誉田哲也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ大好物な、警察小説アンソロジー。
初読みは一人だけ…
三羽省吾【シェパード】
・・・「スタン飯店」の親父がイイ感じ♪
犯人も…可愛いげがあるというか、"希望"を見出だすラストに好印象。三羽省吾、要チェックかな。
五十嵐貴久【汚名】
・・・「リカ」と「リターン」だったっけ…?既読の2冊は、"可もなく不可が少々"な感想だった記憶だが、本作はなかなかに感情移入のできる人情話だった。
"もう読むことは無い作家さんだな"の認定を外そう。
今野敏【消えたホトケ】
・・・安心の今野敏。未読だが、筆者の持ちシリーズからのスピンオフらしい。相棒の女性刑事のキャラ設定に好感。シリーズの方も読まねば❗️
誉田哲也【裏切りの日】
・・・短編だからか、白でも黒でもない誉田、といったところか。なんか、誉田作品にしてはあまり引き込まれることもなくぼんやりと進んでふんわりと終わったな、という感じだったが…
(巻末解説文によると)長編作の第1部という位置付けなのだとか。これはもう、長編の方も読まねば❗️
…しかし、長編の第1部をアンソロジーに載せるという手法は、いかがなものか?少々不満(苦笑)。
★4つ、7ポイント半。
2020.01.06.古。 -
Posted by ブクログ
昨今、何かあると人のプライバシーにまで土足で踏み込んで取材攻勢をかける印象をもたれがちなマスコミ。しかし、それによって私たちが情報を得ることができているのもまた事実だ。本書では、そんな社会部の一記者が、ちょっとした偶然から事件に巻き込まれ、やがて14年前に起きた女児誘拐殺人事件の真相にたどり着く姿を描いた作品となっている。事件の描写に、平成時代のスタートに起きた連続女児誘拐殺人事件を想起してしまった。
サスペンスでは事件が解決して一件落着といった流れが一般的だが、本書の場合はむしろ主眼は事件が終わった後の「終章」に置かれているような気がする。自分が見てきたものを書けるのか、公にすることで却って被害者遺族の心の傷を抉ってしまうのではないか、と葛藤する主人公。それに対する上司の言い分もまた然り。
「報道に必要なのは真実や真相じゃない。説明と解釈なんだよ」
一つの事実をどう解釈するか。その解釈一つで事実は如何様にも変わるし、それによって人の一生を左右することにもなりかねない。解釈には常に責任が付き纏うことを忘れてはならない。 -
購入済み
読むべきです。
姫川シリーズは読み続けてきましたが、
正直インビジブルレイン以降はあまり気が進まず。
玲子が池袋署で奮闘する姿、時折在りし日の姫川班に馳せる思い、頑張って欲しいとは思いつつも、図らずも自分で蒔いた種でもある訳で。しかし警察としての正義と、女性としての想いのアンバランスが玲子らしさであり、誰が悪い訳でもない。そんな鬱々とした思いで読み始めたインデックス。短編の為読みやすく、良くも悪くも個性的な新しいチームの事も玲子に関わる人達のその後も少し知る事が出来て、ネタバレになるので書けないけれど読んで良かったと絶対思えますよ。