貴志祐介のレビュー一覧

  • 十三番目の人格 ISOLA

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    読んでてゾワってして、イソラが出た時、見てないけど映画の表紙を思い出したのもあって、怖さを感じた。それって、幽霊でもないのにこんな怖がらすのって、凄ー、と冷静に思ったり。
    ぐんぐん引き込まれてすぐ読み終わっちゃた。強烈な不安感を煽られる感じ。
    ちょっと前に覚えた「荒唐無稽」って言葉が、貴志祐介の本にはよく出てくる。貴志祐介まだ2冊しか読んでないけど笑
    こういう終わり、引きずるよね。

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    2026年02月23日
  • さかさ星

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    過去の怨念が籠った呪物をテーマとしたミステリーホラー。呪われた過去を背負う福森家とこれに復讐しようとする勢力の呪物を巡る戦い。途中、どの呪物が正の効果を発揮し負の効果を発揮するのか、誰が敵で誰が味方か、誰にラスボスが憑依するのかなど謎解きやどんでん返しの要素もあり面白かった。700頁を超える大作だか、徹夜も含めて2日で読めてしまった。

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    2026年02月15日
  • 黒い家

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    ネタバレ

    ホラー大賞、とても怖いと聞いて読んでみたら面白かった。 和歌山カレー事件の前に書かれたと聞いたが。そんな事もあった。

    物語に生保のしくみがベースに有れば、何かしら恐ろしく面白い。
    確かに生保というものは、リスクの上に成り立っている。
    それは、命と引き換えに受け取るのもので、ということは見えない命と言う物に現実的な金銭を支払っている訳で。
    これを受け取るということは、見えない物を見える物に変えていくということ(怖かったのでしつこい)
    その過程を人為的に行えば犯罪なのだ。その方法が小説になる。
    旨く構成されている。

    夜でも平気歩いてくる友人がいる。怖い本が好きと言うが勧めない。一緒に心底怖がっ

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    2026年02月12日
  • さかさ星

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    流行りの"呪物"をテーマにした、ホラーの名手、貴志祐介の傑作がまた一つ。謎解きのような要素もあり、非常に楽しめた。

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    2026年02月12日
  • さかさ星

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    怖面白い。久々に読見ましたが、やはり貴志祐介さんは面白い。頭の柔らかさと、知識、記憶力が読みながら常に試されている感じです。ホラーは久々でしたがいいものですね!ありがとうございました!

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    2026年02月11日
  • 天使の囀り

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    「人を選ぶ本」が間違いなく存在する世界で、私はこの本に選ばれました。誇りです。

    ホラーの3文字だけに惹かれて手に取ったので「呪いや祟りの話かな」と思っていたのですが、面白さは多角的でむしろミステリー的であり、SF的であり、そしてこの悍ましさ気色の悪さは間違いなくホラーであると感じます。

    これだけの幅広い要素・知識を1点に収束させる技術、お見事と言わざるを得ません。
    この本を読めてよかったです。

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    2026年02月10日
  • 天使の囀り

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    いつか読もうと思っていた作品をようやく読んだ。
    子供の頃は一日中でも本を読んでいられたのに、スマホを持つようになったくらいから集中力の低下が著しく、長時間の読書が難しくなっていたのだけれど、久しぶりに作品の世界に没頭するという経験をした気がする。本当に面白かった。エンタメ的な面白さもあり、生とは、死とは、幸福とは……と考えさせられる面もあり、良いものを読んだと思う。

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    2026年02月03日
  • 天使の囀り

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    ネタバレ

    非常にグロテスクなシーンが含まれるため、文章でもグロテスクなものが苦手な人は避けるべき。それを除けば素晴らしいミステリホラー。
    主人公北島早苗の彼氏である高梨のメールから話はスタートするが、このメールにしっかりと重要な情報が書かれており、物語が進むにつれてメールの伏線が回収されていく進行は読者を飽きさせない。専門性の高い情報もあるが、わかりやすく説明されており、すらすらと読み進めることができる。

    ここからは超個人的な感想。
    途中から『サナエちゃん、がんばって…!』とずっと応援してた。頑張り屋さんの早苗ちゃんがあまりにも不憫すぎて、幸せになってくれ~!とうちわを振ってました。過酷な環境に自ら身

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    2026年02月01日
  • さかさ星

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    中学2年の頃、陰陽師やら呪物に興味関心がありネットが無い時代のため本や雑誌で調べ物をしていた。安倍晴明や蘆屋道満などの人物に心奪われ、過去の日本に想いを馳せた。
    ホラーミステリーのようでキャラクター小説、そして呪物に関するHistoryが混ざり合って驚異的な面白さを生み出した貴志祐介さんの本作。長編でこの頁数をものともしないリーダビリティはさすが。中盤での物語の反転から最後の足掻きまでの流れは素晴らしく、映像を見ているようだった。
    呪物を念視し想像で事態を打開する加茂禮子が見所。亮太の頑張りも良い。

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    2026年02月01日
  • 秋雨物語

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    短編なのに充実感が凄い。
    短い文量の中に詰め込まれた濃密な世界観。ここでしか味わえない恐怖がたまりません。
    はっきりと解明されるものもあれば、そうでないものもある。日本のホラーの良さがそのままいきてます。
    個人的には最後のこっくりさんが好みです。一風変わったこっくりさんと、ラストで明かされる真実、一抹の救い。
    他の本も読みたいです。

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    2026年01月28日
  • クリムゾンの迷宮

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    臨場感がたまりません!
    ありえない設定に思えながら、現実を感じさせる描写の秀逸さ。先が分からない恐怖、追われる恐怖、味方も敵も分からない恐怖。
    読みながらゾクゾクさせられました。
    ラストはもっと知りたい!となりましたが、あの終わり方も著者ならではの腕。
    ハズレがない作家さんですね。

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    2026年01月28日
  • 天使の囀り

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    ミステリー寄りのホラー小説。
    久々に最高に面白いホラー小説を読んだ。
    現実ではありえないストーリーなのに、やけにリアリティーがあり終盤にいくにつれて背筋がぞくぞくした。

    ストーリーのしっかりしたホラー好きの方にお勧め。

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    2026年01月28日
  • 梅雨物語

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    どちらかといえばミステリー寄りではあるが、ホラーとミステリー両方の作品を書いてきた貴志祐介だからこそ書けるホラーミステリー三編作。
    どの中編も甲乙つけがたく、「皐月闇」では、後半一気にひっくり返したような作品の展開に読む手が止まらない。
    「ぼくとう怪譚」は時代小説のような雰囲気があり、少々現実から逸脱したホラー要素が作風にマッチしている。
    最後の「くさびら」は視点移動、叙述的要素を含んだ作品となっており、奇妙であって神秘的、そして切なく、最後を飾るにふさわしい作品。「生者と死者の別れは、生者が死者を忘れるのではなく、死者が生者を忘れることである」という一節がどことなく心に残る。

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    2026年01月27日
  • 新世界より(中)

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    面白い!
    上巻は、独特な世界観を想像するのに時間がかかり、何度も読み直しながらのスローペースでしたが、中巻はこの物語の世界にも慣れてきて、一気読み!
    久々に没入感の高い物語でした。
    下巻も楽しみ。

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    2026年01月26日
  • 秋雨物語

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    餓鬼の田が一番後引いて怖かった
    フーグのオチがとても好き
    白鳥の歌は蘊蓄は面白いけど話はそこまで好きじゃない
    こっくりさんもそこまで好みじゃないけど清涼感があって収録話の最後にあることで読み終えたときスッキリした
    執筆年度順らしいけど餓鬼の田が最後だと怖すぎるからて助かった笑

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    2026年01月25日
  • さかさ星

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     2026年最初に「面白い!」と感じた本。さすがの貴志祐介、読み応えがあった。使われている言葉やモチーフでも、読書欲や知的好奇心のようなものが満たされた。1ページ目からクライマックスのような疾走感ある作品。
     あまりにも最初からが面白すぎて、途中で中弛みもしたが、途中でふとページ数を確認したときに「まだこんなにページが残っている」という感覚が良い。よくこの題材で、これだけのボリュームのものを書いてくれたものだ、という満足感があった。通常の作家なら同じような題材でも、この半分のページ数で終わっていそうなものである。
     ホラーミステリーの場合、犯人探しや死因究明の際に「不思議な力があるならなんでも

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    2026年01月21日
  • 青の炎

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    ページ数多いなぁと思っていたけど、中盤以降はペラペラと読み進めることが出来ました。あとに残るこの感情、読めてよかったです。

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    2026年01月19日
  • クリムゾンの迷宮

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    ネタバレ

    面白くて400ページくらいあるのに一気に読み終わってしまった。

    所々に不吉な感じが出てて続きが気になりどんどん読んでさまう。
    昔読んだバトルロワイアルをちょっと優しくした感じかなって思った。

    ただちょっと設定に無理があるかなと思った。
    いくら何でも日本から海外の移動は気付くだろう…
    蛇を集めるのも大変そうだし…
    それにあの金額は安すぎる。

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    2026年01月19日
  • 慄く 最恐の書き下ろしアンソロジー

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    どの作品も面白かった。
    有栖川有栖も恩田陸もそれぞれのらしさを短い話の中に上手く盛り込んできている感じでした。
    その中でも個人的には櫛木理宇の『追われる男』が面白かった。なんか、日常でもある感じで『さっき駅で見かけた人がこんな所に?』みたいな感覚。
    他のシリーズも時間があれば読んでみたい!

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    2026年01月17日
  • 兎は薄氷に駆ける

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    ある嵐の晩、資産家の男性が自宅で命を落とす。 死因は愛車のエンジンの不完全燃焼による一酸化炭素中毒。 容疑者として浮かんだ被害者の甥。彼の自白で事件は解決に向かうと思われたが、それは15年前の殺人事件に端を発する壮大な復讐劇の始まりだった。
    取り調べシーンではこうして冤罪が出来上がるのかとリアルに感じたし、法廷シーンは実際こんなにうまくはいかないのだろうけど、読んでいて痛快で法廷の行方が気になりどんどん読み進めました。貴志祐介さん、久しぶりだったけど、やはり素晴らしい‼️

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    2026年01月15日