伊吹亜門のレビュー一覧

  • ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願

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    菊田さんのけだるげな色気が文面から匂い立っていて最高… こんな優しい詰問初めて見たよ… 有古さんとのお互いを思いやる感じが逐一てぇてぇ… 本当に部下想いのしごでき上司なのでめちゃ給料払ってほしいし温泉でゆっくりしてほしい…

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    2026年07月06日
  • 帝国妖人伝

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    ネタバレ

    名探偵が誰だか分からないという時代ミステリでしか出来ない趣向がとても面白かった。1本目2本目5本目は伏線として出されてる情報を全く知らなかったのでどうしようもなかったが笑顔大将……笑顔大将ってまんまじゃないか……!!4本目も気付けたら気持ち良かったろうな。本ってこんな楽しみ方して良いものなんだ。

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    2026年06月13日
  • ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願

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    原作履修済み(アニメは未視聴)の状態で購入。想像以上のクオリティで面白かった。
    WW1、西部戦線でも見たけれど日露戦争の塹壕戦も相当悲惨だったんだなーと……。文字だからこそ伝わる戦場の生々しさというのもある気がする。宇佐美と尾形のエピソードが特にゾワゾワした。
    題材的に全編小説でも読んでみたいくらいだけれど、シリアスとギャグの調和とバトルシーンのテンポ感を考えるとやはり漫画が最適なのかもしれない。

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    2026年06月11日
  • ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願

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    登場するキャラクターが違和感なくノベライズ化されてて良かった。戦場ならではのミステリーが面白くどんどん読み進められた。特に第四話の結末が好きだった。

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    2026年06月06日
  • ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願

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    ミステリは物理トリックものの前半よりハウダニットものの後半が格段に良い。キャラクターの解釈と解像度が非常に深まる。とても良かった。

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    2026年04月27日
  • 刀と傘

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    幕末から明治初期の動乱の時代、それぞれが抱く正義を貫こうとする二人の男。
    5編の連作時代ミステリ短編集。

    ミステリとしてもとても面白かったが、ざっくりとした歴史知識しかない私には、そういう背景もあったのかととても興味深く読めた。
    あれほどこれまでと常識が変わってしまった時代は他にないだろうな…と、当時の人々の苦労を考えてしまう。
    ラストは切ない気持ちになった。

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    2026年04月19日
  • 推理の時間です

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    これ、ぜひぜひ続編出してほしい!
    読む前は普通のアンソロジーだと思っていたけれど、他人の推理(しかも普段書き手の作家さんの推理!)を聞くのがこんなにおもしろいとは。
    自分でもいつも以上に推理しながら読めて、読んでは戻り…考えてもう一度読んでとがんばったけど、なかなか犯人や動機は当たらず。

    『封谷館の殺人』と『ペリーの墓』がおもしろかったな。
    『波戸崎大尉の誉れ』は、軍隊もの(っていうのか?)が苦手だから読み進めるのと理解が少し大変だった。

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    2026年04月07日
  • ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願

    匿名

    購入済み

    原作に忠実で素晴らしいです。
    短編ミステリ5篇で読み易い。
    特に宇佐美探偵っぷりは、ホームズのようでしたw
    独立した5つの話が、戦争を舞台に鶴見中尉の宿願という軸でつながり、
    まとまりの良い締め方で、読後感が良かった。
    金カムファンは是非。

    #エモい #アツい #深い

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    2025年11月16日
  • ミステリーツアー

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    5人のミステリー作家が自身のおすすめ15冊、計75冊を紹介していくという書評本。私の中では結構ミステリーは知ってるものだと思っていたが全然でした、全く存じ上げない本やこんな面白そうな本なんで知らなかったんだ…!と自分を恥じるばかりでした。それだけ本の出会いが多くそして読む時間足りるか?という嬉しい悲鳴。頑張って読みます…。あと個人的にはやっぱり似鳥鶏さん面白過ぎる。おちゃめな方なんだな〜。

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    2025年11月13日
  • ゴールデンカムイ 鶴見篤四郎の宿願

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    ゴールデンカムイ(漫画)本編では、あっという間に出てきてあっという間に散ったキャラたちがしれっと出てきて、まずそこに大興奮した。三島!小宮!前山さん!(どうしても"さん"付けしてしまうw)1〜3話目は確かにミステリだと感じたけれど、4〜5話は「ミステリ?」という感じがしなくもない。とはいえ、とても面白かったし、鶴見中尉の底知れない怖さとか非情さと、部下を思いやる姿という「共存するアンバランス」さが見事に表現されていて、拍手。どのキャラも、脳内で声が聞こえてくるくらい再現度が素晴らしくて、そういう意味でも素晴らしい。二◯三高地の悲惨さを決して美化せず、しかしキャラをブレさせず、というバランスが見事なスピンオフでした。野田先生のイラストも嬉しかったです!!

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    2025年10月25日
  • 焔【ほむら】と雪【ゆき】 京都探偵物語

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    元警官と伯爵令息の安楽椅子探偵系の大正ミステリかと思いきや……。かなり好き。鯉城も露木もかなり良いキャラなので、シリーズ化に期待!

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    2025年04月29日
  • 路地裏の二・二六

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    流石伊吹亜門。本当に今ミステリの最前線を走ってるんだな。前年の夏からスタートして、最後には2.26が待ってるんだという緊張感が心地よい。薄々感じてた主人公のヤバさが押し出される瞬間も大好き。

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    2025年04月29日
  • 路地裏の二・二六

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    憲兵の浪越が皇道派の青年憲兵の自死についての調査から次々と暗殺事件にまきこまれ、ついにはクーデター計画を突き止める。話は長く事件も人物も多く読みづらかったが、面白かった。

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    2025年04月26日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    「どんでん返しシリーズだから読んでおこう」と軽い気持ちで読んだけれど、5作とも楽しめた。
    『おれ以外のやつが』はもう少し長く、中編だったらもっとおもしろくなったかなと思った。

    『人喰館の殺人』はさすが!というかなんというか、インパクトがすごい。意外と嫌いではない 笑

    『遣唐使船は西へ』は「好みではないなー遣唐使よく分かんないし」なんて思って読み始めたけれど、動機が意外で、だけどすごく良かった。
    なかなか思いつけない動機だよね。

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    2025年04月17日
  • 路地裏の二・二六

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    憲兵の浪越大尉は渡辺教育総監からの密命により、内偵調査の任を受ける。しかし聴取のために訪れた彼が目にしたものは、思いがけない殺人現場だった。現場の不審な状況に疑念をおぼえた浪越は調査を進めるうちに、恐るべき謀略へとたどり着く。重厚な読みごたえの歴史ミステリです。
    もちろん歴史ベースはそのままなので、この不穏な情勢の行く先に二・二六事件が起こるということは明らかなのですが。その裏で起こっていたとされる数々の事件もまた負けず劣らずの大事件。むしろこちらの事件の方が派手派手しく事は大きいものの、現代の視点からすると犯人の動機と狙いには共感できるかもしれません。一方で二・二六事件に際して浪越がとった決断の理由……これは当時の時代情勢がなければ、現代の者には共感しづらいのですが。しかし切実なものを感じました。

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    2025年04月16日
  • 路地裏の二・二六

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    超★5 激動の昭和初期にタイムスリップ、圧巻ストーリーテリングの歴史ミステリー #路地裏の二・二六

    ■あらすじ
    昭和10年、陸軍省で相沢中佐が軍務局長の永田少将を殺害する事件が発生。憲兵である浪越は、この事件を訝しんでおり捜査を進めていた。

    ある日、浪越は渡辺錠太郎陸軍大将から呼び出され、ある人物を調査するよう密命を受ける。陸軍参謀本部ではさらなる事件が発生、爆弾テロを扇動する国粋主義者が現れる。2.26事件が近づく昭和初期、浪越が見た事件の真相とは…

    ■きっと読みたくなるレビュー
    超★5 おもろい!

    二・二六事件って、どんな事件だったか説明できます? 恥ずかしながら、私はほぼ100%忘れてました。

    歴史に興味がなくて、いつも学校の成績も悪かったんだよなー。こういう面白いエンタメとセットで歴史を教えてくれたら、もっと成績あがったと思うんですよ、うんうん。自らの不勉強さアピールは不要ですね、ごめんなさい。

    激動の昭和初期、皇道派と統制派の対立から発生した二・二六事件を背景に、その裏で起こっていたもうひとつの事件を描いた歴史ミステリーです。

    まず褒めたいのはストーリーテリングですよ、めっちゃお上手。主人公の浪越が私立探偵よろしく事件や人間関係を調べていくんですが、これが面白くってしょうがない。軍拡の皇道派と立法を重んじる統制派、その隙間から漏れ出る昭和初期の価値観の中で、隠された真実に対して鋭く切り込んでいくんです。

    浪越は頭脳だけでなく腕力もパワフルなんですよ、派手なアクションもたっぷり。また友人である陸軍中隊長の麦島、彼も熱い男でいい奴。男同士の真摯なやり取りも読みどころですよ。まさに屈強の日本男児なんですよね、令和の草食系男子もいいけども、こういう男子もいいよね。

    物語も中盤に入ると、少しずつ隠された秘密が明らかになってくる。危険度とサスペンス風味がどんどん増していき、どうなっちゃうのか怖すぎっ!

    終盤、事件の背景が紐解かれると、なんだかもう溶けそうになっちゃう、マジかよと。そもそもの事件のきっかけがあまりにも低俗で、わなわなと打ち震えましたね。

    そして怒涛のラストですよ、これまで読んできた昭和初期体験が一気に解き放たれ、あるべきところに着地するのです。なんつーか、涙が止まらないというか、素晴らしかった…

    本作は参考文献がたっぷりで取材力もスゴかったですね、大戦前の日本が目に浮かんできます。新しい戦前と言われている昨今、こういう時代もあったと学び直さなければなりません。現代の日本人こそ読むべき一冊でした。

    ■私と物語の対話
    大切な人を守りたい、困っている人を助けたい、たったそれだけのはずで、目的は見失っていないんです。でも、やり方を間違えるのは良くない。未来のある若者たちの不幸はもう見たくありません。

    私たちが生きている現代でも、いつの間にか世界秩序が少しずつ変わっている。間違った方向へ行かないように、私たちひとりひとりが見て、考え、行動しなければいけないと思いました。

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    2025年03月22日
  • 路地裏の二・二六

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    めっちゃ面白かった。時代の変わり目を描くのが抜群の作家さんならではの作品。時代は昭和10年からの不穏な軍部の動きから始まる。史実を巧みに絡ませながら、歴史に残る事実、もしかしたら、あるいは、と読者を翻弄させる語り。短文ならではの緊迫した臨場感。伊吹ワールド全開。

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    2025年03月07日
  • 焔【ほむら】と雪【ゆき】 京都探偵物語

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    ネタバレ

    大正ロマンたっぷりのバディもの。活発な元刑事と病弱な安楽椅子探偵なんだけど、二人の関係はそれだけでは言い表せないのがとても面白い。片思いなのもいい。どれもボリュームとしては大きくないものの、起承転結がしっかりしてて読みやすいし、いくつもの解決法を提案してくるのが新鮮だった。今だとできない、この時代ならではの面白さかもしれない。できればまた新作が読みたいなあって思った。

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    2025年02月02日
  • 焔【ほむら】と雪【ゆき】 京都探偵物語

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    ネタバレ

    刀と傘が好きで同じ作者さんだったので購入しました。

    面白く無いわけじゃないけどなんか無理があるんだよなあとか思って読んでたら…その違和感をひっくり返してからが本番だった。

    鯉城と露木自分がうがってみちゃうからな〜って思ったら本当にそうでよかった笑

    全部の真犯人が実は露木まで妄想してたからハッピーエンドでよかった

    ハッピーエンドかな……

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    2024年11月18日
  • 刀と傘

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     尾張藩士の鹿野師光と佐賀藩士で後の初代司法卿の江藤新平のコンビが数々の不可解な事件を解決していく連作短編集で、事件を経て友情を深めつつもお互いの正義の違いにより袂を分かつことになってしまう悲哀や幕末~明治初期の動乱の時代だからこそ起こる犯罪とその動機が綿密に組み込まれていて面白かった。

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    2024年06月21日