誉田哲也のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
3.5
主要登場人物それぞれの視点で… 一人称が次々と入れ替わり進んで行く推理?小説。
芸能事務所・スマッシングカンパニーの事務職・市瀬真澄は、たまたまヘルプで入ったファッションブランド・QrosのCM撮影の現場で、クライアントに見染められ急遽人気俳優・藤井涼介の相手役に抜擢される。
結果、CMが予想を大きく上回る好評を得た事で謎の共演女優「Qros」の女を探る声がネット上で盛り上る。
この事態に向けたスマッシングの看板女優・福永瑛莉の猛烈な敵対心を受け、事務所は一切の情報を遮断し全てを無かった事にしようとするが、ネット上の追跡は過激さを増し、もはや真澄が身の危険を感じる程に至ってしまう。 -
Posted by ブクログ
他人と自分を比較せず真っすぐに突き進む夏美は潔くて気持ちいい。こんなふうに自信を持っていられたら毎日は楽しいに違いない。夏美には音楽の才能があった。本人はそれを自覚はしていないのかもしれないが、夏美は音楽に出会えたことで明るい道が拓けた。誰にだってひとつぐらい良いところがある、と思う。でも誰もがそれに出会えるわけじゃないんだよな。でも、才能がなくても楽しくてこれが好き!ってものに出会えたなら幸せだ。本人が楽しんでやっている姿は下手くそでも周りをハッピーにする。夏美たちのようにプロを目指すと話は別なのかな。
この物語で残念なのは城戸薫だ。オイラが死にたいほど辛い目に遭ってないだけなのかもしれない