貴志祐介のレビュー一覧

  • 鍵のかかった部屋

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    防犯探偵榎本径シリーズで全ての短編が密室を扱っている、密室好きにはたまらない作品。昔ドラマ化されていた時はまだこの作品に出会ってなかったので、いつかドラマも見たいと思った。

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    2023年04月24日
  • 鍵のかかった部屋

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    ネタバレ

    大野くんのドラマを思い出しながら読んだ。
    新世界よりとおなじ作家さんだったとは衝撃。
    短編集だったけどどれも面白かった。
    個人的には欠陥住宅の密室が一番好き!鍵がかかっていない密室は面白かった。
    にしてもこれ3作めなのに驚いた。遡って1冊目から読みたい!

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    2023年04月19日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    物語前半は不穏でゾクゾクしたが、後半にかけてB級感が出てきた。
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    賀茂由香里は、人の強い感情を読みとることができるエンパスだった。その能力を活かして阪神大震災後、ボランティアで被災者の心のケアをしていた彼女は、西宮の病院に長期入院中の森谷千尋という少女に会う。由香里は、千尋の中に複数の人格が同居しているのを目のあたりにする。このあどけない少女が多重人格障害であることに胸を痛めつつ、しだいにうちとけて幾つかの人格と言葉を交わす由香里。だがやがて、十三番目の人格「ISOLA」の出現に、彼女は身も凍る思いがした。第三回日本ホラー小説大賞長編賞佳作。

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    2023年04月19日
  • 狐火の家

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    前作硝子のハンマーが面白かったので、二作目にも期待して読んだ。ミステリ好きにはたまらない密室ものが様々なバリエーションで出てきて、そのトリックも奇抜でありながら現実にも実行可能ではないかと思わせる絶妙なラインで面白かった。

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    2023年04月15日
  • 天使の囀り

    ネタバレ 購入済み

    起が長めだが、中盤から楽しい

    序盤のメール文章のやりとりで、読む手が止まりそうになったけれど、中盤からの展開が読んでいて楽しい。
    実際に自分があずかり知らぬ所で起きていそうな題材と鬱めいた文章があったことでリアリティが増したように感じる。
    読み終わったあとも「もしかしたら…」と空想するくらいだった。大満足

    #怖い #ダーク #深い

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    2023年04月07日
  • 我々は、みな孤独である

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    ホラー、スピリチュアル、ハードボイルド、コメディと、沢山のジャンル要素を持っていて、読んでいて飽きなかった。
    貴志さんの文章は背筋が凍るなと、改めて認識した。

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    2023年03月19日
  • 我々は、みな孤独である

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    ネタバレ

    貴志祐介の独特なサイコ・サスペンス的なものとは一味違った小説だったが、自己意識を全体的に見ると不思議な視点が生まれるという面白い展開がよかった。きっとわたしたちは物語ではっきり形で提示されて、意識するようになるが、少なからず感覚的には考えていたのではないのかなと思う。

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    2022年10月08日
  • 我々は、みな孤独である

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    探偵小説かと思い、読み始めたら期待を大きく裏切られました。

    前世で、私を殺した犯人を調べてほしいとの依頼を調査することになった探偵の茶畑。ヤクザやマフィアの抗争に巻き込まれたりするうちに、輪廻転生の秘密を追いかけることに。

    我々は、みな孤独であるという言葉は、宇宙という大きな目で見て、地球をひとりの人間と見たら、納得できる言葉だと思いました。

    単なる人探しから、最後はスケールが大きい宇宙の話になる。色々な敵から逃げ回ることになりますが、同士の探偵助手の毬子との関係は、今後気になるところでした。

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    2022年08月23日
  • 我々は、みな孤独である

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    ネタバレ

    ちょっと変わり種の探偵小説かと思ったら全然そんなことなかった
    終盤の展開はオカルトというかSFというか。主人公の精神面は一つの決着が着いたが、それ以外の様々なことが色々投げっぱなしになってしまった感がある

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    2022年08月19日
  • 我々は、みな孤独である

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    探偵もの?かと思いきや、ちょいミステリー?かと思ったらファンタジー?からのハードボイルド笑

    悪くはないけどもうちょい芯のある感じが良かった。

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    2022年08月10日
  • 我々は、みな孤独である

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    時空を超えた壮大なストーリー展開に圧倒された。ちょっと現実離れし過ぎな感じはあったが、登場人物も個性豊かで最後まで面白く読んだ。

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    2022年06月27日
  • 我々は、みな孤独である

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    探偵、茶畑の許に奇妙な依頼!?
    『自分は前世で殺されている!その犯人を探して欲しい!』
    人探しの得意な茶畑ではあるが数百年以上前の有るかも解らない事件を追う。
    並行して起きている茶畑の元部下の横領逃亡事件にマフィアとヤクザの影が・・・



    はじめは、前世の存在を否定していた茶畑であるが前世の存在を信じてしまうような体験を・・・


    輪廻転生、隣人愛、袖擦り合うも多少の縁!

    夢オチか?超能力か?スピリチュアルか?
    終盤まで読み手を悩ませます!!!

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    2022年06月11日
  • 我々は、みな孤独である

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    読後に、心苦しい感覚とすっきりした感覚が同時に降りてくる。
    それは必要以上に知らなくていいことを知ってしまったことに対する気持ちなのだと思う。

    自分はなぜ自分であるのか。
    哲学的で、考えさせられる面白さだけでなくて、
    変人の狂気的な恐ろしさ、探偵の謎解きのワクワクなど盛りだくさんでとても濃い内容でした。

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    2022年06月06日
  • 我々は、みな孤独である

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    話の流れが1つ斜め上をいっている。正直読み進めながら最終的な話の方向性はわかったもののどうつなげていくのか興味があり一気に読んでしまった。

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    2022年05月15日
  • 新世界より(5)

    購入済み

    5巻読みました。

    面白い!街の上流階級の人や最強の呪術師たちがやられてどうしようもない状況で差し込んだ一つの可能性!

    #ダーク #アツい #怖い

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    2022年09月29日
  • 悪の教典(上)

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    すごく読みやすい文体と面白いストーリーで、主人公がサイコパスの殺人鬼であるのにも関わらず嫌な感じが全くない。
    特に蓮見とその両親の過去が衝撃的で面白かった。
    下巻が楽しみ。
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    とびきり有能な教師がサイコパスだったとしたら、その凶行は誰が止められるのか?

    晨光学院町田高校の英語教師、蓮実聖司はルックスの良さと爽やかな弁舌で、生徒はもちろん、同僚やPTAから信頼され彼らを虜にしていた。そんな〝どこから見ても良い教師〟は、実は邪魔者は躊躇いなく排除する共感性欠如の殺人鬼だった。少年期、両親から始まり、周囲の人間をたいした理由もなく次々と殺害してきたサイコパス

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    2025年04月14日
  • 新世界より(2)

    購入済み

    2巻読みました。

    無料だったのでこの機会に購入させていただきました。
    大人だけが知る秘密で合ったり、やっと物語の世界観が広がってきた感じで面白くなってきた!

    #ダーク #ドロドロ #ドキドキハラハラ

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    2022年09月29日
  • 新世界より(1)

    購入済み

    1巻読みました。

    無料だったのでこの機会に購入させていただきました。
    アニメは見たんですけど,また違った雰囲気が漫画では感じられ,楽しめました。

    #ダーク #ドキドキハラハラ #ドロドロ

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    2022年09月29日
  • 黒い家

    購入済み

    サイコパス

    霊的な怖い小説を読もうかと思い手に取ったのがこの黒い家。読んでいくうちに、おやこれは霊的ではなく人的なホラーだ、と気づきガッカリ。その束の間、生命保険会社の日常の描き方や伏線など、どんどん作品に魅了されてあっという間に読み切ってしまいました。

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    2021年12月01日
  • 鍵のかかった部屋

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    ネタバレ

    防犯探偵シリーズ第三弾

    青砥先生…どんどん可哀想なキャラになっているような…?
    でもそこが味であり、榎本と良いコンビでいられる所以なのかも知れないですね(笑)

    今作も色々な密室が用意されていましたが、密室だけではなくトリックそのものも奇想天外なものが多かったです。
    謎が解けるにつれ感心したりビックリしたりと一話一話楽しく読めました。

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    2021年07月12日