貴志祐介のレビュー一覧

  • 悪の教典(1)

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    映画でやるのであらすじを見て気になり購入。読んでみたら映画のあらすじとイメージが違い随分主人公が頭脳で戦ってて面白かった。あらすじ通りだと今後違う方向になるだろうけど1巻の限りでは頭脳戦ものという感じ。

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    2012年10月14日
  • 悪の教典(下)

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    自分の保身だけを考えるとこうなるのか。
    この主人公には自分しかないんだよな。何をするにも自分自分自分。他人は自分を脚色する添え物。
    いや、凄まじい小説だった。
    クリムゾンの迷宮や新世界よりも凄かったが、これも凄い。もう凄いとしか言えない。

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    2026年08月16日
  • 悪の教典(上)

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    ドラマのデクスターやジョジョ4部の吉良、そして悪の教典の蓮見。
    サイコパスキャラが何故魅力的なのか考えると、他人に共感せずに自分勝手に振る舞う様が自由に見えるからなのかなと思う。
    客観的に見るとかなりの綱渡りをしているのに何故か犯罪が露見しないのがサイコパスものの面白い所。
    下巻ではおそらく捕まるんだろうけどそこまでの過程を早く読みたい。

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    2026年08月15日
  • 新世界より(上)

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    ネタバレ

    舞台は私たちの暮らす日本と同じはずだが、読み進めるうちにそこかしこで感じる違和感。主人公たちには当たり前の世界なので当然のように説明される生き物たちも、もちろん読んでる自分には得体の知れないもののため、うっすらとした不気味さに少しずつ包まれていく。

    子ども特有の好奇心。それゆえに禁忌を犯して取り上げられた神の力を終盤に取り戻し、その圧倒的な強さでさあこれで家に帰れる!…とは思えず、えも言われぬ不安はずっと付きまとっている。

    前半にしっかり舞台設定がされ、中盤からこの世界の歪さが浮き彫りになってくる。が、もちろんまだ序盤。だってまだ上中下の上!主人公たちの過酷な環境に感情移入して早くも疲労感

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    2026年08月15日
  • 青の炎

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    再読。

    古今東西、「怒りは自身を滅ぼす炎」的なことは、あらゆる本や教訓で耳にしていて、「全くその通りだ!」と思っているのにも関わらず、そんな覚悟を平気で超えてくる描写で主人公の秀一と共に怒り、曽根をやっつけろ!と思いながら読んでしまいました…

    秀一と対照の「無敵の大門(敵を作らないからという理由に由来)」という登場人物がいるのですが、彼のように生きるべきなんだ思いながらも、彼が秀一と同じ状況だったらどうなるのかなと読後も色々と考えることができました。

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    2026年08月14日
  • 黒い家

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    おすすめのミステリー小説としてyoutubeで紹介されていた本。
    生命保険の会社員である主人公が被保険者の自宅に訪問の際事件に巻き込まれてからは一気読みだった。続きが気になる感が上手だなと思った。
    途中主人公が色々な目に会うのになんで彼女の身の保全に意識が向かないんだろと思いつつ、案の定彼女監禁されてるし、と少しモヤモヤ感はあった。
    最後はミステリーというよりもサスペンス映画みたいだった(笑)
    時折心理描写で蜘蛛の話が出てくるがその心理描写と物語の照らし合わせるのがすごく上手だった。小説家ってそういう細かい所もしっかり考えて文章を作ってるので完成度が高い。映像では感じることのできない感動だと思

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    2026年08月13日
  • 黒い家

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    まさに「いちばん怖いのは人間なんですけどね」を表したかのような作品でした。何をしでかすか分からない理解できない「サイコパス」をテーマにしたものだったのですが、本物を見た気がしました。しかし、何が起こるんだろうという好奇心から読む手が止まりませんでした。

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    2026年08月12日
  • 黒い家

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    ホラーというよりサスペンスでは?幽霊よりも生きた人間の方がよっぽど怖い。
    30年近く前の作品なので、精神疾患まわりの用語が今とは違っていて、当時はずいぶん直接的な表現だったんだなあと思った。保険業界の当時の事情や問題点なども知れて勉強になった。

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    2026年08月12日
  • 黒い家

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    ネタバレ

    こわい!!もうこわすぎる!!人間!!笑
    妙にありえない話ではなさそうな所、より恐怖を煽られる。
    人の異常性を示すために動物が一旦死ぬ描写本当に好きじゃない。
    でもそれ以外は背後に恐怖を感じ続ける描写が続いて、久々に薄目で読み進めてしまった。

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    2026年08月12日
  • 新世界より(上)

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    世界の作り込みがすごい。
    貴志さんの頭の中を覗いてみたい。

    正直異種の争いには興味がなく、中巻を購入するか迷っていたけれどめちゃくちゃ気になるところで終わった...

    人間はこの世界にとってより良い種になれるんだろうか。
    世界を平和にするためには逸脱した者を排除したり、欲を押し殺すしかないのだろうか。


    良いことに使うから呪力使ってみたいなぁ!

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    2026年08月11日
  • 天使の囀り

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    貴志祐介さんは専門的な知識が凄いので、
    文字ぎっしり、専門用語多め。
    線虫の専門のお話しが怖くて、
    食べるのが怖くなる。
    色んな食べ物に潜んでいないか、
    心配で恐ろしくなってしまう本。
    だいぶ気持ち悪いお話しでした。
    映画になったら相当見応えのあるモンスターホラー
    になりそうです。
    動物実験のシーンも想像すると
    残酷で恐ろしい。
    貴志祐介らしい生物学的ねっとりまとわりつく、
    不快感を残すホラー作品です。

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    2026年08月10日
  • コロッサスの鉤爪

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    シリーズもので最後になりましたが、これも面白かった。トリックがなかなか入り組んでいてさまざまな知識をフル稼働しながら読める本でした!ありがとうございました!

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    2026年08月10日
  • 黒い家

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    とにかく怖い。

    人の悪意や性悪説を煮詰めたような物語。
    ひとつひとつの描写が残酷でリアルで、ちゃんと鳥肌がたった。

    名前は忘れたけど問題解決をするために雇われていた元ヤクザの男が保険の解約をさせようとするシーンがあったけど、こういうノウハウを知りたい。

    あとはやっぱりエンコ詰めの詳細ですわ。
    まじで知りたくないし、そんな事知ってても。。。
    みたいな。

    恵?主人公の恋人は、悲惨な目に遭ったのにそれでも人の善を信じるみたいな
    ライアーゲームのカンザキナオ様みたいなやつで気分が悪かった。

    生まれながらに最低な人間もいるでしょうし、環境のせいだけではないと思う。

    関わりたくない仕事です。保

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    2026年08月09日
  • もの語る一手

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    将棋というものを深く知るわけではないけれど、その奥深さや、指す人間が持つドラマなど、いろんな視点で物語は紡げるんだなぁとどの話も素直に面白かった。

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    2026年08月07日
  • 狐火の家

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    全てが「密室」に関する4編から成る短編集。
    でも、どれもが独創的で、今まで読んだことのないような密室で、驚きばかりで面白かった。

    話の展開も、まるで読者が一緒になって考えているのを見越したようなタイミングで、こういうトリックなんじゃないかというのを1つ1つ潰していき、じゃあ結局どんなトリックなんだよってなったところで、思いもよらない発想にやられてしまう。

    でも、ミステリーだからといってずっと重たい雰囲気が続くわけではなく、ところどころで交わされる非常にコミカルな会話が、全体のバランスを取っていて、意外としっかり笑えてしまうところも凄いところだと思った。

    そんな話が4つも読めるのだから、と

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    2026年08月05日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    先が気になるし、おもしろくないわけではないんだけど、結局誰にも感情移入できずに読み終わってしまった。
    父親が冤罪で殺人犯となりつらい思いをした日高英之の、そのつらい思いの描写が少なかったせいかな。
    千春もなんでそこまで協力するのかよく分からないし。
    読んでいて応援する気持ちが不思議と湧かなかったんだよね。

    たまたま検察が感情的な人だったからラッキーだったんじゃないのか…?
    冤罪を生む取り調べはあるだろうと思うけど、検察官ってもっと冷静で頭がいい印象だから、どうにか切り抜けそうだけどな。

    なんかモヤモヤっとした気持ちを残したまま終わってしまった。

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    2026年08月05日
  • 黒い家

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    ネタバレ

    世の中通常の価値基準では本当に理解できない人がいるもんだよな
    主人公や彼女は助かったけど、関わったせいで亡くなった人たちがあまりに不憫
    保険や虫や夢分析についてもちょっと詳しくなれる

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    2026年08月05日
  • クリムゾンの迷宮

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    物語の舞台やストーリーは適度な不穏さや緊張感があり面白かった。
    含みのある終わり方で続編を期待したがこれで完結っていうところが残念。。

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    2026年08月03日
  • コロッサスの鉤爪

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    防犯探偵・榎本シリーズの一冊で、2篇が収録されています。
    榎本が犯人とされ、自身で濡れ衣を晴らそうとする「鏡の国の殺人」と、海中で無残に死んだ元ダイバーの謎を追い、ソナーで監視された“音の密室”に挑む「コロッサスの鉤爪」ですが、どちらもキャラクターの立ち方が際立っていて、気づけば最後まで一気に読まされていました。
    密室トリックを水の中でやるという発想自体が面白く、読み始めからどこか息苦しいような緊張感があります。
    論理で解いていくミステリとしての面白さはもちろんありますが、それ以上に、海の底という逃げ場のなさや、ほんのわずかなミスが命取りになる状況がじわじわと効いてきました。
    読んでいるだけで

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    2026年07月30日
  • クリムゾンの迷宮

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    ホラー、サバイバル、サスペンスが融合したような作品。
    語彙や表現の多彩さと、サバイバルに関する知識があちこちに散りばめられていることで設定が突飛であるにも関わらず、リアルに感じられる。
    文量もそこまで多くないのでサクッと読み切れるところも良い。

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    2026年07月30日