貴志祐介のレビュー一覧

  • 悪の教典(上)

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    どんどん引き込まれて、読むことが止まらなくなりました。

    共感性欠如があるも知能が高く、自分でそこをカバーする能力を持った人…
    やることは恐ろしいけど、人を観察し、信頼を勝ち取り、自分がやりたい方向へ人々をコントロールしていくところはすごいと思いました。

    続きが気になります、下巻が楽しみです。

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    2024年10月01日
  • 硝子のハンマー

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    後半にかけてから面白味が増していく
    トリック解明は予想できる訳がないがそれぞれの人間性の描写や事件後の様子はとても良かった

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    2024年09月30日
  • 硝子のハンマー

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    ビル12階での密室殺人ミステリ。一つ一つの可能性を検討していくところが一緒に登場人物として話が進んでいく様だった。後半から犯人がわかってしまうのに、飽きさせない面白さがあった。

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    2024年08月10日
  • 硝子のハンマー

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    一言で言えば「すごい」。犯行の手口はあまりに緻密で難解、正直に言えば私の想像力を遥かに超えていました。しかし、その「理解できない」こと自体が、犯人の、そして作者の天才性を物語っています。鉄壁のセキュリティを、物理とロジックでこじ開けていく榎本径の静かな熱量。ミステリーの枠を超えた、知的な興奮を味わえる傑作です。

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    2026年03月26日
  • 青の炎

    購入済み

    冷静な怒りの炎

    この作品は男子高校生が完全犯罪を考えていくというなんともやり切れない物語だ。

    世の中には本当にどうしようもない程のクズみたいな人間はいるであろう。
    でも殺人はよくないよ、と言うことはただの第三者からの意見であると私は思う。
    当事者にとってはそれが唯一の方法であって、他に助けを呼べない、呼んでも助けてくれない状況なのだから。

    少年が冷静に殺人の計画を練る姿は、悪の教典を思い出す程の寒気を感じるものであった。
    だが、冷静な反面、心は怖がっていた。
    そんな葛藤を描くシーンもあり、色々な感情が揺さぶられた。

    嘘は嘘を呼ぶしかなくなる。
    犯罪は新たな犯罪へと繋げてしまう。
    怒りは新たな怒りを生み出

    #ダーク #ドロドロ

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    2024年07月19日
  • 我々は、みな孤独である

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    貴志さんの小説は、様々なテーマがあり毎回ワクワクさせられる。同時にあらゆる観点と切り口から「人間を人間たらしめるものとは何か」を問いかけられているような気がする。
    今回は入口が【前世】で、貴志さんの新しいアプローチにやはりワクワクさせられた。
    蓋を開けると前世に加えて、記憶・意識・個と全、そういった切り口で問いかけられている。
    私はこの類のテーマが好きなのでなおさら惹き込まれたし、ラストは自然と涙が溢れた。まるで自分も記憶や意識を共に辿ったかのようなちょっとした追体験のような。
    今回の着地はきっと賛否別れるんだろうと思う。
    でもそれこそが私たちを私たちたらしめている証ともいえるのでは?

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    2024年07月11日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    ネタバレ

    黒い家と比べて全然怖くない。でも、先が気になってほぼ一気読みした。黒い家は、現実に起こりそうだからこそ怖かったと思う。本作は多重人格の少女に、体外離脱した人間の魂?が入りこむという話だから、設定自体はとてもおもしろいけど、現実味はほぼない。それでもきちんと説得力を持たせて無理なく構成しているのは、すごいなと思う。結末は、まぁそうだよなとなる予想通りのものだった。

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    2024年07月07日
  • 極悪鳥になる夢を見る

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    エッセイってあんまり好きではないのだけれど、とてもとても面白かった。
    星マイナス1こ分は、作品の方が面白いからw
    貴志先生の中身が知れてよかった〜ってのは全然なく、むしろ先生であったことがマイナスではあるけれど、自分以外の人間の考えていること(=エッセイ)で「面白い」と思えたことがほぼ初めてなので、とても楽しかったかなー。
    内容、特に論じている章なんかは、神永先生ばりにウザかったけど←悪い意味ではないw

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    2024年07月06日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    設定こそ少しファンタジー寄りですが、恐怖の「質」は本物です。身近な恐怖という点では他の作品に譲るかもしれませんが、恐怖が最高潮に達する瞬間の、あの心臓を直接掴まれるような演出は、やはり貴志祐介ならでは。殺人鬼の気配が濃くなっていく、あの息の詰まるような緊張感は、他の作家ではなかなか味わえません。ホラーのジャンルにおいて、彼が頂点に君臨する理由を再確認しました。

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    2024年07月06日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    この前に読んだ横山秀夫や池井戸潤などと比べて文章が少し猥雑(他にいい表現が思いつかない)とは感じたが、途中から、特に裁判があ始まってからは気にならなくなり、ページを捲る手が止まらなくなった。特に法廷シーンは傑作。あそこまでの大胆な逆転劇は中々おめにかかれない。動機やラストは賛否あれど再審の望みのない冤罪事件を取り上げるにはこれしかないのかも、という出発点だったんだろうな。

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    2026年02月23日
  • 硝子のハンマー

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    純粋に面白かった!2章が始まったときに、あれ?はっきり解決せずに次の話にはいるの?って思ってちょっと騙されたから話の構成も楽しかったです。専門用語が出てくるとこも完全に理解できたわけじゃなかったけどよかったな。泥棒がセキュリティの仕事をしているというキャラ設定も良いし!続きも読みたい。

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    2024年06月08日
  • 黒い家

    ネタバレ 購入済み

    非常に面白い

    読みながらこちらも緊張してしまうような情景描写の優れた作品。
    『善意で踏み固められた道も、地獄へ通じていることがある、、、』とても好きな言葉です。

    #怖い #ダーク

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    2024年05月13日
  • 硝子のハンマー

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    すごいトリックでした~
    (途中トリックについていけないこともあったけど)
    でもそれを 説明できる探偵?防犯対策業者?がいるのもすごい!

    本離れしそうな時期だっただけに 本の面白さを再確認できてよかった
    ミステリーはやっぱり面白いです

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    2024年05月12日
  • 硝子のハンマー

    購入済み

    犯罪の手法とその操作の多様さに目を見張る作品でした。トリックの可能性を検証している前半はややまどろっこしいですが、後半にかけてどんどん面白くなります。犯人、正直逃げおおせてほしかったな…

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    2024年04月28日
  • 雀蜂

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    最後驚くと聞いていてもやっぱり驚きました!
    まさかの真相に最後読む手が止まらなかったです!
    貴志さんの文章はいつも読みやすくて話に没頭出来て素晴らしいですね。
    長さも短めで軽く読める作品でした♪

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    2024年04月17日
  • ダークゾーン 下

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    ネタバレ


    中盤の対局はボードゲームの認識の裏をかくような(生き埋め作戦とか)でアクロバティックさを出しつつ、最終的にグリッドを進むゲームの原則に則り敵を倒すのが裏技と正攻法の両方楽しめてかなりよかった。軍艦島そのものの地理がちゃんとわかってないと文章だけでマップの特性を想像するのが大変ではある。地図欲しかった。
    最後はリサールタッチと玉の相打ちだったわけですが、将棋と同じ頭の使い方でいいんかなとちょっと思ったが面白かったのでok

    対局と断章が交互に出て最終的にエンドレス修羅モードに入る流れは勢いがあってよかった。
    将棋や囲碁、チェスなどのおもしろさがわかる人向けに書かれており、割と人を選ぶ気はする。

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    2024年04月05日
  • 新世界より(中)

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    ネタバレ

    あの時一緒に過ごした仲間達が、町に「危険」だと認識され消されていく…。
    あんなに大切な思い出だったのに、思い出せなくなるなんて辛いです。
    これからも辛い展開が待っているのだろうという思いと、でもこの世界の真実を見届けねばならないという気持ちで下巻に向かいます。

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    2025年12月21日
  • 新世界より(上)

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    ネタバレ

    近未来の日本を舞台としており、独特な設定の世界観が興味深いです。
    隠された先史文明の謎とは…⁉︎
    中巻も楽しみです!

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    2025年12月21日
  • ダークゾーン(上)

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    あまり将棋に詳しくもなく、始めは何が起きているのかよく分からないまま読み進めた。異空間で戦う各局面は映画のような描写でずんずんと引き込まれるも、上巻を読み終わる頃にも何がなんだか、という感じ。ただ各局の合間に書かれた現実世界の断章を辿ると、後半には段々と様子が見えてくる。最後には完全に謎が解けて、ぼろぼろ泣いてしまった。
    各局の戦いも手に汗握るものだったし、徐々に謎が解けていく構成も、謎自体も凄く良かった!
    戦いの描写が最初なかなか想像しづらかったので、ぜひ映像化してほしい…!

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    2024年03月01日
  • 黒い家

    購入済み

    ありがちなサイコパスの話だけど、結構面白かった。人格障害者?に嗅覚障害が表れやすいなは知らなかったなあ。

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    2024年02月20日