誉田哲也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2015年50冊目
主人公は42歳の独身女性刑事 魚住久江。
久江の勤務先は練馬の警察署。いわゆる所轄である。
殺人事件を扱う警視庁捜査1課の勤務経験もあり、今も誘われているのだが、
あくまで所轄勤務にこだわる。
その理由は、
人が殺されてから始まる捜査より、誰かが死なずに済むような殺人の一歩手前で踏みとどまらせるような仕事をしたいと思うようになったということ。
そんな久江に降りかかる6つの事件。
どれも日常の生活の中で、ちょっとした気持ちのズレから起こる事件。
どれも悲しいんだなー。
特に6編目は東野圭吾の「容疑者Xの献身」につながる様な悲しさ。
いいですよー、本書。 -
Posted by ブクログ
駆け出しの芸能記者 矢口。
芸能記者として、ベテランの域に入っている栗山。
ブラックジャーナリストの園田。
週刊誌が、事件をつくる能力が、
最近もてはやされてるが、その暗部に光をあてる。
なぜ スキャンダルを おうのか?
という疑問をもっている。
栗山には、タレントを自殺に追い込むような記事を書いた
ことがあることで、一度挫折している。
それを、バネにして、人間への優しさを確保しようとしている。
週刊誌の記者なりの矜持があり、
匿名のネットの暴露に対しては 義憤を感じたりする。
何れにしても、誉田哲也のオンナを描くチカラを
物語に 命を吹き込んでいるようだ。
表に出たがらない貧乳の市瀬真澄。
目立ちたがりのオカマの佐々木りん。
小生意気で自己中心の福永瑛莉。
矢口の彼女 トド。
個性がからんで、彩りを添えている。