誉田哲也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレミステリーと見せかけてオカルトかよ!となったけど、まあまあミステリー要素は残っていた。読みやすい文章でサクサク読ませるのはさすが。
以下ネタバレ感想です。
被害者であり加害者の元凶の男が、実は女性が性的対象ではなかったという、その伏線は見事。
その男が女性を性的暴行して正当防衛で殺された、というのを聞いたとき、恋人関係であったであろう養父(彼はどちらでも行けるクチ?)の「あの子がそんなことするはずない」、男本人の「本当はこんなことしたくない」、素行の悪い男に主人公?が監禁されるのに性的暴行がない、美女の同級生に告白されるのにあっさり断る…等。
なんとなくあった違和感のある描写が、あとから「なるほど」と解決しました。 -
Posted by ブクログ
鯨と煙の冒険(『百瀬、こっちを向いて』番外編/中田栄一)
一服広場の謎(『防犯探偵・榎本径』シリーズ番外編/貴志祐介)
皇帝の宿(『校閲ガール』番外編/宮木あや子)
街で立ち止まる時(『ススキノ探偵』シリーズ番外編/東直己)
同窓会(『君たちに明日はない』シリーズ番外編/垣根涼介)
心の距離なんて実際の距離にくらべれば、(『遠くでずっとそばにいる』番外編/狗飼恭子)
平和と希望と(『さよならドビュッシー』番外編/中山七里)
ゴロさんのテラス(『春を背負って』番外編/笹本稜平)
雁首仲間(『天地明察』番外編/冲方丁)
落としの玲子(『姫川玲子』シリーズ番外編/誉田哲也)
オレンジの水面(『北天の馬たち』番外編/貫井徳郎)
多田便利軒、探偵業に挑戦する(『まほろ駅前』シリーズ番外編/三浦しをん)
小説を読んだことがなくても映像作品を見たことがあったり、全く知らないシリーズは少なかった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ冒頭のシーン我が子を食らうサトゥルヌス見たいだなと思っていたらやっぱりそうだった。
姫川玲子シリーズをいくつか読んでいて作者が同じ誉田さんだけど割と違う雰囲気だった。
瑞希とエステラの調査+番組、それを見ている視聴者、中国から密入国した兄妹と繋がってなさそうだけどやっぱり繋がっていた。
密入国の描写が生々しい。
コンテナ以前の船の外装とかは想像しにくかったけど閉塞感や汚れは意識しやすかった。
月という人物があまりにもフィクションでやや残念。
逆に小学生四年でそのいじめは早いような気がしたけどあの特有の無視するいじめのリアリティがありすぎて苦しくなった。
度重なるエステラの瑞希への忠告や心配する態度は何かあると思ったし、瑞希が幽霊が寒いと言っていたところに同調して手が寒くなっていた流れを読んで瑞希も同じ力があるんではないかと勘繰っていたので微妙だった。
『春を嫌いになった理由』が最後一緒に仕事をした仲間から超能力者としていじられてなのが薄い。
個人的に小学四年生の夏の方が印象的なので現在の季節も夏にして『夏を好きになった理由』で瑞希が自分の気づかなかった力に気づいたからとかの方が温かい気持ちになるかなと思った。
⚪登場人物
・秋川瑞希
26歳。就職浪人四年目。母は織江の姉の静江。
・名倉織江
38歳。瑞希の叔母。テレビ太陽のプロデューサー。
・マリア・エステーラ
超能力者。
・小野寺
及第点。ディレクター。
・堀内
及第点。運転手兼照明。
・野崎
肥満。カメラ担当。
・品川
ムサイ。ヴィジュアル・エンジニア。
・中森
小柄だがタフそうな女の子。アシスタント・ディレクター。
・古正剛(ゴウツンガン)
先々代村長の孫で、瓦が頭に当たって死んだ男の息子。
・林守敬(リンソウチン)
21歳。19歳の妹玉娟(ウージェン)と18歳の弟楽平(ロウピン)がいる。さらに下に玉嵐(ウーラン)、軍(ズン)がいる。
・顧少秋(グウソウェ)
正剛の手引きで最初に日本に渡った守敬の従兄。
・蘇(スウ)夫妻、蘇大容(ダオロン)、蘇斉金(チージン)
守敬と玉娟が暮らすアパートの夫婦。
・中島賀世子
瑞希が小学四年生だった時のクラスメイト。
・弘美、一恵、優子
・小田
代々木署刑事。
・ノブ、カズ、シロー
怒りっぽいのはシロー。松浪組の恩田。
・フリーアナウンサーの津山大二郎、女優の西田千尋、元警視庁刑事の太田信明、ジャーナリストの湯川春美、小説家の石野勝男、元監察医の平原雅之、情報担当アナウンサーの川田友美
・ハルさん、トモさん
大工。
・久保友則(阿部友則)
28歳。市原稔という弟が行方を探している。児童養護施設で育つ。
・岩本邦彦
友則と同じ児童養護施設で育つ。美紀子という妻がいる。