【感想・ネタバレ】監獄舎の殺人 ミステリーズ!新人賞受賞作品集のレビュー

あらすじ

「ミステリーズ!新人賞」から、数多くの才能が登場してきた。さる旧家の美人姉妹の鞘当てから起きた悲劇を、圧倒的な筆力で描く美輪和音。胎児に憑依した“幽霊探偵”の謎解きを、緻密な構成で魅せる近田鳶迩。深夜の公園で起きた奇妙な事件を軽妙に描く、ユーモアミステリの新星・櫻田智也。脳外科の臨床講義を舞台にしたミステリを発表、医療ミステリの新たな書き手と期待される浅ノ宮遼。明治時代の監獄舎で囚人が殺害される謎を描く、時代ミステリの旗手・伊吹亜門。新鋭たちの輝かしい出発点となった受賞作五編を収録した作品集を贈る。/解説=福井健太*本電子書籍には、配信中の作品に収録されている次の短編が含まれます。『強欲な羊』(創元推理文庫版 2015年7月初版発行)収録の表題作。また、以下の収録作は、各短編ごとに単体の電子書籍で配信中です。「かんがえるひとになりかけ」「サーチライトと誘蛾灯」「消えた脳病変」「監獄舎の殺人」

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

東京創元社さんの「ミステリーズ!新人賞受賞作品集」。これが新人か、と思わずにはいられないほどハイレベル。
表題作の「監獄舎の殺人」は前評判通りの完成度で、映画のようなラストシーンには“おお!”と快哉を上げた。
個人的に好きなのは「かんがえるひとになりかけ」。こんな特異な状況のミステリは他にないよね。読み進めるのが楽しくて仕方がなかった。
純粋に謎物語を楽しみたい人にはお薦めは一冊。

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2020年02月20日

Posted by ブクログ

伊吹さんの作品を読んでみたくて読んだが、これも江藤新平と鹿野師光が主人公で懐かしかった。粒ぞろいの作品集

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2024年08月20日

Posted by ブクログ

櫻田智也さんの「サーチライトと誘蛾灯」、浅ノ宮遼さんの「消えた脳病変」が良かった。他の作品も読んでみたい。

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2022年02月01日

Posted by ブクログ

「ミステリーズ新人賞」の受賞作を集めたアンソロジー。
2編は既読で、美輪和音、近田鳶迩、櫻田智也は初めて読んだが、どれも面白かったので単独の本も読みたいと思った。
インパクトがあるのはイヤミスっぷりが素晴らしい美輪和音「強欲な羊」。
好きなのはやはり伊吹亜門「監獄舎の殺人」だが、これは連作短編集でまとめて読んだ方が良さがじわじわくる。

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2020年07月04日

Posted by ブクログ

既読がいくつか。それぞれよかったけど、時代物に方言がプラスされるとますます苦手で伊吹さんのは飛ばし読み。

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2018年02月03日

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