誉田哲也のレビュー一覧
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姫川4作目。今作は刑事の姫川や今泉、そしてヤクザの牧田ら4人の視点で展開されました。特に姫川とコンビを組んだベテラン刑事の下井が、和田・今泉・ガンテツらと旧知の仲であるという背景に胸熱。過去の事件を巡り、組織が上層部を守ろうと動く裏で、現場の刑事たちの姿が非常に印象的でした。 ラストで日下ら数名を捜査一課に残し、姫川班が解体されて玲子が池袋署へ異動する展開に驚きました。新体制となる次回作が、今からとても待ち遠しいです。ただ一点、玲子とヤクザの牧田の関係については、やはり問題行為として何らかの処分を下してほしかったという思いが残りました。 正直なところ、主人公の玲子には苦手な部分も感じるのですが
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Posted by ブクログ
ネタバレ作者の「武士道シリーズ」は手放しで楽しめたが、こちらは途中から作為がミエミエとなったのが少し残念でした。
まだ若かりし頃の姫川警部補がレイプされて心に傷を抱えながらもある人の支えで立ち直るストーリーは感動的だが、部下の大塚が上司に相談もせず単独行動で殺されたあたりから、【作為】が見え始める。ここで言う作為とは、いちいち登場人物の行動について説明しないと前に進まない状況を言う。こういう目的でこの人はこうしたという説明は、裏返せばそれだけ不自然な行為だからであって、大塚の単独行動もそれに当たる。もっと言えば、ストーリー上大塚が殉職する必要があったから殺された訳ですね。
逆に姫川の天敵「ガンテツ」の