伊吹亜門のレビュー一覧

  • 路地裏の二・二六

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    昭和10年8月、陸軍省にて相沢三郎歩兵中佐が軍務局長・永田鉄山少将を惨殺する事件が発生。その際、醜態を演じ、事件後に自害した山田元兵務課長。憲兵大尉・浪越破六(なみこし ばろく)は、渡辺錠太郎陸軍大将から、山田の身辺調査の命を受ける。相沢が襲撃直前に言葉を交わした古鍛冶兼行大佐と襲撃現場に居合わせた六角紀彦憲兵大佐。浪越が二人のキーマンの調査に乗り出す中で、さらなる事件が…

    二•二六事件の舞台裏で起きていたかも知れない事件を描いた歴史ミステリ。政治腐敗や君側の奸を排除して天皇親政を実現することを目指す皇道派。一方、第一次世界大戦後の世界情勢を踏まえ、総力戦体制の構築を目指す統制派。相沢事件を

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    2025年04月12日
  • だから捨ててと言ったのに

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    ネタバレ

    書き出しが『だから捨ててと言ったのに』から始まる短編集。様々な作家さんがこの一言からそれぞれの物語を紡ぐので、本当にいろんなジャンルの話が読めるのが面白い。

    個人的に印象に残っているのは多崎礼さんの『海に還る』、摩耶雄嵩さんの『探偵ですから』かな。短いからこそ、その世界にスッと入り込めてわかりやすい話が好み。『海に還る』は人魚の話で多崎さんの作品らしいファンタジーな世界観が8ページにまとまっていて良かった。『探偵ですから』はとにかくわかりやすい作品で読みやすかった。短い話なのに、物語の登場人物の心情もわかりやすかったし、飼ってる犬がしゃべりだすとか少し怖い感じもするけど、主人公が助かって良か

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    2025年04月04日
  • 推理の時間です

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    ネタバレ

    6人の小説家がフーダニット、ホワイダニット、ハウダニットを問う挑戦状付き短編集。

    あまり普段読まない方の小説も読めるし自分で推理をして楽しめる良い1冊だった。

    舞台が現代じゃないといまいち色々と把握しづらくてのめり込めなかった笑

    話自体も個性がでてた。
    プロの小説家はこう推理した、っていうのが読めるのも中々見なくて面白かった。

    ペリーが印象に残りすぎた。

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    2025年03月29日
  • 路地裏の二・二六

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    長い。
    時代背景にも恥ずかしながら疎かったので、最初はあまり面白くなく、読み進めるのが辛かった。
    後半ようやく面白くなってきてからは一気に読み進めることができた。
    226事件が成功していたら、どんな日本になっていたんだろう。
    今の腐った政治家を見ると、青年将校たちみたいな人が今いたらなぁと思ってしまった

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    2025年03月04日
  • ミステリーツアー

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    5人のミステリ作家によるミステリガイド。メフィストリーダーズクラブの連載が書籍化したものらしい。一作品の紹介が短めなのでスキマ時間に気軽に読めるし、書評にもそれぞれの作家の特徴が出ていて面白かった。
    個人的には未読の作品が多く、読みたい本がたくさん見つかったのが嬉しい。

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    2024年11月06日
  • 推理の時間です

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    フーダニットとホワイダニットはなんとか考えようと努力したけど、やっぱりハウダニットは難しい…。海外が舞台とか時代物だと自分の頭の中で想像しづらいのもあるんだけど。
    法月さんと方丈さんのがやっぱり好き。

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    2024年10月15日
  • 焔【ほむら】と雪【ゆき】 京都探偵物語

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    元刑事の鯉城が大正時代の京都を舞台に、探偵として事件を追う連作短編集。何より彼の幼少期からの友人の露木の助言で事件解決に向かうと言う設定が良かった。

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    2024年09月28日
  • ミステリーツアー

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    人気作家さん、5人がお薦めする、ミステリーガイドブック。
    有名な古典から、若手の作品まで色々網羅されていて楽しい。
    知らない、興味を引かれる本もたくさんあった。
    ただ好きな作家さんがお薦めする本が、必ずしもおもしろいわけではないということ…本好きならば誰でも経験していることかもしれないが、油断せずにいこうと思うw

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    2024年09月18日
  • 刀と傘

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    歴史苦手勢からすると取っ付きづらい。『イクサガミ』くらいエンタメに振り切ってくれれば大丈夫なんだけど。

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    2024年09月16日
  • 幻月と探偵

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    無茶苦茶展開ではなく、現実にありそうな(あったような)ミステリー。
    けど、万人受けする作品では無いと思う。主人公がとか展開が……ということではなくて、舞台が満州でその頃の仮名遣いなどを用いてかかれているので、読み馴染みがなく、読みにくいと思うかもしれない。
    満州、阿片、軍隊、シベリア……このあたりのワードに興味のある人にはオススメ

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    2024年09月14日
  • 推理の時間です

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    ネタバレ

    ミステリー作家の推理編と解決編のアンソロジー本。

    伊吹亜門先生の作品『幻月と探偵』の主人公が再登場だったので読んでみました。
    読者と作者以外の作家が、読みながら一緒に推理する試みが面白かったです。

    伊吹先生のこの短編、また月寒探偵で文庫化するかな?

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    2024年09月08日
  • ミステリーツアー

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    青崎有吾、阿津川辰海、伊吹亜門、似鳥鶏、真下みことのミステリガイド。各15回+番外編。
    有料配信のものに加筆修正して、単行本化したそうだが、会員はそれでいいのか。
    既読、未読さまざまながら、興味を引かれるものあり、食指の動かないものありと、人の関心の違いを改めて実感する。

    既読でも忘れているものもあって、いずれ読みたい本がまた増えた。

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    2024年09月08日
  • 監獄舎の殺人 ミステリーズ!新人賞受賞作品集

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    伊吹さんの作品を読んでみたくて読んだが、これも江藤新平と鹿野師光が主人公で懐かしかった。粒ぞろいの作品集

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    2024年08月20日
  • ミステリーツアー

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    読みたい本が溜まっていく中でまた溜まっていってしまうと思いながら恐る恐る手に取った。結果、既読の本がまあまああったのもあるが、そこまで読みたい本が増えることはなかった。安堵(笑)
    現役作家たちの書評を読むのは楽しいし、各話の終わりにある読者アンケートも楽しかった。自分の選んだ選択肢が少人数だと少し嬉しい。

    読んでいてはっきり思ったのは、私が好きなミステリは「犯人の動機がしっかり納得できるものであり、その動機がびっくりするようなものであったらなお楽しい」だということ。
    あと帯文に関しては「どんでん返し」とか「二度読み必須」等できれば書かないで欲しいということ。書かれていたからと言ってその本を敬

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    2024年08月07日
  • 推理の時間です

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    ちょっと読むのに疲れた。
    方丈貴恵のはパズルすぎて飛ばし読み。
    話が面白いのはネタがすぐバレて
    難しいものだと思う。

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    2024年08月06日
  • ミステリーツアー

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    2021年発足の会員制読書クラブで発信された企画を書籍化したもの。5人の作家が各15回に渡り、推しの小説を紹介している。アンケート等も取入れてあり読み易いし、何より既読の本が紹介されてると嬉しくなったり、未読の本をメモったりと楽しめた。

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    2024年07月30日
  • 焔【ほむら】と雪【ゆき】 京都探偵物語

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    大正時代の京都が舞台。元警察官の探偵鯉城と、伯爵の血筋で蒲柳の質ゆえ屋敷に引きこもっている露木の安楽椅子探偵バディモノ……この手の連作短編集を読み慣れていない人ほど純粋に楽しめると思うんだが、悲しいかな、ミステリ読み慣れてる人ほど、途中から不穏な気配を気取って、これは途中からアレがアレする奴では?みたいな勘ぐりが働き出すのが勿体ない(これは読者側の問題。私がそうなっちゃったので)。

    東京創元社のシリーズが実在の人物も登場する史実寄りのミステリで、講談社の奴は現代のファンタジー要素も入れたライトな読み物路線。で、今回のハヤカワさんところのはなるほどこの路線で来たかーと。大正時代の男→男のクソデ

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    2024年07月25日
  • 雨と短銃

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    著者初の長編で、探偵役・鹿野師光が江藤新平と出会う前の話。今回は坂本龍馬、西郷吉之助、土方歳三らの大物と絡む。薩長同盟締結という歴史的事実を踏まえたミステリーは、例によって時代考証がしっかりしていて安心して読める。「不可能犯罪」の真相は拍子抜けも、トリックよりホワイダニット重視といった感じ。「刀と傘」ほどのインパクトはなかったが、よく練られた話で、殺伐とした幕末京都の空気感もよく出ていた。

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    2024年07月21日
  • 帝国妖人伝

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    明治から昭和にかけて、作家那珂川二坊が遭遇した事件について記す連作短編集。
    一つ一つの話はそんなに込み入った話でもなく軽めのミステリ読み物くらいで、そこにあの有名人がかかわっていた、みたいなつくり。自分はその有名人たちにあんまり造詣が深くないもので、そのあたりを楽しめなければ単に軽い読み物でしかないんだけど、その時代時代を書いているなんともいえない舞台設定の魅力はあるような。

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    2024年07月10日
  • ミステリーツアー

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    ミステリー作家さんが紹介するミステリー作品。
    それぞれの切り口で作品が紹介され、更にそれに付随する形でアンケートがある。
    何作か気になるものもあったし、読んで楽しみたい。

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    2024年07月08日