【感想・ネタバレ】鍵のかかった部屋のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月13日

シリアスだったりくすっと笑えたりで面白い。
大好きなシリーズ。
純子のボケっぷりが加速してる。

個人的に気分が滅入っている時に読むと元気になれる。滅入ってない時も読む。

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Posted by ブクログ 2023年02月06日

ある方と話をしていて、この本が話題にあがり、気になったので読むことに。

防犯探偵・榎本シリーズの第3弾。中には、短編が4話入っている。葬儀屋の社長が山荘で自殺をする話、甥が練炭自殺をする話、欠陥住宅で施工業社の社長が事故死する話、劇団の開演中に劇団員が何者かに殺害される話の4話。どれも密室での出来...続きを読む事で、防犯コンサルタントの榎本と弁護士の純子が、これらを殺人事件と疑い、犯人に迫っていく。

密室のトリックはどれも分からず完敗だが、気楽に読めた。やや動機が弱いからか、犯人に汲むべき事情は無いように感じた。

第1弾はどんな感じなのか気になる。また、ドラマ化されているようで、映像だとどうなるのか気になる。さらに、ポール・オースターの同名小説もあるようで、これも気になる。

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Posted by ブクログ 2022年08月22日

とても巧妙なトリックで密室を完成させており、トリックを暴こうと読み耽ってしまった。ほんとにこのトリック成功するの⁉︎というものもあったが面白かった。字面だけではイメージが難しい場面もあったので、ぜひ映像化されたものも見てみたい。最後の章の密室劇場は馬鹿馬鹿しくてあきれた。

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Posted by ブクログ 2021年03月07日

2012年に嵐の大野智主演でドラマ化されると聴き読んだ作品。密室事件にのみフォーカスしつつも鍵をかけるだけではない多くの密室を暴く主人公・榎本のすごさには当時中学生であった私も驚きを隠せなかった作品である。先日出版された最新作も読んでいきたい。

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購入済み

新感覚

2020年07月06日

親戚宅の本棚にあった『黒い家』で興味を持ったこの作者の作品6冊を、かなり前に此方で購入したまま未読だったのですが、漸く手を付けました。

ひたすら密室トリックのみをサクサク解き明かしていく短編集は初めてで新鮮でした。
私は会社の昼食時に読んでいるので、一編一編が調度良い長さで読みやすかったです...続きを読む
私は知能が残念なので、トリックに無理がある・矛盾があるなどは見抜けないので、そのまま受け入れています。
語り手である女性弁護士・青砥が見当違いな推理や先入観で口を挟んでくるのには苛々させられましたが(お前は黙ってろ!と言いたくなる)、概ね楽しく読めました。
『硝子のハンマー』『狐火の家』も購入済みなので、サクサク消化していこうと思います。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年01月30日

防犯探偵・榎本シリーズの第三弾。
榎本が登場するとやっぱり面白い。
表題作が特に面白かった。用意周到な理科教師と防犯探偵の対決で、論理的なトリック解明が楽しかった。金目当て、かつ子どもがターゲットになっている卑劣な犯人を、完全に追い詰めたその手腕は爽快感があった。
いつでもビジネスライクで、人情みた...続きを読むいなものは榎本には無いかと思いきや、『佇む男』での以下のセリフが印象的だった。
"「池端さん。残念ながら、取引には応じられません。私は、悪党ともビジネスはしますが、さすがに、人間相手に限定しているんでね」"

青砥の推理に関しては毎度冴え渡らないのに、本人のハートは物凄く強くて尊敬に値する。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年06月18日

純子のアホ推理が可愛く思えてきた笑

【佇む男】
被害者が死んでいた現場状況にゾッとした。
密室トリックも予想がつかないもので、さらに非道なやり方で若干ヒトコワ。

【鍵のかかった部屋】
事件のことよりも、会田と美樹が仲直りできるのか、仲が戻ってほしいという思いでいっぱいだった。
無事信頼関係が戻っ...続きを読むてホッとした。
一回犯罪者になってしまった会田が更生して、心の底から甥と姪を思う純粋な気持ちを持ち続けていたことに心が洗われた。

【歪んだ箱】
このシリーズでは初めて、最初から犯人は分かっている状態。
何も殺すまではしなくても、とは思うが、とんでもない欠陥住宅を作られた挙句、補償もないなんて犯人にも同情してしまう。

【密室劇場】
恒例のヘンテコ劇団が登場。
榎本が解説する前に、なぜビール瓶で殴られてしまったのか分かってしまった。
不慮の事故で何なら原因を作ったのは被害者なので、犯人がちょっと可哀想。

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Posted by ブクログ 2023年04月24日

防犯探偵榎本径シリーズで全ての短編が密室を扱っている、密室好きにはたまらない作品。昔ドラマ化されていた時はまだこの作品に出会ってなかったので、いつかドラマも見たいと思った。

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Posted by ブクログ 2023年04月19日

大野くんのドラマを思い出しながら読んだ。
新世界よりとおなじ作家さんだったとは衝撃。
短編集だったけどどれも面白かった。
個人的には欠陥住宅の密室が一番好き!鍵がかかっていない密室は面白かった。
にしてもこれ3作めなのに驚いた。遡って1冊目から読みたい!

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2021年07月12日

防犯探偵シリーズ第三弾

青砥先生…どんどん可哀想なキャラになっているような…?
でもそこが味であり、榎本と良いコンビでいられる所以なのかも知れないですね(笑)

今作も色々な密室が用意されていましたが、密室だけではなくトリックそのものも奇想天外なものが多かったです。
謎が解けるにつれ感心したりビッ...続きを読むクリしたりと一話一話楽しく読めました。

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Posted by ブクログ 2020年10月12日

青砥と榎本のコンビがすごく好き。
特に青砥のトンチンカン推理に呆れる榎本の姿を楽しみにしてしまう笑
貴志祐介にしては軽い内容で、所々クスッと笑えるところがありながらも、人を人とも思わないトリックや、闇深い動機にはゾクっとする。
密室の解き方が一筋縄ではいかないものばかりで、すぐ説いて欲しい他人にはお...続きを読む勧めしない。
わたしはこの世に天才的な名探偵なんていないと思うから、トライアンドエラーなこの作品が好き。

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Posted by ブクログ 2020年09月28日

怖いミステリーが苦手な私としては、青砥弁護士と榎本さんの掛け合いがほっこり出来て安心する。榎本さんのジワジワ推理で追い詰めていくところが、もどかしくもあり、ドキドキさせられて読んでいて楽しいです(*´∇`*)

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Posted by ブクログ 2019年01月13日

貴志祐介の防犯探偵シリーズ第3弾です。今回も短編集です。なかなか凝ったトリックが多く面白かったです。

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Posted by ブクログ 2018年10月24日

貴志祐介先生の密室シリーズもの

男女のコンビが主役
男性は「防犯コンサルタント」という仕事をしており、鍵の仕組みなどについてやたら詳しい

女性は弁護士
男性と一緒に密室の謎を多く解き明かしてきたせいか、密室事件があったらこの人というような評価をうけている
自分の事を綺麗な女性だと思っている勘違い...続きを読む女性と描かれているくだりがよくあるが、他人からも綺麗と評される事があるため、全くの勘違いという訳でも無いようだ
また、的外れな推理を披露するくだりもある
その的外れさ加減を他人から指摘されてもメゲないというか、「私もそれが言いたかった」と言わんばかりの態度で的外れ感をなくしてしまう
これらのくだりは個人的に好き
密室事件になるたびに男性とコンビを組む形になるが、基本的には男性のことを信頼していないというか、「こいつ絶対本職の泥棒だろ」という目で見ている

さて本編
4つの短編にて構成されている

■佇む男
社長が殺されてしまう事件
死後硬直した死体を壁に立てかけておき、死後硬直がなくなるにつれて座ったような体制になり、それで密室が構成される
立てかけておいた際に近所の子供がそれを見たことからそのトリックが明かされていく
タイトルもそこからとられたものだろう

■鍵のかかった部屋
捕まった有名な泥棒が刑期を終えて甥っ子と姪っ子に会いに来たところ、甥っ子が密室で自殺してしまうというストーリー
甥っ子が自殺するなどが考えられなかったために、殺人事件の可能性があるのではないかと謎解きにかかる
犯人は甥っ子の父親、泥棒からは妹の旦那にあたる

犯人は理系の先生で手品なども得意という設定
その設定をフルに活かしたトリックになっている
事前に一酸化炭素中毒で甥っ子を殺しておき、気圧の差で部屋を密室にする

密室を開けるときに泥棒の技術を使って入室したのだが、その点もアリバイとして利用するというなかなかに複雑なトリックとなっている

■歪んだ箱
犯人は学校の先生
職場結婚間近で家も購入済みだったのだが、その家が震災で傾いてしまう
叔母の旦那さんに伝手で家を建ててもらったので、言葉は違うかもしれないが「返品」という形で穏便に済ませようと、その傾いた家で話をする
しかし、その旦那さんとしても震災による被害なので「ウチの工務店の責任ではない」と引かない

そのため殺害に至る
先生としては穏便に済めば良し、穏便に済まなければ傾いた家を墓として殺してしまうという計画はあった
あちこちが軋んだ家の為、ドアが開かないなどで密室になりやすかったこともあったようだ

結論は先生は野球部の顧問で、ピッチングマシーンでテニスボールを打ち込んでいく事で離れた位置のドアを閉めて密室化
歪んだ家の為、テニスボールは転がって手元に返ってくる計算になっていた

■密室劇場
この作品だけ毛色が違う作品
そして続き物というか、前作にも同じ登場人物の作品があり、一応その続編という形
そして何よりブラックユーモアというのか、全編に漂う雰囲気が違い、随所でニヤリと笑える
トリックよりもお笑い要素を楽しむ作品か

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Posted by ブクログ 2023年11月18日

榎本と純子の掛け合いがいい!

ドラマを観ていて、ずっと気になっていたから
読んでみて、とても面白かった。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年09月11日

⭐️2.8

読み終わって気が付いたがシリーズ3作目だった笑
よくやってしまう。
短編集なので問題なかったけど。
うーん。貴志さんの作品だということで期待し過ぎていたのかハマれなかった。
榎本や純子のキャラ設定もいまいちだし、トリックは現実的じゃなく強引に密室を作っていて文章で理解するのが難しかった...続きを読む
ドラマ化しているので映像なら楽しめたかもしれない。最後の『密室劇場』は爆笑らしいがつまらなくて途中で投げた。
貴志さんの作品は大好きなので他の榎本シリーズに期待したい!

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Posted by ブクログ 2023年04月19日

突っ込みどころの少ない貴志祐介の作品が個人的には好きだ。
「あれ?これはちょっとおかしいんじゃないの?」と思っていると、その疑問を登場人物が投げかけるという展開にはいつもスッキリする。
短編のせいか、特別印象に残るようなものはなかったけど面白かった。

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Posted by ブクログ 2023年02月27日

 防犯探偵・榎本シリーズ第3弾。表題作含む4編収録の短編集。
 どの作品も個性的なトリックで面白かったが、個人的には表題作が印象に残っている。実際の仕掛けとして可能かどうかはわからないが、思わずうなってしまうトリックだった。最後の作品「密室劇場」は前作「狐火の家」に収録された「犬のみぞ知る」の面々が...続きを読む再び登場。相変わらずのハチャメチャぶりだが、意外と面白かった。

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Posted by ブクログ 2022年04月10日

 防犯探偵シリーズ3作目。ここまでUnlimitedだったので読んだが、もういいかな。解き明かされると「なるほど」とは思うが、やはり密室の謎にそんなに心を動かされない。好き嫌いの問題か。4作目のコメディ路線はハマれないと苦痛だった。『歪んだ箱』は面白いトリックだったが、そこまで頑張って密室にしなくて...続きを読むも良かったのでは?なかなか文章だけで想像しにくい場面が多く、映像向きの作品。ドラマは面白いのかな?

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Posted by ブクログ 2021年07月10日

防犯探偵シリーズ第3弾!

青砥さん…何か始めとイメージ変わって来てる…
美人の敏腕弁護士って感じやったのに、少しおとぼけ要素が入って来てるような…まぁ、可愛い感じで良しとしよう。
密室殺人ばかりの4作品。
小説の中でも、もう密室殺人事件なら、青砥弁護士(with 榎本さん)が定着してそう。
2人の...続きを読む掛け合いも面白い!
今回の短編集は、被害者、犯人の心情とかを描くより、密室殺人のトリックを解くのに特化したような話やな。
まぁ、こんな防犯知識もないので、「う〜ん…そうなんや…(−_−;)」で終わってしまうんやけど…
よう、こんなトリック思い付くなぁ…
トリックとは、別に青砥さんの壊れ具合も!笑。
シリーズは、まだ続くので、今後の壊れ具合も楽しみの一つかも^^;

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Posted by ブクログ 2021年04月11日

ドラマで見てたのでトリックは先にわかってた。
逆にドラマ見てなかったら、イメージつかないトリックもあったかも。。。

2021.4.11
50

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Posted by ブクログ 2021年03月14日

胡散臭い防犯コンサルタント榎本と弁護士青砥のコンビによる密室トリックシリーズ第三弾。
短編集であるが、それぞれについては特に書かない。

この本には4編収められているのだが、いずれの作品もいわゆる『密室』ものであり、
ザックリ言ってしまえば、それらを榎本がスッキリと解決する物語である。
時折挟まる、...続きを読む青砥の「わかった!」が全然的外れであるのも楽しむポイント。

それにしても、まあよくもこんなトリックを犯人達は考えたなぁと思わざるを得ない。
(実際は貴志裕介が考えたのだが)
大体、ピッチングマシンで…なんて、考え付いても実行しなさそうな気がするのだが。
何回も試して「いける」と思ったのなら別だが。

また、部屋の形状などが細かく描写されているが、正直想像しづらい。
たまに図示されているのは助かるが。
なので実写向けなように感じる。
実際、ドラマの方がわかり易かったりする。

しかし最後に収められていた短編は、何というか無駄にふざけているような気がしてたまらない。
人が死んでいるのに、あのハチャメチャ具合はどうも。。。

出来れば、思いっきりシリアスにしてしまうか、
榎本、青砥の両名の人間味を前面に出したような作品が読みたいものである。
せっかく面白いキャラクターなのだから。


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Posted by ブクログ 2021年02月07日

ドラマ、鍵のかかった部屋の原作。
読み直してみようと思ったら、うっかり第三弾→第二弾→第一弾の順で読んでしまっておりますが、ま、再読だからいっか。

このシリーズは短編のほうがよかったんだよなー、と思ってこれを一番に手に取りました。ところで榎本ってほんとは……?ほんとにただの防犯アドバイザー??

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Posted by ブクログ 2021年01月14日

シリーズ続けて読んでいます。犯人が密室にするために色んなことを考え、たくさんの工夫をしているけど、そこまでして殺す必要があったのか?という印象もあります。
とても難しい密室だったりするので、、
コメディ色もある一冊ですね。

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Posted by ブクログ 2020年12月31日

面白い、面白いんやけど、ちょいちょい間に挟まれる作者の「女で頭いいのと顔の良さ両立せん」みたいな思想が邪魔してくるw
女性弁護士だって可愛いひとおるだろうよ…まあこういう表現に違和感持てるようになったということで常識のアップデートの確認とする

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Posted by ブクログ 2020年06月08日

月9を見てから、この作品を読んだのですが、シリーズ第3作目だそうで、初めに驚いたのは、芹沢弁護士がいないことでした。ドラマオリジナルキャラクターだそうですが、これはこれで、2人の掛け合いは面白かったです。
3作目ですが、単体としても楽しめました。
「硝子のハンマー」程のような驚きというものはありませ...続きを読むんでしたが、一つ一つのトリックが意表をつくものばかりで、よくこういったものが、思いつくなと感心するばかりでした。
ドロドロとした雰囲気はなく、密室が解かれるまでの工程が面白く、貴志作品の中では気軽に読める作品でした。

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Posted by ブクログ 2019年12月20日

説明よりも会話中心で読みやすかったように思う。
読み終わった後にドラマ化していたものだと気付いて、そう思い返すと、主人公榎本はドラマ版では冷徹な印象を受けたが、小説版ではそれほど冷徹な印象を受けなかったように思った。

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Posted by ブクログ 2019年11月21日

硝子のハンマー程のガツンとくる衝撃は無いが、これぞ密室!という物理トリックが粒揃い。ライトな作風だけにテンポ良く読めるが、迷コンビの掛け合いは少し希薄になってしまったかも。

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Posted by ブクログ 2019年11月03日

シリーズ第三弾。「佇む男」策士策に溺れる。エンバーミングは特別な設備が必要になるからかなり大手じゃないとできないと聞いたけど、この会社そんなに大きな会社なの?「鍵のかかった部屋」教師なのに理科の知識を悪用するなんて。「歪んだ箱」殺されてもしょうがない男だけど、犯人も彼女のことしか頭にないのか。親戚の...続きを読む勤めてる会社でも、家を建てるんだからしっかり調べればよかったのに。「密室劇場」またこの劇団か。殺人が二件もあるなんて呪われてる。純子のとんでも推理、榎本の反応が好き。

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Posted by ブクログ 2019年04月07日

シリーズ第3弾だそうだが、1.2弾を読んでいなくとも差支えなく楽しめる4編の短編集。
4編とも、題名通りの密室トリックであり、防犯探偵(実は鍵師の泥棒!?)がその謎を明かす。
謎解きとともに、防犯探偵と女性弁護士(1.2弾を読めば、この二人の関係が分かるのだろうか)との掛け合いが、この作品の魅力でも...続きを読むある。

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Posted by ブクログ 2017年10月17日

セキュリティショップの店長・榎本径は、密室殺人の謎解きのプロで、こちらの本では、4種類の密室殺人事件に巻き込まれる。
「硝子のハンマー」でも登場した榎本径のひょうひょうとした名探偵ぶりに、思わず笑いが込み上げてきます。
パートナーの弁護士・青砥純子との凸凹コンビも漫才の様で、読んでいて何かと面白い。...続きを読む
特に最後の、「密室劇場」はクドカンの脚本ばりにキャラ立ちしていてエッジが効いていて面白かった。

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