誉田哲也のレビュー一覧

  • 新装版 ジウII 警視庁特殊急襲部隊

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    連続児童誘拐事件の黒幕を追う2人

    国境事変で没入した東警部補、この時、すでに45歳ってことは、国境事変の時って…

    2人の掛け合いが、何とも微笑ましい感じで、こんなところも誉田ワールドの一つ(^^)

    大きく道が分かれていたと思いきや、その先は…
    少年と老人が、この世で生をうけてからの描写が細かく、日本ではない異世界を思わせ、あの時代に何があったのかをつぶさに感じることができ、ストーリーの奥深さを痛感。

    新世界秩序の扉をあけてしまった…

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    2023年07月18日
  • 新装版 ジウI 警視庁特殊犯捜査係

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    なぜか?今まで手に取ることがなかった作品
    ドラマを先に知ってしまったのか?でも、見た記憶もないので、未だに不可解(^^;

    ここから繋がるストーリー、めちゃめちゃ沢山あるのを今更ながらに実感(笑)

    好対称な2人、お互いに気になるのに、キョリは縮まらない。そんな中、住宅街で人質籠城事件が発生、捜一特捜もかけつけ、犯人と交渉の末、何とか接点を得るが…
    未解決児童誘拐と繋がる謎の少年は…
    2人を飲み込もうとする大きな渦の、その先は…

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    2023年07月18日
  • ヒトリシズカ

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    たまにはこんな警察小説を読むのもいい。
    古本市で手にしたこの本のお蔭で帰りの電車があっという間。
    静加というひとりの女性がくっきり浮かんでくる。
    願わくば探偵の遺体が発見されますように。

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    2023年07月14日
  • 新装版 ジウI 警視庁特殊犯捜査係

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    久しぶりに誉田哲也作品を読む。やっぱり読みやすいんだよなぁ、この方。ここ最近はグロ系が読みたくなくて遠のいていたが。
    ジウは知っていたけど内容は知らなかった。二人のタイプの違う女性警官の話なんだな。ジウ自身の事がもっと知りたい。Ⅱ、Ⅲと読んでしまおうかな。

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    2023年07月04日
  • 増山超能力師事務所

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    ★お前が全部、面倒を背負い込んでるんじゃないか(p.364)
    ▶超能力のあるSF的世界での少しミステリ風の短編集。というよりそういう世界での人間ドラマという感じでしょうか。▶ひとつひとつの話はあっさりしています。▶関係ないけど最近、ラブドールが出てくる話にちょいちょいであいます。流行ってるわけではないでしょうが精巧で美しくなってイヤな感じが減っているのかもしれません。

    【初仕事はゴムの味】六年かけて二級超能力師の資格を取った高原篤志の初仕事は浮気調査。
    【忘れがたきは少女の瞳】家出した中学三年生の娘の捜査を依頼してきた母。人の気持ちを感じられる中井は違和感を覚える。
    【愛すべきは男の見栄】朋

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    2023年06月30日
  • 武士道エイティーン

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    鬼のスピンオフ。
    全部の伏線を回収する気かよ。
    よって、2人の話は少なめ。
    青春から、刑事ものの文体になってきてねーか?
    あの男だけ、エピソードがないのは、まさか次の巻で…
    終わり方は嫌いじゃない。

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    2023年06月30日
  • 背中の蜘蛛

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    まさかのノンフィクション?と思えるほどリアルな内容だった。テクノロジーの進化は想像の上を行っているだろうな。『わからない』で済まされないところまでもう来てるかもしれない。面白かった3.7

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    2023年06月20日
  • 吉原暗黒譚

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    妖シリーズ外伝。
    最新作「妖の絆」はゼロ版(一巻以前の話なので)ですが、そこに出てきた忍びの娘も登場するので、妖シリーズ外伝的作品。
    (今作には紅鈴や欣治は出ません)

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    2023年06月13日
  • 背中の蜘蛛

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    ちょっと難しかった。警察のサイバー攻撃を絡めた、殺人犯逮捕のお話。
    前回の東野圭吾さんの作品もこんなのだったなぁ。

    個人情報がどんどん盗まれる。実際にこんなことになっているのかなぁ⁇

    アメリカって怖い…何の策もない日本って、やっぱりアメリカの言いなり、敗戦国なのよね!

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    2023年06月13日
  • 春を嫌いになった理由 新装版

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    単行本で買った。
    イマイチ…
    中国の密航者の場面は面白かったが、霊能者の場面はしらけた。
    殺人シーンがもっと多い方がいいな。

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    2023年06月11日
  • 歌舞伎町ゲノム

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    法では裁けない悪を始末する歌舞伎町セブンの話
    一個一個の話がテンポよく問題を解決していくから読みやすい

    死体処理をするしんちゃんの話が特に印象的だった
    肉、内臓はミンチにして下水へ流す、骨はポロポロになるまで煮込んで流すとか焼くとか。。
    恐ろしいけど確かに見つかることはなさそうだなーって思った

    レイプの話がいっぱいでてきて胸糞悪い
    しかも騙された女が悪いとかそんなことはよくあるとか結構軽く扱われてて不快だった

    知らずに買ったけどジウ1.2.3と色々シリーズが出てるらしい
    今度見つけたら読んでみる

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    2023年06月06日
  • 妖(あやかし)の華

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    全てはここから始まった。。。

    池袋で続く咬傷連続事件、獣牙の跡が残る遺体、謎が深まるばかりだ。あるとき、道端でヤクザに半殺しにされていた彼を救ってしまう。なぜ関わってしまったのか?

    2人でいた時間が長過ぎたのかもしれない。あの夜のことを忘れることはない。決して………。

    掟に叛き、生き続けた。
    最後の生き残りとしての使命を全うするのか。

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    2023年06月03日
  • 妖の掟

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    ファンタジーというか伝奇小説的な部分を良しとするかどうか。おもしろいしスピード感もあるので読むのは困りませんが。。

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    2023年05月19日
  • 吉原暗黒譚

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    江戸 吉原を舞台にした捕物帖
    しがない同心が、吉原で起こる花魁のみを狙った狐面による殺しを詮議することに。元くの一で花魁で人殺しで髪結いと、驚くほどのバックグラウンドは、誉田さんぽいですね(笑)
    あっという間に没入感を作り出す展開は、3作目にしてすでに確立されてました(゜ロ゜)

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    2023年05月13日
  • 疾風ガール

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    誉田哲也は「武士道シックスティーン」がとても面白かった。
    続編のセブンティーンも出てるんだけど、文庫版にはまだなっていないようなので、同著であるこっちも読んでみた。

    主人公は、アマチュアロックバンドでギターを弾く19歳の女の子。
    この子のイメージがとても良いんだな。
    武士道・・・もそうなんだけど、誉田哲也の書く女性キャラクターはどれもとても魅力的だ。
    ただ、「疾風ガール」、どうしても武士道・・・と比べてしまうんだけど、私には武士道・・・の方が面白かった。
    最近、アマチュアバンドを題材にした小説や映画がとても多い。
    (3ヶ月前には「ラットマン」を読んでいる。)
    アマチュアバンドの末席にいる私と

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    2023年05月01日
  • あなたの本 新装版

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    ネタバレ

    どの話も大分捻りがあって面白い。
    「帰省」は、比較的王道?と思ったけど、読み返すと主人公の何も考えていない感じと、今起こっている事件がなんだかチグハグなような噛み合っているような、不思議な感じ。
    「贖罪の地」も面白い。なんの話かふわっとしたまま読むと、最後になるほど、と。男の表現がユニーク。
    「天使のレシート」も、途中までは甘酸っぱい初恋物語なのに、天使の一大決心が原因で、兄が妹のケガのトリガーかと思うと、最後はいたたまれない。
    「あなたの本」は、今まで本に振り回さられ、クスリと笑える話だったのが最後の1文でズドンと落とされた。
    「見守ることしかできなくて」は途中の違和感が、最後につながって、

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    2023年04月30日
  • 疾風ガール

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    人気バンドのボーカルの自殺。動機は謎、しかも偽名であった事が判明した。同じバンドのギタリスト夏美は敬愛する彼の死にショックを受けながらも彼の本当の姿を探す。真相に意外性はないが、19歳の夏美が心を乱しながら突き進む様は読んでいて気持ち良かった。

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    2023年04月28日
  • 妖(あやかし)の華

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    ネタバレ

    「妖の絆(未読)」から、シリーズなのだと分かり、その上誉田哲也氏のデビュー作とも知って購入。まだ順番が分かっていないけど、こちらが最初なのは間違いないので。

    ミステリーだけど、ホラーでもあり、少々ファンタジー?で、時代小説も含む、みたいな。
    斬新な構成で、盛りだくさんな印象。

    のちの姫川玲子シリーズに繋がる方も。

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    2023年04月23日
  • Qros(キュロス)の女

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    誉田哲也という作家さんが気になる確定となった。
    武士道シリーズにゾッコンの私、こんな作品もあるんだと!次は何!?とワクワク

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    2023年04月14日
  • 春を嫌いになった理由 新装版

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    誉田哲也作品はほとんど読んでいるが、本作品は読んでいなかったので新装版を購入。
    主人公、瑞稀はテレビプロデューサーの叔母に超能力者の通訳をすることになる。超能力者が神霊スポットで死体を発見してしまい、そのテレビ番組が放送される。
    もう一方は中国人が密入国で日本で過酷な労働をさせられる裏社会の話が同時に進みます。
    裏社会の話はジウなどを思い起こされる、誉田作品ぽい内容。
    2つのストーリーが重なりあったところからスピィーディな展開になります。
    全体的にはまぁまぁ評価。

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    2023年04月02日