貴志祐介のレビュー一覧
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ネタバレ久しぶりに、貴志祐介さんを読んだ!!
帯に「現代日本のリアルホラー」って書いてるからホラーなのかと思ったらそうじゃなくてホッとした。
けど、結局、ヒトの方が怖いよな、って話。
資産家の平沼精二郎が,自身が持ってる高級車の排ガスで亡くなった。1階がガレージ,2階が寝室。天井は脆く隙間から排ガスが寝室に上がってらしい。
そして甥の日高英之が捕まる。自分はやってないと主張する英之だが、警察の恫喝と暴力と長時間にわたる取り調べでは、何も聞いてくれない。
実は、英之の父は15年前に同じような取り調べにより自白して,無実の罪で獄中死した。父は幼少期より事故により軽度の高次機能能障害を持っていたが、穏やか -
Posted by ブクログ
ネタバレ悪鬼(じゃなかったけど)を斃す作戦は、奇狼丸に相打ちになれ、死んでこいって言ったようなもんってことでしょ?
自分はサイコバスターを使うのにかなり躊躇してたのに、ここまで協力してきた奇狼丸にすら死を強いれるのは、智能が同じくらいであろうと神様とバケネズミは対等ではないということが無意識にも刷り込まれている証拠と感じた。
消えた同級生達がバケネズミに変えられてるんじゃないかと思いながら読んでたけど外れてた。
洞窟の糞とか虫のシーンは今思い出しても気持ち悪いし、オオオニイソメにやられたシーンは息苦しくなる。
SF、ダークファンタジー、怪奇、ミステリー、恋愛、冒険、パニック等いろいろな要素も盛り沢山で -
Posted by ブクログ
ネタバレ犯人視点+緻密な心理描写で没入感が凄くて、なんかもう、疲れましたーーー!(笑)
いや、それだけ作品に引き込まれたということで、作者さん凄いのですが!!!
義父がいる家の中の緊張感、犯行を練るシーン、実行するシーン、事情聴取時の焦燥や実行後の苦悩……。
本を読んでいるだけなのに気が張り、頭も気持ちもへとへとに疲れていたのですが、早く見届けて(わたしも)楽になりたい…の一心で、夢中になって読み切りました。
決して許されることではないけど、誰にも頼ることが出来ない中、一人で家族を守るしかなかったことは、やりきれなく切なかったです。
最後、巻き込まれた運ちゃんへの同情が勝ってしまい、没入感が -
Posted by ブクログ
ネタバレ
1/3ほど読んだところで、突き動かされるように、秀一と同じ風を浴びて雨に打たれ134号線を踏み締めたくなって、湘南へ急行。
雨の朝、学生と共に藤沢から江ノ電に乗り込む。小糠雨の中、極楽寺の切通しを歩く。鎌倉を散策する。晴天の134号線をサーファ横目に歩き、鎌倉学園前駅で江ノ電に手を振る。車窓から鵠沼を眺め、ハートトゥハートや秀一の家の辺りがどこかを想像する。
山月記やこころなどの高校の教科書に載っていた作品と秀一の気持ちがリンクするところも憎い演出で郷愁に駆られた。
徹頭徹尾、秀一の気持ちが痛いほどよくわかる。人は殺してないけど、デジャヴくらいよくわかる。
自転車と人馬一体となったような感覚 -
Posted by ブクログ
怖かった〜!!!!!
読みながら「こっわ…」と小さい声で言ってしまう、途中で深いため息(深呼吸?)が何度も出てしまうくらいに、とても怖かった。
結局、人が1番怖い。
自分が主人公のような立場でなくてよかったと感情移入してしまうくらい、没頭できた。
筆者の語彙量が多いためか、表現の力が素晴らしい。
話の詳細も作り込まれていて、読み終わった後はまるで1本の映画を見終わった気分になった。
実際に映画でも見てみたいくらい。
ヒヤヒヤする展開が過ぎ去ったかと思えば、最後にまた大波が押し寄せる。
少し思想が強い部分と、もう一度読み返すには気力が必要なところを踏まえて星4にしようか迷ったが、久しぶりにこ