誉田哲也のレビュー一覧

  • 新装版 ジウIII 新世界秩序

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    シリーズ完結編です(^^)

    新宿で街頭演説中の総理大臣か拉致される⁉︎
    歌舞伎町という街を飲み込む大規模なテロを仕掛けたのは、あの少年なのか…
    新世界秩序を掲げ、日本政府、警察へ宣戦布告、無法地帯とかした歌舞伎町はどうなるのか?

    彼女たちの運命は、、、

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    2023年07月22日
  • 歌舞伎町ゲノム

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    ジウシリーズでは珍しく短編集。今回は全体的なストーリーに大きな進展があったというよりかは「歌舞伎町セブン」グループ内の強固な掟や団結力を再確認させられる回だった。ただストーリー自体にも今後大きな進展もありそうな含みもあって、シリーズファンとしてはまだまだ目が離せない。

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    2023年07月21日
  • 新装版 ジウII 警視庁特殊急襲部隊

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    連続児童誘拐事件の黒幕を追う2人

    国境事変で没入した東警部補、この時、すでに45歳ってことは、国境事変の時って…

    2人の掛け合いが、何とも微笑ましい感じで、こんなところも誉田ワールドの一つ(^^)

    大きく道が分かれていたと思いきや、その先は…
    少年と老人が、この世で生をうけてからの描写が細かく、日本ではない異世界を思わせ、あの時代に何があったのかをつぶさに感じることができ、ストーリーの奥深さを痛感。

    新世界秩序の扉をあけてしまった…

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    2023年07月18日
  • 新装版 ジウI 警視庁特殊犯捜査係

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    なぜか?今まで手に取ることがなかった作品
    ドラマを先に知ってしまったのか?でも、見た記憶もないので、未だに不可解(^^;

    ここから繋がるストーリー、めちゃめちゃ沢山あるのを今更ながらに実感(笑)

    好対称な2人、お互いに気になるのに、キョリは縮まらない。そんな中、住宅街で人質籠城事件が発生、捜一特捜もかけつけ、犯人と交渉の末、何とか接点を得るが…
    未解決児童誘拐と繋がる謎の少年は…
    2人を飲み込もうとする大きな渦の、その先は…

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    2023年07月18日
  • 新装版 ジウI 警視庁特殊犯捜査係

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    久しぶりに誉田哲也作品を読む。やっぱり読みやすいんだよなぁ、この方。ここ最近はグロ系が読みたくなくて遠のいていたが。
    ジウは知っていたけど内容は知らなかった。二人のタイプの違う女性警官の話なんだな。ジウ自身の事がもっと知りたい。Ⅱ、Ⅲと読んでしまおうかな。

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    2023年07月04日
  • 増山超能力師事務所

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    ★お前が全部、面倒を背負い込んでるんじゃないか(p.364)
    ▶超能力のあるSF的世界での少しミステリ風の短編集。というよりそういう世界での人間ドラマという感じでしょうか。▶ひとつひとつの話はあっさりしています。▶関係ないけど最近、ラブドールが出てくる話にちょいちょいであいます。流行ってるわけではないでしょうが精巧で美しくなってイヤな感じが減っているのかもしれません。

    【初仕事はゴムの味】六年かけて二級超能力師の資格を取った高原篤志の初仕事は浮気調査。
    【忘れがたきは少女の瞳】家出した中学三年生の娘の捜査を依頼してきた母。人の気持ちを感じられる中井は違和感を覚える。
    【愛すべきは男の見栄】朋江の目から見た増山や事務所のこと。新メンバーに明美。
    【侮れないのは女の勘】心臓発作で死んだ男から基準を超えるDM値が検出されたので警察の榎本から調査の依頼があったので悦子が対応。
    【心霊現象は飯のタネ】河原崎晃の事務所にポルターガイスト現象解決の依頼があった。
    【面倒くさいのは同性の嫉妬】明美は友人の頼みで職場のいじめを調べ、同時に自分の過去を思い出す。
    【相棒は謎の男】榎本が増山と出会った事件、何度か話は出てきていた井山文乃事件を回想する。

    ■増山超能力師事務所についての簡単なメモ

    【一行目】いつもより、少し早く目が覚めてしまった。

    【あけみ】宇川明美。増山超能力師事務所に面接に来た。一見フェミニンな女の子だが中身は男性。その後臨時採用となりとりあえず二級資格取得を目指す。悦子は反感を抱いている。真正半陰陽として生まれた。姉の千尋(ちひろ)は亡くなっている。
    【篤志/あつし】高原篤志。増山超能力師事務所所員。二級超能力師。資格取得に六年かかった。二十九歳。いかにも半人前といった風情だが中井よりルックスはいい。
    【アリス】増山の娘と思われる。
    【いしの・きみこ】依頼人。安田幸一事務所勤務。おおくら・かずとを捜している。無断欠勤しているが仕事上とても重要な位置にいるのでいないと困るので。
    【井山文乃/いやま・ふみの】→文乃
    【イントロスコピー】密閉箱の中身を透視する。
    【宇川明美/うかわ・あきよし】→あけみ
    【悦子/えつこ】住吉悦子。増山超能力師事務所の所員。二級超能力師だがすでに一級試験科目の半分はクリアできている。三十二歳。強い発火能力を保持しているが規則で使えないことになっている。増山の愛人であるのは公然の秘密。
    【榎本克己/えのもと・かつみ】本所署の刑事。警官には珍しく超能力に理解がある。年齢は五十歳くらい。たばこはピース・ライト。
    【遠隔伝心】テレパシー。一級試験科目。
    【遠隔読心】会社面接などで面接を受ける者の言葉に嘘がないか、やる気があるかなどをチェックする。
    【大島】河原崎の部下。二級。
    【大谷津朋江/おおやつ・ともえ】→朋江
    【川西彰浩/かわにし・あきひろ】今日子の夫。都立高校教師。四十五歳。
    【川西今日子/かわにし・きょうこ】依頼人。三十四歳。家出した娘の春奈(はるな)を捜して欲しい。
    【川西春奈/かわにし・はるな】今日子と彰浩の娘。十五歳の中学三年生で卒業式があったばかり。家出した。
    【河原崎晃/かわらざき・あきら】増山が道玄坂で独立したときの創立メンバーの弟分。美男子だがなぜかモテないので惚れやすい。「ミスター・パーフェクト」と呼ばれる凄腕になって三年前三十九歳のときに独立し「K's サイキックス・オフィス」を御茶ノ水に立ち上げたがすぐ手狭になり現在は神田神保町に事務所がある。一級超能力師三名、二級五名、研修生四名、事務員三名と超能力師事務所としては大所帯。二級の二人を除き全員女性。
    【小泉】水原由夏の事件で榎本に説明してくれた医師。
    【サイコメトリー】「金属媒介感受」「液体」「有機物」など細分化されている。一級では複合媒介もある。
    【西条照美/さいじょう・てるみ】依頼人。四十六歳。長期間セックスレスの夫に特定の相手がいるなら離婚してもいいと考えているそうだ。
    【西条敏郎/さいじょう・としろう】照美の夫。五十三歳。服飾デザイナー。「ローロ」という会社を経営している。
    【柴崎】河原崎の部下。二級。
    【住吉悦子★/すみよし・えつこ】→悦子
    【代理念写】思念を写真にする高等技術。
    【高鍋逸夫/たかなべ・いつお】日本超能力師協会のできる前、先駆者として活動した。増山や河原崎もメンバーだった。現在は日本超能力師協会専務理事。公安は高鍋を危険視している。
    【高原篤志/たかはら・あつし】→篤志
    【谷田雅代/たにだ・まさよ】水原由夏の事件で近くにいた生徒。
    【超能力師事務所の仕事】浮気調査。会社面接の補助。
    【超能力師】十三年前国内初の「日本超能力師協会」が発足し資格として認められた。資格試験に落ちた者は「無能力者」と呼ばれる。超能力はなんかダークマターが関係してるらしい。能力による得手不得手はあるようだが基本的にオールマイティになんでもできるようだ。《超能力師ってのはね、いつだってスマートじゃなきゃいけないんですよ。》p.147
    【超能力師の能力】遠隔読心。遠隔伝心。サイコメトリー。接触読心。
    【超能力師実技試験内容】二級は透視三種、物体媒介感受三種、遠隔読心、接触読心、念心遮断、物体念動四種、念写の十四科目。一級は複合透視、遠隔伝心など九科目がプラスされる。
    【DM値】超能力はダークマターによる作用ということで超能力が使われるとDM値が高くなるので犯罪捜査にもその測定器を使うことが義務づけられた。T波だとテレパシー、C波だとサイコキネシスが使われたことがわかる。
    【テレポーテーション】日本超能力師協会がそれはできないと正式見解を出している。
    【読心】→遠隔読心/《人の心ってのはな、読んだり覗いたりするもんじゃねえ・・・・・・察するもんだ》p.129
    【富山順一/とみやま・じゅんいち】榎本の六歳年下の友人だった。
    【朋江】大谷津朋江。増山超能力師事務所の事務員。経理担当で採用されて十一年。元蕎麦屋を夫婦で営んでいたが夫の事故で(命に別状はなかったが)店を続けられなくなって事務員として応募した。子どもは三人いる。
    【中井健★/なかい・けん】増山超能力師事務所の所員。三十五歳。二級超能力師。自他共に認めるブ男でモテない。入所してから二級の資格を取るまでに四年かかった。ずっと超能力をコントロールできなかった。他者の感情が色のついた煙として見える。
    【畑中葵/はたなか・あおい】宮田純一と同じ会社の女性社員。同僚のいじめにあってるらしい。
    【藤宮亜澄/ふじみや・あすみ】河原崎晃の依頼者。美女。自宅のポルターガイスト現象を解決して欲しい。大手商社の三藤商事。父は大手の東中ホーム(とうちゅうほーむ)社員で建築の不備にはしたくない。
    【物質媒介感受】→サイコメトリー
    【文乃/ふみの】井山文乃事件は日本超能力師協会がまだない頃、高鍋逸夫のグループが解決した。担当したのは増山で詳細はわかっていない。そして文乃は増山の現在の妻。
    【増山圭太郎★/ますやま・けいたろう】増山超能力師事務所所長。ふだんは眠そうでやる気を見せず飄々としており「面倒くさい」が口癖なのに知恵の輪やクロスワードが趣味。女には滅法モテる。アリスという娘がいるようだ。日本超能力師協会の執行部入りを望まれているようだが後進を育てたいので断っている。元々協会の前身組織の一員だったようだ。第五話時点で日本超能力師協会、東京支部、城北ブロックのブロック長に就任した。
    【増山超能力師事務所】日暮里にある。メンバーは増山、朋江、悦子、中井、篤志、明美。抜けたメンバーは河原崎。
    【水島絵理奈/みずしま・えりな】河原崎晃の秘書。
    【水原由夏/みずはら・ゆか】二十年前榎本の扱った事件の被害者。突然倒れ脳に硬膜外血腫が六ヶ所あった。当時都立芝東高等学校の生徒だった。
    【宮田純一/みやた・じゅんいち】明美の小学校からの幼馴染み。チェーンの大手玩具店勤務。
    【本宮聖美/もとみや・きよみ】水原由夏の事件で近くにいた生徒。
    【予知能力】多くの者が有するがはずれたことと未来が変わったことの区別がつきにくいので超能力師の試験科目にはなっていない。

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    2023年06月30日
  • 背中の蜘蛛

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    まさかのノンフィクション?と思えるほどリアルな内容だった。テクノロジーの進化は想像の上を行っているだろうな。『わからない』で済まされないところまでもう来てるかもしれない。面白かった3.7

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    2023年06月20日
  • 吉原暗黒譚

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    妖シリーズ外伝。
    最新作「妖の絆」はゼロ版(一巻以前の話なので)ですが、そこに出てきた忍びの娘も登場するので、妖シリーズ外伝的作品。
    (今作には紅鈴や欣治は出ません)

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    2023年06月13日
  • 背中の蜘蛛

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    ちょっと難しかった。警察のサイバー攻撃を絡めた、殺人犯逮捕のお話。
    前回の東野圭吾さんの作品もこんなのだったなぁ。

    個人情報がどんどん盗まれる。実際にこんなことになっているのかなぁ⁇

    アメリカって怖い…何の策もない日本って、やっぱりアメリカの言いなり、敗戦国なのよね!

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    2023年06月13日
  • 春を嫌いになった理由 新装版

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    単行本で買った。
    イマイチ…
    中国の密航者の場面は面白かったが、霊能者の場面はしらけた。
    殺人シーンがもっと多い方がいいな。

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    2023年06月11日
  • 歌舞伎町ゲノム

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    法では裁けない悪を始末する歌舞伎町セブンの話
    一個一個の話がテンポよく問題を解決していくから読みやすい

    死体処理をするしんちゃんの話が特に印象的だった
    肉、内臓はミンチにして下水へ流す、骨はポロポロになるまで煮込んで流すとか焼くとか。。
    恐ろしいけど確かに見つかることはなさそうだなーって思った

    レイプの話がいっぱいでてきて胸糞悪い
    しかも騙された女が悪いとかそんなことはよくあるとか結構軽く扱われてて不快だった

    知らずに買ったけどジウ1.2.3と色々シリーズが出てるらしい
    今度見つけたら読んでみる

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    2023年06月06日
  • 妖(あやかし)の華

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    全てはここから始まった。。。

    池袋で続く咬傷連続事件、獣牙の跡が残る遺体、謎が深まるばかりだ。あるとき、道端でヤクザに半殺しにされていた彼を救ってしまう。なぜ関わってしまったのか?

    2人でいた時間が長過ぎたのかもしれない。あの夜のことを忘れることはない。決して………。

    掟に叛き、生き続けた。
    最後の生き残りとしての使命を全うするのか。

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    2023年06月03日
  • 妖の掟

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    ファンタジーというか伝奇小説的な部分を良しとするかどうか。おもしろいしスピード感もあるので読むのは困りませんが。。

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    2023年05月19日
  • 吉原暗黒譚

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    江戸 吉原を舞台にした捕物帖
    しがない同心が、吉原で起こる花魁のみを狙った狐面による殺しを詮議することに。元くの一で花魁で人殺しで髪結いと、驚くほどのバックグラウンドは、誉田さんぽいですね(笑)
    あっという間に没入感を作り出す展開は、3作目にしてすでに確立されてました(゜ロ゜)

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    2023年05月13日
  • 疾風ガール

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    誉田哲也は「武士道シックスティーン」がとても面白かった。
    続編のセブンティーンも出てるんだけど、文庫版にはまだなっていないようなので、同著であるこっちも読んでみた。

    主人公は、アマチュアロックバンドでギターを弾く19歳の女の子。
    この子のイメージがとても良いんだな。
    武士道・・・もそうなんだけど、誉田哲也の書く女性キャラクターはどれもとても魅力的だ。
    ただ、「疾風ガール」、どうしても武士道・・・と比べてしまうんだけど、私には武士道・・・の方が面白かった。
    最近、アマチュアバンドを題材にした小説や映画がとても多い。
    (3ヶ月前には「ラットマン」を読んでいる。)
    アマチュアバンドの末席にいる私としてはとても嬉しいし、面白いんだけど、逆に冷ややかになってしまう一面もあるんだな。
    続編に「ガール・ミーツ・ガール」というのが出ていますが、これは読むかどうか迷う所。
    誉田作品なら、「武士道シックスティーン」をお勧めします。

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    2023年05月01日
  • あなたの本 新装版

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    ネタバレ

    どの話も大分捻りがあって面白い。
    「帰省」は、比較的王道?と思ったけど、読み返すと主人公の何も考えていない感じと、今起こっている事件がなんだかチグハグなような噛み合っているような、不思議な感じ。
    「贖罪の地」も面白い。なんの話かふわっとしたまま読むと、最後になるほど、と。男の表現がユニーク。
    「天使のレシート」も、途中までは甘酸っぱい初恋物語なのに、天使の一大決心が原因で、兄が妹のケガのトリガーかと思うと、最後はいたたまれない。
    「あなたの本」は、今まで本に振り回さられ、クスリと笑える話だったのが最後の1文でズドンと落とされた。
    「見守ることしかできなくて」は途中の違和感が、最後につながって、あ、そういうことか、と。
    「最後の街」は、主人公の気持ちが、この世の果てに吸い込まれていく変化が面白い。その結果もよくできている。
    「交番勤務の宇宙人」はとてもユーモラス。この短い中によくこんなエピソードを盛り込めたなあと。
    でも、実は後半の短編の方が短くて密度が濃い。特に「買わなかったおとこ」「待っていた女」と「あの日、そして今日」はハッとさせられるというよりも、行間を考えさせられて面白い。

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    2023年04月30日
  • 疾風ガール

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    人気バンドのボーカルの自殺。動機は謎、しかも偽名であった事が判明した。同じバンドのギタリスト夏美は敬愛する彼の死にショックを受けながらも彼の本当の姿を探す。真相に意外性はないが、19歳の夏美が心を乱しながら突き進む様は読んでいて気持ち良かった。

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    2023年04月28日
  • 妖(あやかし)の華

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    ネタバレ

    「妖の絆(未読)」から、シリーズなのだと分かり、その上誉田哲也氏のデビュー作とも知って購入。まだ順番が分かっていないけど、こちらが最初なのは間違いないので。

    ミステリーだけど、ホラーでもあり、少々ファンタジー?で、時代小説も含む、みたいな。
    斬新な構成で、盛りだくさんな印象。

    のちの姫川玲子シリーズに繋がる方も。

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    2023年04月23日
  • Qros(キュロス)の女

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    誉田哲也という作家さんが気になる確定となった。
    武士道シリーズにゾッコンの私、こんな作品もあるんだと!次は何!?とワクワク

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    2023年04月14日
  • 春を嫌いになった理由 新装版

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    誉田哲也作品はほとんど読んでいるが、本作品は読んでいなかったので新装版を購入。
    主人公、瑞稀はテレビプロデューサーの叔母に超能力者の通訳をすることになる。超能力者が神霊スポットで死体を発見してしまい、そのテレビ番組が放送される。
    もう一方は中国人が密入国で日本で過酷な労働をさせられる裏社会の話が同時に進みます。
    裏社会の話はジウなどを思い起こされる、誉田作品ぽい内容。
    2つのストーリーが重なりあったところからスピィーディな展開になります。
    全体的にはまぁまぁ評価。

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    2023年04月02日