貴志祐介のレビュー一覧

  • 硝子のハンマー

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    ネタバレ

    密室で起こった殺人事件を特にあたり、いろいろな視点からのトライが丁寧に表現されていて分かりやすかったですね。
    WHOよりもHOWが気になる作品と感じました。

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    2025年06月03日
  • もの語る一手

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     将棋に絡めた短編集。どれもこれもおもしろかった。ドキドキ、ハラハラ、おおっ、しみじみ、ほろり。いろんな感情を味わえました。1番のお気に入りは「なれなかった人」。棋士たろうとする凄みがすごかった。

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    2025年05月25日
  • もの語る一手

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    全く将棋が強い訳でもないが、将棋にまつわる小説やノンフィクションは個人的に好きな分野。粒揃いな作品群の中でも、葉真中氏の「マルチンゲールの罠」、橋本氏の「なれなかった人」、綾崎氏の「女の戦い」、そして奥泉氏の「桂跳ね」あたりが特に面白かった。芦沢氏は「神の悪手」が滅茶苦茶面白かったので期待大だったが、本作の「おまえレベルの話はしていない(大島)」はそれほどでもなかった。

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    2025年05月15日
  • エンタテインメントの作り方 売れる小説はこう書く

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    【どんな本?】
    エンタテインメントの作り方を、「アイデア」「プロット」「 キャラクター」「文章作法」「推敲」「技巧」の6視点から考える本。
    著者がどのように考えて小説を作ってきたのか、その考えを知る事が出来るため大変貴重。

    【まとめ】
    著者の考え方を学べる。

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    2025年05月14日
  • コロッサスの鉤爪

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    再読。
    キャラが面白くて読みやすい。榎本と青砥の掛け合いについ笑ってしまう。
    でも、犬のコロのエピソードはちょっと…辛いからいや。
    博識になります。

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    2025年05月13日
  • もの語る一手

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    『テーマ小説の旨味が凝縮された至極の一冊』

    将棋にまつわる8話のアンソロジー。総じて良かった。特に将棋の細かいルールがわからなくとも読めるのが良い。全体的に夢を諦めない姿勢と将来の不安に対する心の葛藤を描いた作品が多く、勝負師たちの手に汗握る緊迫感が伝わってくる。奨励会の描写は「ヒカルの碁」を思い出した。

    ●授かり物 青山美智子
     親子の優しい物語、ブラマンが出てくるのは青山ファンに嬉しい
    ●マルチンゲールの罠 葉真中顕
     賭け将棋師の物語、真剣勝負に手に汗握る
    ●誰も読めない 白井智之
     本格ミステリー、アリバイ崩しのトリックと将棋の先読みを掛けた白井先生らしい作品
    ●なれなかった人 橋

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    2025年05月09日
  • 狐火の家

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    星は3.5くらい。四捨五入して4。

    私は察しが悪いタイプで推理とか作者の意のままに踊らされる。ある意味、幸せななタイプ。
    もっと推理小説に慣れてる人や察しがいい人にはライトミールに感じて食べごたえがないかもしれない。
    主人公コンビに愛着があるどうかで星の数は変わるかも。

    ただ最後の作品=犬のみぞ知るは、おまけ的な立ち位置ではあるのだけど、それにしても最後のオチはあまりに分かりやすく、且つ洒落っ気もなくて残念だった。

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    2025年04月27日
  • 罪人の選択

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    全4編からなる短編小説。
    あまりSF作品を読んだことがないので理解し難い部分もあったが概ね面白かった。
    「夜の記憶」については最後まで何が表現したかったのかわからなかったが、個人的には「呪文」がとても興味深かった。
    おそらく全て、未来都市の話なのだろうが、現代でもなるほどなと思ってしまう部分が多々あった。

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    2025年04月24日
  • 新世界より(下)

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    ついに全ての謎が解け、衝撃の真実へと辿り着きました。ですが、読後の満足感と同じくらい「もっとこの世界に触れていたい」という物足りなさが残っています。呪力を持つ人間とバケネズミの関係、異形の進化を遂げた生物たち……。細部まで徹底して作り込まれているからこそ、物語の枠を超えた広大な広がりを期待してしまいます。この喪失感こそ、名作の証なのかもしれません。

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    2026年03月26日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    3冊の中で1番心踊るラインナップのアンソロジーだった。
    様々なタイプのホラーがぎゅっと詰まっていて面白かった。
    またこのシリーズが出て欲しい。

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    2025年04月11日
  • 新世界より(中)

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    上巻で感じていた微かな違和感が、中巻でついに「巨大な歪み」となって正体を現しました。謎が解けるたびに、この世界の成り立ちに寒気が走り、一瞬たりとも目が離せません。情報の解禁とともに話はどんどん複雑さを増していきますが、圧倒的な筆力のおかげで驚くほど読みやすい。私たちが信じている「人間性」とは何なのか、その根底を揺さぶられるような衝撃の連続です。

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    2026年03月26日
  • 新世界より(上)

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    読み始めは、独特の世界観や用語に戸惑い、説明をされても頭に入ってこないもどかしさがありました。しかし、中盤から物語のピースが少しずつ繋がり始めると、それまでの「分からなさ」が、実は緻密に計算された伏線だったことに気づかされます。人物の背景や世界の成り立ちが理解できた瞬間、物語の作り込みの深さに圧倒されました。今はもう、次が楽しみで仕方がありません!

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    2026年03月26日
  • 秋雨物語

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    やはり貴志祐介は長編の人かもしれない。
    どれも、つまらなくはないのだけれど、なんだか物足りないと感じてしまうのは、やっぱり短編だからだろう。
    一番読み応えのあった「こっくりさん」が100頁なのでぎり短編といったところで、オチまで持っていくための要素を縮めることが難しい作家なのだろうと感じた。
    ゆえに、どの短編も構想自体は面白いのに、極限まで面白さを削って無理やり短編にしたような感じで、どこか物足りない。

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    2025年03月17日
  • 硝子のハンマー

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    ネタバレ

    夫の友人からお借りしました。
    600頁以上ある分厚い本でしたが、中だるみもなくあっという間に読み切りました。弁護士と防犯コンサルタントが密室殺人の謎に挑むミステリです。

    面白かったのですが、ちょっとだけ。
    タイトルが大きなヒントになりすぎ!
    トリックはもちろん見破ることは出来ませんでしたが、鈍い私でも硝子に関わることだろうと予想が出来てしまいました。
    それ自体予想せずにもっと純粋に驚きたかった。。

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    2025年03月14日
  • 硝子のハンマー

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    貴志祐介さんというと黒い家のホラーの印象があるが本作のようなミステリーも秀逸
    中盤まで見事にミスリードされる
    後半パートで榎本が犯人に迫るまでは一気読みでした

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    2025年03月02日
  • 秋雨物語

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    ネタバレ

    「餓鬼の田」
    青田の話を最初から全く信じようとせず、分析して、
    それが正しいかのように勝手に理解して納得してる
    美晴の態度が鼻についてしまい、話がどうとかいう
    より意識がそっちにいってしまった。
    確かに信じ難い話だけど、ひとの話はひとまず柔軟
    な心持ちで最後まで聞いて欲しいわ。

    「フーグ」
    悔しい!!
    状況も条件も揃ってたし、ちゃんと記述もされてたの
    に…ただただ話を楽しんでしまった。
    怖いというより、かわいそうだと思った。
    苦しかっただろう…。
    あ”〜 それにしても気づかなかったのが悔しい!

    「白鳥の歌」
    これは…なんとも…切ないというか…なんと言うか。
    最後は少しショックだった。
    黒人

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    2025年02月16日
  • 秋雨物語

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    ネタバレ

    ホラー全体そうかもしれませんが、凄く想像するとジワッと怖い、上手く文書にできませんが貴志さんを感じる4本でした
    餓鬼の田
    結構美晴性格的にはあまり、というかまぁでもこういう子いるよな、って思った。私なら!と盛り上がったその瞬間、すんっ、って感情がなってしまうのなんかちょっと面白いというか青田さんこれの繰り返しなんだろうなぁと
    フーグ
    怖い…まさかウォーターベッドがそんな事になるなんて。もし普通のベッドだったらそんな事になかったのだろうか、いやでも、結局マットの間に転送されてしまうのだろうか、とか
    てか松浪の下心が。もう途中で手を引くべきだったのに結局最後まで…もちろんそうじゃなければ話にはなら

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    2025年02月13日
  • コロッサスの鉤爪

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    室内迷路の密室と、海上で誰も近付けない密室。
    さすが貴志祐介、読みやすい。
    後者のコロッサスの鉤爪は犬の可哀想な部分があったので二度は読みたくないかな。
    だんだん榎本のキャラが変わってきてる感じ。青砥も。これはこれで面白いけど。

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    2025年02月06日
  • 秋雨物語

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    ミステリーホラー作家として名高い貴志祐介さんの短編集である。4つの話から構成される本書であるが、1番オススメなのは白鳥の歌(スワンソング)だ。アメリカの歌手の伝記を書いてほしいと依頼を受けた作家と依頼者(オーディオマニア)が調査者の報告を受けるが、そこには悲しい歴史と秘密が隠されていた。。。
    貴志祐介による珠玉の短編集をぜひ味わってほしい。

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    2025年02月02日
  • 雀蜂

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    ハチとの死闘という内容から、期待していなかったが、終盤にかけての流れはハラハラして内容に引き込まれた。期待が低かった分、面白く感じた。

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    2025年01月19日