伊吹亜門のレビュー一覧

  • 推理の時間です

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    フーダニット、ホワイダニット、ハウダニットをテーマに各2作品ずつ取り上げた短編ミステリー。解決するのは読者である私達。巻末には各作家が他作品をどの様に推理したかも書かれていて楽しい試み。私自身は推理は到底及ばず、さっさと袋とじの解決編へと読み進めた。楽しめた。

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    2024年05月13日
  • 焔【ほむら】と雪【ゆき】 京都探偵物語

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    ネタバレ

     舞台設定が大正時代である、鯉城と露木の二人の探偵によるミステリー。鯉城が依頼を受けて調査をしていき、露木が解決していくストーリーかと思いきや、「露木は鯉城のために謎解き、もとい物語を創造している。」という事が分かったとき、某漫画の「真実は人の数だけある。」という台詞が思い浮かんだ。この「露木は鯉城のために探偵行を行う。」「最終的に鯉城も露木のように物語を創造する。」というところが、本格ミステリーに一癖加えた独特な作風になっていて面白かった。

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    2024年04月27日
  • 焔【ほむら】と雪【ゆき】 京都探偵物語

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    普通の短編かと思ったが探偵の独白から様子が変わる。
    その前の短編の解決について探偵自らが他の解釈もあり得るとした上で、相方が好みそうな方を選んだと。
    最後の短編ではその相方までもが依頼者が満足するような解釈を披露したと話す。探偵の解釈を正とするミステリのお約束をぶち壊しているが最後はまたしても探偵が解釈を考えるだろうシーンで終わる。
    ちょっとモヤモヤして終わったので次作での解釈を期待したい。

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    2024年04月06日
  • 焔【ほむら】と雪【ゆき】 京都探偵物語

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    大正時代の探偵ミステリの短編集。病弱な露木による安楽椅子探偵のごとき謎解きが、ちょっと不可思議で一癖あって面白い。時代の雰囲気も味わえます。

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    2024年03月20日
  • 焔【ほむら】と雪【ゆき】 京都探偵物語

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    ネタバレ

    なんかミステリー読みたいなと探してたら、BLか同性愛か、まあブロマンスがあるらしいと聞き付けて読んでみた。

    ネタバラシとして4話の露木視点で「恋をしていた。」と独白があるが、個人的にはそこまで沸き立つものは無かったが、まあ面白かった。

    「うわん」
    妖怪か人かの話。妖怪に見せかけた人による殺人だけど、凶器が蜂のアナフィラキシーというのが面白い。鯉城に示した露木の推理もまあ納得が行くけど、その後に死人が出ているので、そっちは自殺か他殺か気になるものの、まあいいかと思った。

    「火中の蓮華」
    鯉城に披露した、同じ火で死にたい狂った男の話は無理があるけど、狂ってるから狂った死に方というのも、まああ

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    2024年03月10日
  • 帝国妖人伝

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    明治〜昭和戦後設定のおはなし。無名に近い作家・那珂川が遭遇する犯人は誰かと解き明かす探偵は実は誰なのか!の短編が5作。探偵役は歴史上の有名な人物なのだけれど名前だけの方が多すぎてあとから調べてみたりして、作品の流れとの関係が面白かった。この時代設定が面白さを増していたような気がする作品でした。

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    2024年03月06日
  • 推理の時間です

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    誰が、どうやって、何故の3つのテーマで2篇づつ短編があり、解答は最後に纏まっているという面白い形式の本。
    読者への挑戦ということで読み進めながら考えたけど、わかったものはひとつもなく。
    巻末に作家の方々の推理があるのだけど、さすがきちんと読み取ってるなと思うものも、裏を読みすぎたような推理もあって面白かった。
    作家さんなら軽々といてくるのかと思ったから面白い結果だった。

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    2024年02月29日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    全編オリジナル(小説推理 双葉社には掲載)の贅沢な短編集。ただ、ちょっと胸くそ悪い系のお話が多かったので、好みは分かれるかも。双葉社のThe どんでん返しシリーズはこれが6冊目(自薦3巻+新鮮、特選、斬新)みたいですが、どの本も豪華な執筆陣なので、他にも手にとって新しい作家さんとの出会いを楽しみたいです。解説で本作品の解説とともに、他の著作に触れられているのも良かったです。
    芦沢央「踏み台」
    アイドルグループで巻返し必要な位置にいるみのり。色を出すために麻雀を趣味にして、そこで出会った洸平のことが好きになってしまい…。
    阿津川辰海「おれ以外のやつが」
    おれはカメラマンで殺し屋。今度の仕事は双子

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    2024年02月25日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    少し読後感が悪いものの、予想した展開の斜め上にいったり、予測を全てひっくり返しながらも意味が通った結末になっており面白かった。

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    2024年02月23日
  • 帝国妖人伝

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    語り手はいわばワトソン役。事件の真相とは別に、探偵役の正体が各話最後で明かされるという、変わった趣向の連作ミステリー。僅かなヒントから途中でピンとくる物知りな人はともかく、有名人5人の名にどこまで反応できるかで評価が分かれそう。自分はまずまず楽しめた。明治生まれの三文文士の数奇な人生譚としても面白い。伊吹亜門氏、まだ若いのに史実の絡ませ方が本当に巧い作家さんだと思う。

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    2024年02月22日
  • 帝国妖人伝

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    わたしの知ってるあの人もこの人も…!著名人が探偵役になるミステリーで、エンタメ的に読んでいたのですが、最後の一編に度肝を抜かれました。なんて壮絶な、凄惨なお話なのかと。
    作品中の人物が固執する、人の情念てやつが、濃厚に散りばめられていたと思います。

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    2024年02月17日
  • 斬新 THE どんでん返し

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     アンソロジー作品が新しい作家との出会いになり、更に決められたテーマでこの作家はどの様な作品を発表するのだろうという面白さに気がついてしまい、過去含め様々な作品集を読む事にした。今作はどんでん返しがテーマであり、短い作品、しかもどんでん返しがあると読者が分かっている状態でどれだけ読み手を感嘆させてくれるかが楽しみだ。

     踏み台 芹沢央
     アイドルを目指しアイドルになった女性。ストーカーの様になってしまった元彼。彼はプロ雀士の夢をもちながら、主人公はアイドルとしての武器を磨く為出会い、そして別れ、現在の様な関係になる訳ですが、設定はありきたりに見え、どの様にどんでん返しをするのかと興味津々だっ

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    2024年01月31日
  • 刀と傘

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    ネタバレ

    初代司法卿・江藤新平と尾張藩士の鹿野師光が探偵役となるミステリ短編集。

    江戸から明治へと変わる動乱の中、二人は五つの事件に遭遇する。
    謎解き要素も楽しみつつ、当時の時代背景を色濃く反映した動機や人間ドラマに心がかき乱されました。

    しかし、連作ごとに積み重ねられていった二人の友情が、各々の信じる正義ゆえ、道を違えすれ違っていくさまは何ともやりきれなかった。
    少し唐突に思えたほどの、余韻が残る幕切れも切なかったです。

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    2024年01月21日
  • 焔【ほむら】と雪【ゆき】 京都探偵物語

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    大正時代京都が舞台のバディもの
    安楽椅子探偵でしょ?と思って読み進めると……⁉︎

    誰のためなのか、何のためなのか考えさせられる作品でした。
    舞台となっている大正時代の京都が文章から
    伝わってくる美しさ素敵でした。

    読み終わった後に帯を見て納得
    “ときに熱くときに冷たくきみと謎解くいとしさよ”
    この作品が2024年初読みでよかったです
    続編希望!!

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    2024年01月10日
  • 焔【ほむら】と雪【ゆき】 京都探偵物語

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    ネタバレ

    シリーズ一作目っぽくないというか何作かこのコンビで出てる感があってなんだか面白かった。馴染む。
    鯉城が犯人だと疑われる展開が来そうで来なくて意外だった。実際世間的には誰が犯人と見なされたのか書かれてないけど、なかなか後期クイーン問題…と思っていたら…だったのでうれしかった。探偵助手の可能性は無限大…というか探偵探偵か。

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    2023年12月09日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    ネタバレ

    タイトルどおり
    どんでん返しを集めたアンソロジー。

    「踏み台」芦沢央
    「おれ以外の奴が」阿津川辰海
    「遣唐使船は西へ」伊吹亜門
    「雌雄七色」斜線堂有紀
    「人喰館の殺人」白井智之

    最初からどんでん返しがあるもの、という
    前提で読み進めながらも楽しく読めました。

    芦沢さん目当てで読んだので安定の面白さ。
    しかし、主人公の顛末は自業自得にしか思えないので、
    何を感傷に浸っているのだ、と思ってしまった。

    「おれ以外」はハードボイルドで良かった。
    主人公がやられてしまうのか?と
    ヒヤヒヤしていたけれど、セーフ。
    でも、最後はちょっと哀愁。

    「遣唐使」は、今までみたことのない時代背景で
    描かれた

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    2023年09月04日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    ジャンルの違う確かに斬新などんでん返しがあった。

    ただ、作品によっては
    読みづらい、きついと思うものもあるかもしれない。


    雌雄七色は読み返してしまった。
    短いのに1度では吸収できない内容、作りだと感じた。

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    2023年09月03日
  • 本格王2020

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    1結城さん 
    『真相をお話しします』と言う本を購入
    こちらの本と同じ内容でした。
    小説はとても面白いですが、別の小説かと期待した。

    2東川さん
    個人の感想です。
    内容が細かく、その細かい内容は必要なのか?
    っと、退屈になる。

    3伊吹さん
    個人の感想です。
    時代モノなので面白いかとおもったが、
    私には合わない

    4福田さん
    初めて読む作家さんでした。
    とても面白い。次が気になりました。
    別の本も読んでみたいです。

    5中島さん
    初めて読む作家さんでした。
    とても面白い。次が気になりました。
    別の本も読んでみたいです。

    6くしきさん
    初めて読む作家さんでした。
    とても面白い。次が気になりまし

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    2023年06月26日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    タイトルにこれでもかという感じの修飾子でどんでん返しと付いていると、作家さん書きづらいのかなと思いましたが、
    十分楽しめます。ちょっとエログロありますが。
    雌雄七色は順番に並べられない私には少し難しかったです。

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    2023年06月19日
  • 斬新 THE どんでん返し

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    どんでん返しといえばどんでん返しだったけど、期待してたほどおお〜とはならなかった。
    普通に面白く読めた。
    「雌雄七色」は今っぽい感じだと思った。
    「人喰館の殺人」はちょいエログロ要素を含みつつミステリーとしてしっかりしていたのが面白かった。

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    2023年05月23日