誉田哲也のレビュー一覧

  • 背中の蜘蛛

    購入済み

    誉田哲也得意の警察もの

    作者得意の警察物。
     視点が巧妙に視点が替わり、飽きさせない描写が続く。

    #カッコいい #ドキドキハラハラ

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    2022年10月19日
  • ノワール 硝子の太陽

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    シリーズ中これまでで一番キレイな終わり方。
    いつも通り謎のSMチックなモノローグから始めて、今回は姫川シリーズも登場!読者を喜ばせる要素をコレでもかと全部盛り。ウルトラ兄弟全員集合、怪獣大行進、今風だとプリキュアオールスターズな大盤振る舞い。

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    2022年10月19日
  • Qrosの女

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    ネタバレ

    ゴシップ記事って、追われるほうも追うほうもこんなに過酷なのですね。

    どちら側からも複数の人の視点で語られるので、同じシーンを違うほうから見ることができて面白いものの、同じシーンが何度も出てくるせいで頁が増える。「はいはい、さっきも見たよそれ」てな感じになってきたところ、ラスト30頁でまったく予期していなかった展開に。

    そうですかそうですか。嫉妬は何も女性特有ではない。アナタがそんなにも黒い気持ちに染まっていたとは。じゅうぶん満足なヤラレタ感。断罪して終わりじゃなく、すべての人にとって良いように。鮮やかです。

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    2022年10月17日
  • 歌舞伎町ダムド

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    7人+アルファ(東)のバディもの面白い。
    スタイル、“節”といってしまえばそうなのかもしれないが序章で語られる陰惨(…というかSMチック)なモノローグから第一章への切り替わりはややマンネリの感が否めない。
    また、散々盛り上げて置いて結末までの下りが全体の9:1くらいの割合というのも物足りないというか呆気なさ過ぎじゃね?
    もっと引いても良いのに。
    アトラクションでいうなら、TOKYO DOME CITYのサンダードルフィンというよりは〜TDLのスプラッシュマウンテンかなw
    とはいえ、『ジウ』から『歌舞伎町セブン』を経て『〜ダムド』に至り最高傑作に辿り着いたことは確か。
    文中でも語られるけれど「ダ

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    2022年10月15日
  • 新装版 ジウIII 新世界秩序

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    壮大なストーリーに一気に読み進んだ。壮大なストーリーにどんな結末があるのか大いに期待していたが、意外に結末は小さく纏めてきた。ここがとても残念なところ。結局、シャブ、乱交が当たり前のあの現代人では想像できない無秩序な世界はなんだったのか。ミヤジとは何者だったのか、もっと膨らませた展開を期待したのだが。

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    2022年10月13日
  • Qros(キュロス)の女

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    作風がそれぞれの登場人物の視点で書かれており、何となく湊かなえを思い出した。
    スピード感もあり楽しく読めた。
    栗山と志穂と真澄のやり取りも楽しそうで良かったが、最終章が印象的で読み応えを感じた。

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    2022年10月12日
  • 新装版 ジウIII 新世界秩序

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    昔読んだシリーズの再読なのですが、なかなか手も止められず、つらい気持ちと前に進みたい気持ちと半々でした。続きのシリーズもまた読みたくなりました。

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    2022年10月07日
  • ボーダレス

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    坂道好きの友人に推薦されて読んだ小説。
    “視点移動や情景描写の絶妙な繊細さ”と”短編を継ぎ接ぎしたかのような新鮮味”が物語の展開を趣深く引き立てていた。
    青春小説の色合いを持ちつつ……
    でもミステリアスな展開が頭の片隅にあって……
    とパラレルワールドを連想させる不思議だけど惹き込まれてしまうような物語だった。

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    2022年10月05日
  • ドンナ ビアンカ

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    「まったく人騒がせな事件だったな」
    強引な金本とサポートしながら魚住らしい捜査で
    無事解決そしてハッピーエンド( ̄▽ ̄)

    中国人女性との偽装結婚…
    浅田次郎の「ラブ・レター」思い出しますね!
    あれには泣かされました。゚(゚´Д`゚)゚。
    短編「鉄道員」に入っている作品です。
    ぜひ読んでみてください!

    あ…誉田さんゴメンなさい♪(´ε` )
    姫川と魚住いい感じで共演させてください♪
    峯岸お気に入りなんでそっちも期待してます〜





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    2022年10月05日
  • ドルチェ

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    最初の二篇までは主人公のキャラがイマイチ掴めず
    ちょっと地味だなぁと。
    まぁ姫川がキャラたち過ぎてるしな〜_φ(・_・
    そしてジウの2人は嫌いですし笑

    バスストップあたりから、あら?魚住さんいいじゃない?ギラギラしてないし?好きかも…

    40過ぎの独身刑事でタバコ吸って1人鍋だけど
    ちょっと乙女入ってなんだかリアル(^ ^)

    派手さはないけど読ませるシリーズだわ♪

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    2022年10月04日
  • 月光

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    涼子の生き方を可哀想だという人がいるかもしれない。愛せるものがある、そのことが全てを弾き飛ばすと思う。

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    2022年09月20日
  • インデックス

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    姫川シリーズ第7弾!
    今回は、短編集。
    時系列は、「ブルーマーダー」の前のと後のとに、分かれてるな。
    シリーズを順番に読んでる人からすると、姫川班の過去の事とか出てくるから、更に面白いかも?
    前にも後にも、何か、エセ関西弁の人は元気にしてる!本の中では、この言葉にも慣れて、好感持てるくらいになったけど、多分、現実世界でやられると拒絶反応起こりまくりやな…(−_−;)

    ようやく、本部に復帰!
    これからの姫川班の活躍は、散っていったメンバーも復帰する?誰か?読めば分かる!
    今回のは、そんな壮絶な事件はないけど、姫川さんの気苦労は良くわかる仕上りになってます!
    また、姫川班としての活躍も期待できそ

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    2022年09月16日
  • 月光

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    この世の中には知らない方がいいこともある。何を信じるか誰を求めるかで同じ事実でも少し立場が変わればそれに対して全く違う感じ方をするんだと思った。まっすぐなのに周囲から理解を得られない愛、歪んだ愛、本人は気づかない莫大な愛、外は繋がっていても中身がない愛。色々な愛があるのだと感じた。

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    2022年09月12日
  • あなたの本 新装版

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    警察以外を題材にしても、吸い込まれるように読めますね。
    あなたの本には最後だけ判断を誤った自分のストーリーが書かれています。

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    2022年09月12日
  • 疾風ガール

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    あまりにも強烈に青臭くて、輝いて。
    程よいボリューム、飽きの来ない構成。高いレベルできれいに纏まっている。

    女性の青春を書かせればこの作者はトップクラスかもしれない。

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    2022年09月07日
  • 歌舞伎町ゲノム

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    ネタバレ

    <ジウ>サーガ9冊目。
    今回は各メンバーにスポットを当てたオムニバス形式。

    「兼任御法度」
    初めて?ジロウ目線。
    今まではっきりとは書いてなかったけど、ジロウ=津原英太であることが明かされる。
    それでもしかし、津原とジロウの間には結構なキャラ変がある気がするが……。

    街で、レイプされて自殺した婚約者の恨みを晴らしたいという男に出会ったジロウは?
    そして、上岡亡き後、空席だった”目”に新たなメンバー加入(ほぼ無理やり?)
    なんと、掃除やのシンちゃん!
    これはびっくり。

    「凱旋御法度」
    今度は市村の番。
    この人の視点も今まで語られることはなかった。
    知り合いの会社で雇われている気のいいエジプ

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    2022年08月29日
  • ノワール 硝子の太陽

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    いろんなシリーズの登場人物が時折顔を覗かせるものの、基本は歌舞伎町セブンシリーズとジウシリーズのコラボ作品か。このような趣向は堂場瞬一氏の作品にもありますが、それぞれのシリーズがしっかりしていて人気もあるからこそできる技ですね。
    沖縄問題について、あまり報道されない裏側を少しだけ理解できた気がします。

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    2022年08月22日
  • 偽りの捜査線 警察小説アンソロジー

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    読みやすい長さだけど読み応えがある。初めて読んだ作家もいたが好きな作風だったので、長編も読んでみたい。特定の作家に偏りがちなのでオムニバスは新境地を見つけるのに役立つ。

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    2022年08月03日
  • 増山超能力師事務所

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    題名からしておもしろいが滲み出てる
    読む前は 超能力使えたらいいなぁって思ってたけど
    以外と色々大変なのね…

    続編も読みます

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    2022年07月29日
  • 月光

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    様々な愛のかたちを描いた作品だなと思った。
    その愛が素晴らしい清らかなもの、というわけではない。
    真っ直ぐ注がれる愛は確かにあったが、強い愛や歪んだ愛もまたあった。
    物語が語られていくたびにその愛のかたちに翻弄された。
    愛があれば人は傷つくのだ。

    今『月光』を聞きながらこれを書いている。
    結末にぴったりだと思った。
    月光が映画なら、間違いなくこれはエンディングになる。
    あらゆる理不尽、そうでなければなかったこと、傷、そういうものを憂う音楽だと思う。

    読後は悲しみというか切なさというか、憂いのある気持ちになった。
    良い作品でした。

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    2022年07月15日