほとんど勘と裏社会のハッカーによる情報収集で事件が判明していくのはあまり納得できない。
    序盤に出てきた法医学の先生の知見もほしかったし、姫川が犯罪者側の思考回路をしてしまうというのならその思考の描写をもっと描いて欲しかった。

    また、登場人物は少々魅力に欠けるというか、姫川は未熟な面があるのに猪突猛進型だし、勝俣

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    2026年05月30日