貴志祐介のレビュー一覧

  • 青の炎

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    ネタバレ

    3.5
    途中まで紀子うぜぇぇぇぇだったけど、最後はうるっときた。大門...ゲイツ......泣
    一番かわいそうなのは友子だなあ。自分の煮え切らない対応が息子を殺人に走らせた上、死なせてしまったのだから。
    一児の母としてつらい作品でした。

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    2026年04月06日
  • 罪人の選択

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    4話の短編集。
    1話目は、海の中の生物になった何かなのだが、
    何処にいて何が起こっているのかわからない。
    わからない中で別の男女の海辺での世界。
    この二つが交わり、壮大な新しい世界が生まれる。
    2話目は、通常の神ではなく、マガツ神との戦い。
    地球にとって人間は害であり、経済の発展が
    宇宙全域に広がり、その惑星に対応する姿に
    人間は変化するが、資源の無い惑星では、
    生きるのもままならず、宗教は人類を滅ぼす信仰
    となり、危険な宗教が広がる惑星は破壊される。
    管理される世界では、宗教は危険なもの。
    3話めは、過去と未来で不貞を働いた者への罰
    罰は選択を間違えなければ
    死を免れるはずだったが…。
    4作

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    2026年04月06日
  • 硝子のハンマー

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    わー、すごい犯罪だー。思いつかなかったなー。
    ぐらいの感想でした。

    犯人が殺人を決心した理由にいまいち共感できなかった。

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    2026年04月01日
  • 新世界より(下)

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    めちゃくちゃ斜め読みしてしまったけど、面白かった。なんだか生き物が持ってる醜い部分を見せられて、少なからず自分にもあるだろうし皆にもあるのも知ってるから、嫌な気持ちにはなる。
    それからたぶん、世界は永遠に変わらないって、私はずっと諦めてるんだと思う。

    0
    2026年03月29日
  • クリムゾンの迷宮

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    東西南北の選択で誰も情報を選択しようとしないことに驚いたが、本書の初版が1999年ということで得心がいった気がする。昔は企業の経営資源と言えば人、物、金だったと聞くが現代ではここに情報が加えられている。こうした背景を色んな人やメディアが吹聴し、情報化社会となった今では平凡な一般人でさえ情報の重要性を認識している。情報の有用性の地位向上を目の当たりにした気分になった。
    主人公達はその情報という圧倒的なアドバンテージを持ってゲームに臨むことになるが、グールの存在がそれを阻む。グールのからくりには驚いたが成り立ちも振る舞いも本当に恐ろしいものだった。だが彼らもまた被害者という側面を持っていることや、

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    2026年03月27日
  • 新世界より(上)

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    まだ分からない事だらけだけど、やっぱり貴志祐介の本は惹きつけられる。どんどん読んじゃう。
    あのじいさんに呪力凍結されなければこんな事には…!って展開で入り込んでた。
    続く。

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    2026年03月26日
  • 秋雨物語

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    フーグがめちゃくちゃ良かったので、フーグに引っ張られて全体3ですけど、もしフーグって題名でフーグだけの本であったなら間違いなく5をつけてました。
    ミシュランの三つ星って、たとえ僻地でもそのためだけに足を運ぶ価値があるかどうかだってグランメゾン東京でいっていましたけど、フグを食べて、ちがうフーグを読んで、そのことを唐突に思い出しました。
    あります。フーグを読むためだけに、わざわざこの短編集を買う価値が。俺が保証します。誠に素晴らしい、これは本物です。ぜひみなさんも、本物の体験を。

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    2026年03月25日
  • 青の炎

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    ネタバレ

    高校生の秀一は離婚後も家に居座り続ける曽根から、母と妹を守るために、完全犯罪を企てる。『新世界より』から気になっていた貴志さんの作品。被害者でもあり加害者でもある秀一の不安定な心情が痛々しかった。秀一は家族を守りたい一心で犯行に及んだわけで、曽根は誰がどう見ても必要とされていない人間。紀子との距離感も、結末も、切ない。

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    2026年03月24日
  • 天使の囀り

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    ネタバレ

    おもしろい。脳内に住み着いた線虫が、人間の恐怖を快感に変えていく。怖い上に気持ち悪い、けれど、現実感があまりないことが救いでした。線虫に乗っ取られた人間が並べられたときの描写も、なんとか、なんとか耐えられた。快楽の中、自殺していく彼らの物語をもっと深く知りたかったです。ホラーというよりはサイコ。良い作品でした。

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    2026年03月23日
  • 黒い家

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    生命保険と社会問題について学ぶ本。

    京都在住なので、街がとてもリアルに
    脳内再生できた。

    京都っぽく鱧を切る包丁ってのも
    地味に面白かった。

    京福沿線には2度と住めない。

    26.03.22-51冊目/年

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    2026年03月23日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    ネタバレ

    精鋭すぎる面々による短編集でどれも結構おもしろ怖かったけれど個人的には北沢陶のお家さん、貴志祐介の猫のいる風景、恩田陸の車窓が好き。

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    2026年03月22日
  • 天使の囀り

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    難しい言葉が多かったから軽く流す感じで読んでたら内容あんまり理解できてなくておもしろい!!とはならなかった(自業自得すぎてワロ)久しぶりに500ページもある本読んだから集中力もなかったな

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    2026年03月22日
  • さかさ星

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    『黒い家』『クリムゾンの迷宮』『天使の囀り』……。
    昔は新刊が出るたびに夢中で読んでいた貴志祐介。
    そんな著者の久しぶりの長編ということで、かなり期待して読み始めた。

    物語は戦国時代から続く名家・福森家で起きた一家惨殺事件から始まる。
    死体はいずれも人間離れした凄惨な方法で破壊されており、屋敷には儀式のような痕跡が残されていた。

    調査に乗り出すのは福森家と親戚関係にある売れないYouTuber中村亮太と、霊能者の賀茂禮子。
    福森家が集めてきた名宝・骨董の数々は、実は恐るべき「呪物」であり、そのどれかが事件の原因ではないかという。

    この作品の面白いところは、屋敷に仕掛けられた呪術トラップや

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    2026年03月17日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    アンソロジーは色々な作家さんが読めて新たな出会いがあってお得だなと感じる今日この頃。
    中でも「お家さん」が怖かった。北沢作品は読んだことなかったけれど、今度読んでみようかしら?そして積読が増えてゆく。

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    2026年03月16日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    ネタバレ

    『天使の囀り』がかなり良かったのでこちらも読んでみた。とても面白かったし、なかなかない設定で上手い構成だなとも感じたが、後半に若干のパニックホラーというかB級ホラーみを覚える。B級ホラーをそれなりに愛好する身であるのでこれは決して否定的な感想ではないのだけれど、お……ちょっと思ってた感じと違ったかな……みたいな消化不良感はやや残った。結末の不気味さ、後味の悪さは好きかも。

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    2026年03月15日
  • 新世界より(下)

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    ネタバレ

    随所のディテールが細かく、町の住人がなす術無く追い詰められていく様や実際に息苦しくなるような洞窟内の様子などが詳しく表現されていてかなり読み応えがあった。

    その一方で、一部の登場人物らの言動が物語としての結果ありきのものとして見える部分があり、時折現実に引き戻されるような気分になることがあった。特に、主人公がサイコバスターを燃やした場面は文章を読みながら「なにしてんねん!」と実際に声に出して言ってしまった。結果オーライではあったけど、あれ割と戦犯ですよね?

    面白かったけど後半の主人公への不満を払拭しきる前に読み終わってしまったのが少し残念。

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    2026年03月13日
  • 硝子のハンマー

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    ネタバレ

    推理がだらだら続くのが苦手なので、だらだら何日もかけて読みました。ああでもない、ここでもないといいながら考えているのはストーリーが進んでいる感じが全くしないので後半の章の話になるまで面白みがあまり分からなかったです。旦那にはそこが面白いんじゃん!と言われ、自分はミステリにはあまり向いてないのかもしれません。笑
    だけど、犯人側の話になってから急に面白くなり読むぺースも早くなりました。
    最後の終わり方も良かったです!
    最後にかかってきた電話は榎本さん、だよね?

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    2026年03月10日
  • もの語る一手

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    8人の作家さんによる将棋にまつわる短篇集
    青山美智子さんの作品「授かり物」
    息子が旅立ちの日に「自分の好きなことを好きなように頑張れること、お母さん一番応援してるから」
    そして、離れることがこんなにさびしいのは幸せなのだと…
    相手を思って応援することで、自分も頑張れる気がします

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    2026年03月08日
  • 黒い家

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    人間の執着と欲望を生々しく描いた作品です

    こうなるんだろうなを見事になぞっていくストーリーでどんでん返しがあるわけではないが、人間の貪欲さとそれに巻き込まれる人の不幸を写実する文章は逸脱でした

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    2026年03月07日
  • 硝子のハンマー

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    貴志祐介『硝子のハンマー』。セキュリティの行き届いたビル最上階の社長室での密室殺人の謎に迫るは「防犯アドバイザー」という泥棒という立て付けも面白いが、重厚なトリックとそこに至るまでの犯人像含めた必然性がみっちりと描かれてる読み応えと満足感が濃厚に味わえる。

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    2026年03月07日