誉田哲也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
誉田哲也は姫川玲子シリーズしか読んだこと無かったけど、これはだいぶぶっ飛んでたな……。
非現実的、仮想現実の話はあまり読まないから新鮮で面白かった。
まず2003年のインターネット黎明期に書かれた本っていうのがすごい。当時読んでたら携帯を触るのすら怖くなってると思うしそれくらいの臨場感があった。
主人公の可奈子が段々逞しくなっていくのもグッとくる。誉田哲也の強い女シリーズの原点とも言える作品なのかな?
自分が誰かに人格を乗っ取られたら、いち早く気づくのは誰なのか。友達は気づいてくれるのかな。そもそも自分って言語化するとしたらどういう人間なんだろう……と自省したくなる! -
Posted by ブクログ
ネタバレさすがの誉田哲也のリーダビリティ、最初から最後までワクワクドキドキでページを捲らせられ、終始楽しく読み進められた。
登場人物たちのキャラ造詣も好感度あり。
終盤、盲目の少女が暴漢を制圧する様も、イイ感じ。
ただ・・・終始楽しく読み進められたのにも関わらず、心に残る作品ではなかった。何故だろう?
エピロード的なエピソードが冗長だったから?
敵の動機に白けたから?
誉田作品には珍しい読後感。
★3つ、6ポイント半
2022.11.09.新
※「数年前に東京で起きた事件がね・・・」というくだり、姫川シリーズドラマ化以前からの誉田哲也ファンとしては、かなりのニヤニヤポイントだった♫
嬉し -
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Posted by ブクログ
母から借りた本
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目立たない女子高生が小説を隠れてこっそり書いていることを偶然知り、彼女に興味を惹かれる同級生
武闘家の父を持つ、7年前に事故で失明した妹とそんな彼女を支える姉
音大入試に失敗し、実家の喫茶店を手伝う姉と姉に反発する妹
年上の魅惑的な女性に想いを寄せる深窓の令嬢
4つの話がランダムに描かれている
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この4つの話がどこでどう繋がるのかなぁ
もしかして、失明している妹と姉が森の中を暴漢から逃げている話は女子高生が書いてる小説なのかな?と思ったり
ラストではかなり力技で一つにまとめた感が…
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んなアホな〜と言いたくなる展開だったけど、かの有名なストロベリーナイト事件の話題が出た -
Posted by ブクログ
誉田哲也『あなたの本 新装版』中公文庫。
新装版ということで、様々なジャンルの7編に加えて、新たに5編の掌篇を収録。
サスペンス、ミステリー、SF、ホラー、青春小説などが渾然一体になったような感じの短編集。旧版に収録された7編では『帰省』と表題作の『あなたの本』、『最後の街』がまあまあ面白く、あとは平凡な作品だった。新たに追加の5編は悪いが、壊滅だった。
ジウや姫川シリーズの面白さを知っているだけに辛口評価になってしまうのかも知れない。
『帰省』。イヤミスのような後味の悪い短編。祖母の暮らす家に帰省中の姉妹が明らかにする過去と現在抱えている問題。やがて……旧版を読んだ時にはこのレベルで