貴志祐介のレビュー一覧

  • 黒い家

    ネタバレ 購入済み

    非常に面白い

    読みながらこちらも緊張してしまうような情景描写の優れた作品。
    『善意で踏み固められた道も、地獄へ通じていることがある、、、』とても好きな言葉です。

    #ダーク #怖い

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    2024年05月13日
  • 硝子のハンマー

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    すごいトリックでした~
    (途中トリックについていけないこともあったけど)
    でもそれを 説明できる探偵?防犯対策業者?がいるのもすごい!

    本離れしそうな時期だっただけに 本の面白さを再確認できてよかった
    ミステリーはやっぱり面白いです

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    2024年05月12日
  • 硝子のハンマー

    購入済み

    犯罪の手法とその操作の多様さに目を見張る作品でした。トリックの可能性を検証している前半はややまどろっこしいですが、後半にかけてどんどん面白くなります。犯人、正直逃げおおせてほしかったな…

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    2024年04月28日
  • 雀蜂

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    最後驚くと聞いていてもやっぱり驚きました!
    まさかの真相に最後読む手が止まらなかったです!
    貴志さんの文章はいつも読みやすくて話に没頭出来て素晴らしいですね。
    長さも短めで軽く読める作品でした♪

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    2024年04月17日
  • 新世界より(下)

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    ネタバレ

    壮大な物語なのにそれを感じさせない、疾走感溢れるスピードでこの物語の世界を駆け抜けたような気がします。特に下巻は怒涛の展開続きで、緊張感溢れる早季の姿に手に汗握りました。その昔呪力を持たない人をバケネズミに変えて排除した因果が、今回のバケネズミの反乱による大量虐殺を引き起こしてしまったのかと考えると、呪力を持つ人間の「驕り」こそが全ての元凶であったように思います。

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    2025年12月21日
  • 硝子のハンマー

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    大分長い小説だがその分内容も読み応えがあり、しっかりとしたミステリー作品だった。

    犯人に至るまでのストーリーが大どんでん返しといった感じで読めば読む程に引き込まれていってしまった。
    防犯探偵?の榎本と弁護士の青砥が社長殺害の事件の真相に挑むがこのコンビも中々に独特で面白い。結末もまさかの結末で最後まで飽きなかった。

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    2024年04月05日
  • ダークゾーン 下

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    ネタバレ


    中盤の対局はボードゲームの認識の裏をかくような(生き埋め作戦とか)でアクロバティックさを出しつつ、最終的にグリッドを進むゲームの原則に則り敵を倒すのが裏技と正攻法の両方楽しめてかなりよかった。軍艦島そのものの地理がちゃんとわかってないと文章だけでマップの特性を想像するのが大変ではある。地図欲しかった。
    最後はリサールタッチと玉の相打ちだったわけですが、将棋と同じ頭の使い方でいいんかなとちょっと思ったが面白かったのでok

    対局と断章が交互に出て最終的にエンドレス修羅モードに入る流れは勢いがあってよかった。
    将棋や囲碁、チェスなどのおもしろさがわかる人向けに書かれており、割と人を選ぶ気はする。

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    2024年04月05日
  • 新世界より(中)

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    ネタバレ

    あの時一緒に過ごした仲間達が、町に「危険」だと認識され消されていく…。
    あんなに大切な思い出だったのに、思い出せなくなるなんて辛いです。
    これからも辛い展開が待っているのだろうという思いと、でもこの世界の真実を見届けねばならないという気持ちで下巻に向かいます。

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    2025年12月21日
  • 新世界より(上)

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    ネタバレ

    近未来の日本を舞台としており、独特な設定の世界観が興味深いです。
    隠された先史文明の謎とは…⁉︎
    中巻も楽しみです!

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    2025年12月21日
  • 天使の囀り

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    風呂場… ぞわぞわする。特に風呂場のシーン。最後の最後に少しだけ希望がなくもない感じに終わるのがまだ救いかも。

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    2025年12月07日
  • ダークゾーン(上)

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    あまり将棋に詳しくもなく、始めは何が起きているのかよく分からないまま読み進めた。異空間で戦う各局面は映画のような描写でずんずんと引き込まれるも、上巻を読み終わる頃にも何がなんだか、という感じ。ただ各局の合間に書かれた現実世界の断章を辿ると、後半には段々と様子が見えてくる。最後には完全に謎が解けて、ぼろぼろ泣いてしまった。
    各局の戦いも手に汗握るものだったし、徐々に謎が解けていく構成も、謎自体も凄く良かった!
    戦いの描写が最初なかなか想像しづらかったので、ぜひ映像化してほしい…!

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    2024年03月01日
  • 黒い家

    購入済み

    ありがちなサイコパスの話だけど、結構面白かった。人格障害者?に嗅覚障害が表れやすいなは知らなかったなあ。

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    2024年02月20日
  • 我々は、みな孤独である

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    ネタバレ

    ハードボイルド・ミステリ・SF・ホラーのジャンルてんこ盛りが楽しく嫌いではなかった。ただ、後半はどうも魂の仕掛けが優先してしまって足元の出来事に綺麗にオチがつかなかった印象。ストーリー半ばで加茂禮子が結構決定的なヒントを出すので、そこで察しがついた読者は特にそうなんじゃないかな。

    0
    2024年02月11日
  • ダークゾーン(上)

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    ネタバレ

    感想
    将棋のようで違うのは、実際に命をかけた心理戦ということと、勝ち負けの先にあるのが何かは分からない恐怖。

    しかし、自分の手駒の歩兵に自分より段位の高い棋士がいるのに助言を求めないのはなぜ?

    あらすじ
    棋士の卵である塚田は、ある日突然、ダークゾーンと呼ばれる世界に掘り込まれる。そこでは赤軍と青軍が持ち駒を駆使して敵を倒す七番勝負。まるで将棋のような世界だ。

    持ち駒はゴーレム、死に手、鳥、軍師に歩兵とDF。敵の大将は自分と同じく奨励会3段の奥本であると分かる。

    三局目までで1勝2敗。塚田は逆転できるのか?

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    2024年02月08日
  • 鍵のかかった部屋

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    ネタバレ

    防犯探偵・榎本シリーズの第三弾。
    榎本が登場するとやっぱり面白い。
    表題作が特に面白かった。用意周到な理科教師と防犯探偵の対決で、論理的なトリック解明が楽しかった。金目当て、かつ子どもがターゲットになっている卑劣な犯人を、完全に追い詰めたその手腕は爽快感があった。
    いつでもビジネスライクで、人情みたいなものは榎本には無いかと思いきや、『佇む男』での以下のセリフが印象的だった。
    "「池端さん。残念ながら、取引には応じられません。私は、悪党ともビジネスはしますが、さすがに、人間相手に限定しているんでね」"

    青砥の推理に関しては毎度冴え渡らないのに、本人のハートは物凄く強くて尊

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    2024年01月30日
  • 狐火の家

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    密室ミステリー。重々しくならず、一緒に推理しながら楽しく読めた。

    弁護士の順子と防犯コンサルの榎本の
    迷コンビが
    安定の面白さ!

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    2024年01月27日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    ネタバレ

    そんなことが有り得るのか!と思った。
    あとは由香里がなぜエンパシーの能力を持っているのかがすごく気になった。

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    2024年01月23日
  • 狐火の家

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    あらゆる知識を使って多様なミステリーを作る貴志祐介さんは、やはり素晴らしいエンターテイナーだと感じた。

    純子と榎本の心の距離が、『硝子のハンマー』の時よりも近づいた感じがして、ミステリーの内容だけでなく2人の関係性に対しても作品として魅力があった。

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    2024年01月16日
  • 硝子のハンマー

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    作者初の本格ミステリ作品。
    序盤のセキュリティ云々の会話は少し難しくてダレそうになったけど、中盤以降は面白くて本の厚みの割にはサクサク読めました。
    そして明かされたトリックにはまるでハンマーで殴られたかのような衝撃を受けました!
    それと同時に、何故このタイトルなのかが判明してナルホドと思わされました。

    巻末に収録されている、法月綸太郎との対談も、作品がどういう経緯を辿って書かれたのが言及されていて、面白かったです。
    シリーズ物なので次作も読んでいこうと思います。

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    2024年01月15日
  • 硝子のハンマー

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    ネタバレ

     ホラー作家で有名な著者が書くミステリー小説。物語の前半、介護サービス株式会社の社長が何者かに殺害された。ところが、殺人現場は密室であった。そのため、現場の近くの部屋にいた専務が逮捕されてしまう。専務は無罪と主張するも、確固たる証拠が確認されなかったことから、専務の疑いは晴れなかった。そこで、今回の事件を頼まれた榎本と青砥は、その事件を解決するために謎を解こうと努める。後半では、今回の事件の犯人の経歴と殺人の動機について語られる。父親の金銭的トラブルのせいで、闇金業者から追われる身になってしまう。そのため、自身の経歴を詐称してやり過ごした。そんな中、仕事の関係で、先ほどの介護会社に向かい、清掃

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    2023年11月11日