貴志祐介のレビュー一覧
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凶行を重ねれば重ねるほど、詰めの甘さが露呈し始める後編は、スマートに見えつつも、どこか間抜けさが窺えて漸く蓮実の人間らしさに触れたような気持ちになる。
というか、前任校でも連続自殺、次の学校ではクラス襲撃。蓮実の行く先々で事件は起こるわけだから、本来なら襲撃以前にもっと怪しまれててもおかしくはないぞ、ハスミン。
とは言え、数多の窮地もその頭脳明晰さと巧みな弁舌で容易く人の心を掌握して来た彼がそう簡単に怪しまれないか。自分の思うがままに人を操っては満足気に微笑む、彼のそんな様子を想像したら鳥肌モノよ。
自分にきちんと感情が備わっていてよかった。人の思いに共感できる心があって良かった。
切 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「餓鬼の田」
青田の話を最初から全く信じようとせず、分析して、
それが正しいかのように勝手に理解して納得してる
美晴の態度が鼻についてしまい、話がどうとかいう
より意識がそっちにいってしまった。
確かに信じ難い話だけど、ひとの話はひとまず柔軟
な心持ちで最後まで聞いて欲しいわ。
「フーグ」
悔しい!!
状況も条件も揃ってたし、ちゃんと記述もされてたの
に…ただただ話を楽しんでしまった。
怖いというより、かわいそうだと思った。
苦しかっただろう…。
あ”〜 それにしても気づかなかったのが悔しい!
「白鳥の歌」
これは…なんとも…切ないというか…なんと言うか。
最後は少しショックだった。
黒人 -
Posted by ブクログ
ネタバレホラー全体そうかもしれませんが、凄く想像するとジワッと怖い、上手く文書にできませんが貴志さんを感じる4本でした
餓鬼の田
結構美晴性格的にはあまり、というかまぁでもこういう子いるよな、って思った。私なら!と盛り上がったその瞬間、すんっ、って感情がなってしまうのなんかちょっと面白いというか青田さんこれの繰り返しなんだろうなぁと
フーグ
怖い…まさかウォーターベッドがそんな事になるなんて。もし普通のベッドだったらそんな事になかったのだろうか、いやでも、結局マットの間に転送されてしまうのだろうか、とか
てか松浪の下心が。もう途中で手を引くべきだったのに結局最後まで…もちろんそうじゃなければ話にはなら -
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ネタバレ面白い!!!
途中から普通にハスミン応援しちゃってました!
そのくらい魅力的な主人公だと思います!!
表向きは優しくて明るくて人気者。本性は共感性皆無の冷徹な殺人鬼。こういうキャラ本当に好き。
ハスミンが1クラスを全滅させるまで殺して殺して殺し続ける場面に入ると、もう読む手が止まりませんでした。
2人の生徒が既に殺された生徒を使いハスミンを欺いたシーン。
正直なところ抜かりのないハスミンがあのトリックに騙されてしまったことに少し違和感を感じましたが、あの場面であそこまで機転が利く人間はそうそう居ないでしょうから。。生徒なら特に。。
個人的には「迫り来る殺人鬼」よりも「確実に本性に近づい -
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ネタバレ貴志祐介の『悪の教典』は、一度映画で観たことがあるものの、小説を読むのは今回が初めてでした。
本作は、主人公の蓮見聖司が他人の感情に共感できないサイコパス教師であることを壮絶に描いています。 何か問題が発生すると、解決策として、人命を奪うことも選択肢も上がってしまう。
蓮見は非常に賢く、生徒たちからも人望のある教師です。
彼は卓越した人間関係の操り手であり、学校で起きるさまざまな問題を巧妙に解決していきます。
しかし、彼が気に入らない人物が現れると、自分の関与を一切残さず、見境なくその人物を排除してしまいます。
下巻に入ると、 生徒たちの予想外の行動によって、蓮見もまた予期せぬ行動を取 -
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ネタバレ貴志祐介さんの作品を読みたくて読んでみた。
「夜の記憶」は、デビュー前に書かれたというSF。
人間ではない生き物視点で進むパートと、ある人間によるパートが進んでいき…
完全に光がなく、音の周波を発信しその反射で地形や障害物の有無を把握する生き物の視点がとてもリアルで、天敵に狙われるシーンには思わず息を呑みました。
「呪文」は、銀河文化調査にて植民惑星「まほろば」を訪れる話。豚に似た神をひたすら”憎み呪う”という恐ろしい風習により、念力(サイコキネシス)が発生し、それによりまた別の惑星に災害が発生し、それをまた憎み…
無意識で憎み合うことで発生するという最悪の奇跡にゾッとした…
「罪人の選択」は