貴志祐介のレビュー一覧

  • 新世界より(上)

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    面白かったです。

    世界観の作り込みが不気味で終末的でワクワクしました。

    少しずつ謎が明かされていき、世界観の理解度が高まるにつれ、物語への没入感も高まり大満足の作品でした。

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    2026年03月19日
  • 秋雨物語

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    本作との姉妹作である「梅雨物語」の方が好みではあるが、本作も短編ではあるものの、各話充実した内容となっている。
    特に「フーグ」は頭ひとつ抜けてる印象。
    個人的には「餓鬼の田」も好み。

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    2026年03月19日
  • 梅雨物語

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    ミステリーホラーとも言うべき3作の短編集。
    1作目は、悍ましい男への復讐話し、
    耳なし芳一の様な話から夢の中で、
    結局罪深き好みが地獄の扉を開ける。
    2作目は蝶、新世界でも出て来たぼくとう蛾。
    蝶と蛾が大嫌いなので、相当気持ち悪かった。
    3作目は、キノコ。菌糸類に詳しい。

    昆虫と菌糸類の専門的な知識を巧く利用し、
    恐ろしい罠を作り出し、
    結論が出るまで、読むものを不安にさせる。

    3作目には、感動の要素もありながら、
    悲しい物語。

    貴志祐介は好きな作家なのですが、
    毎度違う世界観が作り出され、
    見たことのない異空間に連れて行かれる。
    時間も空間もここにありそうでない、
    別の場所で誰かの深い

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    2026年03月18日
  • 新世界より(上)

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    最初から不穏な雰囲気で始まる、日本的ファンタジーという感じ。なんとなくストーリーが見えたような気もするが、この先の展開に期待したい。、

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    2026年03月17日
  • 新世界より(中)

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    ネタバレ

    全体として豊かな発想に満ちた作品であり,嘘を貫くだけの構成は保たれている。「I.若葉の季節」で明かされる世界の真実の薄暗さと,「III.深秋」における業魔の描写がとりわけ印象的であった。一方で,エンターテインメントとしてのサービス過多はやや気になった。

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    2026年03月14日
  • 新世界より(上)

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    ネタバレ

    全体として豊かな発想に満ちた作品であり,嘘を貫くだけの構成は保たれている。「I.若葉の季節」で明かされる世界の真実の薄暗さと,「III.深秋」における業魔の描写がとりわけ印象的であった。一方で,エンターテインメントとしてのサービス過多はやや気になった。

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    2026年03月14日
  • 新世界より(中)

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    すばるは瞬と幸せでいて欲しかった…
    ブルドッグ大好きな私は、かなりショックだった。
    面白いんだけど、なかなか心が苦しくなる物語だなぁ。

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    2026年03月09日
  • 新世界より(上)

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    貴志祐介の作品を読むのは2作品目なんだけど、以前に読んだ「天使の囀り」の衝撃がもの凄かったので、「新世界より」も面白いんだけど少し物足りないような気持ちになってしまっている。
    まだ上巻しか読んでないので、続きを読み進めたいと思います。

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    2026年03月06日
  • さかさ星

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    オカルトてんこ盛り!
    実は…隠された意味は…とかどんでん返しがどこかで来るのかと思いきや最後までオカルトで突っ走った。
    2部作の第1巻というのには納得。伏線全然回収されてないので。
    次作でそれがきれいにまとまってたら気持ちいいんですが。

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    2026年03月04日
  • 梅雨物語

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    収録された三遍とも、悪夢なような、おどろおどろしさと、引き込まれるような魅力に満ちています。読んでいる間は、夢見が良くなかったです。

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    2026年03月03日
  • さかさ星

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    呪物に囲まれた中で親族に残酷な事件が起きた。
    謎の多い霊能者と呪物を解析する中で、親族を根絶やしにしようとする意思を感じ取るが、誰が犯人で動機もわからないといったオカルトミステリー。
    呪物紹介は短いながらもバラエティに富んでいて、ストーリーも犯人探しと次の惨劇の防止の軸で二転三転し、オカルト好きな自分は楽しく読めた。

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    2026年03月03日
  • 悪の教典(上)

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    読み物としては面白く、続きが気になる。

    合理的かどうか、自分の利益になるか、害になるか、それがすべての判断基準の男、ハスミン。

    教師になった目的はなんなのか。
    生徒を陵辱するため?
    支配しやすいから?
    しかし、それにしては問題が発生しやすい場所な気がする。
    逆に言えば、問題が発生しやすいからこそ、それを隠れ蓑にもできるのか。

    登場人物、特に教師の発言、特に蓮見と釣井は自分以外を見下しており、言葉の端々に動物蔑視の言葉を多用しており、それがすごく嫌い。
    そしてリアル。
    人間がつくりだした言葉の中には動物を蔑視する言葉がたくさんある。
    模倣のために共に過ごした憂実の存在が、蓮見が共感性を得ら

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    2026年02月26日
  • 新世界より(上)

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    序盤は設定や出てくる生き物の説明が冗長でだれてしまう部分もあったが、異世界ものはある程度仕方ないかなと思う。
    途中からは面白くなっていった。

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    2026年02月23日
  • さかさ星

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    呪い系の究極のエンタメ本として、次の展開にはらはらしながら一気に読ませてもらった。日本古来の文化のおどろおどろしさも十二分に発揮されていて、この本だから味わえる熱量も良かったと思う。
    呪物一つ一つなエピソードがやや冗長な印象もあるので、人によっては飽きてしまうかも…私的はそんなところもコントロールが効かない呪いに包まれた世界の一部のような気がして、全体にマッチしているのではと思いながら読み進めた。一度読み出したら最後まで一気に読みたいタイプの本なので、時間を確保して読むのがおすすめ。

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    2026年02月23日
  • 新世界より(上)

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    かなり昔に放送されてたアニメを観てたような…というおぼろげな記憶がきっかけになって手に取った一冊。
    この作者さんの作品はいくつか名前を聞いたことはあれど読むのは初めてで、とにかく理詰めで頭のいい人なんだろうな…って読み進めながら感じてました。あと、読者から来るであろうツッコミを先回りして潰しておく、みたいな文章やセリフが随所に見てとれてふふってなってしまう。見えない敵と戦うのは自分も日常生活でよくやっちゃうんだけど、それ削ったらもうちょいこの本薄くなったんじゃないかな…とか無粋なこと考えちゃってごめんなさい。

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    2026年02月19日
  • 新世界より(上)

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    難しい単語が多くて理解するのに時間がかかった
    後半は心拍数が上がる展開が多くてのめり込んだ
    中、下巻に期待したい!

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    2026年02月18日
  • 梅雨物語

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     ホラーよりミステリー色が強かったため、『秋雨物語』よりさらに読み進めやすかった。『ぼくとう奇譚』は想像すると気味が悪く、ホラー耐性が今よりない頃に読んでいたなら数日夢に出てきそう。『皐月闇』の読者にピンと来させるよう、徐々に真相に近づいてくる展開も堪らない。あれだけのことをしてもまた忘れ去られると思うと、痛快さより虚しさが勝ってしまうが。なんだかんだでずっと怖がりながらも著者既刊本をほとんど読めているので、『さかさ星』をスキップするかで迷っていたがトライしてみようか。

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    2026年02月13日
  • 十三番目の人格 ISOLA

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    ネタバレ

     
    積み本から選んでみた、従来の貴志さんの不気味に構築された恐怖譚だろうと思ったがちょっと期待外れだった。
    一時、二重人格や多重人格の本や映画をよく見かけた。この本はその頃買ったのか、題名のせいか作者の貴志裕介さんの名前をみたからなのか、積んである理由は覚えていない。平成10年発行で12版になっている。人気があって重版になったのかもしれないので、読んでみた。

    加茂由香里は人の強い感情がキャッチできるエンパスだった。特殊能力があるための悩みがあったが、能力を使って心に障害を抱えることになった人々を助けられないだろうか。
    被災者を助けるボランティアを志して神戸に来た。

    両親のない少女が、阪神大

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    2026年02月12日
  • 硝子のハンマー

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    ネタバレ

    本格的な密室殺人事件で面白かった。第58回日本推理作家協会賞受賞作(2005年)
    日曜日の昼下がり、株式上場を控えた介護サービス会社で、社長の撲殺死体が発見された。エレベーターには暗証番号、廊下には監視カメラ、窓は防弾ガラス、オフィスは厳重なセキュリティーを誇っていた。監視カメラには誰も映っておらず、続き扉の社長室の隣で仮眠をとっていた専務が逮捕されて・・・

    弁護士青砥純子と、防犯コンサルタント榎本径のコンビが、難攻不落の密室の謎に挑む。


    エレベーターで12階に行くには暗証番号でしか動かない。そこに介護サービス会社の社長室、副社長室、専務室、各秘書の待機室があった。社長室、副社長室、専務

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    2026年02月12日
  • さかさ星

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    良い感じに日本ホラー!
    呪物っていかにもな感じですが、一つ一つにきちんと設定がされていて、それがストーリーに上手く組み込まれています。
    主人公が徐々に霊能力者を信頼していく過程が、ストーリーと見事に調和しながら動いていくのが良かったです。
    不審、疑心暗鬼、信頼、絶望。あらゆる暗い感情の渦巻く日本ホラーの良作です。少し長かったのと、呪物のくだりがやたら細かく、追っていくのが大変だったので星4にしましたが、最後まで飽きずに読み切れました。

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    2026年02月10日