貴志祐介のレビュー一覧

  • 兎は薄氷に駆ける

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    ネタバレ

    久しぶりに、貴志祐介さんを読んだ!!
    帯に「現代日本のリアルホラー」って書いてるからホラーなのかと思ったらそうじゃなくてホッとした。
    けど、結局、ヒトの方が怖いよな、って話。

    資産家の平沼精二郎が,自身が持ってる高級車の排ガスで亡くなった。1階がガレージ,2階が寝室。天井は脆く隙間から排ガスが寝室に上がってらしい。
    そして甥の日高英之が捕まる。自分はやってないと主張する英之だが、警察の恫喝と暴力と長時間にわたる取り調べでは、何も聞いてくれない。
    実は、英之の父は15年前に同じような取り調べにより自白して,無実の罪で獄中死した。父は幼少期より事故により軽度の高次機能能障害を持っていたが、穏やか

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    2026年06月04日
  • 新世界より(上)

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    昔アニメで観て本もずーっと何年も積読状態で一度は売ってしまったけどもう一度買い戻してやっと読み始めた。
    めちゃくちゃ面白くてほぼ一気読み✨
    感想は最後にまとめて。

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    2026年06月05日
  • 青の炎

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    法律や警察も頼れないと悟ってしまった主人公の秀一は愛する家族を救うため、たった一人で「男を消す」計画をスタートする。

    本作は、最初から犯人の悶え苦しむ姿とその手口がすべて明かされた状態で物語が進む倒叙ミステリーの傑作。

    0
    2026年06月03日
  • 悪の教典(上)

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    ネタバレ

    最初はとても生徒のことをよく考えている先生。
    それが段々目的はわからないものの、
    不穏なカタチになり始め過去も出てきたあたりから自分のためだけの殺人も選択肢にはいるような思考、
    そして実際に実行するようになり…。
    と言うところでの上巻終了。
    今後の展開がどうなるのか?
    全く読めない状態ですが、
    下巻楽しみに読んでいきます。
    面白いです。

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    2026年05月31日
  • さかさ星

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    久々に怖い!と感じる本に出会えた。youtuberがいてスマホがある現代においても、見方・解釈次第でこれほどの異世界を構築できるとは。すごい。

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    2026年05月30日
  • 新世界より(下)

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    めーちゃくちゃおもしろかった 変数の少ないSFという感じ 主人公何回もSAN値チェックされてるのにぜんぜんSAN値減らない感じで良かった 一回忘れてまた読みたい

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    2026年05月27日
  • 青の炎

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    本当に切ない( ; ; )
    ただ家族を守りたくて、最後の手段である殺人をしたのに、みんな報われなくて辛かった、、
    主人公目線だから心情とかが細かくてこっちまで悲しかった(泣)家族3人で幸せになってほしかった
    どうか来世では幸せに( ; ; )

    0
    2026年05月23日
  • 黒い家

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    昔読んだ記憶があり、映像化されたのも観たような気がするけど久しぶりに読みたくなり読んでみた。
    やっぱりとても怖かった。
    読書は寝る前にするけど、これは悪い夢見そうで寝る前は読めなかったな。
    今、黒い外壁の家が流行りらしく近所にも多くて関係ないけど怖い笑

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    2026年05月18日
  • 新世界より(下)

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    ネタバレ

    悪鬼(じゃなかったけど)を斃す作戦は、奇狼丸に相打ちになれ、死んでこいって言ったようなもんってことでしょ?
    自分はサイコバスターを使うのにかなり躊躇してたのに、ここまで協力してきた奇狼丸にすら死を強いれるのは、智能が同じくらいであろうと神様とバケネズミは対等ではないということが無意識にも刷り込まれている証拠と感じた。
    消えた同級生達がバケネズミに変えられてるんじゃないかと思いながら読んでたけど外れてた。
    洞窟の糞とか虫のシーンは今思い出しても気持ち悪いし、オオオニイソメにやられたシーンは息苦しくなる。
    SF、ダークファンタジー、怪奇、ミステリー、恋愛、冒険、パニック等いろいろな要素も盛り沢山で

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    2026年05月12日
  • 青の炎

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    ネタバレ

    犯人視点+緻密な心理描写で没入感が凄くて、なんかもう、疲れましたーーー!(笑)
    いや、それだけ作品に引き込まれたということで、作者さん凄いのですが!!!

    義父がいる家の中の緊張感、犯行を練るシーン、実行するシーン、事情聴取時の焦燥や実行後の苦悩……。
    本を読んでいるだけなのに気が張り、頭も気持ちもへとへとに疲れていたのですが、早く見届けて(わたしも)楽になりたい…の一心で、夢中になって読み切りました。

    決して許されることではないけど、誰にも頼ることが出来ない中、一人で家族を守るしかなかったことは、やりきれなく切なかったです。

    最後、巻き込まれた運ちゃんへの同情が勝ってしまい、没入感が

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    2026年05月10日
  • 新世界より(下)

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    SFを骨格としながらも、ミステリー、ホラー、青春、ファンタジーといった多様な要素を巧みに融合させ、破綻なく一つの世界として成立させている構成力が際立つ作品だった。物語の根底には、人間の業は消えず、歴史は形を変えながら繰り返されていくのではないかという問いが静かに流れており、読み進めるほどにその意味の重さが浮かび上がってくる。緻密に構築された世界観とテーマ性が高いレベルで両立した、想像力の極限まで広げた傑作だった。

    今まで読んだ小説の中で1番没入感があり、面白かったです。何度も読み返してます。

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    2026年05月10日
  • 新世界より(上)

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    面白い。
    ちょっと怖い大人向けの冒険譚。
    ダークさと、ハラハラで読む手が止まらない。
    こんなに世界観に飲み込まれる読書体験は久々で、ブレイブストーリーなどの冒険物を夢中で読んでいた中学の頃の感覚を思い出した。

    ⭐︎4.5 四捨五入で5

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    2026年05月09日
  • 天使の囀り

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    謎の死の真相に迫る主人公と、天使の囀りを聴いてしまった人々を交互に眺めていきます。
    どちらのターンもとても楽しめました。

    魅入られていく過程も真相もおぞましく、情報量もみっちり詰まっているのに、ページを捲る手が止まりませんでした。

    かなり人を選ぶとは思いますが、私はラストも含めて気に入っています。

    1
    2026年05月06日
  • 青の炎

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    ネタバレ


    1/3ほど読んだところで、突き動かされるように、秀一と同じ風を浴びて雨に打たれ134号線を踏み締めたくなって、湘南へ急行。
    雨の朝、学生と共に藤沢から江ノ電に乗り込む。小糠雨の中、極楽寺の切通しを歩く。鎌倉を散策する。晴天の134号線をサーファ横目に歩き、鎌倉学園前駅で江ノ電に手を振る。車窓から鵠沼を眺め、ハートトゥハートや秀一の家の辺りがどこかを想像する。
    山月記やこころなどの高校の教科書に載っていた作品と秀一の気持ちがリンクするところも憎い演出で郷愁に駆られた。
    徹頭徹尾、秀一の気持ちが痛いほどよくわかる。人は殺してないけど、デジャヴくらいよくわかる。
    自転車と人馬一体となったような感覚

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    2026年05月03日
  • クリムゾンの迷宮

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    ネタバレ

    主人公と行動を共にした彼女が、実はゲームマスターのスパイだったのではないか――。その疑惑が晴れぬまま、真相が闇に溶け込んでいくような不可解な物語でした。

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    2026年05月02日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    ネタバレ

    面白かった!
    かなり序盤で本当は殺してないけど父親の冤罪を世に訴えるため敢えて怪しい行動をしてたのかなぁと思って、ずっとそのままそう思ってたから本当に殺してるのも予想外だったし、主人公が予想した方法(植木鉢の隙間や排水口の溝)がその通りなのも面白かった。
    法廷のシーンも面白く読めた。
    私が好きな貴志祐介ぽい非現実を作り込んで現実に見せる描写はあんまりなかったけど、話の展開が面白くて青の炎と同じ系統を感じた。

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    2026年04月30日
  • 新世界より(下)

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    とにかく長いが、読み終わった達成感はものすごい。
    下巻は展開も早く、止まらない。
    是非ここまで読んでほしい。

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    2026年04月29日
  • 黒い家

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    怖かった〜!!!!!
    読みながら「こっわ…」と小さい声で言ってしまう、途中で深いため息(深呼吸?)が何度も出てしまうくらいに、とても怖かった。
    結局、人が1番怖い。
    自分が主人公のような立場でなくてよかったと感情移入してしまうくらい、没頭できた。

    筆者の語彙量が多いためか、表現の力が素晴らしい。
    話の詳細も作り込まれていて、読み終わった後はまるで1本の映画を見終わった気分になった。
    実際に映画でも見てみたいくらい。

    ヒヤヒヤする展開が過ぎ去ったかと思えば、最後にまた大波が押し寄せる。
    少し思想が強い部分と、もう一度読み返すには気力が必要なところを踏まえて星4にしようか迷ったが、久しぶりにこ

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    2026年04月27日
  • 新世界より(下)

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    本当に面白かった。
    ホラーを書く人のSFないしダークファンタジー、緊迫した表現や恐怖の演出がめちゃくちゃうまくて本当に面白い。文章がかっこいい。テンポが完成されている。クライマックスの戦闘のカウントダウンが始まったシーンは興奮した。
    序盤は「まさかこの時は思いもしなかった」のくだりが多くややくどくはあったけども

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    2026年04月18日
  • 青の炎

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    ネタバレ

    犯人目線で物語が語られるいわゆる倒叙ミステリー。
    秀一が義父の殺害を決めてから実行、そしてその後に至るまで、彼が終始苛まれていた孤独感や恐怖心が痛いほど伝わってくるような、すさまじい心理描写に圧倒された。
    人が人を殺すことがどういうことか、その重さや怖さ、生々しさがダイレクトに感じられる圧倒的な文章だった。
    最初から最期まで、「家族のため」だった秀一の行動を正しくなかったと簡単に片付けることはできない。切なくて、やりきれないけれど、本当に素晴らしかったし読んで良かったと思える作品だった。

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    2026年04月18日