誉田哲也のレビュー一覧

  • 武士道シックスティーン

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    青春とは、こんなにも眩しく、切ないものだったのか。

    青春小説は、私の好きなジャンルのひとつです。
    若者が何か一つのことに夢中になり、汗を流しながらひたむきに努力する姿。
    それほど美しいものはないと、私は思っています。

    けれども、そんな時間はほんの一瞬。
    30代、40代になると、体力も気力も、そして自由に使える時間さえ、どんどん減っていきます。

    だからこそ、学生のうちに夢中になれるものを見つけ、全力で打ち込めた人は、本当に幸せなのだと思います。
    …自分がそれをしてこなかったぶん、余計にそう思ってしまうんですよね。

    この小説は、剣道に打ち込む高校生の女子ふたり――香織と早苗を描いた青春小説

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    2025年04月22日
  • アクトレス

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    時系列が異なる複数の視点から最終的に1つに繋がる物語。登場人物が多く女性の登場人物ばかりということもあり、章を跨ぐ度にどんな人物かを読み進めながら補完していく読みづらさがあった。
    軽快な会話と強さを持つ登場人物を中心に物語が進んでいくため、シリアスな場面もそう感じさせずに楽しめる良さがあったが、作中で頻出する「ドミナン事件」の詳細が描かれず、それは「ボーダレス」という前作を読んでいないとわからないことが一切触れられない点は告知の仕方も悪ければ補足もないことが残念だった。

    家族、兄弟の在り方を加藤姉妹を中心に描かれ、軽快なテンポで読み進められる点はプラスで、結末の結び方次第では個人的に良作の可

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    2025年04月22日
  • ソウルケイジ

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    「ストロベリーナイト」に続く姫川玲子シリーズ第二弾。
    前作ほどのグロさはなく、あっという間に物語に引き込まれていきます。
    どちらかというと、せつない。
    他に方法があったんじゃないかとも思うんだけど、なんともやり切れない。

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    2025年04月21日
  • アクトレス

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    とにかく女性名が多く登場して中盤までは混乱する
    この人は喫茶店の人?女優?あれれ?
    何で日本の小説は冒頭に人物紹介を載せてくれないのだろう?
    さて、今作は誉田哲也氏お得意の警察色は濃くない
    が、全くないわけではない
    捜査一課にいた和田さんがこんな事務所を開いていたのか、と作中の人生のその後にも触れていたりと心憎い場面もある
    そして作中で誰かが死ぬのはお決まりなのだが、そこは他の作品と違ってそれほど生々しくない
    誉田作品にしては軽い読み物であった

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    2025年04月20日
  • 武士道エイティーン

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    中途半端な所から読んでしまった(四部作の三作目)。なので本筋に関係ない桐谷道場の話が一番面白かった。

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    2025年04月18日
  • 新装版 ジウI 警視庁特殊犯捜査係

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     読みやすかったです。…でも、合わなかった。

     美咲と基子を正反対の人物に描くために、誇張されたのかもしれませんが、仕事中に、美咲が上司にうつつを抜かす様子は読んでいて、もやもや。基子も基子で、殺人紛いの行いを犯して、心に闇を抱えつつも、飄々としている…。

     主人公2人の能力は高いのでしょうが、共感や応援する気持ちは持てませんでした。

     クライム小説というより、若手女子警官の青春成長物語…という印象でした。ヘイハイズに関しては未知だったので、興味深いですが、もっとキリキリした人間模様を期待していたので、次回作はナシかな…。

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    2025年04月18日
  • マリスアングル

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    姫川さんの新しい部下になった魚住刑事に重きを置いた作品。今回はハラハラドキドキ感がなく物語が単調に感じた。思いやる心ない人に、理不尽な被害を受けてしまう人が可哀想でつらい。

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    2025年04月14日
  • もう、聞こえない

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    特別レビューがあったわけでもないので、あまり期待はしていなかったけど…
    なんだ、普通に良い小説じゃない!
    まさかこの表紙でファンタジー要素が加わるとは思わなくて、面白かった

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    2025年04月07日
  • 首木の民

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    ずいぶんと思い切ったというか、一面的な主張をそれが絶対に正しいんだと言い切っているようにみえる。取り調べの供述というスタイルを使ったのもどうかな。
    積極的財政策をもって良しとして、緊縮財政策を一刀両断にしてるけど、どっちもどっちのはずだけどな。これを読んで誤解しちゃう人は少ないだろうけど、政官に対するモヤモヤとした不信感は募るよね。

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    2025年04月06日
  • 疾風ガール

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    サスペンスな展開にしなくても、夏美という強烈なキャラクターでぶっ飛ばせたのではないかと思う。

    しかし、なかなか良い。

    ラスト、ライブのシーンは圧巻。疾風ガールだ。

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    2025年04月06日
  • 暗黒戦鬼グランダイヴァー

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    一日で読破できるので、面白い
    でも、中身は使い古しだし、先が読めてしまうし、大事な部分は語られないまま
    次巻があります的なプロローグなんでしょうね

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    2025年04月04日
  • 暗黒戦鬼グランダイヴァー

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    ・タイトルがおどろおどろしく、吉山さんの件も含め「主よ、永遠の休息を」的なしんどいものかとビビってたらそうでもなかった。むしろポップな感じすらした。
    ・ただ人が多くどこの人なのというのは正直あった。

    深町辰矛
    吉山恵美
    富樫

    奥田
    高岩
    大迫

    種田 分隊長

    芹澤孝之
    池本 外事四課

    黛 管理官
    伊藤
    戸倉

    西村潤司 グランダイバー
    四井絵留

    赤津延彦 大和一新会上院議員

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    2025年04月09日
  • ケモノの城

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    え、、これ、実話ベースなの!?
    グロいとの感想が多くて、想像スイッチをoffめにして読んでたので読書中はうわー、やばいな、地獄だな、位の軽い感想だったけど元になった事件があると知ったら急に色付いてしまい、やはり地獄です。

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    2025年03月29日
  • プラージュ

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    読み終えて、前科のある人に対する評価の仕方が変わる、そう思いました。

    殺人や窃盗、薬などニュースで見る事件では容疑者はすごく写りも悪いし極悪人のように取り扱われます。
    この物語に出て来る前科のある人たちは、とても人間らしくて優しいし、情に厚いと感じました。

    暴力的なシーンは怖く感じることはありましたが、登場人物たちの仲間を大切に想う気持ちに心が温かくなりました。

    どうか、プラージュのみんなが今後も穏やかに過ごせますように…

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    2025年03月28日
  • もう、聞こえない

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    Audibleにて聞いた。最初からとても惹かれる作品だった。言霊となった主人公。その活躍にハラハラドキドキなかなか興味深い。福沢諭吉の件はちょっと笑った。面白い作品ではあるが、少しご都合主義でもある。でもそこがいいのかな。

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    2025年03月26日
  • オムニバス

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    ネタバレ

    各編で現在の姫川班の面々が脇役をつとめていく。
    事件の真相を見抜いていくのは玲子であるが、それを中松・日野・小幡の視点でも語られるのは中々良かった。

    以前の姫川班はほぼ全員が玲子を疑いなく認めていたのがわかり中々良かったが、現在のようにそれぞれが複雑な感じで玲子をみているのも現実感があって良いと感じた。
    特に『赤い靴』『青い腕』の2編は事件自体は後味の良いものではなかったので玲子&日野の展開は女性同士のちょっと複雑な感じが出ていたが、それ程嫌みな展開でもなく良かったと思う。

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    2025年03月16日
  • アクトレス

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    家族だってことと
    家族でいるってことと
    家族になること
    思い合うこと
    尊重し合うこと
    努力し合うこと

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    2025年03月15日
  • プラージュ

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    うーん……
    作品において、その話が好きになるかどうかはいかにメインキャラクターに感情移入できるか、好きになれるかだと個人的に思っている。
    その視点でいうと、こちらの作品はそのどちらの琴線にも触れなかった。
    メインの男はどことなくパッとせず、平凡。
    後半になるとかっこいい場面もあるのだが、一体どこにそんな包容力があったのかと疑問に思ってしまうほどだ。
    ヒロインはというと、不思議ちゃんのサイコパスで、てんで理解できるキャラクターではない。

    この話のメインは、犯罪を犯してしまった人たちの社会復帰がいかに大変か……ということで、自分もそのピースにハマっているのかと……と思うが、別にみちひことか、しお

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    2025年03月15日
  • 月光

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    とても読みやすいという印象。
      
    美しいお姉ちゃんの死の真相を知ったときの結花の気持ちは計り知れないし、また先生も苦しいだろうなと。結局菅井がしたことは許されないけど、いい人要素はあったのかも。お姉ちゃんが菅井に伝えたかったことはなんだったんだろう。

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    2025年03月14日
  • ノーマンズランド

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    ネタバレ

    実際の世界でも未だ完全解決をしていない拉致問題に取り組んだ今作品。
    前半から中盤まではそれぞれのパートが全く繋がらず、登場人物がどんどん増えていくので誰が味方で誰が黒幕なのか分からない。
    後半一気に全てのシーンが1つに繋がり、拉致問題に巻き込まれた女子高生とその家族・恋人の悲哀が描かれたところは一気に引き込まれた。
    当初は敵が多かった玲子も大事な人を亡くしつつも徐々に味方が増えてきているように思う。何より天敵であった日下が玲子の上司となり、味方になってくれそうな雰囲気をもたせているのが良いと思う。
    それと最初は敵かと思っていた検事:武見と玲子の関係が深まっていきそうな気配もあり続編が非常に気に

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    2025年03月09日