誉田哲也のレビュー一覧

  • 武士道シックスティーン 1

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    前々から原作小説に興味はあって、文庫落ちしてから…と思ってたら先に漫画が出てくれたので(笑)、じゃあこっちから読んでみるかーと購入してみた次第。やはり少女マンガってこともあって、すごく絵が可愛いくて読みやすい。可愛いのに、ちゃんと磯山の気迫の鋭さとか抱えてる想いの重さとかが、充分に伝わってくるカンジ。剣道のシーンも、繊細なりに迫力あって雰囲気満点。原作を知らないのでストーリーについては忠実なのかどうなのかは判じかねますが、普通に“剣道を題材とした青春スポーツもの”と考えれば、まさに“掴みはOK”ってなカンジでしょうか。まだ1巻という序盤なりに、充分に先が楽しみな展開に仕上がっていると思います。

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    2009年11月30日
  • 新装版 歌舞伎町セブン 〈ジウ〉サーガ6

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    歌舞伎町の片隅で町会長の死体が発見され、警察は病死と判断するが、その後も失踪者が続く。徐々に蝕まれる歌舞伎町と名前が広がる謎の集団「歌舞伎町セブン」を巡るお話。

    前作「ハング」との繋がりはあまり見えなかったものの、お馴染みのキャラや「あれ、これって、、、?」と思えるような仕掛けもあり(ただの勘違いの可能性もありますが)、「ジウサーガ」を味わえる作品となっています。

    ちょっと登場人物が多い印象を受けたのと、クライマックスがやや忙しなかった印象を受けましたが、今後のサーガとの繋がりも含めて楽しめる作品でした!

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    2026年04月18日
  • あなたの本 新装版

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    誉田哲也さん版の“ブラックユーモア短編集”という感じで、どの話もどこかで見たような、でも読んでみるとちゃんと誉田作品になっている不思議な読後感でした。
    短編なのでオチが読めるものもあるんですが、それでも「そう来るか…!」と軽く裏切られる瞬間があって、つい次の話へ手が伸びるタイプの一冊。

    表題作「あなたの本」は、設定の面白さに対してラストが“そこだけそうなるかぁ…”という複雑さもありつつ、逆にその割り切り方が誉田先生らしい気もしました。
    「見守ることしかできなくて」は、別の誉田作品を思い出すような切なさがあって好きなタイプ。
    そして「交番勤務の宇宙人」は妙にほっこりして終わる、短編集の中の癒し

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    2026年04月16日
  • 感染遊戯

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    オーディブルで聴きました。
    勝俣刑事。昭和の嫌な男のエキスを絞って煮詰めたような汚らしい男。ほぼ犯罪者。いい仕事をしたから悪いところは目をつぶるといったモラルゼロ時代でラッキーだったな。最後に命を狙われる側になれば良かったのに。

    こんな野蛮な時代に活躍できた姫川刑事は本当に偉い。

    それにしても、作者は外務省にかなり悪い印象を持っている。きっとほかの省庁より悪い輩の割合は多い、または多かったのだろう。

    冤罪を認めない警察官の名前は誰か晒して欲しい。

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    2026年04月14日
  • たとえば孤独という名の噓

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    表現が意図的とはいえ少なからず中国の恐ろしさを感じる。スパイ天国と称される日本の実態に愕然とし、ドラマや小説で良く書かれることの少ない公安の大変さが想像できた。情報を容易に改ざんできる現代においては何が事実で何が真実か危うくなっている。作者の意図どおり?に2話目からそのことを実感することとなった。
    最終話では「お前がどの口でそれを言う」と思ったが、往々にして被害者の立場になると自分のことを棚にあげてそのような態度になり、非常にリアルと言える。
    作者らしいエンディングでタイトルに収斂される形。それを良しと思うかは好みによる。

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    2026年04月12日
  • イノセンス

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    ネタバレ

    トラウマの解消なんて簡単な言葉で言ってしまうけども、たぶん、本当に辛い。何がきっかけで戻ってしまうか、どこかに引きずり込まれてしまうのか分からないから。逃げる選択をした、そしてそれで生きていけるならそうしたほうがいい。けれど、やはり、好きなものほどトラウマは大きい。好きを嫌いになれないから。さて、解消の先になにがあるのかな?

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    2026年04月11日
  • ノーマンズランド

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    姫川玲子シリーズ。
    出だしは青春物かと思うような内容。徐々に複雑化して行く。20年前の失踪事件と女子大生殺害事件ともう一つの殺人事件。ここに警察出身の政治家が絡み、悪徳刑事達に何やら証拠隠滅の指示が出される。目まぐるしく展開が変わって行き、混乱してくる。
    勝手に暴走する姫川が禁じ手の検察官と情報交換。この検察官が味方か敵か分からず、更に混乱する。
    事件は意外な形で結末を迎えるが、スッキリしない終わり方。失踪事件だけ結果が出たが、他の2つは大丈夫なのだろうか。絡んできた政治家の結末や検察官との今後とか、疑問は今後の続きで解消されるのだろうか?

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    2026年04月11日
  • たとえば孤独という名の噓

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    ネタバレ

    中国共産党のスパイ行為のやり口と、日本が毅然と対応できないことを嘆いた話。どこまで本当か分からないけど、中国嫌やわー

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    2026年04月10日
  • 首木の民

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    何だかモヤモヤしたストーリー
    財務省の借金漬けの体質と天下り
    その関係の中で起きた事件

    途中の日本の経済についての話が
    どんな展開になるのか
    分かりにくかった

    次官まで目指す人は
    プライドも意欲も並みでは無い
    天下りしても
    数年 机でゆっくり新聞を読んで
    何千万も退職金をもらって
    有害(優雅では無い)な生活する人達かな

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    2026年04月10日
  • 新装版 国境事変 〈ジウ〉サーガ4

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    「ジウ」サーガの4作目、といってもスピンオフのような作品でした。
    3作目の後の話を描いており、既出の東警部補と公安が在日朝鮮人を取り巻く事件で対立していくお話。

    過去3作目と比べるとダイナミックさがやや欠ける印象だったものの、この後の作品に向けての仕込みのような要素もあり、続編を読み進めていくうちにまた評価が変わるような気がしています。

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    2026年04月08日
  • 感染遊戯

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    ガンテツ、元刑事の倉田、そして元部下の葉山を主役に据えた構成が非常に挑戦的だ。それぞれの短編で描かれる事件は、一見バラバラのピースに見えるが、読み進めるうちにそれらが複雑に繋がり合い、巨大な悪意の連鎖を形作っていくプロセスに圧倒される。

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    2026年04月07日
  • 背中の蜘蛛

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    誉田さんらしく、複数人の視点からストーリーが進んで、最初はバラバラでどう繋がるのかわからないくらいでしたが、そう繋がるのかと。
    ある意味、繋がってほしくないところもありましたが。

    フィクションだけどリアリティがある話。
    私たちが知らないだけで、今この瞬間もどこかで起こっているかもしれない。
    それが良いことなのか悪いことなのか、必要悪と言えてしまうのか、考えても答えは出なかった。
    もちろん犯罪を暴くという意味でのメリットは大きいけれど、デメリットというか受け入れられるかどうかの感情論が大きいのかな。
    ただ、これも今現在の価値観でのものなので、数年後、数十年後には変わるかもしれない。
    安全と安心

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    2026年04月06日
  • 月光

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    結花の姉は、一年前、交通事故死をした。
    その交通事故を、殺人事件と疑い、姉と同じ高校に入学し、真相を探る。

    やがて、残酷な真実が明るみになる。

    登場人物の“罪と赦”
    冗談じゃない。
    悍ましさしか残らない。

    ピアノソナタ「月光」は大好きな曲。
    弾こうが、聞こうが
    私には、浄化できない。

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    2026年04月01日
  • 感染遊戯

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    姫川玲子シリーズのスピンオフ。ガンテツさんのお話し。
    それぞれのエピソードが少しずつ繋がっていく感じが面白い。下品過ぎてゲンナリしたけどね。

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    2026年03月28日
  • 世界でいちばん長い写真

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    俺もグレート・マミヤの秘密に迫ってみたい
    温子の平手打ちは日本一の破壊力
    油断しちゃダメダメ
    洋輔ーっ!カムバックトゥーミーっ!!
    セカチョー委員会でノロブーのサポートをするのが夢だ

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    2026年03月27日
  • インビジブルレイン

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    後半からかなり面白くなって来ました。恋愛要素入って来たあたりから…

    牧田さんに幸せになって欲しい。

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    2026年03月25日
  • シンメトリー

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    バラエティ豊かな7編を通じ、姫川玲子の鋭い感性や歩んできた道程が鮮明に想像できた。「右で殴らない」も印象的だが、特に「左だけ見た場合」の視点の面白さに惹かれる。キャラクターへの理解が深まり、短編としての完成度が非常に高かった。

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    2026年03月25日
  • フェイクフィクション

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    潤平は常に「恐縮」しており謙虚で好感がもてる青年だ
    こんな青年に娘を嫁がせたい
    また梶浦主任の千里眼には驚きを隠せない
    これではさすがの鵜飼も嘘をつきとおすことは無理

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    2026年03月24日
  • 武士道セブンティーン

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    ネタバレ

    熱があるのに、つい全部読んじゃった。香織と早苗は別々の高校で、香織は父から武士道を学び、早苗はスポーツではない剣道を学ぶ。早苗の福岡南の剣道のやり方に馴染めず、もんもんとしている姿に新しい一面を見た気がしました。「シックスティーン」の早苗はふつうに新しい学校に馴染んでいるように思ったので、意外。「ここなら良いところまでいけそうな気がする」とか言ってなかったか、この子?吉野先生はかっこよくて、なんかズルいです。「エイティーン」で迎える結末を楽しみにしています。

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    2026年03月24日
  • 武士道シックスティーン

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    ネタバレ

    香織の剣道だけの人生を振り返り悩む姿にじんときました。時代錯誤な物言いや、滑稽なまでに剣道に尽くす姿勢はおもしろい反面、自分を持っていて羨ましかったです。早苗の家庭環境も辛いことがありつつも、最後はユーモアが感じられて好き。電子書籍なのでページ数が正確に分かりませんが、長さがあるわりにだれることなく気持ちよく読み終えられました。「武士道セブンティーン」は違う主人公が活躍するのかな?次も楽しみにしています。

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    2026年03月24日