貴志祐介のレビュー一覧

  • 兎は薄氷に駆ける

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    厚いけどすいすい読めた。面白かった。
    けれど、警察や検察ってこんなに無能なん??とも思ったけれども…

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    2025年08月23日
  • 黒い家

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    ネタバレ

    序盤話が進まなくて退屈だったけど、中盤あたりからガラッと雰囲気変わって怖さ増し増しで面白かった!
    題名から幽霊的な怖さなのかと思ってたけど、人間的な怖さだった…そこにも衝撃受けたけど、狂ったおばさんの襲撃はさらに怖すぎ。結局は生きてる人間が1番怖い。

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    2025年08月21日
  • 新世界より(中)

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    わんこが死んで最悪
    とはいえ徐々にこの世界の真相が明らかになってきて面白い
    主人公は相変わらず決断力に乏しいし、説明されてもわかんない、道を聞かれてもわかんない、って……
    周りが成熟してるだけに幼さが際立って見えるなと思う

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    2025年08月17日
  • さかさ星

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    ネタバレ

    名家・福森家で起きた凄惨な殺人事件。福森家の親戚で祖母に呼ばれた亮太は事件現場である福森家の大きな屋敷へ向かうと、霊能力者を名乗る賀茂禮子という女性がいた。
    家を見ていく過程で、賀茂はこの事件は呪物によるものだと断言する。実際、福森家には様々な骨董品が集められていて、そのひとつひとつに怨念のこもった曰くがついていた。

    冒頭から様々な植物の魔除けの効果や呪物の説明がたくさんあって情報量が多く、覚えながら読むのが大変だった。結構すぐ忘れて戻って読み返したりもした。
    月晨が出てきたあたりでもともと得体の知れなかった賀茂禮子が敵かもしれない、となり、そうなるともう全員怪しくて疑心暗鬼になりながら読む

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    2025年08月17日
  • もの語る一手

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    読みにくい作品もあったけど。奨励会にいる人は、誕生日をめでたい日とは思わないや。「なれなかった人」がふむふむ。

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    2025年08月15日
  • 新世界より(下)

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    オーディブルにて。
    ずっとハマらないまま惰性で下巻。バケネズミの正体のオチもまあ予想通りだった。
    ボノボのような平和な社会を築く、そのために人権を持たせる年齢を引き上げるなどの発想は面白かった。が、全体的にそこまで面白くないので読まなくても良かったなあ。

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    2025年08月14日
  • 新世界より(中)

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    オーディブルにて。
    上巻にあまりハマらなかったものの、惰性で中巻。
    「その時はまだ知る由もなかった」的な表現が多すぎてくどい。しかもその前フリのわりに大したことが起こらないので期待外れ。

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    2025年08月14日
  • 新世界より(上)

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    正直序盤は長えと思ってたが、話が進むにつれて止まらなくなる!こわいし、ファンタジーだし、唐突な微エロだしで読んでいて飽きない。中下巻も進めていく

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    2025年08月10日
  • 黒い家

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    ネタバレ

    母から怖いとお墨付きを貰って読んだ本。
    所謂ヒトコワ系だけど、サイコパスという言葉が浸透していなかった発表当時には目新しく映ったのだろうか。
    結局関係者生存してるし、お兄ちゃんの件も解決したからハッピーエンドでは?
    特段怖くはなかった。
    後半幸子が強すぎてゾンビ物かなと思いながら読んで。

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    2025年08月10日
  • 新世界より(中)

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    人からおすすめしてもらい約10年ぶりの再読。やたらと性行為に及ぶ小説、と当時記憶していたことを思い出して笑ってしまう。再読で感じたのは著者の影。女性心理の描写が男性視点であったり、15歳未満の女子が「あんちょこ」という言葉を使ったり。小説の世界観に没頭していても、著者の選んだ言葉によって時々引き戻される感覚が面白い。人間臭さというか、著者のシルエットを作中に感じられてよかった。

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    2025年08月10日
  • クリムゾンの迷宮

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    ネタバレ

    ・前半☆4、後半☆3
    ・設定めっちゃ好き
    ・地球とは思えぬ異世界で参加させられるデスゲーム
    ・主人公チームだけが情報によって優位にゲームを進められているという優越感
    ・運営の罠で人ならざるものになった2人組に追われる緊張感
    ・先が気になってどんどん読み進めてしまう
    ・最初の道具ドラフトでコンドーム選んだシーンは笑った
    ・たしかに女性とチームでコンドーム選んでたら、他チームからはこいつ状況わかってんのかよってなるわな
    ・ラストで藍も運営側でカメラマン役ってのは驚いた
    ・ただ全体的に引っかかるところもあった(特に後半)
    ・重要っぽい情報への主人公のすっとぼけ方が気になった
    ・あと主人公と藍の恋愛シ

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    2025年08月10日
  • もの語る一手

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    将棋を知ってたらもっと楽しめたんだろうなあというところが多かった
    なんもしらないからおそらく3割くらいだろうなと悲しいけど
    将棋は兵法ということはわかった

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    2025年08月06日
  • 新世界より(下)

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    日本なんだけど、異世界過ぎてなかなかついていけなかった。
    読み終わってからは、奥深い物語で面白かったな、と思ったけど、
    SFや異世界ものに馴染みのない私にはすこし難しかったです。
    けっこうはっきりとした性的描写があるので、苦手な方は控えた方がいいと思います。

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    2025年08月05日
  • クリムゾンの迷宮

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    赤く染まった火星のような世界で目覚める主人公達。理由もわからぬまま、プレイヤーたちは極限の状況で生存をかけたゲームに巻き込まれていく。

    プレイヤーたちは、それぞれ異なるアイテムを得られるルートの中から一つを選んで行動を開始します。食料、護身具、情報など、生死に直結する要素を選択する緊張感が読者にも伝わり、まるで自分がゲームブックの中に入り込んだかのような感覚を味わえます。主人公は「情報」のルートを選んだことで、他プレイヤーの動向やアイテムを把握できる立場に立ち、物語が一歩一歩戦略的に進んでいくのが実にスリリングです。

    文章は平易で非常に読みやすく、スムーズに物語世界に入り込めます。一方で、

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    2025年08月05日
  • 秋雨物語

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    【2025年92冊目】
    社員旅行の翌朝、欲を抱いた男女が散歩に高じた結果――「餓鬼の田」、謎の転移現象に悩まされているという作家が消えた――「フーグ」、絶唱の秘密を探す道楽家が知る真実――「白鳥の歌」、夢が叶うかもしくは死ぬか、ロシアンルーレット式――「こっくりさん」。4つの不可思議な短編集。

    ある種のネタバレかもしれませんが、貴志祐介さんの作品でかつ角川ホラー文庫ということから、まあ救いのある話たちではありません笑 そこまでの絶望でもないかもしれませんが、ハッピーエンドではないという感じでしょうか。

    「餓鬼の田」は気の毒に…って感じでしたね。「フーグ」は作中作もあって、展開がどうなるか読

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    2025年08月04日
  • 新世界より(上)

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    人からおすすめしてもらい、約10年ぶりに再読。昔は大好きだった貴志先生の作品。大人になってから読んでも、相変わらずドキドキしてホラーちっくな展開を楽しめた。こういった小説を読むのは久しぶりなので、この世に存在しない空想の生きものを想像するのが新鮮に感じる。話の内容や区濁点にカジュアルさを感じながらも、10年前に読んだ頃の感覚を薄っすら思い出したりして、楽しい時間を過ごせた。

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    2025年08月02日
  • 新世界より(下)

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    何とも言えぬ気持ち。
    バケネズミに対して必要以上にいたぶる残忍さ、命を奪うのに躊躇しない冷酷さが度々描写されていて違和感があったが、それが伏線だとは。
    呪力の持たない人間の遺伝子を、呪力を持つ人間の都合で改変してバケネズミができたとわかった後に、バケネズミを冷酷に扱うのはいかがなものかという倫理観が早希の中に芽生え始めていたが、それには共感できない
    攻撃しても罪悪感が湧き上がらないように醜い姿形にし、呪力を持つものが優性を保てるように従属させる目的で作り上げたバケネズミ。その歴史を知ったところで、存在としてはその知識があった時と、なかった時とで何も変わらないわけで。自分と生物学的に同じものかも

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    2025年08月03日
  • さかさ星

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    ネタバレ

    賀茂禮子については他の作品でも読んだことがあったため、再会した驚きと喜びがあった。
    書かれているのは主人公の先祖の狡猾さと悪行の数々だが、主人公が現代の若者なので独特の軽さがあって、それが読者としては息抜きポイントになっていて良かった。ふとした瞬間の言葉が面白くて何度か吹き出した。
    怨念と賀茂禮子の戦いになるのかと思いきや、主人公がひとりでなんとかしなくてはならない展開が無茶で、また笑いを誘った。「やったれ!頑張れ!」と応援していたが、当人はそれどころじゃない。
    現代の殺人事件のようなはじまりだったが、どんどん過去を掘り下げて先祖の因縁にまで行き着くのは予想外だった。こうやって束になって復讐さ

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    2025年07月19日
  • クリムゾンの迷宮

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    カイジ系の話であったが、さすが貴志さんの作品ということで,予想がつかない流れだった。といっても読むの多分2回目だからうっすらと記憶はあった。
    メンバーは偶然に集められたのかな?

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    2025年07月19日
  • ダークゾーン(下)

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    将棋のプロを目指していたはずの主人公が、何故か将棋を基本とした駒の取り合いゲーム“ダーク・ゾーン”で同じくプロを目指すライバルと戦う。
    途中で挟まれる断章で現実世界で起こった事が少しづつ分かり、物語全体のラストに繋がっていく。
    正直中盤以降はダレてしまったのと、ラストが拍子抜けなのが辛い(汗)

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    2025年07月17日