誉田哲也のレビュー一覧

  • 黒い羽

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    誉田哲也さんがミステリーの定番である雪山の山荘(的なもの)を題材にしたらこうなったという感じでした。
    館もの定番の見取り図がなかったので、位置関係が分かりにくかったのと…犯人との対決が意外とあっさり終わってしまったのが残念。

    主人公と似た課題を抱える登場人物それぞれの境遇をもう少し掘り下げてもらえるとよかったかなと思います。

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    2025年08月10日
  • 暗黒戦鬼グランダイヴァー

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    外国人参政権とか移民問題についての物語。外国問題の危うさを表現?。いつもの暴力表現を期待してたけど今回は控えめ。欲しかった。

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    2025年08月09日
  • ケモノの城

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    クライマックスにかけての盛り上がりは面白かった。ただグロテスクな部分が多く、気持ちが悪くなることもあった。もう少し軽めにしてくれたらいいのにと思った。

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    2025年08月08日
  • もう、聞こえない

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    著者の「あなたが愛した記憶」の系統に連なる作品。
    容疑者の女性は「声が聞こえる」というのだが・・。
    刑事たちのキャラや会話はこの作者らしく読みやすいが、私は純粋な警察小説の姫川玲子シリーズとかの方が好み。

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    2025年08月08日
  • ヒトリシズカ

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    短編ハードボイルドだなぁと思っていたらいつの間にか繋がっていた。最後の繋がり方があっけない感じと終わり方に寂しさを感じるが、警察物はお手のものの作者らしいなと思った。

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    2025年08月06日
  • ストロベリーナイト

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    ドラマは見てなかったが竹内結子さんが主演なのだけは知っていたので脳内の姫川は竹内結子さんでした。
    弱くて強い役がぴったり。そして美人だしね。

    グロすぎる所が苦手な人も多いだろうけど面白かった。Fにたどり着くまでが長かったのにFの過去が駆け足気味だったんだけど、読んでみればそんなに深く掘らなくていいのか…と。

    シリーズになっているので次の事件に期待しよう

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    2025年08月06日
  • プラージュ

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    「前科あり」の記号が付くと、その人の想いや人柄よりも、その記号で判断されてしまう。

    記号は強い。記号を無視することはできない。
    運転が上手くても免許が無いなら運転できない。建物の構造を理解していても建築士でないなら設計できない。
    運転の下手な免許取得者や、設計の下手な建築士もいる。けど、「有資格者」の記号を持っていないと、土俵に上がれない。

    問題は、資格はあとから努力で取れるけど、前科者の記号はあとから努力で消すことができないんだ。

    罪を償ったこと。
    それから⚪︎年間真面目に働いてきたこと。
    信頼してくれる仲間が⚪︎人いること。
    そういう新しい記号を、細々と増やしていくほかない。

    まと

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    2025年08月06日
  • 妖(あやかし)の華

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    面白かったー。
    ちょっとグロテスクだけど、我慢できる程度。
    現代の吸血鬼、それを取り巻くヤクザと警察。フィクションとノンフィクションが合わさるとこうなるのかぁ。
    ラスト、ああいうハッキリしない終わり方の作品は久しぶり。この歳だとそこから想像するのが困難。どうなったのー⁉︎

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    2025年08月03日
  • 妖の絆

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    前の2作に比べると、読みづらく感じてしまった。たぶん、それは時代小説ものに自分が読み慣れていないからなのかもしれない。なのに、今までと同じくらい先が気になって、手が止まらなかったのは引き込まれた証なのかもしれない。特に、紅鈴が追手に追い詰められながらも撃退する様、冷たいだけではなく人のために温かい気持ちで救おうとする気持ちは、心にグッとくるものがありました。

    誉田哲也の描く女性は魅力的で、誉田哲也の中には女性がいると言った誰かの言葉は本当なのだと思う。

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    2025年08月02日
  • 感染遊戯

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    姫川シリーズ読み進めてるところです。ほー短編なのかな?と思いきや繋がって、さすがだなという印象。なんだけども姫川がそんな出てこないのと、めちゃくちゃ面白かったかと言われるとそこまで。。。

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    2025年07月30日
  • オムニバス

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    私の好きな姫川玲子シリーズの短編集。7話から構成されている読みやすさ。まわりの捜査官たちの「姫川玲子観」が長編にはないコミカルな内容も散りばめられていて面白く読めました。もちろん、刑事姫川の爽快かつ鋭い捜査のメスも読み味わうこともできる本作でした。

    最後の7話目に次回作につながる展開が垣間見えて、気分が上がりました^^

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    2025年07月29日
  • 背中の蜘蛛

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    おもしろかった。読後のモヤモヤ感もまたテーマからすれば妥当。しかしながら「姦る」とかなんとか、女の扱いがなんかやだな。

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    2025年07月28日
  • ヒトリシズカ

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    ヒトリシズカ
    著者: 誉田哲也



    あらすじ:
    連作形式の警察小説。子どもの姿を見たいがために現れるであろう犯人を張り込む「俺」。思惑通り現れた犯人を逮捕し、取調べに向かう途中、庁舎の廊下である刑事に声をかけられる。連れて行かれた部屋で明かされたのは、ひとつの事件の裏に潜む、ある女の存在だった。そこから浮かび上がるのは、17年にも及ぶ、警察と“彼女”の執念の追走劇。点と点が徐々に線になり、やがて一つの真実にたどり着く構成が光る、緻密で濃密な警察小説。



    感想:
    姫川玲子シリーズで知られる誉田哲也さんですが、本作でもその筆致は健在で、警察小説ならではのリアリティと緊張感が見事に描かれて

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    2025年07月26日
  • 妖(あやかし)の華

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    姫川玲子シリーズの誉田哲也氏のデビュー作。主人公は最強ヒロイン。といっても、人間ではなく、400年以上生きている吸血鬼。グロいシーンが多いが、井岡刑事のおとぼけぶりが笑いを誘う。伊岡君、姫川よりも先にデビューしていたんだ。

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    2025年07月21日
  • もう、聞こえない

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    古本屋の婆さんに勧められて購入。

    兎に角没入感が凄いから読めと言われ、読んだら確かに、、。

    刑事物の犯人の過去を暴く系かと思いきや、霊的な話に変わり、ラストは怒涛のように隠れた真実が。
    (普段は刑事物や霊的な作品を選ばないのに、そこ重ねて来るとか何)

    リアリティのある雰囲気はそのままに、霊が言霊となり言葉で被害者を導いていく、、、

    あの古本屋の婆さん、もしかして(若干失礼)

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    2025年07月17日
  • 黒い羽

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    突拍子もないストーリーでしたが、なかなか面白かった。大人になるにつれ大きくなる黒子やなにかのシミ、まさかとは思うが興味をそそられます。ただ、殺し方がエグい。

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    2025年07月17日
  • 月光

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    序盤から胸糞悪い、の一言。だけど最後まで読ませてしまう誉田さんはある意味すごい。ただね、何度も脅され強姦されてる被害者が加害者に対して好きかも、という心情が芽生えることはまずない、最初にはあったとしても。加害者になり得るだろう人の都合のいい妄想。そして清彦もなんだか中途半端。同情させようとしたのかな。野々村家の両親がなぜ事件のことを回避していたのかの理由が描かれてなくてモヤモヤ。ただ一つ、赦せる人間になってくれること、ということだけは少なからず共感できた。

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    2025年07月17日
  • マリスアングル

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    姫川、魚住の2人の活躍で事件は解決する話だが、今回はむしろ魚住刑事による姫川刑事への気持ちの救済が描かれています。

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    2025年07月17日
  • シンメトリー

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    ストロベリーナイトの流れから久しぶりに短編小説。長ければ長いほど好きな自分からすると短編小説っちゅうのはなんともあっさりしてて感情移入も難しく、少し躊躇する部分があるんだけどもこれはどの話しもうまいことまとまってて面白かった。さすがです。

    姫川がもう竹内結子さんでしかない。そんでもって女子高生にそこまで言わんでもと思ってしまった。笑

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    2025年07月06日
  • プラージュ

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    シェアハウスに住む住人は全員ワケあり。
    そしてお店を営む店主も。

    内容が入ってくるまでに時間がかかったが、
    読み進めていくうちに
    登場人物たちの過去の話が浮き彫りになり
    ラストまで目が離せませんでした!

    『1度罪を負った者は、死ぬまで、赦されないのか。』
    この一文の重さがとても苦しかったです。

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    2025年07月06日