貴志祐介のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ安定の貴志祐介クオリティ。話の構成が並み居る作家の中でも群を抜いて上手いと思う。膨大な語彙力で投影される作者の世界観は恐ろしい程のリアリティだ。ただ、所々分からない言葉があってつっかえながらの読書になってしまったので、またたくさん経験を積んでから再読したい。
短編書評
皐月闇
詩の解説形式で進んでいく本作。作田の解説が上手くてすっかり騙されてしまったが、その後の菜央の解決を聞くとそっちに納得してしまうのは全く不思議。作田がかつて経験した断片的な記憶、これ以上今回の件に触れてはいけないという予感、妙に納得しない菜央の様子。作中のそこらに布石されていた伏線が全て最後の結末に繋がっていき、物語 -
Posted by ブクログ
ネタバレ1900年代の実際にいたシリアルキラーたちを彷彿とさせる小説だった。
実際にこういう人たちがいた。
本当に歪んで、壊れすぎてて理解が追いつかない。
幼少期の出来事って人格形成に直結してるんだ。
結局、和也を殺したのは幸子なんだよね…?なんで小坂は初め、和也が死んでる姿を見た若槻のこと凝視してたの??どういうつもりだったの…。
そして幸子はずっと何を考えてたの?2人とも今まで何を考えて生きてきたの…。ただ欲のまま動いてたの?どうしようもなく不幸な人たちだな…
しかも名前が幸子って…皮肉すぎる。
あとバウムテストのくだりも怖いし、なんでそんな人間が生まれるの…。悲しすぎる。