貴志祐介のレビュー一覧

  • 狐火の家

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    昔ドラマでやっていた時に面白くて購入し、読んだか読んでないか覚えてなかったので、読んでみた。
    結果的に読んだ記憶はあったが、朧気だったので新たな気持ちで読めた。

    ドラマでは模型で説明が行われ、とても分かりやすかったのを覚えていたが、こちらはもちろんそんなのはなく、想像するしか無かったが、世の中には色んな密室ができるものだなと思った。

    蜘蛛の話はすごく衝撃だったので読んだのを思い出せた。
    私は蜘蛛は平気だが、目の前にいきなり出されたらさすがにびっくりすると陳腐な感想が出た。

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    2026年04月23日
  • 梅雨物語

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    ネタバレ

    後味の悪い話がほとんどであまり気分が良いわけではないにも関わらず、どの作品も強い印象を残す不思議な読後感です。昔話の教訓にも似たような部分があるからか、懐かしい感じもしました。
    ・皐月闇
    中盤からの種明かしに、やはりという気持ちと哀しみが生まれました。人の執念は時として恐ろしいくらいの粘り強さをみせるものだということを体感する作品でした。
    ・ぼくとう奇譚
    個人的に3作品の中で一番面白く感じました。人間の気持ち悪さと欲望を生々しく描かれていると思います。虫と照らし合わせたオチ含め、最後までどきどきしながら読み切りました。
    ・くさびら
    最後にのせられたこともあり、3作品の中では比較的救いのある終わ

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    2026年04月22日
  • 天使の囀り

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    パニックホラー(ちょっとミステリー)
    とても面白かった。
    グロいと聞いて躊躇してたけど、新世界よりのほうがキツいかな?気分悪くなる系ではない。
    哀しい結末でした。
    猿の話からこう拡がるとは。

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    2026年04月20日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    面白かった。最近観た「九条の大罪」にも共通してる
    法とモラルの極限というかんじ。
    見届け人が必要だったんだな。

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    2026年04月19日
  • 悪の教典(下)

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    ネタバレ

    怒涛の展開にびっくりして途中読むのが苦しくなったが、続きが気になり一気に駆け抜けられた。

    本当に狂気の殺戮だった。

    生徒が虐殺される描写は耐えがたい苦痛だった。
    ただ、この次どうなるんだろうとか最後はどうなるんだろうと思わせる内容にはとても惹かれた。

    蓮実は本当に化物すぎる。
    計画性もあるのかないのかよく分からず、行き当たりばったりな感じがした。
    とにかく目の前に現れた障害を蹴散らすのが目的だからいつかはこうなってしまうのかなとも思った。

    蓮実は結局逮捕されたが、死刑にはならなさそう。
    もう別のゲームを始めているとのことなので、いかに死刑を免れるかを考えて行動しているのだろう。
    そうい

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    2026年04月18日
  • 黒い家

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    読む時に情景や音などを頭の中で想像しながらゆっくり読むので、この本はそれにマッチしすぎた。
    怖かったよ…

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    2026年04月18日
  • さかさ星

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    ネタバレ

    名家の屋敷で起きた一家惨殺事件。
    原因が先祖の悪行らしい。
    1/3程が呪物の説明で長すぎてうんざりしたけど、そこを過ぎたらじわじわと面白くなって行って結末が気になりラストまで一気に読んでしまった。
    行方の知れない呪いの人形や完全にとばっちりをくらった先輩のその後とか、何故その大事な事を家族に話さないんだろうなどなど気になる点はいくつかあったけど概ね楽しめた。
    最後がちょっと残念。
    もう一つ何か欲しかった。
    唐突に終わった感じ。

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    2026年04月18日
  • 新世界より(中)

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    中巻は、クライマックスに向けて世界のことが次々と明らかになってきて、、という立ち位置で、飽きることなくノンストップで読めた。

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    2026年04月13日
  • さかさ星

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    好きな雰囲気の話だった。面白い。いろんな呪物が盛りだくさんでそれらにまつわる話も読み応えあり。途中から、誰が味方なのか、信じていいのかと疑心暗鬼になってしまった。読み終えた後、恐怖がしばらく残ってお風呂やトイレが怖くて仕方なかった。

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    2026年04月12日
  • 黒い家

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    保険会社の闇からはじまり、妙に嫌な気持ち悪さがずっと続く感じだった。
    菰田の人間性や気味の悪さを心理学的視点から分析していく描写や、じわじわと近づいてくる怖さもあり読み応えがあった。

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    2026年04月12日
  • 黒い家

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    細かい描写が上手くて目に浮かぶようだった
    彼女が殺されなかったのだけがご都合主義感じたけど、全体的に良作

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    2026年04月11日
  • 新世界より(上)

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    最初は設定やらなんやらで読む手が進まなかった(1回挫折した)が読み進めていくとおもしろかった
    何を言っているのか理解できないところも多々あったけど読み進めてたら理解できるかな?
    とりあえず中巻も読んでみる

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    2026年04月09日
  • 青の炎

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    ネタバレ

    クズ親父から家族を守るために殺して、それを強請られたからかつての友人も殺して……最後には自分の犯行がバレると家族に迷惑がかかるからと自ら命を断ってしまった。だったら、どうしたらよかったんだよ?!としか言えない終わり方。
    主人公:秀一が死ぬ前学校で紀子と言葉を交わすシーン。紀子は秀一への恋心から異変に気付いたり邪魔だとも思ったけど、柊一が殺人を犯したことを知っても嘘の証言をしてくれると言って泣いてくれたいい子だった。けれど、彼女が信じたから秀一が家族を守るために自殺に踏み切ったとも言える。
    自殺する日、「お兄ちゃん、お昼には帰ってくるんだよね?」「ああ、昼飯はみんな一緒に食べよう」という妹との会

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    2026年04月08日
  • 新世界より(下)

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    長い旅を終えた感覚です。(お疲れ様、私)

    とんでもない世界を魅せられました。
    切なく苦しい部分はありますが、人とは?未来とは?過去とは?

    ひたすらに、想像させられます。

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    2026年04月08日
  • さかさ星

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    それぞれの呪物にまつわるエピソードが良かった。
    ぐわーっとすべてがつながっていく爽快感もあり、読み応え抜群。
    賀茂禮子が有能すぎる件。

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    2026年04月07日
  • 新世界より(下)

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    上中巻が丸ごと伏線なのかと感じてしまうボリュームとおもしろさ。
    世界観の作り込みが凄く、読み進めるうちに気づけば世界に浸れる内容となっている。
    この作者の作品は何冊か読んでるが、毎回心臓がバクバクするほどの怖さと追い込まれる気持ちが堪らない。
    愧死機構が働かなかったから、早季も最後まで人間として見ることができなかったんだなぁと。何とも言えない気持ちに。

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    2026年04月05日
  • 黒い家

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    ずっとしんどい。主人公に感情移入すると睡眠不足でしんどい。
    操る側と操られる側、これで成り立つ過去と人間構造。居場所を確保するために擬態するもの、そのあまりの無力さに利用されるもの。
    性善説と性悪説を問い、信じるものとの乖離もみせる本書の読み応えは抜群だ。

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    2026年04月01日
  • さかさ星

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    ネタバレ

    もうなんでもありやん、みたいなツッコミはままあったけど、ページを捲る手が止まらないくらいには緊張感があっておもしろかった。
    因習とか呪い系の読み物にありがちな、言い回しが難しいところはちょっと読みにくかった。
    賀茂さんのビジュアルが独特なのは何か意味があるのかな?
    亮太がかなり頑張ったなあ。
    終わり方はかなりモヤモヤする…。

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    2026年04月01日
  • 黒い家

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    これが名作であることはずっと思ってて、
    もちろん大筋のストーリーは覚えているのだが、
    どうもラストが思い出せず。
    だからって、初読から20年以上経って読み返して、なんかそんなでもなかったなーなんて感想になってしまうのが嫌で読み返せずにいたのですが、
    もっと早く読み返しておけば良かった。

    人としての感情が欠落しており、
    欲しいものはひたすら保険金のみ。
    子供も殺すし、夫も傷つけるし、自分を妨げるものはすべて排除する。
    主人公が外堀からじわじわと追い詰められ、最後には直接対決が起こり、そして負の連鎖はこれで終わらない、というホラーの王道でありながら、本作が名作たりえるのは、
    一般的にはサイコパス

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    2026年03月30日
  • 新世界より(下)

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    違和感が積み上がり、それが一つの構造として見えてくる過程は非常に面白い。
    ただ、その構造を説明する比重が増えるにつれて物語の推進力はやや弱まり、読んでいて少しダレを感じる場面もあった。
    面白さの質が「展開」から「説明」に移っていく印象。

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    2026年04月01日