誉田哲也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
誉田哲也さんの新刊楽しみにしていました〜!
数々の警察ミステリーやサスペンスのヒット作を
生み出してきた誉田さんらしい
人間の心の闇と切なさが幾重にも絡み合う
息をのむようなダークミステリー
嘘の上に築かれた関係、そしてそれぞれが抱える
孤独という名の深い闇…
登場人物たちの心理が複雑に交錯し
張り詰めた糸の上を歩くようなスリルに
ページをめくる手が止まりませんでした!
誉田さんの真骨頂ともいえる
人間の生々しいエゴや脆さの描写が
とにかく秀逸!!
謎が解き明かされていく面白さはもちろんですが
その奥底に潜む
「誰かに認められたい、愛されたい」と
もがく魂の叫びが痛いほど -
Posted by ブクログ
全体としては「まぁこんなもんでしょう」という読後感。
芸能界を描いた作品というより、SNSで自己顕示欲や承認欲求が大きく取り上げられていた時代を背景にした、誉田哲也なりの皮肉小説という印象を受けた。
ただ、自分自身は当時からそうしたニュースを「だから?」という距離感で見ていたこともあり、作品のテーマが強く刺さることはなかった。
芸能ジャーナリストやネット上の噂話、ゴシップを軸にした人間模様は描かれていたものの、読後に残ったのはミステリーや人物よりも、現代社会への風刺だった。
「ちょっと下品」くらいなら嫌いではない。でも「下世話」な方向へ寄りすぎると、自分にはあまり響かない。そんな好みも -
Posted by ブクログ
ネタバレザ、青春活劇。なんだけども、色々と深い要素があった。
☆楽器好きに向けた要素
楽器修復を生業とする人が出てきたり、かなり楽器、特にギターについての細かい描写が多い。
全く知識のない人でも読めるが、詳しい人が読むともっと楽しいんだろうなと思う。
☆夢を追いかけていた人たちに向けた要素
恥ずかしながら私個人は何かの夢を追い求めて必死に努力した、みたいな経験があまりない。
今作では主題がバンドだが、テーマが異なっても必死にチームで何かをしていた(部活なども含めて)経験がある方には刺さる部分が多いと思う。
私個人としては、チームの中での気持ちのズレ、みたいなものが深いテーマだなと感じた。
幼い頃 -
Posted by ブクログ
読みはじめて真ん中くらいまでは、短編集だと思って読んでいたので、
読み終えて、もう一回読み直したくなりました。おもしろかった。
単行本が出版されたのは、2011年
当時の外務省はこんな感じだったのですか…?
それとも完全にフィクションなの?
日々、税金を納めているけれど、その恩恵が十分に還元されている実感がないから
行政を担う官僚に対して、怨みの感情が向けられることは全然あるだろうな。
15年ほど前の作品ですが、リアルに感じました。
前情報としてガンテツが活躍する回とは知っていたので、
ガンテツの株が上がると期待して読みましたが、
ガンテツの下ネタが結構本当にいやで、株はあまり上がりませ -
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第一話「レイン」の幕開けから、一気に設定に引き込まれる。
公安警察官の佐島が、かつての友・稲澤の取調べに駆り出される。ハニートラップという罠のなかで、過去に「友に勝てなかった」という一人の男の悲哀と孤独が、雨の情景と共に印象的に描かれていく。
そして第二章からは、なんと「佐島を監視する刑事たち」の視点へとカメラが切り替わるという、非常に面白い構成をとっている。
刑事と公安の対立、そして「同じ場面が別の視点からリフレインされる」という多角的なプロットによって、物語の構造がガラリと裏返っていく面白さがある。出てくる刑事は多いが、名前を必死に覚えなくても全体の構図がすんなり頭に入ってくるため、テ -
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グロテスクな描写があるとは聞いていたが想定していたよりもグロテスクだった…。ただそれを差し置いても本作は肌には合わなかったなという印象。
作中でも言及されるが主人公の勘働きが突飛的で、中には理解出来るものもあるが、どうしてそういう発想に至るのかがピンと来ないものも多い。黒幕だって主人公には警察関係者かもという情報は行ってなかったのに、いきなりそこ繋げちゃうんだと驚いた。クローズドサークルのような容疑者が限られている状況でもないのだから、なんだか視野が狭いような気もする。本人には本人なりの理屈があるのかも知れないが、どうもピンと来ない。
またガンテツも作中で大分フォローされてはいるが、ライン超え -
Posted by ブクログ
ネタバレ一度読んだことがあるからか、短編集だからか分からないけど、いつもの姫川玲子シリーズに比べ、一冊を通してだと面白さに欠ける気がした。
最後の「夢の中」「闇の色」はとっても面白かった。
姫川が同じ班の53歳の女性を「オバチャン」とよんでいて、姫川の人間性に対する理解が少し深まった気がする。
本作は被害者に過去、ネグレクトの結果、息子を死なせてしまった女性を置いている。
姫川と同じく、全く同情することもないし、犯した罪に対して真っ当な罪で裁かれるのかすら疑問に思う。
また、自分は、姫川と同じように、社会イメージの女に対する「家族」に対する意識よりも自己が抱く「家族」への想いが薄いように感じる。
姫 -
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ネタバレ・姫川玲子→警視庁の警察官
(殺人班11係 35歳)
・小幡 →姫川部下
・武見諒太→東京地検の検事(44歳)
初作家さん
サクサク話が進んで
余計な説明とか無く 知りたい情報が
勿体ぶらず出てきて 凄く読みやすかった
会話のテンポが良くて
暴言も含め楽しかった
姫川玲子シリーズは
読んだ事無かったけれど 面白かった
最近小説を買う時 左の活動家ぽい人や
グローバリストぽい人の本を
うっかり買わないように
気をつけているけれど
SNSをタマタマ見て
多分大丈夫だろうと思い
購入してみた
姫川の部下目線の話とか
幾つかの話 オムニバス
"赤い靴 ”と "青い腕“が
繋がって -
Posted by ブクログ
ネタバレ死体遺棄事件があったと思ったら実は池に沈める予定だった死体らしく、池を探したらもりもり出てきて連続殺人事件だった。若い女性刑事がチームを率いて犯人捜し出すぜ!って話。
犯人側の犯行方法はよかったが、捜査方法がミステリーとしてはイマイチ。
証拠や仮説をもとに真相を暴いていくのではなく、ほとんど勘と裏社会のハッカーによる情報収集で事件が判明していくのはあまり納得できない。
序盤に出てきた法医学の先生の知見もほしかったし、姫川が犯罪者側の思考回路をしてしまうというのならその思考の描写をもっと描いて欲しかった。
また、登場人物は少々魅力に欠けるというか、姫川は未熟な面があるのに猪突猛進型だし、勝俣