シリーズ第2段。
“白い誉田”に分類されるはずだと思ってたら、なんのなんの、目を背けたくなる場面もしっかりあった(苦笑)。
……でもまあ、それでも誰も死んでないし、一応“白”の側ではあるのか・・・
誉田作品には珍しく、地味~なヒロイン。
基本的には先輩刑事にくっついて回るだけ。
捜査会議で特に主張を掲げるわけでもなく大きな閃きを見せるわけでもないのだけれど……、最後にはしっかりいい仕事魅せてくれた♪
“仕掛け”を成立させうるための必然ではあるのだろうけれど……登場時の描写から一転して、正体を表した『副島』の薄っぺらさと小心者ぶりに、やや興醒め。
峰岸くんの“できるヤツ感”が随所にちりばめられ、金本とのやり取りなども描かれたのは……次作からの展開へ絡めるつもりなのだろう。
次作は……長編ならば絶対読むけど、短編なら…どうしよっかな…
結末が気になり夢中になって読んだのは間違いないが……
誉田作品史上、最低評価タイの、
★3つ、7ポイント。
2016.09.09.新。
※いや、面白かったけどっ!
「誉田哲也に外れ無し」という思いに陰りはないけれど!
他の作品と比べると相対的に……
※もはや誉田スタイルとでも名付けたい【2パート段違い平行進行】で描かれた(?)、中年男の純情話のパートは……裏ヒロイン(?)の“カタコト日本語”が、なんとも可愛らしくて仕方がなかった(笑)。
※肩書きは、係長?いや、管理官だったか……劇中に誰かの台詞で名を呼ばれただけだが、「イマイズミ」の名が出てきて、ニンマリ。これってきっと、あの人でしょ?
(2016年9月時点の)最新作は、“苺”と“セブン”のコラボ作だとのことだが……
魚住さんのお話も、いつか“苺”のシリーズと交錯させる構想があるのかしら?
※文庫巻末の解説文が、チープ。
ただ題材が誘拐モノだというだけの理由で、「『ジウ』と読み比べるのをお薦めする 」って・・・ね・・・。