貴志祐介のレビュー一覧

  • 悪の教典(上)

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    「この人おかしいぞ..?」っていう展開が続いてサイコ伏線がずっと続いてるおかげで一気に読み終わった..
    サイコパスが現在進行形で事を起こしていくのってやっぱり時々読みたくなるなーーーー
    寝る前に読むと口直しとしてほんわか日常系が必要になるときあるけど、おもしろかった!

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    2025年01月17日
  • 我々は、みな孤独である

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    ネタバレ

    著者の死生観、哲学がこの小説に詰まっている。主人公が占い師に対して、これまでの人類の人口という観点から、輪廻転生された者の数が合わないといい、占い師が詭弁で反論する場面は印象的。著者はこれまでもグロテスクなシーンを書いてきたが、本作は人間の皮を剥いだり、肉体を一方的に傷つけるところもあり、生々しい描写が多い。本作の終盤から、人類はみな誰かの生まれ変わりであり、誰かとつながりを持っている、繋がった記憶を忘れているから孤独と感じるのだと、著者は考えているのかもしれない。

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    2025年01月12日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    貴志祐介さんのデビュー作ということで読んでみた感想。
    黒い家やクリムゾンの迷宮などと同様、この作者は伏線回収の仕方が凄い上手だ。一気に伏線を解き明かすのではなく、徐々に徐々に意味がわかって、じわじわと鳥肌がたつ感じ。 
    やっぱりホラーやミステリー系は貴志祐介が一番面白いと思う。

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    2025年01月11日
  • 悪の教典(上)

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    善人にしか見えない蓮実の本性を、始めは違和感程度から徐々に露呈させていく文章が巧みで、不吉な予感を抱きながらも先を読まずにはいられない緊張感が至高だった。

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    2025年01月11日
  • 硝子のハンマー

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    トリックは、全然見破れなかった。自分ではもってなかった視点からの事件。本当にどの描写も気が抜けないと思い知らされた。

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    2025年01月03日
  • 十三番目の人格 ISOLA

    購入済み

    良い

    結構面白かった。読みづらいような文章でもなくすんなり映画を見ているような感覚で楽しむことができて良い。

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    2024年12月30日
  • クリムゾンの迷宮

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    人間がこれほどまでに短期間で、残酷に、そして合理的に「怪物」へと変わっていく姿に言葉を失いました。信じていた絆が、生存本能という一撃で粉々に砕け散る。その心理描写が緻密すぎて、読んでいる自分まで追い詰められていくような錯覚に陥ります。やはり貴志祐介さんは、人間の心の奥底に潜む「闇」を暴き出す天才です。怖すぎるけれど、目を逸らせない傑作。

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    2026年03月26日
  • ダークゾーン 上

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    貴志祐介さんの本は好きなのでこれも読みました。傑作は新世界よりだと思うけどゲームとかキャラデザのうまさが遺憾無く発揮されている作品だと思いました。暗い〜〜重い〜〜

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    2024年12月20日
  • 硝子のハンマー

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    ネタバレ

    最近ChatGPTにこんな本が読みたい、こんな映画がみたいと言って勧められたのを読んだり見たりしている。これもChatGPTに勧められた。
    最後まで犯人がわからず、これがトリックか、と解けたと思わせて違ってを繰り返す。登場人物と一緒に、これも違うのかーとなって楽しかった。
    最初が警備員の目線からだったからしっかり絡んで来るのかと思ったけどそうでもないのはある意味予想外。
    途中からは犯人目線パートになるから、犯人が誰なのかはわかるけど予想外。それに犯人目線で見ていくし境遇が可哀想だから感情移入してしまう。犯人側の心情を読んでしまうと、どうやってもハッピーエンドにならないから複雑。

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    2024年12月10日
  • 雀蜂

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    ネタバレ

    いや、クソとかゴミとかめっちゃ悪評だったけど普通に面白かったんだが?!

    【あらすじ】
    雪の山荘に閉じ込められた小説家の安斎を突如襲う、凶悪なスズメバチの群れ。アレルギーを持ち1度でもハチに刺されたら死ぬかもしれない安斎は山荘を生きて出られるのか?!

    以下ネタバレ。
    前半は蜂との攻防がドキドキしたし(なんかキングのクージョとかみたいな、絶望的な状況の戦い的な)、ラスト25pのどんでん返しもえ?!て思ったけどそんなに違和感なかったし。
    確かに雑って言われりゃ雑な返しかもだけど、自然怖いからヒトコワに変わる感じが面白くない?読み返すと最初から結末の暗示があって、塚を意図的に避けてる描写とかも好き

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    2024年12月01日
  • 我々は、みな孤独である

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    嫌いじゃない、
    ただ結構難しいかも…
    どういうことだってなる部分が多い。
    ただ最後まで読めば何が起こっていたのかわかると思う。

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    2024年11月09日
  • ミステリークロック

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    防犯探偵榎本シリーズ4冊目。
    今回は何かあれらしいですね、文庫本になった時?に分冊されてて2冊になってるんだとか。
    4冊目はこっちーみたいに書いてあったので「何でわざわざ分冊するんだよ、1冊に纏めてくれよ」なんて思いながら読み始めたんですが。


    うん、これ分冊して正解だわ。


    何かもうね、「ミステリークロック」の話が色んな意味で凄すぎて息切れしちゃうんですよね読みながら。一緒に収録されてる「ゆるやかな自殺」は寧ろちょっとトリックとかも簡単でサクサク読める感じだったので「おっ、私も榎本シリーズ読みながら少しは賢くなったか?」なんて思ったりしてたんですけど「ミステリークロック」の前に粉々に自信

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    2024年11月06日
  • 鍵のかかった部屋

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    ダ、ダメだ……どんなに「今回の話面白いな!」と思っても最後に控えているあの劇団のめちゃくちゃ加減が全てを奪っていく……!
    今回もまんまとアイツらのドタバタ劇と馬鹿馬鹿しすぎる真相にゲラゲラ笑ってしまった……!


    という訳で防犯探偵榎本(というシリーズ名らしい)も早いもので3冊目ですね。
    毎度毎度「よくもまぁこんだけ密室が思いつくなぁ」なんて思いながら読んでいるんですが、それを全て解決してしまう榎本の思考もどうなってるんですかね?
    やっぱあれなの?どちらかと言うと榎本もあっち系だから思考回路が似てるとかそういうあれなの???


    それにしてもこのシリーズに出てくる人物……というか犯人、揃いも揃

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    2024年11月05日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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     人の強い感情が読み取れるエンパスの主人公が多重人格者の少女と出会い、その中に猟奇殺人者の人格がいるのではないかという疑念を抱いていく、ホラーを科学的に考察していく流れが面白く、貴志祐介先生特有の後味の悪いラストもデビュー作から健在だった。

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    2024年11月04日
  • 狐火の家

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    凄い。
    色んな話を読んだはずなのに最後の話に全部もって行かれて何も覚えてない。
    それくらい最後の話のインパクトが強すぎる。
    もはや何も勝てない。
    強い、強すぎる。
    馬鹿馬鹿しさもクセの強さも全てにおいて最強すぎる。
    あんなにゲラゲラ笑いながら読んだ推理小説は初めてだった。


    いや、他の話もそれぞれ特徴はあったんです。
    狐火の家は和風ホラー感あって怖かったし、黒い牙はアイツが嫌いな人はこの上ない恐怖を味わえるだろうし、盤端の迷宮は犯人と榎本とのやり取りが面白かったし。
    でも犬のみぞ知るにはもうね、何も勝てない。
    もはや榎本が本職を隠そうとしなくなったことすらも霞んでしまうほどに何も勝てない。

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    2024年11月02日
  • 硝子のハンマー

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    いや凄いなこの話。
    さすがにこんなトリック見破れないって。無理だって。
    全部の真相が解明した時唸ってしまってました。


    ミステリー小説としてはかなりの有名作品になるであろう硝子のハンマーですが何故かここまで読む機会がなかったもので今回が初読みでした。ついでに貴志祐介さんの作品としても初読みですね。
    黒い家とか新世界よりとか悪の教典とか……とにかく有名な作品を沢山書いてる方っていうのは知ってるんですけど、なかなか手が伸びなかった作家さんでもあります。純粋にめちゃくちゃホラー小説が怖そうだったからなんですけど。悪の教典とか絶対怖いだろうし。えぇ、ホラー苦手なもので。


    なのでミステリー要素強め

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    2024年10月27日
  • 罪人の選択

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    ネタバレ

    SF要素の強い作品のため物語の世界観をイメージするのに一苦労でしたが、登場するキャラクターにはどこか他人事とは思えない人間味を感じました。
    その人間味とは、何か見えないものにすがることで負の感情を一時的に忘れるという脳の錯覚です。それに「依存」することで現実から目を逸らしている無様なところには身に覚えがありすぎました。
    何かに「依存」しているときは、それを盲目的に「信じる」ことで意図的に思考を止めている状態ですので、この行為がまさに宗教的な何かの発端になるのだと思いました。
    それから本書の末巻にある解説のラスト、「圧倒的な困難を前にしても思考を止めないこと。そして恐怖に耐え、未来の可能性への想

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    2024年10月24日
  • 悪の教典(上)

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    上下巻セットで感想を書く。文体も読みやすく、ストーリーも凝っていて面白い。生徒一人一人にキャラクター性があって作者の作り込みの凄さに驚いた。どんでん返しや妙な小細工を使わず地の文、筆致のきめ細やかさでグイグイ読ませてくる。サイコパスや悲惨なストーリーが好きな方にはオススメできる。私は面白いと思った。

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    2024年10月09日
  • 罪人の選択

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    ネタバレ

     デビュー作以前の作品『夜の記憶』、SF作品『呪文』と『赤い雨』、そして本作のタイトルで唯一のミステリー『罪人の選択』、以上4つの短編が本作に収録されている。なかでも本作の目玉である『罪人の選択』は1940年代と1960年代ふたつの時間軸で話が交互に進んでいく構成となっている。各年代ともに、これまでの罪の償うという名目で、酒か缶詰のどちらか一つを直接食さなければならない状況であった。それぞれの主人公は二者択一を迫られて、結局一方を選ぶこととなるが、どちらも助からなかった。たしかにどちらもその当時は毒入りではなかった。しかし十八年前の恨みとあるように、時が経つにつれて毒そのものの性質は変化する。

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    2024年10月05日
  • 悪の教典(上)

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    ネタバレ

     英語教師の蓮実聖司は、東京都町田市にある高校に赴任して、さまざまな難題に直面する。高校に限らず、学校は性善説を前提としたシステムであるが、人間とは過ちを犯すものなので、当然ながらシステム内で問題が生じる。クラス内でのいじめや、教師によるセクハラ、教師と生徒間の肉体関係など、本作の高校では学校ならでは問題が発生する。そんな高校に蓮実は英語を教えることになるが、彼の授業は生徒が飽きないように、テンポよく、記憶に残るように工夫を施す。それが功を奏したのか、生徒の間で評判が高い。また先ほどあげた学校内の問題を次々と解決したため、教師からも尊敬される立場となった。このように、蓮実は一見すると完璧超人の

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    2024年10月02日