貴志祐介のレビュー一覧

  • 狐火の家

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    ネタバレ

    かなりの傑作だった硝子のハンマーの続編ということで読んだ
    今回は短編集だけど暗い話もあればちょっと面白い話もあって全体的にはちょっと雰囲気が明るめ
    バリエーション豊かな事件と色んな推理が出るのはこのシリーズの特徴だけど長編の読み応えを期待してるとちょっと肩透かし気味ではあるか
    最後の話はあまりにふざけてるので冗談というオチがつくかと思ったよ
    ヒロインの弁護士のキャラもちょっと立ってきたか?
    3.5ぐらいかなー

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    2026年08月30日
  • 悪の教典(上)

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    登録後、最新の表紙を見ると、ほぼネタバレですね。私はBOOKOFFで購入したのは烏が表紙なので
    殺人までとは思ってもいない展開でした。
    主人公は生徒からも人気があり同僚からも信頼される高校教師。しかし裏はサイコパスで思い通りにいかない者(動物も)は次々と排除していく。
    ただ、排除のやり方はもっと上手にやると期待しましたが後半は次々と殺人。ちょっと方法が安易過ぎてちょっと残念な気持ちです。
    下巻は主人公が描いたシナリオがどうやって崩れていくか、期待したいです。

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    2026年08月30日
  • ダークゾーン(上)

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    貴志祐介好きだから読んでるんだけど、うーん私の好きな貴志ワールド感が少ないというか…
    ストーリー全振りでいつもの心情変化とか描写が薄いというか。真っ直ぐだなあという感じ。

    面白いことに変わりはないので下巻も楽しみ。
    でもさっと読んじゃおう〜みたいな雑な感じになる。

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    2026年08月26日
  • クリムゾンの迷宮

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    ネタバレ

    評価高かったので見ました。
    インシテミルとかバトルロワイヤル感が。

    オチは釈然とせず。
    主人公だから情報ルートを取れましたが、じゃなかったら詰みなのがあんまりです

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    2026年08月24日
  • さかさ星

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    貴志祐介さんは自分が本を読むきっかけの著者で大好きなのですが、最近の作品はホラーの中でも、呪いがテーマになっていて、この作品はその最たるものだと思った。
    貴志祐介さんじゃないと手に取らないし、全然興味のないテーマだったけど、その世界観に浸かりながら読むことができた。
    ただ、、クリムゾンや天使の囀り、黒い家くらいの荒唐無稽なのに現実味がある作品がメインだった頃の貴志祐介さんに戻ってほしい。。

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    2026年08月21日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    好きな作家さんが数名名を連ねていたので、電子書籍をポチって読みました。

    どれも面白かったですが、個人の意見としては、アンハッピーエンド的な、胸●な結末の話もあり、そうゆうのは求めていないなぁ〜と飛ばし飛ばし読んでしまいました。

    怖さを求めて読むには、良いアンソロジーです。

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    2026年08月20日
  • 硝子のハンマー

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    ネタバレ

    探偵役が防犯コンサルタントでありながら泥棒でもある、という設定が面白かった。

    特に印象に残ったのは、犯人目線で描かれる後半部分。犯行に至るまでの流れを追っていくうちに、犯人だと分かっているのに「どうかバレませんように……」と、いつの間にか感情移入してしまっていた。

    トリックについては「実際にそんなにうまくいくものなのかな?」と思う部分もあったものの、仕組み自体はよく考えられていて面白かった。

    ただ、個人的には最後に探偵役が犯人を追い詰め、真相を突きつける場面をじっくり楽しみたいタイプなので、そこが思ったよりあっさり終わってしまったのは少し残念。

    犯人側の物語がしっかり描かれていたからこそ、最後に探偵と犯人が対峙するところまで、もう少しじっくり読みたかった。

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    2026年08月18日
  • 悪の教典(上)

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    超ド級の問題教師が続々登場。
    「いったいなんで、これが教師をやっていられるのだろうか」、と周りを批判する蓮実お前が一番ヤバい。

    ここまで行かずとも実際問題真面目に教師の過去を洗っている学校も多くないだろうな、と思う。

    計画的かつ冷酷に人を排除できる蓮実だが、都合の悪い人物をすぐ葬ろうとするあたり割と自制心がなくて危うい。
    このままエスカレートすると流石に隠しようがなくなるような気がするが下巻ではどうなるだろう。

    人気者の蓮実とは対照的な、社会的弱者として反社会性を隠す釣井先生が個人的に好きだった。
    サイコパスにも感情が無い訳じゃなくて、記憶に苛まれもするし鬱にもなるんだよな…。

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    2026年08月17日
  • 最恐ホラー 嫌な記憶

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    ネタバレ

    ホラー短編が2本。サクッと読める分量です。
    貴志祐介「薔薇の小枝」結局人がいちばん怖いよね系の話だった。気を衒いすぎてなくて読みやすくておもしろい。ショートショートという感じ。
    荻堂晁「火中の栗」子供たちが肝試しをしてハプニングが起きる話。ホラー…なんだろうけどオチがちょっとわかりにくいなと思いました、というかぶっちゃけよくわからなかった。「僕」こそがのけ者だったということなんでしょうか。ひとりで夢を見てただけにしては片目を失うって代償が重い、そして能面のような顔をしてる5人も気になるところ。

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    2026年08月16日
  • 天使の囀り

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    ネタバレ

    栃木の人間は、そんな風には喋らない……
    東京からほどよく近い田舎なので
    小説界の栃木は
    よく死体が捨てられるしコミューンが作られる。

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    2026年08月16日
  • クリムゾンの迷宮

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    ネタバレ

    一気に読みすすめられた。
    トゥルーマン・ショー的な事なのかなとは思ったが、藍がカメラマンの役割をしているとは思わなかった。
    野呂田が途中亡くなったり、あれだけ嫌がっていた補聴器の電池を使ったのは、スナッフビデオを成立させる為にした行動なのか。
    面白かったけど、理解しきれない部分もあった。

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    2026年08月15日
  • 青の炎

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    二宮和也主演、蜷川幸雄監督で映画化。
    切ない話だった。ずーっと良かったのにあのラスト。あれじゃ誰も救われない…

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    2026年08月15日
  • クリムゾンの迷宮

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    ネタバレ

    死ぬほどネタバレしてるので気をつけてください。ていうか、もはやネタ解剖しちゃってます。あくまで感想の域は超えませんが。↓↓

    本書を読んで強く印象に残ったのは、極限状態での人間の恐ろしさ以上に、「人間は『善か悪か』だけでは決して割り切れない」ということだった。

    その象徴が「藍」だと思う。

    終盤、藍がゲームの主催者側にいることが明らかになる。藤木からすれば明らかな裏切りだが、彼女自身が自由な意思でその立場を選んだわけではなく、状況的にゲームに関わらざるを得なかった側面もある。そう考えると、藍もまたゲームに囚われた一人だったのではないか。ただし、だからといって彼女を善人として見ることもできない。藤木を助けることさえ、純粋な善意とは限らない。ゲームを盛り上げる「撮れ高」のためなら、藤木を生かしておくことには十分な意味がある。つまり藍は、藤木を助けながら、同時に藤木を利用している。ここが面白い。

    「藤木を助けたのは情だったのか、それとも撮れ高のためだったのか」その境界が曖昧だからこそ、藍を単純な善人にも悪人にもできない。人間の行動には、情と打算、善意と自己都合が同時に存在する。人間は、純粋な動機だけでは動いていない。藍は、その矛盾を極端な形で見せている。そして、この「状況」と「意思」の問題は、藤木やグールとの対比でも浮かび上がる。藤木は、極限状態でも考えることをやめない。何を食べ、どこへ進み、誰を信じるかを、自分の頭で判断し続ける。一方、グールは生き残るために人間としての一線を越えていく。

    藍はその間にいる。ゲームの側にいながら、完全には割り切れない。だから私は、藍を「人間性の最後の砦」のように感じた。怪物になってしまったわけでも、正しい人間であり続けたわけでもない。悪に関わりながらも、完全には人間であることを捨てきれない。その「なりきれなさ」こそ、むしろ最も人間らしいのではないかと思った。

    そして、この作品で本当に恐ろしいのは、殺し合いそのものだけではない。藤木たちにとっては生死を懸けた現実が、主催者にとっては「撮れ高」のある娯楽でしかない。人間の苦痛や恐怖まで、誰かにとってはコンテンツになる。そう考えると、藤木が奪われていたのは命だけではなく、「自分の人生を自分だけのものとして生きる権利」だったのではないかと思う。そして、ここから自分自身にも問いが返ってくる。私たちも、仕事や組織、人間関係など、自分では選べない条件の中で「自分の意思で」選択していると思っている。しかし実際には、与えられたルールの中で選ばされていることもある。

    だから、この作品から持ち帰りたいのは、「自分はいま、本当に自分で選んでいるのか。それとも、与えられた状況の中で選ばされているだけなのか」と、ときどき立ち止まることだ。同時に、他人を判断するときも、その人の行為だけを見て「善人」「悪人」と決めつけない。その人がどんな状況に置かれ、何を選ばざるを得なかったのかまで考える。ただし、それは行為の責任を免除することとは違う。

    『クリムゾンの迷宮』は、極限状態で人間がどこまで残酷になれるのかを描いた作品だと思っていた。でも読み終えてみると、それ以上に、「人間は、与えられた状況の中で、どこまで自分自身でいられるのか」を描いた作品だったように思う。

    藤木は「場所」から脱出しようとし、藍は「役割」から逃れきれない。そしてグールは、人間であることそのものから遠ざかっていく。そう考えると、三者がそれぞれ違う「迷宮」を歩いていたように見える。そして私たちもまた、自分では選べない状況の中で、それでも選択し続けている。

    自由とは、何でも好きに選べることではなく、選べない状況の中で、それでも何を選ぶかということなのかもしれない。この作品を読み終えて、一番自分に残ったのは、そんな問いだった。

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    2026年08月13日
  • クリムゾンの迷宮

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    ネタバレ

    ゲームの内容自体は面白かったけど、なぜ彼らがゲームのプレイヤーにされたのか、結局主催者は誰なのか?藍は何者だったのか?疑問点が多く残りうまく消化できず、、、

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    2026年08月09日
  • 黒い家

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    日常に潜むホラーを、虫の生態系に重ねた情景描写が、身体の芯からゾワっと感じ、貴志祐介の味が出ていて良かった。

    保険会社に勤める主人公。保険を売るということは、「死」という事象に価値を提供しなければいけない。そんな立場の主人公ならでは目線で、「生」とは。「死」とは。という部分に触れられている。
    そこには会社員としてのロジカルな思考と、人間としての本能的な思考とで、主人公の中に常に葛藤がある。
    その葛藤の末に出した道理から外れている存在を、「サイコパス」や「人間の形をした化け物」といった表現で切り離そうとしている様子と、全てを受け入れようとする、心理学を学ぶ彼女という存在がその対比構造を分かりやすくしていた。
    十人十色という言葉があるように、人間という種族を一つの型にはめることはできない。その型から溢れた人間を括る言葉があってはいけない。私はそう考えさせられた。
    これは単なるホラー作品ではなく、社会と多数性・人間とはどうあるべきか。という問いをかけられているような、とても考えさせられる作品であると思う。

    最後主人公が考えたように、黒い家は未来の日本なのかもしれない。

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    2026年08月08日
  • さかさ星

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    ネタバレ

    宗教的な日本のバックグラウンドが組み込まれていて面白いけど、少し、長い、くどい感じがして、、、長く感じた。

    代表作の黒い家も読んでみたい

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    2026年08月08日
  • さかさ星

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    底辺YouTuberが旧家の災難(呪いのオンパレード)に巻き込まれるドタバタ劇。まず600P超と長い。登場する呪物アイテムの解説が丁寧すぎるほどあるのと、状況説明が変に丁寧だが、トータルの期間としては実は短い。

    前半戦はとにかく状況把握と呪物の解説に耐える必要があり、後半戦は確かに実際の呪いや敵との対峙で読みやすく面白くなってくるので要注意。呪物は覚えようとしても無駄。ぶっちゃけお宝鑑定団見ている気分。

    ストーカー気質の彼女の話や、呪物を分析する友達の話が意外に面白かったのにそこはあっけなく終わってしまい何の意味があったのかわからない。主人公の霊感が強まる背景もなかったため、感情移入もしにくい。

    人間側のラスボスは結局ぼんやり、ラストもよく分からずじまい。。不完全燃焼。

    旧家の呪い↔︎YouTuberの関係や、途中出てくる西洋の呪い↔︎旧家の呪いの混合は面白いから、そこをもっと立たせてほしかった。

    全体を通して面白い要素はあったものの、読後感として謎が解けたスッキリ感や、登場人物への共感が少なくモヤモヤが残る一冊でした。

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    2026年08月04日
  • 悪の教典(下)

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    情婦とされていた女子生徒が蓮見に屋上から突き落とされたシーンでは、自分の女までも殺すのか…と思ったが最後に生きていたことがわかり、やはりこの子は特別な書き振りだったと思った。
    最後の終わり方。
    生徒が多いため、誰が誰だかわからなくなりがち

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    2026年08月03日
  • 悪の教典(上)

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    ネタバレ

    読む前はまともな先生にも意外な一面がある的な感じだと思っていましたが、レベルが違いました。怖かったです。これからもっと怖くなります。現在この本は友人に貸出中です^_^

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    2026年08月03日
  • クリムゾンの迷宮

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    3.7
    作者、下調べ等あると思うけど、知識量と幅すごいな。しかも全作品面白い。後スケベなんだろうなと思う。ほぼ毎作品、エロあるもん。

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    2026年08月03日