貴志祐介のレビュー一覧

  • クリムゾンの迷宮

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    私事で恐縮ですが、仕事中、眠くなるとよく営業車を停めて昼寝をすることがあります。←
    わずか15分くらいですが、起きると自分が一瞬どこにいるかわからなくなるときがあるのです。
    目覚めて本書のようにバングルバングルだったらパニックになるでしょうきっと。

    バングルバングルを検索すると、たしかに表紙のような風景が見られます。火星?!と思うのも不思議ではありません。
    とにかく先が気になって一気に読み進めますが、途中で気がつきました。あ、読んだことあるやつだ…。
    はい、久しぶりに楽しめました。

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    2025年12月21日
  • 怪と幽 vol.010 2022年5月

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    特集タイトルに惹かれた過去号の怪と幽、勢いで2冊お迎えしたものの、前号の「あやしい家」ほどはまらなかった。。
    今号の特集は「呪術入門」だから、うわぁ呪術だね〜(ぼんやりし過ぎた表現しかできない 泣)ていう術とか、呪物とか、不穏な感じの内容ばかりかと想像してたんだけど、節目に玄関先に飾るやつ(お節分の柊とイワシの頭とか。うちにはそういう習慣はないから飾ったことはないけど)とか、ちょっとしたおまじない的な内容も紹介されていて、それが興味深かったです。あの飾りたちも呪物と呼ばれていることに驚いたのと、どれも初めて見るお品ばかりで、日本って狭いようで広いな〜って改めて感じました(私の実家の玄関先に掛け

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    2025年12月17日
  • 雀蜂

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    ネタバレ

    え?
    最後にえ?ってなった。
    え? 結局、三沢と夢子は不倫?
    ともやは夢子を殺そうと?
    何が本当で何が嘘かわからなかった。
    とりあえず蜂はこわい。

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    2025年12月16日
  • 悪の教典(下)

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    人物形成の説明として必要だったのか、途中まで過去回想がちょこちょこ入って来て鬱陶しいが、殺戮が始まってからは先が気になり一気に読む。

    ただ、いろいろ伏線と思わせる事を張っといて、回収しないで(?) やや尻切れトンボで終わる。
    ・躊躇した女の子→何故躊躇したんだ?
    ・カウンセラーの先生→結局何もない(笑)
    ・ボクシング経験のある退学した男子→あっけない、普通彼がなんらかのキー・パーソンと思うでしょ!?
    ・あの後書き的な小噺は一体何に??

    仮に精神的に問題があったとしても、これだけの殺戮をやったら無罪はありえんだろう。

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    2025年12月15日
  • 悪の教典(下)

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    必要なしとしたのかわかりませんが、全体的にカタルシスがなかったなという感じでした。
    ハスミンのイカれっぷりを楽しむものってことなら後半はイマイチ。 女子生徒を殺すのを躊躇ったことがその後特に何にもつながらずに終わったことや、
    無駄に関係性の進展をほのめかして何もなかったカウンセラーとのくだり、意味ありげだったのに大して意味もなかったカラスの描写など、消化不良要素がチラホラあったんじゃないかと思います。
    ただ最近でここまで先が気になって一気読みしたものはなかった。
    あとがきは普通に引きました。

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    2025年12月15日
  • 天使の囀り

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    長い。
    すごく怖い話だったけど、ネタが古い。
    4半世紀前の作品だからそれはそうだ。
    当時読んでたらすごい面白く感じてたと思う。

    個人的には、線虫に感染して快感を感じまくって死ねるならそれもいい派です。
    恍惚として死ねるって結構幸せじゃね?しかも最後の2週間ぐらいは、人生がめちゃめちゃ充実するし。個人的には結構アリ!

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    2025年12月13日
  • 悪の教典(上)

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    『黒い家』が今年読んだ中で一番おもしろかったんで、同じ作者で同系統の小説を探したことろ本作を推奨された。

    正直、上巻を読み終わった時点での評価は『黒い家』を10としたら6.5ぐらい。学校を舞台にしてるんで必然的に登場人物が多く全体像が掴みづらい。こういう小説ほど登場人物紹介図があって欲しいんだが、、新しい登場人物が出てくる度にイライラする…読み進める内に分かるだろう(?) 的な考えなのか。。今のところ物語の進行はかったるくワクワク感は薄い。無理に残酷、非情展開にしようとしてる?

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    2025年12月11日
  • さかさ星

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    貴志祐介の長編作品。細部まで設定を詰めることでリアリティを出すのはやはり上手い。
    特に冒頭の由緒ある大きな家に独特の薄気味悪さや静かな恐怖みたいなのがよく現れていて、惨劇が何を表すのだろうという興味も相まってどんどん読み進められた。
    惜しむらくは後半の展開で、どんでん返し系の作家さんじゃないとはいえ、もう少し展開に意外性や伏線回収感があると良かったなぁとは思ってしまう。

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    2025年12月11日
  • 新世界より(上)

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    読み始めは宮部みゆきの「ブレイブストーリー」を思い出したけど、性的な描写もあってちょっと大人向けの冒険譚

    今の人とは違う性的慣習や能力の描かれ方はSFっぽくて、記憶が消されるところはホラー感もある

    社会の成り立ちを解き明かすくだりはミステリーっぽくて、いろんな要素が詰まった物語だなと思った

    ラストは意外で、異なる種への敬意や、能力がある人と持たない人との共存の難しさを考えさせられる結末でした

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    2025年12月01日
  • さかさ星

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    なかなかに難しかった。
    ひとつひとつの呪物にこもった怨念の話は面白かったけど、多すぎてこの呪物の話なんだっけ?ってなった。
    あと家族関係や屋敷内の様子が分かりにくかったから、相関図や家の見取り図的なのあるとよかったな。

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    2025年11月27日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    冤罪なのに父は獄死した。
    父を失い、不幸に落とし入れられた子の復讐劇。
    彼女、弁護士までもが片棒を担いでいた。
    家族を失った辛さは計り知れないけど、人を殺してまで復讐したいと思うのか?そんな本でした。

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    2025年12月07日
  • 天使の囀り

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    説明が長いことが多くてつまんない部分もあったけど、最後の方で二転三転して物語が進んでいく感じは面白かった。でも、とにかく話が気持ち悪かった(ホラー小説だから、いい意味で)。

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    2025年11月24日
  • さかさ星

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    けっこうひき込まれて読み進めていき、そのペースは衰えない。なのになにやら訳分かんなくなってきて、結局…なんだったんだろ。数多出てくる呪物は敵か味方かすっかり見失って混乱し、殺された福森家の皆さんの屍は完全にゾンビ状態になってた。あんな呪われた、しかも殺戮の跡がいまだ生々しい屋敷で通夜だのします?というか事件後に人が住み続けて、さらに命拾いした子どもたちを呼び戻します?日震も月震も退治はできないまでも、あんなんでほっといていいのかなぁ?賀茂禮子さんは頼りになるようではてさて。いずれねせよ亮太くん、お疲れ様。

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    2025年11月24日
  • さかさ星

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    呪物や霊媒師などオカルトを詰め込んだ本作。呪物vs呪物という呪術廻戦のようなワクワク感があった。しかし呪物の説明が長すぎる…

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    2025年11月17日
  • クリムゾンの迷宮

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    目を覚ました主人公の視界に広がる、深紅色の奇岩。その「深紅(クリムゾン)」は、やがてサバイバルの暴力と交錯し、血の深紅とも重なる。
    昔観た映画「トータル・リコール」の火星の風景を思い出すような非現実的で異様な光景でした。

    貴志祐介さんの『青の炎』『天使の囀り』と同時期の作品と思うと、現実と虚構の境界をあえて曖昧にしながら、人間の本能や恐怖を描いていた時期なのかな。

    この作品は、私の苦手なゲーム的展開。
    早く真相に辿り着かないかな、とこの「ゲーム」に潜む悪意の表現へのシフトに期待していましたが、むしろこれは展開そのものを楽しむタイプの小説なのだと思います。
    仕組まれた舞台で、読者自身もゲーム

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    2025年11月13日
  • もの語る一手

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    将棋にまつわるアンソロジーとは知らず、青山美智子さんの名前を見つけ早速読んでみると1話目からジーンと来る。将棋が全くわからなくても一話一話引き込まれていく。もし将棋に詳しかったらもっとワクワクできるのかもしれない。
    実は貴志祐介さんのお話のオチが良くわからなくて解説が欲しかったが、ちょっと探しただけでは見つからなかった。
    「お前レベルの話はしていない」は大島版のみなので、芝版もあとで読んでみたい。

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    2025年11月13日
  • 青の炎

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    小説で描かれる地域を想像して読むのが好きなのですが、江ノ島や湘南の情景が感じられました。高校生らしく青春を盛り込みながら、家族のため完全犯罪を緻密に計画する主人公をつい応援したくなった。この本で倒叙小説という言葉を知りました。

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    2025年11月12日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    過去の父親の冤罪事件。
    その清算を目指す青年の大胆な構想。

    冤罪の“冤”は、ワ冠に兎。
    あまり意識したことはなかったけれど、
    面白いところをついてきたなと感心します。
    そして、薄氷を踏むのですではなくて“駆ける”。
    割れる前に抜け切るんでしょう。

    青年の中で閉じ込められたままの父の“兎”。
    自らが、再びの“兎”となり、取調室へ向かう。
    薄氷を少しでも証拠で重ねつつ、
    警察・検察と対峙していく様子は、
    ラストが予測されるとはいえ緊張感があります。

    そして、迎えるラストには『青い炎』で読んだあの破滅感を味わうことになります。
    上手くいきすぎかなとか、
    叔父さん反省してない方が面白かったのにと

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    2025年11月08日
  • 新世界より(下)

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    海底2万マイルみたいなイメージがたくさん広がる物語だった。
    背景の想像に労力持っていかれて、心情に入り込み切れなかったな…

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    2025年11月03日
  • さかさ星

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    ネタバレ

    福森家で起きた一家惨殺事件を調査する霊能者・賀茂禮子と中村亮太。
    訪れた事件現場の屋敷は、曰く付きの呪物で溢れ返っていた。戦国時代から続く恩讐が今回の事件の引き金になっているのだろうか。事件の夜を生き延びた福森家の子供たちを更なる脅威から守れ。

    呪物紹介ツアーが長くて閉口した。
    庭木も多分に呪われていて、屋敷の門から母屋に入るまでにも随分時間がかかった。事件の内容もよく分からないうちから繰り広げられる講釈に、早く物語の全体像を掴みたいという気持ちが先行して、とてもじれったかった。母屋の中に入れば、河童の木乃伊や天尾筆などを始めとしたエピソードをちゃんと持った呪物が多かったので、その完成度はさ

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    2025年11月01日