誉田哲也のレビュー一覧

  • ドンナ ビアンカ

    Posted by ブクログ

    シリーズ第2段。

    “白い誉田”に分類されるはずだと思ってたら、なんのなんの、目を背けたくなる場面もしっかりあった(苦笑)。
    ……でもまあ、それでも誰も死んでないし、一応“白”の側ではあるのか・・・


    誉田作品には珍しく、地味~なヒロイン。

    基本的には先輩刑事にくっついて回るだけ。

    捜査会議で特に主張を掲げるわけでもなく大きな閃きを見せるわけでもないのだけれど……、最後にはしっかりいい仕事魅せてくれた♪

    “仕掛け”を成立させうるための必然ではあるのだろうけれど……登場時の描写から一転して、正体を表した『副島』の薄っぺらさと小心者ぶりに、やや興醒め。

    峰岸くんの“できるヤツ感”が随所に

    0
    2020年12月03日
  • 黒い羽

    Posted by ブクログ

    サスペンスホラーというくくりらしいが、本で読んでもあまり緊張感が感じられない。
    ちょっと残念な作。

    0
    2016年07月18日
  • 警官の貌

    Posted by ブクログ

    オフ会、献本で頂きました!警察小説のアンソロジー。

    福田さんは初読みでした。
    今野さん、いいコンビ(誰と?)
    誉田さん、コワ面白い。
    福田さん、もう少しスピード感があってもよかったかな。
    通訳捜査官という立場はとても興味深かった。

    貫井さんは強烈でした、
    ただただ、強烈。


    楽しみました、いい出会いに感謝。

    0
    2016年03月18日
  • ガール・ミーツ・ガール

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    柏木夏美は、
    宮原祐司との出会いによって、
    ついに、
    メジャーデビューを決めたミュージシャン!
    ですが、
    夏美のこだわりのせいで上手くいかない。。。
    わがままなのか、
    こだわりなのか難しいところよね。
    でも、
    きっとわがまま。

    打ち込みではなく、
    バンドの生演奏で収録したとかさぁ。。。
    で、
    ドラムは社長が有名でできる「池上ゴンタ」さんを連れてきて、
    ベースは夏美のを録っておいて、
    ギターを夏美が弾いて歌うというスタイルで落ち着かせた。
    なんで、
    すぐに収録かって、
    CMデビューが決まったの!
    旭ビバレッジのアミノスウェットですか笑
    もちろん、
    今ではそのCMはバリバリ流れてます!

    一方で

    0
    2016年03月01日
  • 主よ、永遠の休息を

    Posted by ブクログ

    新聞記者の男とコンビニ店員の女の子が語り手なので文章は病みやすい。でも読後感が悪いです。悪いのはただただ犯人なのに、なぜこんな救われない結末になってしまったのか。再読したいとは思わない。

    0
    2016年02月29日
  • 主よ、永遠の休息を

    Posted by ブクログ

    まあまあ面白かった。
    ちょっと湊かなえ系?

    途中から展開は何となく予想できてしまった。

    サスペンスとしては、そこまでのドキドキハラハラ感はなく、社会派としては物足りなく、どっちつかずな感じが残念かな。

    もう一回じっくり読んでみるのもありかもしれないが、電車で時間つぶしに読む感じの本。

    0
    2016年01月11日
  • 主よ、永遠の休息を

    Posted by ブクログ

    偶然にも14年前の女児誘拐殺人の実録映像がネットに流出しているという情報を掴んだ新聞記者の鶴田。
    事件の関係者父娘とも繋がりができ、真相に迫る。
    記者と被害者の立場。残虐な事件のその後。
    様々な感情が絡み合う。

    2015.12.19

    0
    2015年12月20日
  • ガール・ミーツ・ガール

    Posted by ブクログ

    すごい、パワーを感じる本です。音楽のことなんてよくわからないけどガンガン来ます。登場人物も夏美をはじめ皆素敵。

    0
    2015年11月28日
  • レイジ

    Posted by ブクログ

    作中の、曲のアイデアから観客の耳に届く演奏になる
    までの作業経緯について詳細に描写されており、
    取材で書いたにしてはずいぶんと
    血肉になっている文章だなと感じていたら、
    作者は作家デビューまえに
    バンド活動をしていた、という事実があるらしい。
    なるほど、である。
    でも、知らないだろう、教えてやろう、なんていう
    知識披露の臭い感じはほとんどない。
    それよりも、音楽で自分の存在を肯定させようと
    奮闘する、やり方は違う二人の少年の成長を
    描いていて、そこがやはり誉田さんはうまい。
    センチメンタルな過去の記憶に浸りきらずに、
    うまく橋を架けて空に昇華させるような結末。
    下手打ってダメになるかもしれない

    0
    2015年11月22日
  • サイドストーリーズ

    Posted by ブクログ

    一服ひろばについての、アンソロジー。

    ひとつが30ページ程度なので、読みやすかったです。
    しかし読んだ事がある本が、3冊だけ。
    とはいえ、どれも今現在がどういう状態なのか
    分からないという話はなかったです。

    最後から2番目。
    女って恐ろしい…と思うには十分な話でした。
    確かにこれは恐喝になります。
    こうなった場合、即座にその場を離れるのが鉄則。
    けれどそれを本当に実行できるかと言われると
    多分無理な気もします。

    0
    2015年11月03日
  • アクセス

    Posted by ブクログ

    SFホラー。少し怖いところもあった。ストーリーにグイグイ引き込まれ、続きが気になり。一気に読み終えた。やっぱり誉田哲也さんは好き。

    0
    2015年10月31日
  • 黒い羽

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    中盤まではけっこういい感じで読み進んでた。
    ラストはもっと込み入った事情とかあるとおもってたんで、ちょっと。ゴキブリ人間はなあ。ないかなあ。友香ちゃんが子供産んで、またみんなでペンション経営するっても突然的やし。。。終盤がちょっとやっつけかんあったと思う。お父さんのこと忘れてるとかやめようよ。。。

    0
    2015年10月25日
  • 吉原暗黒譚

    Posted by ブクログ

    一応、吉原が舞台の時代小説だけど、軽め。
    ミステリに花魁がでてくるよーくらいの。

    犯人とか、あらかたの流れははやめにわかっちゃう。わかるけど、最後まで読みきらせる面白さだったなー。すとんとすべてきれいにおさまったのでスッキリ。


    おようちゃん幸せになってほしい。

    0
    2015年10月24日
  • 警官の貌

    Posted by ブクログ

    今野作品は安心して楽しめるのだが・・・・・。

    後の方々のは、なんかちょっと、後味なんかがイマイチ・・・。
    読み慣れてないせいかな。

    0
    2015年10月22日
  • 吉原暗黒譚

    Posted by ブクログ

    姫川玲子シリーズの作者で、花魁ものも好きなので読んでみたが、どうにも主人公に共感できず、なかなか読み進まなかった。
    意味のない性描写も若干しつこく感じた。
    事件の真相とラストは良かったが、全体の構成は姫川玲子シリーズの長編と基本同じで、この人このパターンしかないのだろうか。

    0
    2015年09月09日
  • 警官の貌

    Posted by ブクログ

    今まで読んだ短編集ともかぶっていたから、最後の2つの話は読んだことがあった。
    貫井さんの話、実際あんな状態にされたら、今後どうすればいいんだろうとか考えてしまう…。

    0
    2015年09月08日
  • サイドストーリーズ

    Posted by ブクログ

    サイドストーリーっていうテーマが面白かった。わたしは本篇を読んだことがあるのが偏食気味なので中田永一さんの百瀬こっちを向いてと、中山千里さんのさよならドピュッシーだけだったのでその二本を読みましたが、ファンにはたまらなく豪華であろうサイドストーリーがたくさんでした。
    大好きなあの小説たちの違う話、もっと読みたいなって思った。

    0
    2015年09月07日
  • 黒い羽

    Posted by ブクログ

    背中に出来た「黒い羽」状の皮膚病を、遺伝子治療で治すべく訪れた研究所で何が起きたのか?!

    誉田さんの初期作品だそうで、サスペンスホラー。まぁこんなもんか・・・の感。

    0
    2015年08月27日
  • 吉原暗黒譚

    Posted by ブクログ

    誉田さんの時代小説。予想できたところもありつつ、そう来たか!な結末。情景を頭に思い浮かべながら読みました。

    0
    2015年08月24日
  • サイドストーリーズ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【収録作品】「鯨と煙の冒険」中田永一…『百瀬、こっちを向いて。』番外編/「一服ひろばの謎」貴志祐介…「防犯探偵・榎本径」シリーズ番外編/「皇帝の宿」宮木あや子…『校閲ガール』番外編/「街で立ち止まる時」東直己…「ススキノ探偵」シリーズ番外編/「同窓会」垣根涼介…「君たちに明日はない」シリーズ番外編/「心の距離なんて実際の距離にくらべれば、」狗飼恭子…『遠くでずっとそばにいる』番外編/「平和と希望と」中山七里…『さよならドビュッシー』番外編/「ゴロさんのテラス」笹本稜平…『春を背負って』番外編/「雁首仲間」冲方丁…『天地明察』番外編/「落としの玲子」誉田哲也…「姫川玲子」シリーズ番外編/「オレン

    0
    2015年08月21日