あらすじ
超能力で事件を解決!? あの面々が戻って来た。
映像化もされて話題となった人気シリーズ第2弾!
超能力ビジネスが認定された日本で、一級超能力師の増山圭太郎は事務所を開設。
見た目も能力も凸凹な事務所の面々だが、依頼内容も浮気調査や人探しばかり。
そんな中、超能力関連の先進技術開発者が行方不明となり、妻から調査を依頼される。
やがて所員や増山の家族にまで危険が及び始めて――。
解説 小橋めぐみ(女優)
※この電子書籍は2017年6月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
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いよいよ本題に切り込み始めた感のある2作目。
「一般社会と超能力者の共存」を実現させるために越えなければいけないハードル。正面から取り組もうとする増山と裏で動く高鍋。2人のスタンスが明示された。(高鍋との力量差は歴然。対峙すべき時は必ず来ようが、増山はそれをどう克服するのか)
さらに勢力拡大に超能力を不正利用しようと企む国家レベルの陰謀の存在。(ない方がおかしいよね。個人レベルでは如何ともし難い問題だが…)
そして増山の妻子、特にアリスの能力。(今後、こちらに力点が置かれることになると思う)
緊迫の度合いを増しつつ次作へとつながるはず。ああ待ち遠しい!
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シリーズ第二弾、面白かったー。前作は短編集のような感じだったけど、今回は一編で、前作よりも重かった。最後にモヤモヤが残るので、絶対に続編が読みたい!
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増山超能力事務所の続編
今回は短編集ではなく、全体がまとまった一つの話になっている
この本が示唆する一番怖いこと
それは、人間は自分の自由意思で動いて生きていると錯覚しているが、もしかしたら他者のコントロールの基に動いているのではないか?
ということ
もしそうだったとしたら、とっても怖いと思いませんか?
次回作も読んでみたいですね。
Posted by ブクログ
誉田哲也の増山超能力師大戦争を読みました。
増山超能力師事務所の続編でした。
超能力が存在することがわかった社会で、超能力師たちが事務所を開設しています。
超能力の仕組みも研究され、超能力を消去する装置が開発されます。
ところが、その装置を開発している会社の研究者が失踪してしまい、家族から増山超能力師事務所にその捜索の依頼があります。
物語の終わりが次の巻に続くという雰囲気なので、続編を期待してしまいます。
Posted by ブクログ
シリーズ第二弾ですね。
アシモフのロボット三原則みたいに超能力のもいろいろあるという設定なんですね。
前作よりシリアスで面白かった。
第三弾もあるのかな。
Posted by ブクログ
超能力ビジネスが認定された日本で、一級超能力師の増山圭太郎は事務所を開設。
見た目も能力も凸凹な事務所の面々だが、依頼内容も浮気調査や人探しばかり。
そんな中、超能力関連の先進技術開発者が行方不明となり、妻から調査を依頼される。
やがて所員や増山の家族にまで危険が及び始めて――。
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ダークマターはよかったな、これでけっこうくいつきが良くなると思う。全部を解決せず残しておくのは作者らしいと感じた。続きは可能なんだろうか。この種のテーマはエスカレートする一方だから難しいところだ。
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誉田哲也のエンタメ作第二弾
超能力師が市民権を得ている設定の現代で、超能力師の調査事務所を舞台に、政治がらみの誘拐事件に巻き込まれて活躍する様を描いています。
前作からちょっと間があったのですが、しっかり楽しませていただきました(^_^;)
ちなみに前作はドラマ化され、ココリコ田中が増山を演じてましたが・・・私的には玉木宏の方が合うと思ってます!
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誉田哲也『増山超能力師大戦争』文春文庫。
シリーズ第2弾。前作から4年前。月日の過ぎるのは何とも早い。今回は程よくユーモアの効いた長編である。それにしても、誉田哲也は色んなジャンルの作品を書くものだと感心する。
超能力ビジネスが認定された日本で、ほどほどの超能力しか持っていない増山超能力師事務所の6人のメンバー。彼らに持ち込まれた新たな依頼は、行方不明となった超能力関連の先進技術開発者の調査だった。調査を進める中、所員や増山所長の家族にまで危険が及び始める。
本体価格740円
★★★★
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増山超能力師事務所シリーズ2作目。前作を楽しく読んだ記憶があったので買ってみたが、設定や登場人物をけっこう忘れていた。
途中からは面白く読めた。
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大好きな誉田作品だが、このシリーズはイマイチ。
前作も読みにくかったし、どうも、設定が受け入れられない気がする。
話のテンポや会話の流れはさすがに読みやすい。
Posted by ブクログ
超能力を使って世の中に貢献しようと考える人もいれば、超能力を使って悪巧みを図る人もいる。一冊まるごとを使ってその攻防を描いており、前作のオムニバス的なショートストーリーの集まりとは違った重厚感がある。
最後に現れるラスボスとの結末でちょっぴり後味の好みが分かれるかも。
Posted by ブクログ
前回のゆるさは良くも悪くも減った。
ただし、警察組織や、裏組織の実態とのかけ離れたところが気になる。警察はハコヅメの雰囲気と違うし、裏組織はもっと残虐だと思う。
超能力者は、悪用しない。はなくなったが、それでもまだかなり性善説。
中国人への服のダサさをはじめとしたちょっとした偏見は著書のものなのか、キャラクターのものなのか、判断がつかない。
Posted by ブクログ
シリーズ第2弾。
事務所メンバーの個人にスポットを当てた前作と違い、かなりシリアスな展開。思ってたのと違う…。
終盤の怒涛の展開と、高鍋の底の恐ろしさに圧倒された。
まだまだ続きそうだが、この先を読みたいような読みたくないような…。でも、きっと読む。(怖いもの見たさ?)
Posted by ブクログ
失敗。。これ第二弾だった。最初のやつを見ないとしっくりこないところが散見。それも重なってか最初の半分はしっくりこなかったものの後半はなかなか面白かった。結構なハードボイルドに仕上がってまして。現実社会でも超能力者って絶対いると思うな。
Posted by ブクログ
中々のミステリー。事件が二重構造になっているおもしろさ。まさかの裏ボスの存在に驚き。その裏ボスが、前作で描いた謎の仕掛け人でもあったとは、更に驚く。物語は収束せず、益々大きなうねりとなっていく。続刊が待たれる。
Posted by ブクログ
記憶。
財産で、人格で
生き方や生きた証そのもの
大切にしたい一方で
破棄してしまいたいものも。
長く付き合っていくと
うまい具合に熟成はしていくが。
Posted by ブクログ
前作を、テレビドラマの影響で読んで、テレビドラマのイメージのまま、本作を読む。
や、めちゃ誉田哲也のダークさが出てて、全然ポップじゃない!(軽ーい本を読みたかったのだ)
終わり方も不穏。
やー、なんとも、誉田哲也っぽさが、出ちゃってます。
Posted by ブクログ
全体的にやや盛り上がりに欠ける内容に、消化不良ぎみ…。
でも、この先の展開がめっちゃ気になる大きな伏線?が語られ、次回作以降が楽しみになる一冊。
あと、ドラマの増山のキャストが、やっぱり合って無かったことが浮き彫りに。読み進めていく中で、配役のイメージが邪魔して集中できなかったのが、ほんま残念。