誉田哲也のレビュー一覧

  • ドルチェ

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    長期間積読した誉田作品。警視庁練馬署強行犯係の42歳の女性刑事 魚住久江が主人公。印象としては熱い感情というか、温かい「情」を持っている。姫川のように背伸びした最強刑事としてではなく、等身大の一人の刑事が自分の「情」によって解決していく。時には、裁判で裁けないような犯人の悪態を「情」によって浄化する。そう言えば、これまで読んできた本は捜査1課の話=殺人が中心でしたが、魚住シリーズはマル被とマル害ともに死なないストーリーなので「情」は重要で、久江の聴取はとてもキレがある。少し物足りないがそこが魅力的。

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    2020年08月14日
  • 増山超能力師大戦争

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    ダークマターはよかったな、これでけっこうくいつきが良くなると思う。全部を解決せず残しておくのは作者らしいと感じた。続きは可能なんだろうか。この種のテーマはエスカレートする一方だから難しいところだ。

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    2020年07月18日
  • 感染遊戯

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    薬害問題・年金問題など現実の世界でも問題になっていることが軸になっており、ネットを用いて犯罪を誘発する所も現実的な展開。10年以上前の設定だが、ネットでの個人情報流出は今でも問題になることがあるので全く違和感なく入っていけた。各短編との繋がり方も申し分なく、どのような形の結末になるのか予想できすに進むのも良かった。
    生活していると行政や役人が机上で決めたことに右往左往させられる。それが時に自分の人生をも変えてしまう可能性は誰しも持っている。その切り口が絶妙なバランスで1つのストーリーになっていたと思う。
    最後に事件に疲れた勝俣に姫川が電話してくる行のやりとりで初めて勝俣に好感を持った。彼らは似

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    2025年02月15日
  • ブルーマーダー

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    以前読んだ時はあまり心に残らなかったけど、今回は何かグッとくるものがあった。
    裏社会の中で自分の正義を信じ抑止力になろうとした木野,ただの犯罪者ではなかった。彼の行為は許されず行き過ぎてはいるが、ある意味彼なりの正義を全うしており、ちょっと頷ける部分もあります。
    玲子が自らの過去を語り説得する姿は中々読み応えがあった。所轄の玲子も魅力的である。玲子と勝俣のやりとりが段々面白くなってきており、口は悪いが勝俣自身、玲子を認めている部分があるのだと感じるようになってきている。今後も彼らのやりとりは楽しみだ。

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    2020年07月19日
  • ソウルケイジ

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    姫川玲子シリーズ第2弾を再読。
    最初に読んだ時もドラマを観た時も『強い父性』に引き込まれ高岡が左手を自ら落とす場面は今でも思い出す程の衝撃を受け、それでもやっぱり感動した。
    DNA検査の件は若干腑に落ちない所はあるものの、ストーリー展開は凄く良かったと思う。犯罪は犯したのだが高岡と耕介にはこのまま細やかな幸せを掴んで欲しかった。
    日下の父親としての一面や玲子の父が抱いている葛藤と娘への愛情も描写され、やっぱり原作を読まないとと認識。
    玲子が思い出す父親の行はちょっと共感してしまった。
    大筋とは全く関係ないが玲子と菊田がここまで急接近していたんですね。

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    2025年02月08日
  • ドンナ ビアンカ

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    誉田哲也氏の警察小説、謎解きとその緊迫感か、と思い読んだら、見事に裏切られました。いい意味で。
    ドンナ ビアンカ。白い女性とかの意味だそうです。さえない虫けらのような社会の片隅にいた中年の村瀬とどこかぬけていて、はかなく、憎めない中国人遥子との切ない恋。
    すごく良いですね。

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    2020年07月14日
  • 疾風ガール

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    4.4
    ガール・ミーツ・ガールを先に読んでしまったのが悔やまれます。
    この作品とセットになっていたというのを知らなくて、、
    夏美がどうやってプロになっていったのかが、よく分かりました。
    相変わらず誉田さんの女性キャラは魅力的です、引き込まれます。
    自然な感じなんですよね、心の声もちょいちょい入っていて、それが笑えたりするし凄くしっくり来ます。
    ガールミーツはまた再読してみようと思います。

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    2020年07月12日
  • 増山超能力師大戦争

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    誉田哲也のエンタメ作第二弾
    超能力師が市民権を得ている設定の現代で、超能力師の調査事務所を舞台に、政治がらみの誘拐事件に巻き込まれて活躍する様を描いています。
    前作からちょっと間があったのですが、しっかり楽しませていただきました(^_^;)
    ちなみに前作はドラマ化され、ココリコ田中が増山を演じてましたが・・・私的には玉木宏の方が合うと思ってます!

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    2020年07月11日
  • Qrosの女

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    面白かった!

    ネット社会の闇…
    でも、逆手にとり日常を取り戻す!

    展開に驚きつつ、スカッとする一冊でした

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    2020年07月10日
  • 世界でいちばん長い写真

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    主人公時点の物語でサクサク読めた。主人公が中学生にしては思考が子供すぎるかなとは思ったが、後半からラストにかけて成長する姿には胸を打たれた。

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    2020年06月28日
  • ドンナ ビアンカ

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    魚住久江シリーズ第2作です。
    前作は短編集でしたが、今回は長編。

    誘拐事件を捜査する久江達と、
    誘拐事件に関わる村瀬の話が交互に展開されます。

    しかも、久江達は現在進行形、
    村瀬は過去からの話と、時間軸が異なります。

    まぁ推理物というより、純愛物ですね。

    生き方が下手すぎだよ村瀬! ってとこでしょうか。

    誘拐犯が脅迫の手口として、あるモノを送りますが、このやり方はジウ第1作と同じですね。
    作者的には遊び心?

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    2020年06月19日
  • 増山超能力師大戦争

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    誉田哲也『増山超能力師大戦争』文春文庫。

    シリーズ第2弾。前作から4年前。月日の過ぎるのは何とも早い。今回は程よくユーモアの効いた長編である。それにしても、誉田哲也は色んなジャンルの作品を書くものだと感心する。

    超能力ビジネスが認定された日本で、ほどほどの超能力しか持っていない増山超能力師事務所の6人のメンバー。彼らに持ち込まれた新たな依頼は、行方不明となった超能力関連の先進技術開発者の調査だった。調査を進める中、所員や増山所長の家族にまで危険が及び始める。

    本体価格740円
    ★★★★

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    2020年06月18日
  • ドンナ ビアンカ

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    誉田哲也の他の作品と比較すると地味な内容だが、2つのシーンが切り替わる描き方でどんどん引き込まれて読んでしまった。

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    2020年06月04日
  • 増山超能力師事務所

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    この本で半陰陽(インターセックス)という言葉を知り、世の中にこのような人がいることを知った。

    超能力を持つ人がいて、資格試験があり、その力を活かした仕事がある世界。
    ありえない話なのに、そんな世界がいつか存在する時代が来るかも?と思わせるぐらい具体的な描写が、さすがだなあ。

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    2020年05月27日
  • 世界でいちばん長い写真

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    星3.5
    世界一長い写真を撮るクライマックスもそこに向けてもよかった。のだけど、何かちょっと物足りない。
    それで星4ではなく3.5。

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    2020年05月06日
  • 増山超能力師事務所

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    超能力なんて子供みたいな話じゃないの?

    個性ある登場人物、超能力を駆使して解決していく様々な問題。
    気付いたらとってもワクワクしながら読み進めてる自分がいました。

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    2020年04月26日
  • 世界でいちばん長い写真

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    広大な向日葵畑の映像が目に浮かぶようでした。
    ようやく自分が夢中になれるものを見つけた青年の、カメラを通して成長していく物語。

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    2020年04月26日
  • 増山超能力師事務所

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    ネタバレ

    「超能力」という設定はごくありきたりかと感じたが、登場人物一人一人の生い立ち、ストーリーがきめ細かく設定されているので、続編はぜひ読みたいと思いました。

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    2020年02月25日
  • 増山超能力師事務所

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    一話完結タイプなのでそこまで読み応えが、、、と思っていたけども、キャラクターの個性も一人一人いいし、入り込めます。
    超能力を元にしているのでミステリーとは言い難いけどもするすると読めて、さらに解決したあとの達成感はミステリーとして為されているかと。
    淡々と終わってしまうかと思いきや次への展開もあってまた読んでみたいと思わせる作品。

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    2020年02月19日
  • 警官の目

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    ネタバレ

    大好物な、警察小説アンソロジー。

    初読みは一人だけ…

    三羽省吾【シェパード】
    ・・・「スタン飯店」の親父がイイ感じ♪
    犯人も…可愛いげがあるというか、"希望"を見出だすラストに好印象。三羽省吾、要チェックかな。

    五十嵐貴久【汚名】
    ・・・「リカ」と「リターン」だったっけ…?既読の2冊は、"可もなく不可が少々"な感想だった記憶だが、本作はなかなかに感情移入のできる人情話だった。
    "もう読むことは無い作家さんだな"の認定を外そう。

    今野敏【消えたホトケ】
    ・・・安心の今野敏。未読だが、筆者の持ちシリーズからのスピンオフらしい。相棒

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    2020年01月06日