貴志祐介のレビュー一覧

  • 新世界より(上)

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    読書体験の中で鍵となるのは読み手の中にある今までの経験に基づく「内的世界」と作品で展開される「作品世界」の間にどれだけのギャップがあるかと肌感覚で読み手が得ることができるか。そういったギャップがもたらす「快感」や「恐怖」、「喜び」や「悲しみ」などが読み手の「内的世界」をさらに広げていくと思われる。
    そういった意味ではこの「新世界より」で展開されている世界は今よりも遥か未来の出来事でありつつも、そこには「呪力」によってもたらされた悲痛な真実とどちらかというと時代が巡り先史時代に戻っているような描写もあり、我々の中にある「未来観」ともズレており、そこからこの「新世界」ではどのような通念の元、どのよ

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    2025年12月20日
  • 黒い家

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    人怖系の怖さは、何と言っても近隣のサイコパスという日常性という身近な怖さだ。
    一定数、罪を犯すことに罪悪感を伴わない病の人がいるということが怖すぎる。

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    2025年12月20日
  • さかさ星

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    ネタバレ

    黒い家の恐怖を超える恐怖はないけど、呪術の蘊蓄や、曰く付きのあれやこれ、その背景や因果関係が本当に面白かった。ホラーというより、ゴシックホラーテイストミステリーで、呪いの大元を探せ!的な感じ。
    二部作ということで、消えた月震や入場することなく退場した日震との対決を楽しみに次作を待つ!

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    2025年12月17日
  • 天使の囀り

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    黒い家に続きリアルな怖さを求めて。
    快感快楽を求めさせる下等生物の生存戦略は、心霊オカルト物よりリアルに怖かった。

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    2025年12月14日
  • 悪の教典(下)

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    怒涛の展開。
    マジで13日の金曜日を読んでいるのかと思った。

    とにかく怖すぎる。。。

    様々な人物がハスミンに対し、挑んでは消されて行く。。。。

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    2025年12月11日
  • 悪の教典(上)

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    よく会話であいつは「サイコパス」だよって、会話を耳にするし、口にもしていた気がする。

    しかし、声を大にして言いたい。。。

    サイコパスっていうのは、本作「悪の教典」の
    蓮実聖司の事を言うんだ!!と。

    何が怖いって、普段の爽やかモードからあまりにも自然にシリアルキラーモードになっている事。
    ギアチェンジが滑らかすぎて、いつスイッチ入ったの?って感じ。

    とにかく、目的の為なら手段を選ばないのがサイコパス。。下巻が気になりすぎる。。?

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    2025年12月11日
  • 新世界より(下)

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    念動力を持つことが当たり前となった千年後の日本を舞台に、人々が築き上げた「調和」の裏にある秘密を少年少女が探りパンドラの匣を開けていくSFホラー。世界観に慣れない導入部分は退屈に感じたけれど、後半の圧倒的なスリルと衝撃を支える必要経費だった。全ての設定が論理的に繋がっていて著者が描く世界観の緻密さに驚かされる。

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    2025年12月09日
  • クリムゾンの迷宮

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    ネタバレ

    手に汗握る広大な土地を使ったデスゲーム。サバイバル要素もあり、ハラハラした場面が多く、ドキドキしながら読み進めた。終盤のいつ襲われるかわからない追跡劇は心底怖かったです。だれが怪しいかはなんとなく藍かなとは思っていたが、義眼を使ったカメラマンだとは思わなかった。満足感のある一冊でした。

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    2025年12月07日
  • 新世界より(下)

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    未来の話なのですが、呪力を使えること以外は遠い過去の日本の田舎風景を想像しました。スターウォーズの逆の発想ですね。
    内容も面白く、ページ数も多いですが、あっという間に読み終えてしまいました。最後の最後まで目が離せない展開に読み終わった後は読みきった感と満足感で脱帽でした。

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    2025年12月06日
  • 新世界より(中)

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    未来の話なのですが、呪力を使えること以外は遠い過去の日本の田舎風景を想像しました。スターウォーズの逆の発想ですね。
    内容も面白く、ページ数も多いですが、あっという間に読み終えてしまいました。最後の最後まで目が離せない展開に読み終わった後は読みきった感と満足感で脱帽でした。

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    2025年12月06日
  • 新世界より(上)

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    未来の話なのですが、呪力を使えること以外は遠い過去の日本の田舎風景を想像しました。スターウォーズの逆の発想ですね。
    内容も面白く、ページ数も多いですが、あっという間に読み終えてしまいました。最後の最後まで目が離せない展開に読み終わった後は読みきった感と満足感で脱帽でした。

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    2025年12月06日
  • 青の炎

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    学生時代、暴力に怯える家庭環境で、知識と選択肢の限られた無力な未成年が殺人を考えるとこんな風に進むのかと、胸を痛めながらも読み進めた。
    大人になって再読すると、あぁ頑張って子供には幸せな家庭を与えてあげないとと思わされた。
    大好きな作品です。

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    2025年12月06日
  • クリムゾンの迷宮

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    身に覚えのない場所で目覚める主人公たち。壮大な自然を舞台に、狡猾に仕組まれたデスゲームに巻き込まれる。

    文庫本のダブルカバーを飾るちょっと安直とも思われるポップ…
    『こわい、コワイ、怖い、でもでもでもでも超超超面白い!!!』
    『絶対絶命!死の鬼ごっこ!』
    『アドレナリン全開のバトルロワイヤル!』

    …でもホントその通りだった(汗)
    めっちゃ怖いんだけど、殺るか殺られるかの痺れる心理戦とか、駆け引きが超超超面白かったw
    追跡劇は息が詰まりそうな展開で心臓バクバク。

    こんな緊迫した状況のなか、サバイバル生活での食糧事情がエグい。最初はお馴染みのバランス栄養食が与えられるが、それが尽きたら自給自

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    2025年12月04日
  • 新世界より(下)

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    何食ったらこんな話思いつくねん。
    上から下まであっという間に読んでしまった。
    まだまだ未知の素敵な本は沢山ある。有難いことだ……。

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    2025年12月02日
  • 梅雨物語

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    ネタバレ

    恐怖と謎解きを堪能できる3遍。

    「皐月闇」
    元教師で俳人である作田慮男の元に、かつての教え子である菜央が訪ねて来る。自死した兄が残した句集を読み解き、兄がなぜ死を選んだのか明らかにして欲しいと言う。作田は認知症なのを自覚しているが依頼を受け、俳句の解釈を進めながら、兄の心情、行動を探っていく。しかし明らかになったのは、驚くべき真実で‥。
    一見、優秀な俳人で元教師でもある作田が、実は‥というのがまず驚きで、俳句を通して暴露される過程が面白い。でも俳句の解釈って、難しい!そして、非常に根気のいる方法で復讐しようとしている菜央。強い女性だけど、可哀想でもある。

    「ぼくとう奇譚」
    昭和初期の銀座。

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    2025年11月27日
  • 黒い家

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    子供が親に殺されるって事が辛すぎる。

    ヒトコワの頂点作品です。

    頭のおかしい人に執着されるのが人生で1番の問題。災害と変わらない、どうしようもない。

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    2025年11月25日
  • 青の炎

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    実際に罪を犯すまでが長くて、読み進めるのに時間がかかった。星3くらいかなーなんて思ってた。でも半分以降はあっという間に読んだ。胸がギューーーーーーーッと苦しくなった。しばらく引きずるだろうな。あーしんどい。

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    2025年11月22日
  • 天使の囀り

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    Audible!!

    2000年作品なのに、今聴いても全然古く感じなくて、気づいたら貴志さんの世界にすっかり引き込まれました。

    冒頭はホラーっぽい不気味な雰囲気から始まって、奇妙な自殺が続いていくんだけど、その行動には“なぜか自分の嫌いなものをわざわざ選んでしまう”みたいな共通点があって、ゾワッとする。

    話が進むにつれて、その恐怖がだんだん形を変えて、サイエンスミステリーっぽくなる感じが面白い。ホラーの怖さと、科学の冷たさが混ざり合ってく感じ。

    『我々はみんな死を待ち侘びている
    生きている間しか、死ぬ悦びを感じられない』

    作中のこのフレーズがやばい思想だけど、妙にわかるような気もして不

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    2025年11月22日
  • 新世界より(下)

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    ネタバレ

    確かに「新世界より」って話だった。
    今の文明が滅んだのちのユートピア風ディストピアで設定も雰囲気もすごく良かった。
    超能力を持っても人は平和に暮らすことができないんだなと、人が人であることを辞めないと、戦争やら差別は無くならないんだなと思った。
    被差別階級とパワーエリートの差は遺伝的差異と生殖隔離によって完成した。
    残念ながら、こうなってしまっては化けネズミにクーデターのチャンスはないね。

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    2025年11月18日
  • 天使の囀り

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    ネタバレ

    黒い家の作者の本。
    黒い家より怖さと面白さが凄かった。
    ジワジワと来る怖さ…
    専門的な話もいろいろあって凄い勉強になった。
    謎残して終わるホラーじゃなくてちゃんと解決するのもいい。
    天使の正体が判明した時の怖さは凄かった。

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    2025年11月15日