誉田哲也のレビュー一覧

  • 首木の民

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    大学の客員教授、久和が窃盗と公務執行妨害の容疑で逮捕された。
    運転する車の中から、血の付いた他人の財布が発見されたのだ。久和は内閣府が設置する経済財政諮問会議に参加したこともある経済政策通だが、警視庁志村署の佐久間に対し「公務員を信用していない」と言い、取調べは進まなかった。
    一方、財布の持ち主を捜していた志村署の中田は、フリーライターの菊池に行き着く。菊池は交通事故を探っていたが、その事故には財務省のある人物が絡んでいた。



    久しぶりの誉田哲也さんの作品!
    久和の取り調べでの話は 私には所々難しかったけど 読んでいくうちにだんだん面白くなってきて もっと知りたい!という気持ちになった。

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    2025年01月19日
  • 新装版 ハング 〈ジウ〉サーガ5

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    衝撃的過ぎた…

    宝飾店オーナー殺人事件の継続捜査
    特異な事件ではなかったが、何か引っ掛かる
    この違和感はなんだろう…

    いつの間にか容疑者が絞られ、逮捕されるが、この直後、班員全員に異動の辞令が下される

    公判では警察の自白強要があったと全面否認

    やはり、何かがおかしい…

    真実すら歪ませる巨大な闇が迫ってくる

    歌舞伎町セブンのジロウの過去…

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    2025年01月15日
  • プラージュ

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    過去に傷がある人達のシェアハウス
    ある殺人事件の真犯人が判明した時の驚き!
    世間との溝って、なかなか一人では埋めることできないだろうし、周りの目や偏見が社会復帰のハードルを高くしてしまって、その境遇に考えさせられました。這い上がりたくても這い上がれなくて、腐ってしまうとこ、、、更生保護って難しい
    読みやすく面白いし、映像化になっているのも分かる

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    2025年01月14日
  • 増山超能力師大戦争

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    途中で読みだれしちゃったけど、やっぱり好き。キャラがどんどん頭の中でクリアになってきて楽しい。アリスちゃんのこの先が早く読みたい。

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    2025年01月13日
  • フェイクフィクション

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    ネタバレ

    救われて欲しい人が救われなかった
    ちょっと腑に落ちないところもあったけど、ハッピーエンドだったので良かったのかもしれない

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    2025年01月13日
  • アクトレス

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    ドラマの原作だと言うので、積読の山を差し置いて率先して読んでみましたが、分かり難くて。前作を読んでいないせいもあるのかも知れませんが、どこから事件の本題に入ったのかも判然とせず、戸惑うばかりでした。

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    2025年01月13日
  • シンメトリー

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    姫川玲子シリーズ3作目にして、初めての短編集。
    姫川玲子の過去の物語があったりと、それぞれが独立したストーリーとなっています。
    サクサク読めました。

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    2025年01月12日
  • フェイクフィクション

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    疾走感ある作品で結構一気読みしてしまいました。
    ただやはり誉田さん。グロい描写は相変わらず…。
    ストーリー的には結構ハラハラ感もあり楽しませてもらいましたが結末はどうなんだろう…。幸せになる人、死んだ人…そりゃフィクションですから色々なストーリーはあるだろうけど、終盤までの「どうなっていくんだ?」的な高揚感が尻すぼみになっていったような。
    終盤近くまでは☆5でしたけどトータルだとこんな感じ(どの目線?)

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    2025年01月10日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    ネタバレ

    【収録作品】
    「刑事(デカ)の食レポ」誉田 哲也
    「あなたは知る由もありませんが」辻堂 ゆめ
    「Black Beady Eyes 黒きつぶらな君の瞳」矢樹純
    「沼の底、さらに底」川瀬七緒
    「神通力」秋吉理香子
    「いじめの子を殺しに」平山夢明

    「刑事の食レポ」は、姫川玲子シリーズ。といっても、魚住久江が過去に関わった事件の話。
    「あなたは知る由も……」は、だから何? と思ってしまった。
    「黒きつぶらな君の瞳」は、この中では最もミステリらしい話だと思った。
    「沼の底……」は、どっちもどっち。不愉快でしかない。
    「神通力」は、イヤミスではなく温かい結末。
    「いじめの子を……」は、テーマはともかく

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    2025年01月09日
  • あなたの本 新装版

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    ネタバレ

    かなり前に、ジウシリーズが好きで読んでたから、全然違った感じのこの本はある意味新鮮だった。

    最後にはっとさせる感じの、「あなたの本」や「見守ることしかできなくて」が好き。

    「交番勤務の宇宙人」の腕でバツ印を出したら強烈なビームがでてしまうから取り締まりが出来ない…って話はほのぼの過ぎて正月ぼけの今にちょうど良かった。

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    2025年01月09日
  • 武士道ジェネレーション

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    【要約】道場閉鎖の危機に直面し、それにより登場人物の絆がさらに深まっていく。

    【感想】小説序盤の結婚式、忘れかけていた登場人物の関係性や性格を、整理することができた。久しぶりの私には良い構成に思えた。
    早苗が歴史問題を挙げた時、著者の主張のようなものが垣間見え、やや物語に異質な存在に感じたが、登場人物も成長ししっかりと考えを持っているという人間らしさも感じた。
    早苗と香織の掛け合いは、まるで熟年夫婦のようになっており、読んでいて安心する。
    香織がかなり丸くなっており、少し寂しさを感じたが、これも人間らしさをうまく捉えたものなのだろう。

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    2025年01月08日
  • Qrosの女

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     ネット世界に噴出する数多の書き込み。誰かにとって有益な情報は、他の誰かにとっては有害な情報かもしれない。
     本作は、そうした情報の波の中で生きる人々を雑誌記者、個人情報をさらされた女性、情報屋など複数の視点から描いている。誰がどのような思いで情報に触れているのか、それは果たして真実なのか、そうした様々な観点から複合的に描いている。
     現代の生きにくさの根源なのかもしれないと感じた。

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    2025年01月05日
  • 暗黒戦鬼グランダイヴァー

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    ネタバレ

    麻薬と暴力で荒廃した近未来の東京。

    「ダイバースーツ」と呼ばれる装甲防護服に身を包み、反社会的勢力「異人」の生け捕りを任務としていた警視庁機動制圧隊の深町辰矛は職務中、異人グループから襲撃を受けて瀕死の重傷を負い、同僚と恋人を目の前で殺されてしまう。

    そんな地獄から辰矛を救ったのは、異人をも凌ぐ暴力で敵を薙ぎ倒す「漆黒のダイバー」。

    で、辰矛は絶望の淵から生還し、復讐のために立ち上がり、自らも「漆黒のダイバー」になる訳なんだけども、バンバン殺し過ぎじゃね?

    まぁ、小説の中だけくらい、思う存分やっちゃってもいんじゃね?って感じかもだけど、やっぱりなんだかな…。

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    2024年12月29日
  • インデックス

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    子供が犠牲になる話は、読んでいて辛い。実際こんな事もあるのでしょうね。
    子供の気持ちが悲しくなりました。

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    2024年12月22日
  • Jミステリー2024~FALL~

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    「刑事の食レポ・誉田哲也」
    「あなたは知る由もありませんが・辻堂ゆめ」
    「Black Beady Eyes黒きつぶらな君の瞳・矢樹純」
    「沼の底、さらに底・川瀬七緒」
    「神通力・秋吉理香子」
    「いじめっ子を殺しに・平山夢明」
    全編書き下ろしが嬉しいJミステリーシリーズ第6弾。

    お目当てにしていた、辻堂さん、矢樹さん、川瀬さん、秋吉さん、どれも面白かった。

    短編ならではの切れ味が秀逸だったのは矢樹さんと川瀬さん。
    この二作は完全にやられた感。

    心拍数を上げながら読み進め最後に待ち受けるどんでん返しに驚愕。

    これぞ短編の醍醐味。

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    2024年12月21日
  • 感染遊戯

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    恨みが繋がっていく…
    あっと驚く展開はそんなになく、黙々と完読。

    シリーズとは知らずに読みましたが、これだけでも楽しめました。
    シリーズ元になっている姫川さんはほとんど登場しなかったものの、どんな人か気になる現れ方でした…!

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    2024年12月17日
  • 暗黒戦鬼グランダイヴァー

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    武士道ジェネレーションの時のような、
    誉田哲也さんが描きたいことがはっきりわかるお話でしたねー。

    誉田哲也さんのお話を、何冊か読んでる人ならお馴染みの展開の仕方や、妖シリーズが連想される感じでした。

    次回作も期待してます。

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    2024年12月14日
  • 幸せの条件 新装版

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    人から必要とされることばかり考えるのではなく、自分が必要かどうかを考える。
    とても、大切なことだと思う。
    何かを決める時の指針にしたいと思った。

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    2024年12月11日
  • ソウルケイジ

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    子供を想う訳ありお父さんの切ない話し。ソールケージというタイトルはスティングのアルバム名からと思いますが、ネットで言われている刑事魂とかけているというのはどうかなぁ。
    今泉さん、日下さんなど脇を固める人たちがいいです。

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    2024年12月11日
  • シンメトリー

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     表題作も良いが『右では殴らない』が一番のお気に入り。賢いお小遣い稼ぎ感覚で売春し、自分がばら撒いたクスリで死人を出しても何の責任も感じない少女に喝を入れる姫川が好き。グロさがないので本書から読み始めるのもアリだと思う。『過ぎた正義』は中途半端な終わり方だが、倉田はまた出てくるんだったか。『左だけ見た場合』は青春時代をガラケーと共に過ごした年代にはすぐピンと来るかも。悪くはないが別に姫川が主人公でなくてもいい事件ばかりなので、やはり姫川シリーズは長編の読み応えがある。

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    2024年12月09日