誉田哲也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
2014.7.21
【経緯】
武士道シックスティーンのシリーズがとても良かったので
【書き出し】
文化祭二日目の、午後二時。
俺たち五人は、ステージ横の小さな楽屋に閉じこもっていた。
【感想】
バンド経験があれば、堪んない小説なんだろうな。
音楽が無くても生きていけちゃうわたしにとっては温度差があったよ。
でも生業としていくときに、好きなものに対する才能と生きていく処世の才能のバランスっていうのは何をするにも必要で、それでもがくワタルとレイジには共感した。
【引用】
誰にも聴かれたくない音楽なんてのはな、この世にゃ存在しないんだよ。音楽ってのはな、必ず、どこかの誰かに聴かれるために生ま -
Posted by ブクログ
・常習犯(今野敏)
捜査三課は窃盗などの捜査をする課、そこのベテラン刑事萩尾がいい味出してました。犯人と刑事の関係性が良い。
・三十九番(誉田哲也)
留置係の小西の周りに漂う不穏な空気。
終わり方がすごくてビックリ!
・シザーズ(福田和代)
福田さんは初めて読みました。読みやすかったです。
通訳捜査官の城と保安課の上月のコンビがいいです。
通訳捜査官という仕事が興味深かった。
・見ざる、書かざる、言わざる ハーシュソサエティ(貫井徳郎)
とにかく事件が残忍すぎて、ちょっときつかったです・・・死刑制度について考えさせられる内容で、内容はよかったし、引き込まれました。 -
Posted by ブクログ
競作?
アンソロジー?
……この手の本の良さは、まだ読んだことのない作家を試し読みが出来るという点。
過去、同じような競作本をきっかけに「では、長編も読んでみよっか」と、京極夏彦や柴田よしきを読むようになった・・・。
さて、本書。好きな作家2名と未読作家1名を含む全4編。
【今野便】
さすがの安定感。
安心して読めた。キャラの立った二人の刑事の長編も存在する模様。読むべし。
【誉田哲也】
彼の作品の中では、自分の好み的にはちょっと残念。
まあでも、誉田さん“らしさ”が健在な点は、安心。
【福田和代】
初読み。
面白かった。ぜひぜひ長編も読んでみよう……本書購入の、一番の収穫。
短編のみ