貴志祐介のレビュー一覧

  • 新世界より(上)

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    前から気になってたので読み始めました!
    まだまだ序盤なので、ここからの展開に期待したい。
    少し説明が長いかなと感じたので、星4。

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    2025年11月26日
  • もの語る一手

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    ネタバレ

    綾崎隼さんが将棋のアンソロジーに寄稿してると聞いては読まないわけにはいかない!
    今回の綾崎さんの作品は、「僕らに嘘が一つだけ」の2人と同世代の朱莉さんが主人公。もう一度僕らに〜も読み返した上で、こちらも読み返したいな。

    一話目は青山さんのお話らしく、前向きな気持ちになる門出の話。
    葉真中さんは初読み。ただただ少年の手腕に鳥肌。
    弟子にしたかった少年を冤罪から救うという白井さんの話にはびっくり。そういう将棋との絡め方もあるのか。
    橋本さんも初読み。この一戦を勝てば夢が叶うという相手への対応って悩ましい。そこで手を抜かれて夢を叶えること、本気で相手してもらって破れること。
    芦沢さんは気になってい

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    2025年11月24日
  • クリムゾンの迷宮

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    続きが気になって一気に読めた。最後どうなるんだろう?と思いながら読んでたけど自分の理解力では最後どういう意味なのか理解できず……。ただ物語自体は面白くて、食料どうする?どこに向かう?なぜここにいる?捕まるのか?等気になることが多すぎてハラハラしながらページをめくるのが楽しかった

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    2025年11月24日
  • 新世界より(下)

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    ネタバレ

    1000年後の世界、種の存続、戦争、共存と淘汰をテーマにした化けネズミとの争い。何年経っても結局は争いは必然的なことで、それが形を変えて繰り返される。
    そもそも種の繁栄や存続を求める本能に従うことに意味があるのだろうか。求めていないが淘汰される恐ろしさからの防衛が他者から見ると制圧に見える。少しの種ごとの違いがやがて大きな歪みになり、世界の大きな流れに誰もが逆らえないことを思い知らされる。
    現代から1000年後の世界観が個性的に構成されている上に、あり得る1000年後だなと感じさせるくらいの種の存続の原理原則に適った設定で壮大な作品だった。

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    2025年11月21日
  • クリムゾンの迷宮

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    デスゲーム系で楽しみながら一気に読める作品。
    ゲームブックという懐かしい内容があったが、確かにアイテム欄とか分岐の選択とか変貌する敵など、ゲームブックを意識したエンタメだと思う。

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    2025年11月19日
  • クリムゾンの迷宮

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    昔に読んだ記憶があったのだけど、物語の構成も結末も全く記憶がなく、久しぶりの貴志作品を読みたくなり文庫を購入。手に汗握る展開の連続であっという間の一気読みでした。いわゆるゼロサムゲームに主人公が巻き込まれるパターンの物語ですが、自分もその世界にいるようにクリムゾンの世界が鮮やかにイメージでき、息詰まる展開にハラハラしっぱなしに。。
    極上のエンターテイメントを体感できました。

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    2025年11月19日
  • 黒い家

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    ものすごく怖かった。。
    生命保険という、一見内情がわかりづらい業界について細かなイメージを与える描写の細かさから始まり、
    登場人物の動きや口調、表情が、実際目の前に存在するかのように想像されて、逃げたい・恐ろしいという感情に襲われた。貴志祐介すさまじい。
     
    音・臭いなどの五感につながる表現も効果的に挿しこまれており、緊張感と不快感が終始続いた。。
     
    各登場人物の個性や、物語の盛り上がり、終盤の駆け抜けるような恐怖の連続、とっても面白かった。また読みたい。

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    2025年11月19日
  • 黒い家

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    ネタバレ

    文章を読んでいてここまでハラハラしたのは初めてで怖くて本を投げ飛ばしそうでした。結末も予想に反してとても読み応えがありました。

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    2025年11月17日
  • コロッサスの鉤爪

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    防犯探偵・榎本シリーズの4作目。鏡の国の殺人に比べて、表題作のコロッサスの鉤爪がトリック、人物描写、動機のいずれにおいても印象が強かった。まず、密室は密室でも”音の密室”とは言い得て妙であったし、トリックも人間、動物、技術など複数の要素が組み合わさって成立していた点がよくできているなと感じた。

    特に、タイトルの”コロッサスの鉤爪”は犯人に復讐を動機づけた決定的な瞬間であると同時に、犯人が大切に想っていた存在を次々に傷つけられた悲しさを象徴するキーワードでもあり、他に候補がないくらいこの物語を表わしていると思った。

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    2025年11月15日
  • 硝子のハンマー

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    密室で起こった事件。状況からして犯人は一人であるものの、その人物「久永」は事件当時猛烈な睡魔から眠っていた。弁護士である主人公は「久永」の無実を証明するべく、防犯コンサルタントの「榎本」と共に密室の謎に挑む。あらすじの通り、シンプルなミステリーであるが、謎の難関さから導き出した答えが何度も何度も否定されてしまう。その度に「これすらも無理ならどうするのか?」といった問いが生まれ、作中のキャラ達と感情がリンクする。後半は犯人の壮絶な過去と経験から犯行に至るまでを語られ、最後は名探偵よろしく謎を解く。現代において探偵としての謎解きに違和感なく落とし込めていると思うが、内容は王道のミステリーである。

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    2025年11月15日
  • 新世界より(上)

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    ネタバレ

    1000年後、呪力が使える世界で少年少女五人組を描いた作品。
    終盤で展開がガラッと変わってワクワクする。この後中、下と進んでいくので、どのような結末が待っているか非常に楽しみ。
    SFの世界観に作者のこだわりを感じる!

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    2025年11月14日
  • 新世界より(中)

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    どんどん引き込まれる。
    バケネズミとの戦いがメインで別の世界や生き物の話は出てこないのかな、、と思っていたが、この章でバケネズミvs人間の構図ができあがり最終章の衝撃的な結末に進んでいく。

    とにかく世界が作り上げられていて引き込まれて面白い。

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    2025年11月11日
  • 黒い家

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    ネタバレ

     著者の筆力に圧倒されました。初めこそ犯人は他にいると思って読み進めていましたが、まさか主人公が犯人と思っていた旦那の妻が犯人だったとは…。
     しかも平気で旦那の両腕を故意に切断させるのは正気の沙汰ではなく恐怖でした。

     終盤、黒い家に恵を助けに行ってからの展開はグロさMAXで胸に悪心が湧いてくるほどでした。拷問シーンの描写は少ないけれど、痛々しい凄惨な描写はふんだんに盛り込まれています。

     物語は保険金を目当てに殺戮が繰り広げられていくというシンプル性を孕みつつ、ホラーとしての恐怖心を煽る展開に目が離せませんでした。

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    2025年11月10日
  • コロッサスの鉤爪

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    奇天烈な発想であれ、可能性を一つ一つ排除していく姿勢が好ましい。
    それにしても純子、こんなにポンコツだったか?

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    2025年11月10日
  • さかさ星

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    たしか帯で、”黒い家”とか”悪の教典”あたりを引き合いに宣伝されていたと記憶しているんだけど、それなら読まない手はないですわな。引き合いに出たとはいえ、それらの二番煎じではいけない訳で、その点で本作は新機軸で、かつ高品質な恐怖作品に仕上がっている。ひたすらに呪物が登場するけど、なんとも禍々しい空間設定に、読みながらドキドキさせられる。呪物とその関連人物との因縁が、かなり複雑に描かれるんだけど、なかなかその全てを把握するのが難しく、徹底的に理解できたとは思えないんだけど、それでも十分、怖がらせてもらいました。

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    2025年11月10日
  • クリムゾンの迷宮

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    ネタバレ

    ホラー小説、終始ドキドキして読んだしページをめくる手が止まらなかった。冒険小説にもミステリー小説にも思えたし、中盤からの食屍鬼のセリフ、文体が変わる部分ではこちらまで恐怖を覚えた。
    「やがて、記憶は風化するだろう。言葉にならない思いが、あなたの胸を締めつける」
    藍はこれからも永遠に組織に利用されると思うので、二人が会うことはないだろう。
    それにしてもラストが切なすぎる。ホラー小説を題した作品が、こんなに切なくて淡いラストで終わることはあるんだろうか。
    終盤まで数々のグロテスクな描写を目の当たりにしつつも、最後までゲームブック通りに小説を読み進めてしまう読者。噴水の近くで笑う藍を想像し、藤木に代

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    2025年11月10日
  • 黒い家

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    貴志祐介さんの本って何故こんなに面白いのか。。
    最初から最後まで夢中になって読みふけるという最高の読書体験が出来る。ハラハラ・ドキドキの連続。

    自分の思い通りに動いてくれない人を殺しまくる、人の感情を持たないサイコパス殺人鬼が出てくる。

    保険金詐欺というテーマも面白かった。
    1997年に発行された本らしいが、小説としての賞味期限や古さを微塵も感じさせない。

    ただ主人公の若槻の行動には突っ込みどころが多い。
    特に菰田幸子に手紙を書く場面は狂気の沙汰である。
    最初に電話で話したのは幸子の方なのに、何故無条件に幸子だけは潔白だと信じられるのか、全く分からなかった。

    最初に子供の首吊り死体を発

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    2025年11月07日
  • 梅雨物語

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    皐月闇
    俳句をテーマにしたミステリー

    ぼくとう綺譚
    昭和初期の銀座
    引き込ませる文体と心理・情景描写はさすが・・!
    頭の中にありありと情景が浮かんできて、ゾクっとさせられる
    なんか最後の一行で一気にチープになってしまったのが残念だけど....

    虫やキノコなど天使の囀りに通じるバイオホラー的なお話もあり
    梅雨時期のしどけないジメッとした雰囲気に浸りがら読むのにちょうど良い
    博識で小説なのに勉強になる 調べながら読むので時間がかかるけど面白いです。

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    2025年11月07日
  • 新世界より(中)

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    加速度的に面白くなってきた!性描写は苦手だけど、それすらこの世界の異常性を際立たせている装置なのかもしれない。

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    2025年11月05日
  • さかさ星

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    久々貴志さんの長編楽しんだ!内容濃くしたせいか、個々の内面とかは薄くなって、その辺りの物足りなさはあるけれど、これでもかと出てくる呪物にワクワクした。敵とラストがちょっと弱めに感じたけれど、黒い家の狂った感じと悪の教典の狂った感じの鱗片を感じられて嬉しい。

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    2025年11月03日