貴志祐介のレビュー一覧

  • 梅雨物語

    Posted by ブクログ

    同じシリーズの秋雨物語の方が面白かった
    最初の物忘れの俳句の話がとにかく長かったけど、面白さでいえばそれが唯一
    他の短編は微妙

    0
    2025年09月04日
  • クリムゾンの迷宮

    Posted by ブクログ

    黒い家とは違い、前半から割と怖い。
    相変わらず貴志祐介の本に出てくる女性は中谷美紀の様な細身で綺麗な女性が多いw

    0
    2025年09月01日
  • 黒い家

    購入済み

    完全ホラー

    まず読み終わった感想は、五十嵐貴久さんの「リカ」を思い出した。
    サイコパスな女性が確かに怖いと感じたけど、私的にはもう一捻りホラープラス何か欲しかったなぁという感じでした…
    ただ生命保険会社の裏側とかが分かって面白かった!
    保険金目当ての殺人や詐欺なんて、想像以上に現実にあるのかもしれないなと思ってしまった…
    そういう意味でもホラーだな!

    #ドキドキハラハラ #怖い

    0
    2025年08月31日
  • 十三番目の人格 ISOLA

    Posted by ブクログ

    多重人格に潜む恐ろしい人格の話。
    幽体離脱とかエンパスとか、予想してなかった切り口でこれはこれで面白かった。
    身体を持たず精神だけで人を殺せるって言うのが超人過ぎる気も…笑
    ラストはゾッとしました。

    0
    2025年08月31日
  • さかさ星

    Posted by ブクログ

    今年の夏もホラー!第4弾!重々しい雰囲気で始まる邪悪な物の存在正体、事件の概要が見えてこない、それが妙に引っかかってくる!何かある?登場人物も何処か謎?不気味?な印象を受ける。
    話が進むにつれなるほど!と納得する事が増えてくるが、どうしても謎に包まれ、傍若無人に何が起こるかわからない恐怖のイメージが全体を靄の様に覆う。
    読後感じたストーリー自体は案外シンプルなホラーな印象を受けるが、多くの呪物の謂れや来歴が複雑で、理解するのに若干抵抗があった。
     しかし、しっかりとしたホラー小説を楽しむ事が出来た!今の映画の技術であれば、迫り来る恐怖の緊張感を映像化もありかと感じる!シンプルで何処か懐かしいホ

    0
    2025年08月27日
  • さかさ星

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ホラーだと知らずに貴志祐介の最新作というだけで読み始めた結果、ホラーが苦手な私は怖すぎて震えながら読みました。
    とても面白かったですが、最後のバトルシーンがもう少しあったらよかったなぁと思いました。

    0
    2025年08月26日
  • 兎は薄氷に駆ける

    Posted by ブクログ

    厚いけどすいすい読めた。面白かった。
    けれど、警察や検察ってこんなに無能なん??とも思ったけれども…

    0
    2025年08月23日
  • 新世界より(中)

    Posted by ブクログ

    わんこが死んで最悪
    とはいえ徐々にこの世界の真相が明らかになってきて面白い
    主人公は相変わらず決断力に乏しいし、説明されてもわかんない、道を聞かれてもわかんない、って……
    周りが成熟してるだけに幼さが際立って見えるなと思う

    0
    2025年08月17日
  • さかさ星

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    名家・福森家で起きた凄惨な殺人事件。福森家の親戚で祖母に呼ばれた亮太は事件現場である福森家の大きな屋敷へ向かうと、霊能力者を名乗る賀茂禮子という女性がいた。
    家を見ていく過程で、賀茂はこの事件は呪物によるものだと断言する。実際、福森家には様々な骨董品が集められていて、そのひとつひとつに怨念のこもった曰くがついていた。

    冒頭から様々な植物の魔除けの効果や呪物の説明がたくさんあって情報量が多く、覚えながら読むのが大変だった。結構すぐ忘れて戻って読み返したりもした。
    月晨が出てきたあたりでもともと得体の知れなかった賀茂禮子が敵かもしれない、となり、そうなるともう全員怪しくて疑心暗鬼になりながら読む

    0
    2025年08月17日
  • もの語る一手

    Posted by ブクログ

    読みにくい作品もあったけど。奨励会にいる人は、誕生日をめでたい日とは思わないや。「なれなかった人」がふむふむ。

    0
    2025年08月15日
  • 新世界より(下)

    Posted by ブクログ

    オーディブルにて。
    ずっとハマらないまま惰性で下巻。バケネズミの正体のオチもまあ予想通りだった。
    ボノボのような平和な社会を築く、そのために人権を持たせる年齢を引き上げるなどの発想は面白かった。が、全体的にそこまで面白くないので読まなくても良かったなあ。

    0
    2025年08月14日
  • 新世界より(中)

    Posted by ブクログ

    オーディブルにて。
    上巻にあまりハマらなかったものの、惰性で中巻。
    「その時はまだ知る由もなかった」的な表現が多すぎてくどい。しかもその前フリのわりに大したことが起こらないので期待外れ。

    0
    2025年08月14日
  • 新世界より(上)

    Posted by ブクログ

    正直序盤は長えと思ってたが、話が進むにつれて止まらなくなる!こわいし、ファンタジーだし、唐突な微エロだしで読んでいて飽きない。中下巻も進めていく

    0
    2025年08月10日
  • 新世界より(中)

    Posted by ブクログ

    人からおすすめしてもらい約10年ぶりの再読。やたらと性行為に及ぶ小説、と当時記憶していたことを思い出して笑ってしまう。再読で感じたのは著者の影。女性心理の描写が男性視点であったり、15歳未満の女子が「あんちょこ」という言葉を使ったり。小説の世界観に没頭していても、著者の選んだ言葉によって時々引き戻される感覚が面白い。人間臭さというか、著者のシルエットを作中に感じられてよかった。

    0
    2025年08月10日
  • クリムゾンの迷宮

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・前半☆4、後半☆3
    ・設定めっちゃ好き
    ・地球とは思えぬ異世界で参加させられるデスゲーム
    ・主人公チームだけが情報によって優位にゲームを進められているという優越感
    ・運営の罠で人ならざるものになった2人組に追われる緊張感
    ・先が気になってどんどん読み進めてしまう
    ・最初の道具ドラフトでコンドーム選んだシーンは笑った
    ・たしかに女性とチームでコンドーム選んでたら、他チームからはこいつ状況わかってんのかよってなるわな
    ・ラストで藍も運営側でカメラマン役ってのは驚いた
    ・ただ全体的に引っかかるところもあった(特に後半)
    ・重要っぽい情報への主人公のすっとぼけ方が気になった
    ・あと主人公と藍の恋愛シ

    0
    2025年08月10日
  • もの語る一手

    Posted by ブクログ

    将棋を知ってたらもっと楽しめたんだろうなあというところが多かった
    なんもしらないからおそらく3割くらいだろうなと悲しいけど
    将棋は兵法ということはわかった

    0
    2025年08月06日
  • クリムゾンの迷宮

    Posted by ブクログ

    赤く染まった火星のような世界で目覚める主人公達。理由もわからぬまま、プレイヤーたちは極限の状況で生存をかけたゲームに巻き込まれていく。

    プレイヤーたちは、それぞれ異なるアイテムを得られるルートの中から一つを選んで行動を開始します。食料、護身具、情報など、生死に直結する要素を選択する緊張感が読者にも伝わり、まるで自分がゲームブックの中に入り込んだかのような感覚を味わえます。主人公は「情報」のルートを選んだことで、他プレイヤーの動向やアイテムを把握できる立場に立ち、物語が一歩一歩戦略的に進んでいくのが実にスリリングです。

    文章は平易で非常に読みやすく、スムーズに物語世界に入り込めます。一方で、

    0
    2025年08月05日
  • 秋雨物語

    Posted by ブクログ

    【2025年92冊目】
    社員旅行の翌朝、欲を抱いた男女が散歩に高じた結果――「餓鬼の田」、謎の転移現象に悩まされているという作家が消えた――「フーグ」、絶唱の秘密を探す道楽家が知る真実――「白鳥の歌」、夢が叶うかもしくは死ぬか、ロシアンルーレット式――「こっくりさん」。4つの不可思議な短編集。

    ある種のネタバレかもしれませんが、貴志祐介さんの作品でかつ角川ホラー文庫ということから、まあ救いのある話たちではありません笑 そこまでの絶望でもないかもしれませんが、ハッピーエンドではないという感じでしょうか。

    「餓鬼の田」は気の毒に…って感じでしたね。「フーグ」は作中作もあって、展開がどうなるか読

    0
    2025年08月04日
  • 新世界より(上)

    Posted by ブクログ

    人からおすすめしてもらい、約10年ぶりに再読。昔は大好きだった貴志先生の作品。大人になってから読んでも、相変わらずドキドキしてホラーちっくな展開を楽しめた。こういった小説を読むのは久しぶりなので、この世に存在しない空想の生きものを想像するのが新鮮に感じる。話の内容や区濁点にカジュアルさを感じながらも、10年前に読んだ頃の感覚を薄っすら思い出したりして、楽しい時間を過ごせた。

    0
    2025年08月02日
  • さかさ星

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    賀茂禮子については他の作品でも読んだことがあったため、再会した驚きと喜びがあった。
    書かれているのは主人公の先祖の狡猾さと悪行の数々だが、主人公が現代の若者なので独特の軽さがあって、それが読者としては息抜きポイントになっていて良かった。ふとした瞬間の言葉が面白くて何度か吹き出した。
    怨念と賀茂禮子の戦いになるのかと思いきや、主人公がひとりでなんとかしなくてはならない展開が無茶で、また笑いを誘った。「やったれ!頑張れ!」と応援していたが、当人はそれどころじゃない。
    現代の殺人事件のようなはじまりだったが、どんどん過去を掘り下げて先祖の因縁にまで行き着くのは予想外だった。こうやって束になって復讐さ

    0
    2025年07月19日